灯油はこぼしたら気化する?引火は?どう対処したらいい?

石油ストーブや石油ファンヒーター、寒い冬には重宝しますよね。

でも、面倒なのが灯油の取り扱いです。

灯油を買いに行ったり、タンクに入れたりと慎重に扱っていても、うっかりこぼしてしまうことがありませんか?

ホースから灯油が出てきたり、タンクの栓がゆるんでいたりと、灯油は少しでもこぼすと始末が大変です。

それに、ガソリンのように気化して、引火しないかも心配ですよね。

今回は、灯油をこぼしたら気化するのか、引火するのか、こぼした時の対処法について紹介していきます。

スポンサーリンク

灯油はこぼしたら気化する?

灯油は揮発油という気化する油の一種ではありますが、ガソリンほど揮発性は高くありません。

ガソリンの気化する温度はマイナス40℃なので、どんなに寒い場所でもガソリンがこぼれた時は大変危険です。

 

しかし、灯油の気化する温度は40℃からで、自然発火点は220℃です。

夏の直射日光が当たる場所であれば40℃ぐらいになり、灯油の気化が始まるでしょう。

灯油をこぼすのは大抵、暖房器具を使う冬ですから、40℃になることはありません。

つまり、灯油をこぼしても気化したり、自然発火したりする心配はないのです。

 

けれども、灯油をこぼすと臭いがきついので、なるべく早めに拭き取るのがおすすめです。

また、灯油は40℃から気化しますので、夏場の灯油の保存はくれぐれも直射日光の当たらない場所にしましょう。

色のついたポリタンクで保管する時も、冷暗所で保管することが灯油を劣化させないコツです。

 

また、気化する心配はなくても、この灯油の臭いは具合を悪くすることがあります。

特に、灯油の蒸気は空気より重いため、部屋の低い位置に滞留しがちです。

小さな子供や床に座っている年配者やペットなどに影響が出ないとも限りません。

頭痛や貧血、吐き気などの症状が出る前に、窓やドアを開けて、換気をしましょう。

 

灯油をこぼしたあと引火する?

灯油は40℃から気化はします。

しかし、火を近づけなければ、気化しただけでは引火しません。

但し、石油ストーブなどを使用している最中に灯油をこぼした時は大変危険です。

 

ストーブなどの前は、熱でかなり高温になっているでしょう。

40℃を超えていれば、灯油の気化は始まります。

まずは慌てずに、すぐに石油ストーブを消火します。

これだけで火がなくなりますから、引火しにくくなります。

灯油の入れ替えなどでは注意していてもこぼすことがありますから、火気の無い場所、風通しの良い場所で行いましょう。

 

また、こぼれても掃除しやすいように、あらかじめ、古新聞などを敷いた上で作業するのが良いですね。

ゴム手袋をはめてから作業すると、灯油が手についても安心です。

また、灯油をこぼした時にしっかりと拭き取っておかないと、灯油の拭き残しから火事に発展したケースもあるそうです。

灯油をこぼした後の対処が大切ですね。

 

スポンサーリンク

灯油をこぼした時の対処はどうしたらいい?

灯油をこぼしてしまうと、慌ててしまいますよね。

まず、古新聞や雑巾でこぼした灯油を拭き取りましょう。

 

灯油の入れ替えをする時には、こぼした時に備えて、拭き取るものを準備しておくのがいいですね。

コンクリートなど、灯油をこぼした場所がシミになりそうな時は小麦粉や重曹をまいて、それから、掃き掃除をすると、臭いが残りにくくなります。

 

灯油をこぼした物がカーペットや服などの布製品の場合は、一度、陰干しします。

シミになってしまった時は台所洗剤で洗うと、シミが薄くなるでしょう。

 

灯油の臭いが残っている時は、灯油の揮発成分がまだ残っている証拠です。

引火や自然発火の危険性や体調不良の原因にはなりにくいものの、臭いがなくなるまで洗濯したいものですね。

 

スポンサーリンク

まとめ

灯油は40℃から気化するので、冬はあまり心配しなくていいですが、やはり、こぼした場所での火気は厳禁です。

灯油は引火もしにくいものですが、こぼした灯油はしっかりと拭き取りましょう。

また、灯油の強烈な臭いで具合が悪くなることがあります。

こぼした灯油の後始末をする時は、しっかり換気をしながら行ってくださいね。

灯油が手に付くと、臭いが取れにくくなりますから、ゴム手袋をはめて作業しましょう。

ガソリンよりは安全性の高い灯油ですが、それでも、取り扱い時は火気の無い場所で行い、こぼれた時に備えて古新聞や雑巾を準備しておくと安心です。

 

-
-,