ヤモリって、よく見るとかわいい?
ヤモリは家守とも書くのだから、嫌がってはいけない、ラッキーシンボル?
いやいや、それでも、不意に家でヤモリを見つけたら、悲鳴をあげてしまいますよね。
そんな時、どうやって追い出すのがいいのでしょうか?
ここでは、ヤモリの追い出し方、木酢液に効果はあるのか、ゴキブリホイホイで駆除できるのかについて説明します。
ヤモリの追い出し方はどうしたらいい?
私自身いろいろと試してみたのですが、ゴム手袋などをして、捕まえてから外に逃がすのが一番手っ取り早いと感じています(;^ω^)
追い込んだりはしてみたのですが、なかなか思ったとおりには動いてくれませんし、あちこちに逃げ込んでしまいます。。。
ヤモリは夜行性の爬虫類です。
草むらにいる虫や夜の明かりに集まる虫を食べて生きています。
意外にも、田舎よりも都会で生息していることが多く、家の窓やドアの開閉時に入ってきてしまうことがありますね。
エアコンの排気口やキッチンの換気扇などからの侵入も考えられます。
よく見かけるのが、家の外壁や窓に貼り付いているヤモリ。
足の裏に細かい毛が無数に生えているので、いろいろな場所に貼り付くことができます。
その姿は可愛らしいとも思えなくもないですけれど、暗闇の思わぬところでゴソゴソ動くとギョッとしますよね。
ヤモリは毒を持っていることもなく、攻撃的になることもありません。
別に何とも思わない人は素手でヤモリを捕まえて、外に出すことが出来るでしょう。
しかし、似ている生物であるイモリは毒があるモノもいます。
イモリに触ると、粘膜に毒があるので、炎症を起こしてしまうことがありますから、見分けがつかない時は素手で触らないようにしましょう。
私のようにゴム手袋をして捕まえる人もいるでしょうが、「ゴム手袋でも触りたくない」「あの感触がイヤだ」という場合は、要らない空き箱にヤモリを追い込んで、箱に入ったところで外に逃がすのが、触る必要もなく無難ですよ~。
ヤモリは木酢液が嫌い?
木酢液は木炭から出る煙(水蒸気)を集めて冷やしたもので、植物を害虫から守るために使われます。
火を燃やした時に出るスモーキーな臭いによって虫よけの役割を果たすのですが、この臭いはヤモリなどの生き物も嫌がります。
野良猫除けに使う人も多いようですがね。
使い方としては原液のままでは大変臭いが強いので、1リットルの水に小さじ1ぐらいの木酢液を混ぜて、家の周りにスプレーしておくとヤモリが近づかなくなるでしょう。
ただし、安価な木酢液には注意が必要です。
木酢液自体は有害物質を含むことから、ろ過するなどの工程で除去されているはずですが、中には粗雑な製法で有害物質が完全に除去されていないこともあります。
信頼できるメーカーのものを選んだり、パッケージ表示をよく確認したりしてください。
また、ヤモリが家に近づかないようにさせるには家の周りを整理整頓しましょう。
ヤモリは狭い場所を好む習性があり、家の庭などに不要な家具やゴミなどがあると寄せ付けてしまいます。
それから、雑草などが生い茂っていると虫が集まり、その虫を目当てにヤモリが寄って来ることもあります。
家の外灯をLED電球にすると、明かりに集まる虫が少なくなることがあるらしいので、試してみてくださいね。
ヤモリを駆除するにはゴキブリホイホイでできる?
ゴキブリホイホイにあるシートにある強力な粘着剤によって、ヤモリを捕獲することが可能です。
ヤモリがよく出現する場所に設置しておくとよいでしょう。
また、そもそも、ヤモリを近寄らせない方法もあります。
それは、蚊取り線香を焚くことです。
蚊取り線香は蚊などの虫の駆除に効果があるものですが、ヤモリにも効果があります。
それは、蚊取り線香に含まれる除中菊という成分がヤモリの神経を麻痺させる作用があるそうです。
もっと強力なのはピレスロイド系の殺虫剤スプレーです。
ピレスロイド系も、ヤモリの神経を麻痺させる作用があり、ゴキブリ駆除用のスプレーなど、多くの殺虫剤に配合されています。
詳しくはパッケージの表記で確認してください。
もし、ヤモリに出くわしてしまい、追い出すというより、今すぐ駆除したい時にはこのスプレーが役立ちそうです。
まとめ
ヤモリを家の外に追い出す時は要らない入れ物に追い詰めて、外に出すのがよさそうです。
ヤモリは毒を持っていませんが、毒を持つイモリと区別がつかない時は素手で触らないようにしましょう。
ヤモリを寄せ付けないためには木酢液や蚊取り線香が有効です。
捕獲するならゴキブリホイホイ、すぐさま駆除するなら殺虫剤が使えます。