
春から夏にかけて暖かくなると現れるヤモリ。
爬虫類なので苦手な人は多いですよね。
そんな苦手なヤモリを家の中で見つけても、そのまま放置しても良いのでしょうか?
今回は、ヤモリが家の中に現れた時に放置していても大丈夫なのか、家の中にヤモリがいることは縁起がいいのか、ヤモリを家の中で放置していたら増えることはあるのかということについてご紹介します。
ヤモリを家の中で見つけても放置して大丈夫?
「家の中の虫を食べてくれる」というメリットがあるヤモリですが、家の中で放置せず野外に追い出したほうがベストです。
部屋の明かりをつけたら、ヤモリが突然現れた!なんていう経験はありませんか?
私は、実家に住んでいる時に何度か遭遇したことがあり、母が勇気を振り絞って追い出していたことがありました。
ヤモリって可愛い顔をしているらしいんですけど、そんなこと関係ない!
部屋にヤモリが居るなんて、爬虫類系が特に苦手な人にとっては絶望的な状況ですよね。
ヤモリは小さな隙間があればどこからでも入ってきてしまいます。
エアコンの室外機や換気扇、通気口など外部とつながっている隙間があれば、簡単に入ってきてしまうんです。
玄関やベランダの窓などが開いている時でも入ってきてしまうんですよ。
簡単に入ってきてしまうなんて、考えるだけで末恐ろしい…
実はヤモリ自体には人に対する害は無いんです。
むしろ、ヤモリは生きている害虫を食べてくれるんですよ。
蜘蛛や蛾、ハエ、ゴキブリ、白アリなどのヤモリの頭より小さいサイズの虫であれば食べてくれるんです。
大きくなった成虫のゴキブリは食べてくれません…
しかも、生きている虫が好物なので死骸も食べてくれません。
ヤモリが家にいることで、害虫を食べてくれるというメリットはあるのですが、デメリットもあるんです。
それは、ヤモリの糞による害です。
ヤモリは壁伝いに進むため、糞が壁に付いてしまいます。
しかも、乾燥するとなかなか取れないんです。壁だけでなく、布団や洋服にも糞が付く場合もあります。
また、ヤモリ自体に害はなくても、ヤモリに病原菌や寄生虫が付いている可能性があります。
病原菌や寄生虫によって、自分達が病気を引き起こす可能性があるので注意しなくてはいけません。
ゴキブリを捕食したりトイレを歩いたりすることもあるので、ヤモリを家の中に入れたままでは汚れてしまう可能性がかなり高いですよ。
つまり、ヤモリが害虫を食べてくれるというメリットよりも、ヤモリが家の中にいることで自分達の健康被害を引き起こす可能性の方が高いと考えられるんです。
ですので、ヤモリが家の中に入ってきたら、追い出すほうが無難だと言えますね。
ヤモリが家の中にいると縁起がよい?

ヤモリは漢字で書くと「家守」と書いたり、「守宮」という当て字をする場合もあるんです。
では、縁起がいいと言われているのはなぜなのでしょうか?
それは、ヤモリが害虫を食べてくれるからなんですよ。
ヤモリは害虫を食べてくれるので、昔の木造建築の多かった時代には家にとってありがたい存在でした。
それがいつしか「ヤモリには家を守る力が備わっている」という意味が付けられていったと言われています。
だからヤモリが家にいると縁起がいいと言われるようになったのですね。
木造建築の多かった昔は、家にとっての危険を取り除いてくれるヤモリの存在は、守り神のように大切にされてきました。
人の手が届きにくい天井や屋根裏などにスッと入り込んで、害虫を退治してくれるので昔は人間にとってヤモリが無くてはならない存在だったのですね。
ヤモリを家の中で放置しているとたくさん増えることはある?

ズバリ、ヤモリは家の中でも増えます!
ヤモリは春から夏にかけて産卵し、卵は1~2か月でふ化します。
小さいヤモリがいるなと思ったら、どこかで繁殖していると考えましょう。
ヤモリは、寒い冬の時期には冬眠して越冬するため、家の中の居心地が良ければ、どんどん増えてしまうんですよ。
家の中でヤモリが大量発生してしまうと、糞や病原菌、寄生虫による被害が起こる可能性があります。
ちょっと、いや…かなり勇気が必要ですが、ヤモリを見つけた時には追い出すようにしましょうね。
まとめ
ヤモリは家の中の害虫を退治してくれるので、家の守り神と言われていて縁起の良いものです。
しかし、ヤモリの糞によって私達が健康被害を引き起こす可能性があるので、ヤモリを家の中で見つけたら外に追い出すようにしましょうね。
ヤモリは、寒い冬の時期には冬眠していますが、春から夏にかけて産卵します。
家の中の居心地がいいとどんどん増えてしまいますよ。
小さいヤモリがいたら繁殖している証拠なので、早めに追い出すようにしてくださいね。

夜、ふと壁を見ると、小さなヤモリがぺたっと張り付いていた。
そんなとき、
「このまま放置しても大丈夫なの?」
「寝ている間に近づいてきたらどうしよう」
「1匹いるということは、ほかにもたくさんいるの?」
と、不安になってしまいますよね。
ヤモリを見慣れていない方なら、ほんの数センチほどの小さな体でも驚いてしまうと思います。
特に困るのが、すぐには捕まえられず、そのまま姿を見失ってしまったときです。
「家のどこかにいると思うと落ち着かない……」
と感じる方も多いでしょう。
ですが、家の中でヤモリを1匹見つけたからといって、すぐに大きな問題が起こると考える必要はありません。
ヤモリは、人を見つけて積極的に襲いかかってくるような生き物ではありません。
そのため、数時間ほどそのままになってしまったからといって、必要以上に慌てなくても大丈夫です。
一方で、
「縁起がよい生き物だから、ずっと室内に置いておいたほうがいいのかな?」
と考える必要もありません。
家の中で一緒に暮らすつもりがないのであれば、落ち着いたタイミングで屋外へ出すという考え方でよいでしょう。
この記事では、
- ヤモリは家の中で放置して大丈夫なのか
- 一晩そのままでも問題ないのか
- 何日も放置するとどうなるのか
- 勝手に外へ出ていくのか
- 1匹いたら何匹もいるのか
- 小さなヤモリがいると増えている証拠なのか
- 寝ている間に近づいてくることはあるのか
など、「ヤモリを家の中で放置した場合」に気になりやすい疑問を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
突然のヤモリに困っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ヤモリは家の中で放置しても大丈夫?
家の中でヤモリを見つけたとき、まず気になるのが、
「今すぐ何とかしないといけないの?」
ということではないでしょうか。
結論からいうと、ヤモリが1匹家の中に入ったからといって、すぐに慌てる必要はありません。
数時間程度そのままになってしまったとしても、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
ただし、
「大丈夫なら、そのままずっと住ませておこう」
という意味ではありません。
ここでは、まず基本的な考え方から見ていきましょう。
1匹見つけただけなら慌てなくても大丈夫
突然壁や天井にヤモリがいると、びっくりしてしまいますよね。
思わず、
「どうしよう!」
と声が出てしまう方もいるでしょう。
ですが、ヤモリを1匹見つけただけなら、まずは落ち着いて大丈夫です。
ヤモリも、人と突然出会って驚いている可能性があります。
慌てて追い回すと、家具の隙間などへ逃げ込んでしまい、かえって見失いやすくなります。
そのため、
「今すぐ捕まえなければ」
と焦らず、少し距離を取って様子を見てもよいでしょう。
人を狙って近づいてくる生き物ではない
ヤモリが壁を素早く走る姿を見ると、
「こっちへ来るのでは?」
と不安になるかもしれません。
しかし、一般的に家の周辺で見かけるヤモリは、人を探して近づいてくるような生き物ではありません。
むしろ、人の動きや気配を感じると、逃げたり隠れたりすることがあります。
ヤモリが偶然こちらの方向へ走ることはあっても、
「人を追いかけている」
とは限りません。
急に動いたからといって、必要以上に怖がらなくても大丈夫ですよ。
数時間そのままになっても慌てる必要はない
夜遅くにヤモリを見つけた場合、
「もう眠いのに、今から捕まえなくちゃいけないの?」
と困ることもありますよね。
ヤモリが1匹いるからといって、数時間のうちに家の中が大変なことになるわけではありません。
どうしても対応できない場合は、無理をせず、落ち着いてから考える方法もあります。
特に、高い壁や家具の裏など、すぐに対応しにくい場所にいるときは、安全を優先しましょう。
ヤモリを捕まえようとして人が転んだり、家具を倒したりしてしまっては大変です。
室内でずっと放置する必要はない
「ヤモリは家を守る生き物だから、そのままにしておいたほうがいい」
という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ですが、ヤモリを大切にすることと、室内にずっと住ませることは別です。
家の中にいると、
「どこに行ったのかわからない」
「夜に突然出てきそうで気になる」
という状態になることもあります。
気になって落ち着いて生活できないのであれば、無理に放置し続ける必要はありません。
落ち着いたときに屋外へ出すという考え方で大丈夫です。
「放置しても大丈夫」と「何もしなくてよい」は違う
ここで覚えておきたいのが、
短時間そのままでも慌てなくてよいことと、何日も放置し続けることは同じではない
という点です。
たとえば、
「今は高い壁にいて届かないから、少し待とう」
というのは一つの方法です。
一方で、
「別に危険じゃないらしいから、何週間でも家の中にいてもらおう」
と考える必要はありません。
室内は本来、野生のヤモリを飼育するために整えられた環境ではないからです。
「今すぐ何とかしなくても大丈夫。でも、落ち着いたら外へ出そう」
くらいに考えるとわかりやすいでしょう。
ヤモリを家の中で放置するとどうなる?
ヤモリをすぐに捕まえられなかった場合、
「このあとどうなるの?」
と気になりますよね。
ずっと壁に張り付いているとは限りません。
人の目が届かない場所へ移動したり、暗くなると再び姿を見せたりすることがあります。
ずっと同じ場所にいるとは限らない
最初に見つけた場所に、ヤモリがずっといるとは限りません。
壁からカーテンのほうへ移動したり、家具の陰へ入ったりすることがあります。
そのため、
「さっきまで壁にいたのにいなくなった!」
と驚くこともあるでしょう。
ヤモリが消えたように見えても、突然いなくなったわけではなく、見えない場所へ移動しただけの場合があります。
人の気配を感じて隠れることがある
ヤモリにとって、人間はとても大きな存在です。
近くで歩いたり、急に照明をつけたりすると、驚いて物陰へ隠れることがあります。
そのため、
「近づいたら突然いなくなった」
という場合でも不思議ではありません。
無理に探し出そうとして部屋中の家具を動かすより、しばらく様子を見るほうがよいこともあります。
昼間は姿が見えなくなることもある
夜に見つけたヤモリが、朝になると見当たらなくなっていることがあります。
「どこへ行ったの?」
と心配になりますが、暗く狭い場所などでじっとしている可能性もあります。
姿が見えないだけで、完全に外へ出たと判断できるわけではありません。
ただし、何時間も探し続ける必要もありません。
再び姿を見せたときに対応するという考え方でもよいでしょう。
夜になると再び姿を見せることがある
昼間は姿が見えなかったのに、夜になると、
「また壁にいる!」
となることもあります。
ヤモリは夜に活動することが多いため、夕方から夜にかけて姿を見かけることがあります。
前日の夜に見失い、
「もう外へ出たのかな」
と思っていたら、翌日の夜にまた現れることも考えられます。
別の部屋へ移動する可能性もある
室内を自由に移動できる状態であれば、最初に見つけた部屋から別の場所へ移る可能性もあります。
リビングで見つけたのに、あとで廊下や別の部屋に現れることもあるでしょう。
このため、
「放置していたら勝手に同じ場所にいてくれる」
とは限りません。
ヤモリが苦手な方は、姿が見えなくなったほうが逆に不安になることもあります。
気になって生活しづらいなら無理に放置しなくてよい
「危険が少ないなら、そのままでもいいのかな」
と思っていても、
「どこかにいると思うと眠れない」
「突然出てきそうでキッチンに行けない」
という状態なら、無理に我慢する必要はありません。
生き物として危険性が低いことと、自分が安心して過ごせるかどうかは別の話です。
苦手なものは苦手で大丈夫です。
自分が落ち着いて生活できることも大切にしてくださいね。
ヤモリを一晩放置しても大丈夫?
夜中にヤモリを見つけると、特に困りますよね。
「もう寝たいのに……」
というときもあるでしょう。
では、一晩そのままにしてしまっても大丈夫なのでしょうか。
夜中に人を狙って近づいてくる心配は基本的にしなくてよい
ヤモリが寝ている人を狙って近づいてくると考える必要はありません。
人に食べ物を求めて近づいてくる生き物でもありません。
もちろん、生き物なので移動する方向を完全に予測することはできません。
ですが、
「寝ていたらヤモリがわざわざ自分を目指してやってくる」
と怖がりすぎなくても大丈夫です。
朝になると姿が見えなくなっていることもある
夜に壁にいたヤモリが、朝になると見えなくなっていることがあります。
どこかへ隠れたり、条件によっては外へ移動したりすることもあるでしょう。
ただし、
「見えない=確実に外へ出た」
とは限りません。
室内の物陰にいる可能性もあるため、完全にいなくなったと断定はしないほうがよいでしょう。
一晩で急に大問題になると考えなくてよい
「一晩放置したら何十匹にも増えるのでは?」
などと心配する必要はありません。
ヤモリを1匹見つけ、一晩そのままになったからといって、翌朝突然大量のヤモリでいっぱいになるようなことを想像して怖がらなくて大丈夫です。
短時間の放置と、長期間室内に住ませ続けることは分けて考えましょう。
気になって眠れないなら別の場所で休む方法もある
理屈では、
「人を襲うものではない」
とわかっていても、気になって眠れないことがありますよね。
そんなときは、
「絶対にこの部屋で寝なければ」
と無理をしなくてもよいでしょう。
可能であれば別の部屋で休み、翌日明るくなってから確認する方法もあります。
夜中に眠い状態で家具を動かしたり、高いところへ登ったりするより安全です。
翌朝に落ち着いて確認してもよい
夜は暗いため、ヤモリがどこへ移動したのかわかりにくいことがあります。
また、眠かったり怖かったりすると、普段ならしないような行動をしてしまうこともあります。
そのため、状況に余裕があるなら、
「今夜は無理をせず、明るくなってから考えよう」
という選択肢もあります。
ヤモリを何日も家の中に放置していい?
一晩程度ではなく、
「数日前に見つけたヤモリがまだいる気がする」
という場合もあります。
何日も家の中にいる可能性がある場合は、少し考え方を変えましょう。
一時的な放置と長期間の放置は分けて考える
数時間から一晩ほど、
「今は対応できないから様子を見る」
のと、
「何週間でも好きに室内で暮らしてもらう」
のは違います。
一時的にそのままになることを必要以上に心配する必要はありませんが、室内にずっと住ませる必要もありません。
家の中をヤモリの飼育場所にする必要はない
野生のヤモリは、もともと人の部屋の中で飼育されるために暮らしているわけではありません。
「虫を食べてくれるらしいから、ペット代わりに住ませておこう」
と安易に考えるのはおすすめできません。
飼育するのであれば、温度や食べ物などについて適切な環境を整える必要があります。
偶然入ってきたヤモリを、そのまま部屋に住ませることとは別の話です。
長期間いると排泄物などが気になることもある
室内に長くいれば、当然ながら排泄することも考えられます。
ヤモリそのものが怖くなくても、
「窓際に何か落ちている」
「家具の近くが気になる」
となれば、生活上の負担になります。
そのため、
「危険な生き物じゃないから何日でも放置してよい」
と単純に考えるのではなく、可能なら屋外へ戻すほうがすっきりするでしょう。
「虫を食べてくれるから」と住ませる必要はない
ヤモリが小さな虫などを食べることから、
「室内に置いておけば虫対策になるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、ヤモリを1匹部屋に置いておけば、家の中の虫がすべていなくなるわけではありません。
虫が気になる場合は、虫が入りにくい環境を整えるなど、別の対策を考えたほうがよいでしょう。
気づいたときに外へ出すという考え方で大丈夫
もし数日経ってから再びヤモリを見つけても、
「何日も放置してしまった!」
と自分を責める必要はありません。
見つけたタイミングで、落ち着いて外へ戻すことを考えれば大丈夫です。
家の中にいるヤモリは何日くらい生きられる?
「ヤモリを見失ったまま何日も経ったら、どうなるの?」
と気になる方もいるでしょう。
ですが、
「家の中なら必ず○日生きられる」
と一律に決めることはできません。
「家の中ならずっと暮らせる」とは限らない
家の中には、ヤモリにとって快適な場所もあれば、そうでない場所もあります。
室温や湿度、隠れられる場所、食べ物となる小さな生き物がいるかどうかなど、条件は家庭によって違います。
そのため、
「家に入ったヤモリは何か月でも普通に暮らせる」
とは限りません。
食べ物になる小さな生き物が必要
ヤモリも生き物なので、食べ物が必要です。
室内にヤモリがいるからといって、
「家の中には食べ物がたくさんあるはず」
とは限りません。
虫などを見つけられなければ、ヤモリにとって過ごしやすい環境とはいえないでしょう。
水分や温度などの環境にも左右される
生き物が暮らすためには、食べ物だけではなく環境も関係します。
人間にとって快適な部屋でも、ヤモリにとって理想的とは限りません。
反対に、家具の裏や窓周辺など、ヤモリが隠れやすい場所があることもあります。
一つの条件だけで、
「この家ならずっと生きられる」
と判断することはできません。
室内にいる期間を正確に予測することはできない
一度見失ったヤモリが、
「あと何日で外へ出る」
「○日後には必ず弱る」
と正確に予測することは難しいです。
だからこそ、
「そのうちどうにかなるだろう」と何週間も放置し続けるより、再び見つけたときに外へ出すという考え方が安心です。
弱ってしまう前に外へ出すことも考えよう
もし室内で動きが鈍くなっているヤモリを見つけたら、可能であれば屋外へ戻すことを考えましょう。
ただし、弱っているように見える生き物を無理に触る必要はありません。
自分で対応するのが難しい場合は、無理をしないことも大切です。
ヤモリを放置していたら勝手に外へ出ていく?
「窓を開けなくても、そのうち来た場所から帰っていくのでは?」
と思うこともありますよね。
実際、自分で外へ移動する場合もあるでしょう。
しかし、必ずそうなるとは限りません。
自分から外へ出る場合もある
ヤモリが偶然室内へ入り込んだのであれば、その後また屋外へ移動する可能性はあります。
たまたまドアや窓が開いたときに出ていくこともあるでしょう。
そのため、
「昨日いたのに今日はまったく見ない」
ということもあります。
必ず自力で外へ出られるとは限らない
一方で、入ってきた場所をヤモリが必ず覚えているとは限りません。
室内を移動しているうちに、家具の陰などへ入ってしまうこともあります。
出口へ自然にたどり着けるとは限らないため、
「放っておけば100%勝手に出ていく」
とは考えないほうがよいでしょう。
出口がわからず室内を移動することもある
ヤモリが部屋の中を行ったり来たりしていると、
「なぜ出ていかないの?」
と思うことがあります。
ヤモリ自身も、どちらへ進めば屋外へ出られるのかわかっていないのかもしれません。
結果として、窓とは反対方向へ走ったり、家具の裏へ入り込んだりすることがあります。
姿が見えなくなっただけでは外へ出たと判断できない
ヤモリが見えなくなった場合、
「よかった、出ていった!」
と思いたくなりますよね。
ですが、実際にはカーテンの裏や家具の隙間などに隠れている可能性もあります。
姿がないだけでは、屋外へ出たかどうかは判断できません。
「そのうち出る」と何日も放置し続けない
短時間様子を見るのは問題ありません。
しかし、
「いつか勝手に出るだろう」
と何日も何週間も放置するのはおすすめしません。
再び見つけたら、そのタイミングで外へ出すことを考えてみましょう。
ヤモリを放置すると家の中でたくさん増える?
ヤモリを家の中で見つけたとき、
「1匹いるなら、見えないところに何十匹もいるのでは?」
と不安になる方もいます。
特に、小さなヤモリを見つけると、
「家の中で増えている?」
と思ってしまいますよね。
ですが、1匹見つけただけで大量にいると決めつける必要はありません。
1匹見つけただけで大量にいるとは限らない
ヤモリが1匹室内に入ることはあります。
その1匹を見ただけで、
「家中にたくさんいる」
と考える必要はありません。
偶然入り込んだだけという可能性もあります。
「1匹いたら何匹もいる」とは限らない
ゴキブリなどについて、
「1匹いたらたくさんいる」
という話を耳にすることがありますよね。
それと同じ感覚で、
「ヤモリも1匹いたら何十匹もいるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、ヤモリについても同じように考える必要はありません。
1匹見つけたという事実だけから、家の中にいるヤモリの数を推測することは難しいです。
小さいヤモリを見つけても大量発生とは断定できない
小さなヤモリを見ると、
「赤ちゃんだ!」
と思いますよね。
そして、
「ということは、家の中で増えている?」
と不安になるかもしれません。
ですが、小さなヤモリが室内にいたからといって、その家の中で生まれたと断定することはできません。
小さい個体が外から入り込む可能性も考えられます。
複数見つけても同じ場所から出てきたとは限らない
数日の間に2匹、3匹とヤモリを見かけた場合は、
「全部家の中にいたの?」
と思うでしょう。
ですが、それぞれ別々に屋外から入ってきた可能性もあります。
見ただけでは、
- いつから家の中にいたのか
- 同じ場所から入ったのか
- 同じ個体なのか
を判断するのは難しいです。
短期間で急に何十匹にも増えると想像して怖がらなくてよい
ヤモリを1匹見つけた夜に、
「明日の朝にはたくさん増えていたらどうしよう」
と心配する必要はありません。
突然大群になるようなイメージで怖がらなくても大丈夫です。
家の中で複数を頻繁に見る場合は別として、まず1匹見つけただけなら落ち着いて対応しましょう。
ヤモリを2匹見つけたらもっといる?
1匹だけなら偶然と思えても、2匹見つけると急に不安になりますよね。
「2匹いたということは、見えないところに10匹くらいいるの?」
と思うかもしれません。
2匹いたからといって大量にいるとは限らない
ヤモリを2匹見つけたとしても、それだけで大量にいる証拠にはなりません。
家の周囲にヤモリが暮らしていれば、別々の個体が偶然入り込むことも考えられます。
2匹という数字だけで、家の中の総数を判断しないようにしましょう。
同じ家の周辺に複数いることは考えられる
家の周りにヤモリが暮らしやすい環境があれば、複数のヤモリを見かけることはあります。
そのため、屋外の壁で何匹か見たからといって、
「家の中にも同じ数がいる」
とは限りません。
屋外にいるヤモリと、室内へ入り込んだヤモリは分けて考えることが大切です。
2匹がいつも一緒に暮らしているとは限らない
2匹を近い場所で見つけると、
「いつも一緒に暮らしているペアなのかな?」
と思うこともあります。
しかし、たまたま同じ場所にいただけかもしれません。
人間のように、
「この2匹はいつも一緒に行動している」
と見た目だけで判断するのは難しいでしょう。
「つがいだから増える」と決めつけない
2匹いたからといって、
「オスとメスのつがいに違いない」
と判断することもできません。
外見だけで性別や関係性を簡単に判断できるとは限らないからです。
2匹見つけても、まずは、
「複数のヤモリがいる可能性はあるけれど、大量にいる証拠ではない」
程度に考えておきましょう。
数だけで家の中に何匹いるか推測するのは難しい
ヤモリを何匹見たかだけで、家の中の数を正確に判断することはできません。
1匹を何度も見ていることもあれば、別々の個体を見ていることもあります。
そのため、数字だけを見て必要以上に不安にならなくても大丈夫です。
小さいヤモリが家の中にいると増えている証拠?
小さなヤモリは、大人のヤモリよりさらにかわいらしく見える一方、
「こんなに小さいということは家の中で生まれたの?」
と不安になりますよね。
小さい個体が1匹いるだけでは判断できない
小さいヤモリが1匹いたとしても、その事実だけでは、
「家の中で増えている」
とは判断できません。
家の外から入ってきた可能性もあります。
大きさだけで、どこで生まれたのかを決めつけないようにしましょう。
小さいからといって室内で生まれたとは限らない
人の感覚では、
「赤ちゃん=親の近くにいる」
と思いやすいですよね。
ですが、小さなヤモリを1匹見つけたからといって、すぐ近くに親がいるとは限りません。
また、
「この部屋で生まれた」
と断定することもできません。
大人のヤモリと一緒にいるとは限らない
小さいヤモリを見つけると、
「親ヤモリもどこかにいる?」
と心配する方もいます。
ですが、必ず大人のヤモリと一緒に行動しているわけではありません。
「小さい個体を見た=親子で住んでいる」
というイメージで考えなくて大丈夫です。
小さいヤモリを何匹か見つけた場合は?
短期間に小さいヤモリを何匹も見かけた場合は、
「なぜ何匹も室内にいるのだろう?」
と確認したくなりますよね。
ただ、それでも見ただけで原因を断定することはできません。
外から入り込んでいることも考えられます。
必要以上に「大量発生」と決めつけず、状況を落ち着いて見ていきましょう。
「赤ちゃんがいる=大量発生」と考えなくてよい
小さいヤモリを見つけた瞬間に、
「これから家中ヤモリだらけになる!」
と怖がらなくて大丈夫です。
1匹見つけたという情報だけから、大量にいるかどうかは判断できません。
ヤモリが1匹いたらゴキブリもいる?
ヤモリについて調べると、
「ヤモリはゴキブリを食べる」
といった情報を見ることがあります。
すると、
「ヤモリが家にいるということは、ゴキブリもいるの?」
と心配になりますよね。
ヤモリがいるだけでゴキブリがいるとは断定できない
ヤモリが1匹いるからといって、
「この家には必ずゴキブリがいる」
とはいえません。
ヤモリが食べる対象は一種類だけではありません。
家の周辺にいるさまざまな小さな生き物を食べることがあります。
ヤモリはいろいろな小さな生き物を食べる
ヤモリは小さな昆虫やクモなどを食べます。
そのため、
「ヤモリがいる=ゴキブリだけを追ってきた」
というわけではありません。
屋外の明かりに集まる小さな虫を狙っていただけかもしれません。
「ヤモリがいる=ゴキブリが大量発生」は飛躍した考え方
ヤモリを1匹見ただけで、
「きっと家の中にゴキブリが大量にいるんだ」
と思うと、不安が大きくなってしまいます。
ですが、ヤモリを見つけたことだけではそこまで判断できません。
実際にゴキブリを見ていないのであれば、ヤモリの存在だけから大量発生を決めつける必要はないでしょう。
ヤモリの存在だけから家の中の虫の数は判断できない
ヤモリが家の外壁にいる場合もあります。
その場合、屋外にいる虫を食べているだけかもしれません。
家の周りに虫がいることと、室内に虫が大量発生していることは別です。
気になるならヤモリとは別に室内の状態を確認しよう
虫について心配な場合は、
「ヤモリがいるから」
ではなく、実際に虫を見かける頻度などをもとに考えましょう。
ヤモリと室内の虫問題を必ず結びつける必要はありません。
ヤモリを放置すると人に近づいてくる?
ヤモリが苦手な方にとって一番怖いのは、
「突然自分のほうへ来ること」
かもしれません。
特に寝室では心配になりますよね。
基本的には人を避けようとする
ヤモリは、人を見つけて積極的に近づく生き物ではありません。
人が近づくと、逃げたり隠れたりすることがあります。
そのため、
「ヤモリを放置すると、人になついて寄ってくる」
というように考える必要はありません。
人が動いたことで偶然こちらへ走ることはある
ヤモリがびっくりして逃げた方向が、たまたま人のいる方向だったということは考えられます。
その瞬間は、
「こっちに向かってきた!」
と感じるでしょう。
ですが、逃げる途中で偶然こちらの方向へ来ただけかもしれません。
「追いかけられた」と感じることがある理由
ヤモリは素早く動くことがあります。
自分が移動した方向とヤモリが逃げる方向が重なると、
「ついてきた?」
と感じるかもしれません。
しかし、本当に人を追いかけているとは限りません。
驚いたときほど、少し距離を取って様子を見ると落ち着きやすいですよ。
寝ている人を狙って近づくわけではない
寝室でヤモリを見つけた場合、
「寝ている間に顔の上へ来たらどうしよう」
と不安になる方もいるでしょう。
ヤモリが寝ている人を狙って近づくとは考えなくて大丈夫です。
ヤモリにとって人間は食べ物ではありません。
ベッドや布団へ絶対に来ないと言い切ることもできない
一方で、生き物の移動を完全にコントロールすることはできません。
部屋の中を移動した結果、ベッド周辺へ来る可能性がゼロとは言い切れません。
そのため、
「絶対に来ません」
と断定するより、
「人を狙っているわけではないが、室内を移動する可能性はある」
と考えるほうが正確でしょう。
どうしても気になる場合は、無理に同じ部屋で寝る必要はありません。
ヤモリを放置すると食べ物に触れることはある?
キッチンの近くでヤモリを見つけた場合、
「食品に触れたらどうしよう」
と心配になりますよね。
室内を自由に移動する可能性はある
ヤモリを放置していれば、室内を移動することがあります。
そのため、
「この場所から絶対に動かない」
と考えることはできません。
リビングにいたヤモリが、別の部屋へ移動する可能性もあります。
キッチンへ絶対に来ないとは言い切れない
ヤモリが人間の食べ物を食べるためにキッチンへ来るという意味ではありません。
ですが、室内を移動する途中でキッチン周辺へ行くことは考えられます。
そのため、長期間室内に放置するより、可能なら外へ出したほうが安心でしょう。
食品は普段どおり適切に保管する
ヤモリの有無にかかわらず、食品は普段から適切に保管しましょう。
開封した食品を長時間むき出しにしたまま置かないなど、いつもの衛生管理を続ければ大丈夫です。
「ヤモリがいるかもしれないから」
と特別に神経質になりすぎる必要はありません。
調理器具などが気になる場合は使用前に確認する
ヤモリがキッチン周辺にいたことがわかっている場合、
「この調理器具、大丈夫かな?」
と気になることもあります。
そのようなときは、使用前に状態を確認し、必要に応じて洗うと安心です。
普段の衛生管理の範囲で対応しましょう。
「ヤモリがいた部屋の食品は全部捨てる」と考える必要はない
ヤモリを見つけただけで、部屋にある食品をすべて処分する必要はありません。
実際に食品へ触れたことが確認できる場合などは別として、
「同じ部屋にヤモリがいた」
という理由だけで何でも捨てる必要はないでしょう。
ヤモリを放置したあと姿が見えなくなったら?
ヤモリを見つけたあと少し目を離したら、
「いない!」
となることがあります。
これは、ヤモリがいる場面ではよく困るポイントですよね。
外へ出たとは限らない
窓やドアが開いていたのであれば、外へ出た可能性もあります。
ですが、姿が見えなくなっただけでは、
「もう家の中にはいない」
とは断定できません。
家具の裏などへ移動している可能性もあります。
隠れてじっとしている場合もある
人の気配を感じると、物陰に隠れることがあります。
そのため、探してもまったく見つからない場合があります。
「こんなに探してもいないから外へ出たはず」
と思っても、見えない場所にいることも考えられます。
何日も姿を見せないことも考えられる
一度隠れると、しばらく見かけないこともあります。
そのまま外へ出たのか、室内のどこかにいるのか、判断できない場合もあるでしょう。
見えないヤモリの居場所を正確に特定するのは難しいです。
姿が見えないヤモリをずっと探し続けなくてもよい
「絶対に見つけなくちゃ」
と思うと、家具を全部動かしたくなるかもしれません。
ですが、大きな家具を無理に動かしたり、家中を何時間も探したりする必要はありません。
再び姿を見せたときに対応するという方法もあります。
再び見つけたときに対応すればよい
数日後に突然、
「いた!」
となることもあります。
その場合も、
「ずっといたの?」
と慌てず、そのとき改めて対応すれば大丈夫です。
ヤモリを放置していると鳴くことはある?
夜、部屋の中から聞き慣れない音がすると、
「もしかしてヤモリ?」
と思うことがあります。
ヤモリは鳴き声を出すことがある
ヤモリは種類や状況によって鳴き声を出すことがあります。
そのため、ヤモリがいる場所から音が聞こえる可能性はあります。
夜に声が聞こえる場合もある
夜は周囲が静かになるため、昼間なら気づかない小さな音も聞こえやすくなります。
ヤモリが活動する時間帯とも重なるため、
「夜だけ何か音がする」
と感じることもあるでしょう。
鳴いたから危険という意味ではない
ヤモリの鳴き声を聞いたからといって、
「怒っている」
「襲ってくる」
と考える必要はありません。
鳴き声がしただけで危険な状態になったわけではないので、慌てなくて大丈夫です。
1回鳴いたから何匹もいるとは判断できない
鳴き声が聞こえると、
「何匹もいるのかな?」
と心配になるかもしれません。
ですが、音が聞こえたというだけでは、何匹いるのか判断することはできません。
音だけでヤモリだと決めつけない
家の中では、
- 家電の動作音
- 建物のきしみ
- 屋外の虫
- ほかの小さな生き物
など、さまざまな音が聞こえます。
「音がした=ヤモリ」
とすぐに決めつけないようにしましょう。
ヤモリを放置するメリットはある?
ヤモリは小さな虫などを食べるため、
「家にいてもらったほうがいいのかな?」
と考える方もいます。
家の周辺では小さな虫などを食べる
ヤモリは家の外壁や窓の周辺で、小さな虫などを食べることがあります。
そのため、人の暮らしの近くで見られる身近な生き物として親しまれてきました。
だからといって室内で飼う必要はない
虫を食べてくれるからといって、
「部屋の中でずっと暮らしてもらおう」
とする必要はありません。
屋外で生活しているヤモリと、室内へ迷い込んだヤモリは分けて考えましょう。
「害虫対策のために家の中へ置いておく」はおすすめしない
家の中の虫が気になる場合、ヤモリに任せるよりも、
- 食品を適切に保管する
- ゴミを放置しない
- 虫が入りにくい状態を整える
など、一般的な対策を行うほうが確実です。
ヤモリを室内に放置することを「虫対策」と考えないほうがよいでしょう。
屋外にいるヤモリと室内に迷い込んだヤモリは分けて考える
外壁にいるヤモリまで無理に追い払う必要はありません。
一方、室内に入ってしまったヤモリは、そこで生活させなければならないわけではありません。
「外にいるなら見守る」
「家に入ったら無理のない範囲で外へ戻す」
という考え方でも十分です。
放置するメリットより自分が快適に暮らせることを優先してよい
ヤモリが苦手なのに、
「虫を食べてくれるから我慢しなきゃ」
と思う必要はありません。
家は自分や家族が安心して生活する場所です。
ヤモリが気になって落ち着かないのであれば、無理に室内で共存する必要はないですよ。
ヤモリを放置するか迷ったときの判断早見表
ここまで読んでも、
「結局、今の状況ではどうすればいいの?」
と迷う方もいるでしょう。
簡単に整理すると、次のように考えるとわかりやすいです。
外にいる場合
外壁や窓の外側など、完全に屋外にいるのであれば、基本的にはそのまま見守ってよいでしょう。
室内へ入っていないのであれば、あえて捕まえる必要はありません。
室内に1匹いる場合
まず慌てなくて大丈夫です。
すぐに大きな問題が起こるわけではありません。
対応できるタイミングで外へ戻すことを考えましょう。
数時間だけ様子を見る場合
すぐに捕まえられない場合は、少し様子を見てもよいでしょう。
高い場所にいるときなどは、無理をしないことが大切です。
一晩そのままにする場合
どうしても夜中に対応できなければ、一晩そのままになることを必要以上に怖がらなくても大丈夫です。
人を狙って近づく生き物ではありません。
何日も室内にいる場合
何日も見かける場合は、
「このまま住んでもらおう」
と考えるより、屋外へ戻すことを考えたほうがよいでしょう。
何匹も室内で見る場合
複数見かけてもすぐに大量発生と決めつける必要はありません。
ただ、何度も室内で見かけるのであれば、
「なぜ繰り返し入ってくるのだろう」
という視点で状況を確認するとよいでしょう。
気になって普通に生活できない場合
怖くて眠れない、部屋に入れないという場合は、無理に放置しないことが一番です。
危険性が高くないとわかっていても、不快に感じる気持ちは別です。
自分が安心できる方法を選びましょう。
ヤモリの「放置」と「共存」は同じではない
「ヤモリは放置しても大丈夫」
という言葉だけを見ると、
「じゃあ、ずっと家に置いておけばいいんだ」
と思うかもしれません。
ですが、ここは少し注意したいところです。
一時的にそのままにすることと飼うことは違う
数時間対応できず、そのままになってしまうことと、
「これからこの部屋で飼おう」
ということはまったく別です。
野生のヤモリを飼育するのであれば、適切な環境を整える必要があります。
偶然室内にいるヤモリを放置することを、飼育と同じように考えないほうがよいでしょう。
ヤモリが苦手なら無理に共存しなくてもよい
「ヤモリは悪い生き物じゃないんだから、怖がったらいけない」
と思う必要はありません。
生き物が苦手かどうかには個人差があります。
見るだけでも怖い方もいれば、かわいいと思う方もいます。
苦手なら苦手なままで大丈夫です。
縁起を理由に我慢して室内に置いておく必要はない
ヤモリは昔から好意的なイメージを持たれることがあります。
ですが、
「外へ出したら悪いことが起こるかも」
と心配して、室内に置き続ける必要はありません。
屋外へ戻すことは、ヤモリを大切にしないという意味ではありません。
屋外で暮らしているヤモリを見守る付き合い方もある
家の中では困るけれど、
「外壁にいるならそっとしておこう」
という考え方もあります。
無理に室内で共存する必要はありません。
お互いに負担の少ない距離で付き合うくらいがちょうどよいでしょう。
ヤモリを家の中で放置することについてよくある質問
最後に、家の中にいるヤモリについて特に気になりやすい疑問をまとめます。
Q1.ヤモリを朝まで放置しても大丈夫?
1匹見つけたからといって、朝までの数時間で急に大きな問題が起こると考える必要はありません。
夜中で対応が難しい場合は、無理をせず翌朝に確認する方法もあります。
ただし、姿が見えなくなったからといって、必ず外へ出たとは限りません。
Q2.ヤモリを数日放置するとどうなりますか?
室内のどこかへ隠れたり、夜に再び姿を見せたりする可能性があります。
数日間いるからといってすぐに危険というわけではありませんが、長期間室内で暮らしてもらう必要はありません。
再び見つけたときに外へ戻すことを考えるとよいでしょう。
Q3.放置していれば勝手にいなくなりますか?
自分から外へ出る可能性はあります。
しかし、必ず外へ出ていくとは限りません。
家具の裏などへ隠れ、姿が見えなくなるだけの場合もあります。
Q4.姿が消えたら外へ出たと思っていい?
確実にそうとはいえません。
外へ出た可能性もありますが、室内の見えにくい場所へ移動した可能性もあります。
姿がないだけでは判断できないと考えておきましょう。
Q5.ヤモリが1匹いたらほかにもいますか?
1匹見つけただけでは、ほかにもいるかどうかはわかりません。
「1匹いたら必ず何匹もいる」
と決めつける必要はありません。
偶然1匹だけ入ってきた可能性もあります。
Q6.ヤモリが2匹いたら増える可能性が高い?
2匹見つけただけで、すぐに増えると判断することはできません。
別々に入り込んだ可能性もありますし、2匹の関係も見ただけではわかりません。
必要以上に大量発生を心配しなくて大丈夫です。
Q7.小さいヤモリがいたら家の中で増えている?
小さいヤモリが1匹いたというだけでは、家の中で増えているとは判断できません。
外から小さな個体が入り込んだ可能性もあります。
Q8.ヤモリを放置すると寝ている間に近づいてくる?
人を狙って近づいてくる生き物ではありません。
ただし、室内を移動する可能性はあるため、偶然ベッド周辺へ来る可能性までゼロとは言い切れません。
どうしても気になる場合は、無理に同じ部屋で寝なくてもよいでしょう。
Q9.ヤモリを放置するとキッチンにも来る?
室内を移動する可能性があるため、キッチン周辺へ移動することは考えられます。
ただし、人の食事を狙ってキッチンへ来るという意味ではありません。
食品は普段どおり適切に保管しておきましょう。
Q10.ヤモリがいる部屋で普通に生活してもいい?
ヤモリが1匹いるだけで、すぐに部屋へ入れなくなるような危険があるとは考えなくて大丈夫です。
ただし、怖くて落ち着かない場合は無理をする必要はありません。
自分が安心できる範囲で行動しましょう。
Q11.何日も姿を見ない場合はもういない?
何日も見ないからといって、確実に外へ出たとは判断できません。
人目につかない場所に隠れている可能性もあります。
一方で、本当に外へ移動していることもあるため、見えない状態だけから断定するのは難しいでしょう。
Q12.放置したヤモリが鳴くことはある?
ヤモリは鳴き声を出すことがあります。
ただし、家の中で聞こえた音が必ずヤモリとは限りません。
音だけで何匹いるかを判断することもできません。
Q13.ヤモリを放置すると室内で飼っている状態になる?
数時間から数日そのままになっただけなら、
「飼っている」
と考える必要はありません。
ただし、意図的に長期間住ませるのであれば、単なる放置ではなく飼育について考える必要があります。
偶然入ったヤモリは、可能なら屋外へ戻すという考え方でよいでしょう。
Q14.虫を食べてもらうために放置するのはあり?
ヤモリは小さな虫などを食べますが、室内の虫対策として放置することはおすすめしません。
ヤモリがいるだけで虫がすべていなくなるわけではありません。
虫が気になる場合は、別の方法で対策しましょう。
Q15.怖くなければずっと放置してもいい?
ヤモリが好きでまったく気にならない方もいるでしょう。
ですが、野生のヤモリが偶然室内へ入ったのであれば、長期間そのままにする必要はありません。
室内に住ませることと、屋外にいるヤモリをそっと見守ることは別です。
可能であれば外へ戻してあげるとよいでしょう。
まとめ|ヤモリを一時的に放置しても慌てなくてよいが、室内に住まわせる必要はない
家の中で突然ヤモリを見つけると、
「今すぐ捕まえないと!」
「寝ている間に来たらどうしよう!」
「1匹いるならたくさんいるのでは?」
と、いろいろ心配になりますよね。
ですが、ヤモリを1匹見つけたからといって、すぐに大きな問題が起こると考える必要はありません。
数時間程度そのままになっても、必要以上に慌てなくて大丈夫です。
夜中で対応できなければ、一晩様子を見ることもできます。
また、
1匹ヤモリがいたからといって、家の中に何匹もいるとは限りません。
小さいヤモリを見つけた場合も、
「家の中で大量に増えている」
とすぐに判断する必要はありません。
一方で、
「放置しても大丈夫なら、ずっと室内に住ませておこう」
と考える必要もありません。
家の中に長くいれば、どこにいるのかわからなくなったり、排泄物などが気になったりすることもあります。
そのため、
「今すぐ捕まえられなくても慌てない。見つけたら無理のないタイミングで外へ戻す」
くらいに考えるのがおすすめです。
ヤモリが苦手な方は、無理に好きになる必要もありません。
「縁起がよいらしいから我慢しなきゃ」
「虫を食べてくれるから部屋に置いておかなきゃ」
と思わなくても大丈夫です。
屋外にいるヤモリならそっと見守り、室内へ入り込んだヤモリは落ち着いて外へ戻す。
そんな距離感で付き合っていくとよいでしょう。