家のテレビ、結構、一日中、つけていることがありませんか?
きちんと座ってみていなくても、出かける支度をしている時とか、家事をしている時とかにつけっぱなしにすることがあります。
ちゃんとは見てなくても、知りたいニュースや天気予報などを聞き取ることはできますからね。
でも、ずっとつけたままはやっぱり電気代がもったいないのかしら?
ここでは、テレビをつけたり消したりすると電気代は安くなるのか、電気代は音量で変わるのか、テレビの電気代を節約するコツについて説明します。
テレビをつけたり消したりすると電気代は安くなる?
最近のテレビだと、電源をつけたり消したりしても電気代がそれほど安くはなりません。
よく言われるのがクーラーはマメにつけたり消したりするより、30分ぐらいならつけたままの方がいいと言われますが、テレビの場合はどうなのでしょうか?
昔のテレビは待機電力がかかるので、たしかにコンセントをこまめに抜くことで、1年間で300円ぐらいの節約なったそうです。
けれども、現在の薄型テレビは待機電力がほとんどかからなくて、コンセントをマメに抜いても1年間で10円ぐらいしか節約にならないそうです。
また、コンセントを抜くと、電子番組表のデータが削除されてしまい、再取得するのに電力をかえって消費してしまうようです。
それに、録画予約をしていたのに、コンセントを抜いたばっかりに録画されないという事態を引き起こしてしまいますので、長期で留守する時以外はコンセントを抜かない方がよさそうです。
ただ、やはり、テレビを見ない時はスイッチを消した方が節電になります。
テレビの大きさにもよりますが、30型のテレビですと、1時間に約2.8円の電気代がかかっています。
また、プラズマテレビになりますと、1時間で約11.9円の電気代がかかります。
家にいる間、ずっとテレビをつけっぱなしにしてしまうとか、テレビを見ながら寝てしまい、朝までつけたままというのは、かなり電気を浪費してしまっていることになりますね。
しかし、トイレに行くので席を外すたびにというほど頻繁に、テレビのスイッチを消す必要はありません。
あまり頻繁過ぎるのもテレビ自体の劣化を早める原因になってしまうようです
テレビの電気代は音量で変わる?
何気なく音量の調節をしていることが多いでしょうが、試しに、一つ、音量を落としてみてください。
意外と全然聞き取れるものです
この一つ下げるのが、意外と節約になりますね。
普段、テレビを見ている状態がほとんど変わりませんから、気軽に始めやすい節約テクニックですね。
テレビの電気代を節約するコツは?
音量以外でも、テレビの電気代を節約する方法があります。
それは、明るさです!
テレビによっては省エネモードの設定があり、部屋の明るさによって、テレビ画面の明るさを見やすく調節してくれる機能が付いているものもあります。
部屋が暗めの方がテレビの明るさが落とせて、省エネ・節電になります。
それから、画面にほこりなどが付着していると、明るさの設定を強くしてしまい、電気代がかかるようになってしまいますから、定期的に画面を掃除するとよいでしょう。
この省エネモードを利用すると、過度に明るい画面を見ることがなくなり、目にも優しくなりますので、とってもいいですね。
省エネモードの利用だけで、年間1,000円も節約できるという話もありますから、やってみる価値アリです!
それから、根本的な話になりますけど、テレビのサイズが大きいほど電気代がかかります。
解像度によっても、電気代が変わってきます。
ちなみに最近発売されている4Kテレビは、従来のフルハイビジョンテレビに比べて、2~3倍も電気代がかかるそうです。
もし、テレビの買い替えを検討しているなら、テレビの購入題記だけでなく、毎月かかる電気代も考慮して、テレビを選ぶとよさそうです。
まとめ
昔のテレビはマメにコンセントを抜いて、待機電力を遮断した方が節電になりましたが、今のテレビは待機電力が少ないので、コンセントを抜いても、あまり節電になりません。
それに、録画予約が作動しなくなったり、電子番組表データを再取得するのに電力を消費したりと、デメリットが多いです。
テレビのスイッチはあまり頻繁にオン・オフすると劣化を早めてしまいますが、やはり、見ていない時は消した方が節約できます。
また、テレビの音量設定を下げたり、明るさを抑えたりすることでも節電ができますので、お試しください。