日本人の主食であるご飯。
炊飯器で簡単に炊けますけれど、どうしても余りがち。
大家族では炊き過ぎしまうし、急に外食になったりすることもありますよね。
余ったご飯の保存は冷凍するのが一番美味しさを損ないません。
では、冷凍ご飯はどうやって解凍していますか?
レンジで温めている方が多いと思いますが、実は他にも解凍方法があるのです。
ここでは、冷凍ご飯をレンジ以外で解凍する方法、解凍したご飯を炊飯器で保温しても大丈夫か?冷凍ご飯を自然解凍して食べれるか?ついて説明します。
冷凍ご飯の解凍をレンジ以外で解凍する方法とは?
冷凍ご飯をレンジで解凍すると、ちょっと失敗してしまう時があります。
ご飯の量とレンジの加熱時間の兼ね合いが難しく、加熱が足りないとボソボソですし、加熱し過ぎはパサパサになってしまいます(;^ω^)
そこで、おすすめなのが蒸し器で解凍する方法です。
蒸し器にお湯を沸かし、クッキングシートにラップを外したご飯をのせ、水滴が落ちないように布巾をまいた蓋をして5~10分程度温めます。
ご飯がほぐれて、中まで温まったら出来上がりです。
レンジで解凍するより手間がかかりますが、解凍してもご飯がふっくらとして美味しいです。
蒸し器がない場合は、鍋に金属製のザルやどんぶり、耐熱性のポリ袋を入れて、蒸し器のように加熱して解凍することもできますよ~♪
この応用で、水が入らないフリーザーパックに冷凍ご飯を入れて、なるべく空気を抜いてから湯煎にする手もありますね。
ちょっと斜め上をいきますが、炒めて焼飯にするのも解凍になるのなら、チャーハンやオムライスにすることでも冷凍できますね。
他にはおかゆ、おじや、雑炊など。
あと、あんまりおすすめできない非常時のネタですが、炊飯器にご飯がある状態なら解凍するご飯を入れて混ぜちゃう手があります。。。
少量の冷凍ご飯しか入れれないですけどね㊙
最終手段としては、「何度も熱いお湯をかけて湯を捨てる」を繰り返すことでしょうか。。。
おいしさを求めることはできませんが・・・お湯の熱で解凍でき、お湯を捨てた後に少し置くことで余熱で水分が飛んでくれます。
貧乏学生の頃にやった実体験ですが、、、ひもじい気持ちになります笑
冷凍ご飯を解凍した後、炊飯器で保温できる?
冷凍ご飯を解凍した後から、長い時間炊飯器で保温している家庭もあります。
ただ残念ながら、食べても少しオナカを満たすだけでおいしくはないですね。。。
冷凍ご飯は解凍したら、すぐに食べるのが鉄則です。
炊き立てご飯を冷凍し、解凍のために再加熱しても、品質のキープは難しいです。
解凍したご飯を、炊飯器で数時間だけ保温しても食べられないこともないですが、それでも味がかなり落ちてしまうことが懸念されます。
手間がかかりますが、あらかじめ、ご飯を冷凍する際には小分けにし、食べる分だけ解凍することをおすすめします。
また、よくあることですが、解凍したご飯をお弁当に入れるのはあまりおすすめできません。
冷凍ご飯は解凍直後のホカホカ状態が一番美味しいものです。
お弁当に入れると冷めて美味しくなくなりますし、品質劣化も早いので、もし、お弁当に冷凍ご飯を使う時は携帯用の保温ジャーに入れて、解凍したご飯を保温したまま持ち歩けば、美味しさを保つことができます。
冷凍ご飯は自然解凍で食べれる?
冷凍ご飯を自然解凍すると、ご飯のでんぷん質が劣化し、パサパサで美味しさを失ってしまいます。
あえて、このパサパサを利用して、チャーハンを作る場合もありますが、普通のご飯として食べる場合はやっぱりレンジなどで解凍する必要があります。
時期によっては少しずつ解凍されていくことで、雑菌の繁殖のリスクも上がりますしね。。。
ところで、夏はお弁当を持ち歩いて、中身が傷まないか心配になるから保冷剤を使う手もありますが、お弁当ごと冷凍している方もいるようです。
ネット上では、冷凍できるおかずのレシピなどもあります。
けれど、冷凍したお弁当を食べる時は自然解凍されていても、そのままでは美味しくないので、外出先でレンジによる再加熱した方が美味しくなります。
お弁当を冷凍して持っていく時は、外出先にレンジがある場合にした方がよさそうですね。
まとめ
あまり美味しいイメージがなかった冷凍ご飯ですが、上手に解凍できれば炊き立てご飯を再現できます。
白いご飯だけでなく、チャーハンや炊き込みご飯も冷凍保管しておけば、ちょっとした時の夜食などに使えて、とても便利。
冷凍ご飯を解凍するコツをマスターすれば、食事の支度の時短にもなりますし、ご飯を無駄にしない節約にもなります。
主婦だけでなく、一人暮らしの方も知っておくと役立つ冷凍ご飯の使い方ですね。