血圧を測ると上と下の値の差が、少ない人もいると思います。
この場合、上の値が正常値ならば、下の値が高血圧ということになります。
なぜ下の値が高いのか、どんな症状が出るのか、不安な方もいるのではないでしょうか。
今回は、血圧の下(拡張期)の値が高い場合の原因、症状、改善について綴って行きます。
血圧の下(拡張期)の値が高い原因とは?
下(拡張期)の血圧は90mmHg未満が正常値とされていますが、これを超える場合は、まず動脈硬化があげられますね。。
一般的には、動脈の弾力性が低下し、硬化している可能性があります。
動脈は心臓の動きに合わせて拡張と収縮を繰り返します。
動脈が拡張した後に、収縮がキチンとできないと血圧の下の値が高くなってきます。。
あとは、塩分過多、ストレス、肥満、運動不足、睡眠不足、喫煙、多量の飲酒などが考えられます。
血圧の下(拡張期)の値が高い場合の症状は?
下の血圧(拡張期)だけが高くても、症状が出ない場合が多いです。
サイレントキラーと言われるだけあって、上だけ高い場合や上下両方高くても、症状が出ない人も多いですねぇ。
ですので、日常生活に支障を感じないことがほとんどです。
逆に考えると、高血圧の症状は重症にならないと出無い場合が多いと言えますね。。。怖
動脈硬化が関係しているのか、下の血圧が高い人は臓器障害を起こしやすい傾向があるようです。。。。
血圧の下(拡張期)の値の下げ方とは?
血圧の下(拡張期)の値だけを下げるのは難しいです。
上(収縮期)の血圧ならば心臓の働きをコントロールしたり、元の病気をコントロールすることで改善できます。
でも、下の血圧を下げるということは、細動脈硬化などの全身の問題を改善することなので難しいんです。
高血圧自体は遺伝の場合も多いですが、生活習慣によるものなら改善した方がいいですね~!
塩分を減らす。
ストレスを減らす。
コレステロール値に気をつける。
肥満の人は体重を減らす。
ウォーキングなどの有酸素運動で運動不足を解消する。
禁煙、副流煙の回避。
糖尿など持病のコントロール。
ストレスの軽減には、、、他人を変えることはできないことを理解する、先のことを考えすぎない、自分の力の及ばないことは気にしないことなど、自分の心をを守る方法を身に付けておくといいですよ~。
ちなみに効果がずっと続くわけではないのですが、、、入浴で体を温めると細動脈が広がるので、下(拡張期)の血圧の改善に期待できます。
僕のおすすめは、リラックス効果も期待できるので、40℃ほどのぬるめのお湯での半身浴ですね~♪
まとめ
下の血圧の値だけを改善する方法は、難しいです。
上と下の値を改善する方法になりますが、お医者さんとも相談の上、肥満、運動不足、ストレスなど、生活習慣の見直しから始めてみてくださいね~!!