ホワイトボードに書こうと思ったら、ペンが無かったり出なかったりしたら、残念な気持ちになりますよね。
今回は、ホワイトボード用ペンの代用できるもの、出ないホワイトボード用ペンは復活するのか、染み抜き方法について紹介していきます。
ホワイトボード用ペンの代用になりそうなもの!!
ホワイトボードペンって、水性ペンと同じじゃないの?と考えていませんか。
実は、全然違うのです!
まずは浸透性に違いがあります。
水性ペンは成分を調整して、書いた紙に浸透しやすくなっているのです。
逆に、ホワイトボードペンは剥離剤を加えて、浸透せずに、すぐ消せるようにしていていますよ。
ただし、水性ペンでホワイトボードに書いた場合、すぐにはインクが浸透しません。
書いて素早く消せば、一時的に代用として使えなくはありませんよ。
まあ~長時間放置は厳禁ですけどね。
本当に消えなくなってしまいます…。
元の話に戻って、最大の違いは、ホワイトボードペンは水性ではなく、油性であるという点です。
驚きですよね。
一般的には、水性ペンを使用して、水が染み込まないホワイトボードに書こうとすると、水滴化してうまく書けなくなってしまうです。
ですから、手などが接触するとすぐに擦れ落ちてしまうわけですね。
とはいえ、一般的な油性ペンでホワイトボードに書くと、当然、消えなくなってしまいます。
ホワイトボードペンは、油性でありながら、剥離剤を加えることで、消せるように工夫がされているものなのです。
では、ホワイトボードペンの代用として考えるなら、何がお勧めなの?という話になりますが。
書くということだけをかんがえると「クレヨン」になります!
ただ消すのは簡単にはいかにので、少し時間がかかりますよ。。。
以上より、ホワイトボードペンの代用として考えるなら、水性ペン(ただし、すぐに消す)かクレヨンになりますね。
ホワイトボード用ペンを復活させるには?
前章で少しお伝えしましたか、ホワイトボードペンの主なる成分は、着色料(顔料)、樹脂(バインダー)、剥離剤、溶液(アルコール)になります。
まだインクが残っているはずなのに、なぜ出なくなってしまったの?と思ったら、次の4つを確認し試してみて下さいね。
① ペンを使わないときの保管方法を替える
もしかして、縦向きにホワイトボードにくっつけていませんか。
すると、成分が偏り、インクがあるのに出なくなってしまうのです。
特にペン先を上向きにしていた場合にこの現象が起こります。
逆に下向きにしていた場合は、顔料だけがペン先を集り、目詰まりを起こして、これまた書けなくなるのです。
ペンの復活方法としては、とりあえず、横向きにして全ての成分が混ざり合うように保管してみて下さいね。
② ペン先にアルコールを補充する
ホワイトボードペンの使い方によっては、通常よりも早くペン先のアルコールが蒸発して書けなくなってしまう場合があります。
その際は、無水エタノールかランプの燃料用アルコールをキャップ半分ほど入れ、ペン先を差し込みキャップを閉めて10分ほど放置してみて下さい。
すると書けるようになるのです。
あと、普段から使い終わったら、キャップはきちんと閉める習慣をお忘れなく。
③ ホワイトボードをきれいにする
ホワイトボードは、自然と手垢やホコリで汚れ、書きにくくなります。
小まめにお掃除をするなら、水拭きで充分ですし、たまになら布にアルコールを染み込ませて、拭いてみて下さい。
④ イレーザーをお手入れする
イレーザーが汚れていると、きちんと消しきれずに、カスがボードに残り、書きにくくなってしまいます。
これもまた水洗いでも良いですし、丁寧にするなら、ぬるま湯と中性洗剤で汚れを落としてみて下さいね。
諦めて捨てる前に、是非、ご紹介した4つの方法をお試し下さい!
ホワイトボード用ペンの染み抜きはどうやったらいい?
お子さんが夢中で遊んでいたら、ついついお洋服にホワイトボードペンで書いちゃったなんてことありませんか。
まずは、きれいに落とすポイントとしては、
・気付いたらすぐに実行する
・濡れタオル等で無駄にこすらない
ことです。
では、落とし方をご紹介しますね。
① シミの付いた箇所の下にきれいなタオルを入れ込みます。
② シミの上にアルコール(消毒用アルコールで充分ですよ)をかけます。
③ 歯ブラシで軽く叩きます。(強く擦ると生地が傷みます。)
④ 下に当てたタオルをきれいな箇所に変えつつ、③の作業を繰り返します。
⑤ 水ですすいで、シミの落ち具合を確認しますよ。(ここで落ちが悪ければ、固形石けんを塗り込み、ぬるま湯に浸けて擦り洗いしてみて下さい。)
⑥ 最後にしっかりすすいで、普段通りに洗濯します。
これで、ホワイトボードペンで付けてしまったシミもなかったことにできますね。
まとめ
ホワイトボードペンの代用品についてお話ししてきました。いかがでしたか?
意外にも身近なクレヨンで代用できることがお分かりいただけたかと思います。
水性ペンでも、浸透する前に消してしまえば使用可能です。
更にインクが切れていないなら、復活させることもできます!
ご紹介した方法を実践してみて下さいね。
また、普段からペンを横にして保管することと、小まめにキャップをしっかり閉めることの2点が、ペンを長持ちさせるポイントです。
最後に、万一ペンでシミを付けてしまっても、焦らない!焦らない!慌てて濡れタオルで擦るなんてしないで下さい。
一旦深呼吸して、ご紹介した方法を実践してみましょう。まるでシミがなかったかのように落とせますよ。
これで思う存分お子さんにホワイトボードを使わすことができますね。