前回自分の備忘録も兼ねまして、父の搬送手術までを書きました。。
僕も初めての体験だらけで、今思うと選択したことが良かったのか悪かったのか…なんとも言えない部分も多いのですが…
あの救急搬送されたときは、本当に動揺しすぎて浮足立ってしまっていましたね…
今回は…本題に入ろうと思います。
人工呼吸器で延命する?費用を知らないまま・・・
普通病棟に移転 術後経過…
救急搬送直後に開頭手術を受けまして、なんとか一命をとりとめまして…
とはいうものの、搬送直後の検査結果で「8割助からない… 助かったとしても今までの生活はレベルは保てない…」と主治医に言われました。
実際意識レベルがかなり低い状態でしたね。
やはり脳に受けたダメージは、すごく大きかったようです。
意思疎通は不可能、左側マヒ、右側もほとんど動かせない。
目は開いているけれど、、、息をしておしっことうんこを出すだけ。。。
つらい現実ですが、受け入れざるをえない…そういう気持ちになりました。
3月2日肺炎再発… そして…
この日こっそり仕事を抜け出して父の見舞いに行ったところ、なんだか病室の様子がおかしくて…
僕を見つけた看護師さんが、すぐに主治医を呼んできました。
「肺炎が再発して高熱が出たため座薬を使ったら、副作用から血圧が急に落ちてしまった…」
「血圧を上げる点滴をしますが、心房細動を持つお父さんの心臓では耐えれるかわからない…」
「非常に危険な状態です…」
「もしも心臓が止まった場合、延命措置はどうしますか…? どこまでしますか…?」
「人工呼吸器の装着はどうしますか…?」
正直”急性硬膜下血腫”と病名を告げられた時以来の衝撃でしたね…
この時は、自分の親だから… 自分を食わせて育ててくれた人だから… とはいうものの、いくらかかるのかさえわからない医療費を払っていけるのか… とかいろんなことが頭を駆け巡りましたが、、、
「できる処置を全部お願いします」と伝えました。
…今思えば、頭なんか真っ白になって全然働いてくれなくて・・・勢いだけの判断したね。
このブログを読んでくれているあなたなら、どうしますか??
ただどうも主治医の話を聞いていると、人工呼吸器は非常に苦しいものだ… 無理やり生かしている状態で…など、どうもおすすめしていないというのを感じたもので、家に帰ってからイインターネットで人工呼吸器をつけるということについて調べてみました。
病院に入院している時の人工呼吸器にかかる費用を調べてみた
人工呼吸器をつけるということ・・・
人工呼吸器をつけるものなのか???
ネットで調べて知れば知るほど悩みましたね…
まず、一度人工呼吸器をつけてしまうと、途中で外すことはできないんですよ…死んでしまうので…
病院も、外すと責任が生まれるので、外すことはしてくれないそうです。
人工呼吸器をつけて生きること自体は、高額医療費制度の対象にはなるらしいのですが、病院によっては一日の部屋代等を考えないといけなくなります。
で、人工呼吸器自体が大きな機械らしく相部屋のような狭いスペースで使える代物ではないということ…
もし、一日のベッド代が3000円ならば、一月で90000円…
一日5000円の部屋ならば、一月で150000円…
一日7000円の部屋ならば、一月で210000円…
もう一度書きますが、一度人工呼吸器をつけると「お金を払えなくなったから外してくれ…」ということはできないんです。
つまり、部屋代、医療費、その他諸々の金額を亡くなるまでずっと支払うことが必要になってくるわけです。
しかも看護師さんの話では、無理やり生かしている状態なので、なかなか亡くならないとのこと…
正直、僕にはいくらかかるかわからない高額を、ずっと払い続ける自信はありませんでしたね…
皆さんなら、どうしますか…??
⇒人工呼吸器をつけるかるけないか…受け入れてくれる病院とは?
まとめ
この時、生まれてから最高に頭を悩ませましたね。
2日後の3月4日、クルマを運転中にも考えすぎて、前の車を相手に事故を起こしてしまいました。。。
気をつけないといけませんよ、本当に。。。