妊娠生活も後半に入ってくると、予想以上に出てくるお腹。
お腹のせいで足元が見えづらく、下りの階段を恐る恐る降りたり、足の指の爪切りも自分ではやりづらくなったり、不便なことが増えてきます。
今までスムーズに済ませていた掃除も結構大変で、特に何気ない掃除機をかける姿勢で腰が痛くなることがあります。
ここでは、妊婦さんが掃除機をかける時の注意点を説明します。
妊婦さんは掃除機がけをどうしたらいい?
妊娠中は重いものを持つと、お腹が張って痛くなったり、最悪、流産したりしてしまう危険性もあります。
それから、妊婦さんが転倒して、特にお腹を強くぶつけてしまうと胎児に悪影響が及ぶ恐れもあります。
それらのことを考慮すると、なるべく軽くて、コードレスタイプの掃除機が妊婦さんには使いやすいでしょう。
せり出したお腹で足元が見えにくくても、コードがなければ足をひっかけて転倒する可能性が減りますし、軽い掃除機であれば持ち運びしやすくなります。
また、毎日掃除機掛けをしなくても、クイックルワイパーや粘着シートのコロコロなどを使って掃除しても十分キレイになります。
出産後は子育てで忙しくなりますから、今後を見据えて、ロボット掃除機などの購入を検討するのもよいでしょう。
妊婦さんの掃除機がけは腰痛に注意!
妊婦さんはお腹の重みで猫背になってしまい、大変腰痛になりやすいです。
特に、掃除機をかける時の前傾姿勢が腰痛の原因になりますので、姿勢に気を付けて掃除機掛けをしましょう。
例えば、テーブルやソファの下などの低い場所に掃除機をかける時は腰を曲げるのではなく、膝を曲げて低い姿勢になると腰を痛めにくいです。
また、一か所に留まって、腕を伸ばして掃除機をかけると、どうしても前傾姿勢になってしまいます。
ですから、小まめに掃除機を移動させて、自分の近くで掃除機をかけると、腰に負担がかかりにくくなります。
妊婦さんが掃除機を臨月に使う時の注意点
出産間近の臨月になると、仕事も産休に入り、陣痛に備えて遠出も控え、家にいることが増えてきます。
出産で入院するから、しばらく家を空けることになりますし、身体を動かした方が安産になるという話もありますから、せっせと掃除したくなりますよね。
しかし、体調によっては出来るだけ安静にと言われる妊婦さんもいますから、産婦人科の先生のお話をよく聞いてくださいね。
また、臨月の妊婦さんが掃除機を使う場合は体調に合わせて無理のない程度に行い、少しでもお腹が張ったり、体調に異変を感じたりしたら、横になって安静にするなど、休憩を取ってください。
こんな時こそ、パパや周囲の方に頼ってもいいですね。
妊娠中はホルモンバランスが崩れやすく、特に出産間近となると、いつくるか分からない陣痛にドキドキする毎日を過ごし、少し情緒不安定になることもあります。
思うように身体が動かせないことからイライラしたり、きちんと家事をこなしたいのに出来ない自分が嫌になったり。
でも、妊婦さんの一番大切なことは無事に赤ちゃんを出産すること。
身体のことを一番に考えて、ラクに掃除できるアイテムを導入したり、家族に頼ったりしてくださいね。
床のお掃除に関してはこちらも参考にどうぞ
⇒妊婦さんの床のお掃除方法!安産になる?姿勢はどうしたらいい?
まとめ
何気なく毎日していた掃除機掛けも、妊婦になると腰痛でしんどくなってきます。
姿勢に気を付けたり、小まめに移動したりすることで腰痛を防ぐことができます。
出産後の多忙な育児に備えて、便利なコードレスのスティック式掃除機やロボット掃除機の購入を検討してみるのもおすすめです。
子供がいると頻繁に掃除機をかけたくなりますから、コードのない軽い掃除機はとても使いやすいです。
また、自分一人でなんでも頑張らないで、周りの人に協力してもらってくださいね。