お世話になっている人への新年の挨拶に欠かせないお年賀。
どんなものを買えばいいのか、いつ買えばいいのか悩みますよね。
義実家などに年末から年始にかけて帰省する場合は、どのタイミングで渡せばいいのか悩むと思います。
今回は、お年賀をいつ買って、いつどうやって渡したらいいのか、おすすめの品や基本的なマナーをご紹介します。
お年賀っていつ買うのがいい?
年末年始は本当に忙しいので、お年賀をいつ買ったらいいのか悩みますよね。
日持ちさえ確認できれば、12月に入ってしまうといつ買ってもいいでしょう。
まわりの友人たちに聞いてみたところ、クリスマスが終わったあたりから用意し出す家庭が多かったです。
お年賀を渡す時期は、正月三が日(1月1日~3日)の間の年始挨拶の手土産として渡すのが正式な礼儀です。
年始の挨拶までに必ず買えるのなら、年が明けてからお年賀を用意してもいいですよ。
一応コンビニでも手に入りますが、少し気を使った方が良いように感じますね。
私の住むところでは地域的な風習もあり、お正月の時期は必ず和菓子屋さんが開いています。
年始の挨拶に行く前にお年賀を買うようにはしていますが、ぶっちゃけ年末年始はバタバタと本当に忙しいです。。。
日持ちのするものなら、あらかじめ買っておくこともできるので、いつ買うか悩む心配もありません。
お年賀を受け取った方も、賞味期限が長いものの方が喜ぶと思います。
クリスマス前に買っておいてもクッキーやふりかけなら、十分お正月のご挨拶まで大丈夫なのでおすすめです。
百貨店行ってみると、12月に入った頃にはお年賀の商品が並べられていることがあります。
宣伝的な意味合い以外にも、実際に需要があって買っている人がいると考えてもいいんじゃないでしょうか(*'▽')
お年賀の品のおすすめは?
年始のご挨拶に持っていくお年賀ですが、どんな品が人気なのか知っていますか?
お年賀はお世話になっている人の家へ伺うときに持っていくものなので、一緒に食べられたり、みんながよろこぶようなものが人気です。
たくさん枚数の入っているクッキーや、パイなどの詰め合わせは小さな子どもから大人まで一緒に食べられるので、喜ばれやすいと思います。
他にもさまざまな種類の味が楽しめる、コーヒーや紅茶のスティック状の粉末の詰め合わせやお茶漬けセット、ふりかけセットなども人気です。
お年賀をいつ買うのか迷ったときには、日持ちのするものを前もって買っておくと、年末の忙しい時期に余裕が持てていいですよ。
あと最近だと大手の百貨店のネットショッピングを利用し、家に配送してもらい、お年賀に持っていくってのもアリです㊙
有名ブランドのお菓子などは、お年賀用のパッケージのお菓子を取り扱うこともあります。
お年賀用のパッケージは12月の10日あたりから販売されることが多いです。
確認してから注文するといいですよ!
親へのお年賀の相場はこちらが参考になります
⇒親へのお年賀の相場は?お菓子のおすすめと現金を渡すことは?
お年賀っていつ渡す?
お年賀は基本的には「お正月の挨拶まわりのときに、神棚へのお供え物」としてお世話になっている人の家に伺うときに持参していたものです。
なのでお年賀をいつ渡すのかというと年が明けたときに手土産としてもっていき、相手に渡すのが一般的です。
しかし、遠方などで年末から年始にかけて年をまたぐように義実家などに行く場合もあると思います。
明らかに手土産のような紙袋を持っているのに、渡さないまま隠しておいて年を越すのを待ってから渡すのは少しおかしいですよね。
いつ渡すか悩んだときは、お年賀を渡すときに「今年1年お世話になり、ありがとうございました。来年もまたお世話になります」という言葉を添えましょう。
年末の挨拶に年始の挨拶を付け足して渡すと、年末にお年賀を渡しても変に思われないのではないかと思います。
お年賀を渡すのは、義実家について玄関先で挨拶しているときよりも改めてきちんと座って部屋で挨拶をする時のほうが、いつ渡すかのベストタイミングです。
もともとお年賀は年始の挨拶に持参するものなので、1月1日から1月3日の間に渡すのが常識だと言われています.
年末に渡す場合は一言、言葉を添えたり渡し方に工夫するといいかもしれませんね。
お年賀の渡し方のマナーとは?
お年賀の渡し方にもマナーがあります。
まずお年賀を購入したときに、きちんとのしをつけることを忘れてはいけません。
このときののしは、紅白蝶々結びののしが適しています。
そして表書きには「御年賀」や「御年始」と書きますが、「賀正」でも可能です。
また、のしが無い場合はお年賀用の短冊でも大丈夫です。
このときの文字も「御年賀」や「御年始」など、のしと同じです。
名前書きはフルネームで、「御年賀」という文字の下にやや小さめに書いてください。
紙袋などにお年賀が入っていることが多いと思いますが、持参した袋から包みだけを出して、包みのみを渡すのが礼儀です。
このときに名前やのしの向きがしっかりと相手の方を向くようにすることも大切です。
お年賀の渡し方のマナーで最もしてはいけないことは、お年賀を購入したデパートなどのお店から直送することです。
大切な年始の挨拶に持っていくお年賀は、しっかりとお世話になっている人の顔を見て手渡しするのが渡し方の最低限のマナーです。
また、お年賀をお正月の三が日までに渡せなかった場合は、松の内といって1月7日までに渡すようにしてください。
基本的に松の内を過ぎてしまうと「お年賀」とは言わず「寒中見舞い」という区切りになってしまうので注意が必要です。
お年賀をいただく場合もあると思いますが、お年賀にはお返しをする必要はないといわれています。
品としてお返しするのではなく、おせち料理を振る舞ったりすることがお年賀のお返しとなることが多いです。
まとめ
お年賀の渡し方や、どのように渡すのがいいのかを紹介しました。
お世話になっている人には、新年の挨拶とともに心のこもったお年賀をしっかりと手渡しすることで、感謝の気持ちを伝えることができます。
お年賀のマナーをしっかりと守って、年末年始のご挨拶に役立ててください。