シチュー作りの最後の仕上げに、ルーを入れてと思ったら、足りなかった~ということ、ありませんか?
前回の使いかけで足りると思ったのにとか、ルーを買い忘れたとかもありますよね。
もう、具材は煮込んでしまったから、今更、シチュー作りをやめられないし・・・。
家にある食材で、どうにかシチューが出来ないものかしら?
ここでは、シチューのルーが無い時の対処法、豆乳で代用できるのか、代用できそうな物について紹介していきます。
シチューのルーが足りない場合の対処法
ズバリ、シチューのルーが足りない場合は、自分で「ルー」を作ってしまえばいいのです!!
小麦粉とバターを炒めて、牛乳やチーズ、生クリームなどを入れると、シチューのルーになります。
つい、市販のルーに頼ってしまいがちですけれど、ルーは簡単に手作りできますし、美味しいシチューが出来ますし、自分好みの味に調節もできます。
例えば、小麦粉とバターの割合は半々が基本ですけれど、小麦粉が多めならとろみが増しますし、バターが多めならコクが出てきます。
炒めるのが面倒な時は、小麦粉とバターをぬるま湯で練り合わせ、ペースト状のブールマニエを作って、ルーの代わりとすることもできます。
バターが分離しないように、お湯の温度は低めにしてくださいね。
シチューのルーは豆乳で代用できる?
シチューのルーは、豆乳で代用可能です。
豆乳は大豆を主原料としていますから、タンパク質が豊富です。
それでいて、牛乳のように動物性たんぱく質ではないので、コレステロールが気になる方でも安心な食材。
シチュー作りの牛乳の部分をそっくり、そのまま、豆乳に置き換えることが可能です。
牛乳を使うより、少しあっさりとした仕上がりになります。
コクを足したい時は、味付けの塩を控えめにして、白みそを加えるのがおすすめです。
シチューにルーを入れた後、牛乳の代わりに豆乳を入れるのもOK!
ルーを手作りする際に、小麦粉とバターを炒めた後に入れる牛乳を豆乳に代えるのもOK!
豆乳を使う時はくれぐれも、火加減に注意し、シチューを沸騰させないようにしてくださいね。
豆乳は急激に加熱すると、タンパク質が分離してしまい、シチューの食感をザラザラにしてしまうことがあります。
なるべく、調理の最後の方で豆乳を入れて、その後は少し加熱するだけで大丈夫です。
シチューのルーで代用できそうなもの
先ほど、小麦粉やバターなどを使って、自分でルーを作る方法を紹介しましたが、小麦粉やバターが無い時はどうすればいいのでしょうか?
バターが無い時は、コンソメや鶏がらスープの素、中華スープの素に小麦粉と牛乳を合わせた物でも、ルーの代用品になります。
小麦粉が無い時は、片栗粉と牛乳を1:2で混ぜた物を少しずつ、シチューに加えても、とろみとコクが出てきます。
牛乳が無い時や、コクが足りない時はバターやチーズを追加すると美味しくなります。
牛乳の代わりは、コーヒーミルクやスキムミルクでも代用できます。
牛乳もバターも無い時は、加熱したジャガイモとチーズを入れて、煮込んでも、シチューになってくれます。
入れるジャガイモは擦ったり、小さく切ったりして、煮込んだ時に溶けるぐらいがいいかもしれないです。
ジャガイモのでんぷんで、シチューにとろみが出てきます。
使うチーズも、とろけるチーズや粉チーズがおすすめです。
スタンダードのシチューの材料では、牛乳や小麦のアレルギーの人は食べられないということもありますが、いろいろな代用品を使えば、安心して食べられます。
シチューはさまざまな野菜を美味しく食べられるメニューですから、自分に合ったレシピが見つかるといいですよね。
市販のルーは油っぽい、添加物が多そう、味付けが好みでないということで、敢えて、ルーを使わないでシチューを作っている人も大勢います。
今回、ルーの代用品を紹介しましたが、この方がより自分好みのシチューになることもあるかもしれませんね。
まとめ
シチューのルーは無くても、家にあるもので、自家製ホワイトソースが作れます。
基本は小麦粉とバターを炒めて、牛乳などを追加することで、オリジナルの美味しいシチューが出来上がります。
バターや小麦粉がなくても、いろいろなもので代用可能!
牛乳の代わりに豆乳を使うのもヘルシーに仕上がり、おすすめです。