子供のおやつに、大人のおつまみに、大人気のフライドポテト。
じゃがいもを買ってきて、家で作り、揚げたてを美味しく食べたいものですよね。
せっかく作るなら、美味しく作りたい!
今回は、フライドポテトは水にさらさない方がいいのか、メークインと男爵どちらがいいのか、電子レンジで温める時のコツについて紹介していきます。
フライドポテトは水にさらさないで作る??
フライドポテトはじゃがいもを拍子切りやくし切りにしますよね。
普通、じゃがいもはカットしたら、1時間ぐらい、水にさらしておくものです。
じゃがいもには、えぐみや苦みのもとになるアクが含まれていますからね。
それに、カットすると、どんどん変色も始まります。
水に浸けておくと、じゃがいもが茶色っぽくなるのを防いでくれます。
しかし、フライドポテトの場合、この後、油で揚げるので、水にさらしておくと、油はねが心配ですよね?
フライドポテトを作る場合は、水にさらさないでもいいでしょうか?
じゃがいもを水にさらすと、じゃがいもに含まれるでんぷんが水に溶けてきます。
カットした部分の細胞膜が破壊され、細胞膜に含まれていたでんぷんが流れ出てくるのです。
じゃがいもを浸した水が徐々に白く濁ってくるでしょう。
これがでんぷんが溶けた証拠です。
でんぷんが残ったまま、じゃがいもを揚げると、べったりとした粘りのある食感になってしまいます。
だから、水にさらして、でんぷんを抜いておくと、油で揚がった時に食感がホクホクのフライドポテトになるのです。
油はね予防には、水にさらしたじゃがいもの水気をしっかりと切ることです。
まず、ザルを使って、水を切ります。
それから、キッチンペーパーを広げた上にじゃがいもを広げて、上からキッチンペーパーで押さえます。
ここで、水気が残ると、カリッと揚がらない原因になります。
そして、揚げる前に薄力粉と片栗粉をじゃがいもにまぶすのがおすすめです。
薄力粉3、片栗粉2の割合で混ぜて、じゃがいもにコーティングすると、フライドポテトの表面がカリッとした食感に仕上がります。
フライドポテトはメークインと男爵のどちらを使う?
スーパーや八百屋にじゃがいもを買いに行くと、いろいろな種類のじゃがいもが並んでいます。
男爵いもやメークイン、きたあかりなど。
フライドポテトにするのは、どれがいいのでしょうか?
ホクホクの食感の男爵いも?
それとも、炒め物向きのメークインを使えば、折れにくいポテトになる?
はたまた、比較的新しい品種のきたあかり?
値段も大きく違わないし、迷ってしまいますよね。
人によって好みが違いますが、フライドポテトは男爵いもで作るのが美味しいと言われています。
メークインは煮崩れしにくい品種ですが、油で揚げると食感がねっとりとした感じになりがちです。
やっぱり、フライドポテトは男爵いものほくほくの食感が美味しいでしょう。
きたあかりも、ほくほくの食感になりますが、見た目の黄色が濃い仕上がりなります。
フライドポテトを電子レンジで温める時のコツ!
ファストフード店やコンビニなどで、揚げたてのフライドポテトを買う時もありますよね。
だけど、すぐには食べなかったり、食べ残したりすると、カリカリのポテトがしなしなになってしまいます。
電子レンジで復活できないものでしょうか?
本来であれば、フライパンやトースターなどを使った方がカリッと再現できます。
しかし、電子レンジしかない場合もありますよね。
電子レンジでも、カリッとした食感を出すにはどうしたらいいでしょうか?
フライドポテトが重ならないように並べたら、電子レンジで少しずつ温めて、水分を飛ばしていきます。
フライパンやトースターで温め直すより、電子レンジで温め直すのはコツがいります。
フライドポテトの表面がバチバチと油の音がしたタイミングで、電子レンジを止めましょう。
それ以上、加熱してしまうと、ポテトがカチカチになってしまいます。
電子レンジの加熱時間を慎重に調整するのがコツです。
まとめ
フライドポテトを作る時、カットしたじゃがいもを水にさらすのはでんぷんを溶けださせて、食感をホクホクにする作用があります。
油跳ね予防には、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取るのが大切です。
さらに、小麦粉などをまぶしてから油で揚げると、外側カリッと、中はホクホクの美味しいフライドポテトになります。
フライドポテトを作る時は。男爵いもを使った方が美味しいと言われています。
電子レンジで温め直す時は、加熱時間に注意しましょう。