暖かい季節になり、暖房器具は片付けるものですが、ホットカーペットはひきっぱなしです。
ストーブとか、ファンヒーターとかは使わないのに部屋にあると邪魔になりますから、押し入れに入れるなど片付けます。
しかし、ホットカーペットはひきっぱなしでも邪魔にならないし、そもそも、丸めて片付ける収納場所に困ってしまいますしね。
なんの問題もないですよね?
今回は、ホットカーペットはひきっぱなしでもいいのか、片付け方、フローリングにカビが生えるのかについて紹介していきます。
ホットカーペットはひきっぱなしでも良い?
実は、ホットカーペットのひきっぱなしはNGです。
ホットカーペットを使っていなくても、床とホットカーペットの間に湿気がこもりやすく、カビが生えてしまうこともあります。
もし、どうしても、収納場所がなくて、1年十、ホットカーペットのひきっぱなしにする場合は、小まめに全部外して掃除をしましょう。
夏場はダニも発生しやく、できれば、ホットカーペットのひきっぱなしはやめた方がおすすめです。
ホットカーペットの片付け方ってどうしたらいい?
まず、ホットカーペット本体とカーペットカバーを別々にお手入れしましょう。
カーペットカバーは毛足を逆立てるようにブラッシングをして、ごみを浮かせます。
それから、掃除機で吸い取ると、すっきりキレイになります。
そして、洗剤を溶かして薄めたものに浸した雑巾を絞り、カーペット表面を拭き掃除します。
さらに、お湯を浸して絞った雑巾と乾拭き雑巾で拭き、最後は天日干しをします。
ホットカーペット本体は毛足が短いため、そのまま掃除機をゆっくり丁寧にかけます。
一方向だけでなく、縦・横まんべんなく掃除機をかけて、ダニやダニの市街、糞などをしっかりと除去しましょう。
きれいになったカバーと本体はそれぞれ丸めて、ビニール袋に入れ、防虫剤や脱湿材を入れて収納します。
もし、ホットカーペット自体にダニ退治モードが備わっているならば、それを必ず実施することをおすすめします。
ダニ退治モードが無い場合は、アイロンや布団乾燥機などでダニ退治することもできます。
手間がかかりますが、きれいな状態で保管しておくと、次のシーズンに使う時に安心です。
汚れたままのホットカーペットを取り出して使い出したら、突然と咳やくしゃみに悩まされることもありますからね。
シミなどが付いていた場合は、洗濯表示を確認してみましょう。
洗濯機が使えるか、洗濯ができないかなどが分かります。
洗濯機が使える場合は、電気コードが一番内側にくるように丸めて、ネットに入れてから、洗濯機で洗います。
洗濯機で洗えない時は手洗いしましょう。
洗濯機は毛布洗いなどのソフトに洗えるモードを選び、脱水は1分程度の短めがおすすめです。
天日干しでなく、日陰の風通しの良い場所でしっかりと乾かしましょう。
特に、電気コード部分はよく乾かさないと、電源を入れた時にショートする恐れがあります。
手洗いの時はぬるま湯に洗剤を溶かして、付け置き洗いします。
脱水だけ、コインランドリーを使うのもおすすめです。
洗濯できない場合は、水拭きでシミを拭き取っていきましょう。
最後に、日陰でよく乾燥させないと、カビが生えてしまいますので、注意して下さい。
最後に、電源コード付近にほこりが付いていないかも確認しましょう。
ほこりが残っていると、火事の原因になりかねません。
洗濯した場合は、水分が残っていないかも確認してください。
こうしたお手入れをクリーニング業者に依頼する方法もあります。
プロにお任せするのも安心ですね。
ホットカーペットの下のフローリングにカビが生えた場合の対処法
ホットカーペットをめくってみたら、ショック!
フローリングにカビが生えていて、賃貸住宅なのに困った・・・という人もいるようです。
ホットカーペットの下には湿気やほこりが溜まり、カビが生えやすくなってしまいます。
まず、慌てないで、ゆっくりとカビを拭き取ってみましょう。
使い捨てできるような雑巾がおすすめです。
それから、逆性石鹸液を付けた雑巾で拭いていきます。
ここで、注意してほしいのは絶対にカビキラーなどは使ってはいけないことです。
フローリングの色落ちの原因になるからです。
無水エタノールはフローリングによっては色落ちしないことがありますので、目立たない部分で試してから使いましょう。
ただし床にワックスが塗られている場合は、溶けて白くなったりツヤがなくなります。。。
それから、カビの黒ずみ落としには中性洗剤を使います。
アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダは、床ワックスが溶けたり白くなることもありますので要注意です。
特にやっかいなのは、フローリングの溝にカビが生えている場合です。
つまようじの先でカビを掘り出していきましょう。
それでも、落ちないカビの時は万事休すで、これ以上、素人があれこれ試すのはやめましょう。
プロのクリーニング業者に相談するのが一番です。
賃貸住宅の場合は大家さんに相談してから、業者に依頼しましょう。
まとめ
ホットカーペットはひきっぱなしにしていると、フローリングがカビてしまうことがあります。
ホットカーペットを使っていなくても、小まめに外して掃除をしましょう。
できれば、シーズンオフにはきれいにお手入れしてから、収納しておくのがおすすめです。
ホットカーペットの下のフローリングにカビが発生した時は、フローリングの色落ちに注意しながら拭き掃除をします。
落としきれない時は業者に頼むのもおすすめです。