美味しい明太子を贈り物でいただいたけれど、こんなに大量は食べきれないかも・・・。
いろいろな明太子料理で消費することもできなくもないけれど、せっかくなら、冷凍して長く保存できないかなと思いますよね。
しかし、明太子のような魚卵類は日持ちしなさそうな感じなので、冷凍保存できるか心配でしょう。
今回は、明太子は冷凍したら半年持つのか、冷凍保存ってどうやったらいいのか、冷凍したら固まるのかについて紹介していきます。
明太子は冷凍したら半年持つ?
ほんのりしょっぱくて、プチプチとした食感がたまらない明太子。
ピリ辛の辛子明太子も美味しいですよね。
しかし、そんな一気に大量に食べる食材ではないですよね。
明太子などの魚卵類はコレステロールが多く含まれていて、痛風持ちの人などはたくさん食べるのは危険です。
ちょっとあえ物に使ったり、ご飯の合間につまんだりと、1回に食べる量は小皿にのる程度。
表示されている賞味期限は冷蔵保存で約2週間のことが多いです。
冷凍保存して、少しずつ食べられたらうれしいけれど、どうでしょうか?
実は、明太子は冷凍しても食感が変わらず、美味しく保存できるのです。
明太子はスケソウダラの卵を塩漬けにしたもので、賞味期限が長くありません。
大体1回に食べる明太子の量は20g程度。
食べきれないと思ったら、新鮮なうちに冷凍保存しましょう。
ここで注意なのは、スーパーなどで購入した比較的リーズナブルな値段で購入した明太子です。
この場合、すでに冷凍保存されていた明太子を解凍して、販売している場合があります。
このような明太子を家で再凍結すると、美味しさが落ちてしまいます。
あくまでも冷凍保存できるのは、国産の冷蔵流通されていた明太子に限ります。
海外産の明太子は冷凍保存しないで、早めに食べきりましょう。
さて、冷凍保存した明太子の日持ちは1~2か月です。
半年や1年経ってしまったものは、明太子の色が変わっていないか、酸っぱい匂いはないかなどを確認して、加熱してから食べましょう。
粘り気があったり、乾燥して固くなったりしている明太子は腐敗している可能性があります。
絶対に食べないようにしてくださいね。
明太子の冷凍保存ってどうやる?
冷凍保存する際は、明太子1本ずつにラップをかけて、空気に触れないようにします。
冷凍焼けを予防するためです。
さらに、密封できる袋に入れて保存しましょう。
解凍する時は冷蔵庫に移して、約3時間で食べられるようになります。
一度、解凍した明太子は再凍結すると、品質を損ねてしまいます。
食べる量だけ解凍しましょう。
予定よりも食べる量が少なくて、余ってしまった明太子はトースターなどで焼きたらこすると、2~3日日持ちします。
バターと一緒にフランスパンなどに塗って焼くと、美味しい明太トーストが作れます。
パスタや炒め物など、加熱する料理に明太子を使う時は、解凍しなくても大丈夫です。
そのまま料理に加えれば、自然と解凍されていきます。
生の明太子にこだわらないなら、明太子を焼いてから冷凍保存するのもおすすめです。
解凍したら、加熱して食べる予定であれば、冷凍する前に焼いておきましょう。
より安全に保存できます。
明太子は冷凍しても固まらない??
明太子は冷凍しても、カチカチに固くなりません。
使う分だけカットするのもおすすめです。
1口分ずつ、輪切りにしておくのもいいですね。
一度解凍した明太子は再凍結できませんから、使う分だけ取り出せるのは明太子を無駄にしない方法です。
冷凍した明太子の薄皮も、包丁できれいに剥がれます。
最初から、薄皮を剥がして、中身だけ冷凍保管するのも良いでしょう。
密封できる袋に粒だけにした明太子を入れて、薄く平たい状態にします。
袋の上から菜箸で切れ目をつけて、1回分ずつに分けておくと便利です。
あえ物などの料理に手早く使えます。
まとめ
明太子は冷凍保存すると、3か月程度日持ちします。
ラップに包んで、さらに密封できる袋に入れて冷凍庫に入れましょう。
1回に使う量ごとに小分けして、冷凍保存するのがおすすめです。
解凍する時は冷蔵庫解凍か、そのまま料理に使えます。
冷凍した明太子は硬くならず、包丁できれいにカットしやすくなります。
また、薄皮を剥がすのも簡単になります。
明太子の冷凍保存方法を覚えて、いつでも美味しい明太子を味わいましょう。