とうもろこしはただ茹でただけでも、とっても美味しいですよね。
だけど、茹でるのに時間がかかりますから、何本かまとめて茹でておきたいもの。
けれども、一度に何本も食べられないし・・・。
ここでは、とうもろこしは腐るとどうなるのか、茹で方と保存方法、冷凍できるのかについて紹介していきます。
とうもろこしは腐るとどうなる?
とうもろこしは腐ると、ねばりや酸っぱいニオイがするようになります。
まとめて茹でたとうもろこし。
1本は食べたけど、残りはまた今度と思って、お皿にラップしたままにしておくことがありますよね。
でも、そのままでは腐敗が心配・・・。
腐敗すると、せっかくの黄色い粒が茶色くなってしまったり、ねばりや酸っぱい臭いが出てきたりしてしまいます。
このように腐敗してしまったとうもろこしはもう食べられませんので、あきらめて処分してください。
茹でたとうもろこしは常温では1日程度しか日持ちしません。
では、茹でないで、生のままで保存したら、日持ちするのかしら?
生のとうもろこしはどんどん水分が抜けて、固く乾燥しがちです。
皮を剥かないで保存しても、冷蔵庫で保管しても1~2日しか日持ちしません。
生でも、茹でても、あまり日持ちしないとうもろこし。
本当に困ってしまいますよね。
でも、コツをつかんで茹でてから保存すれば、美味しく長持ちさせることができるのです。
次はその方法について説明します。
とうもろこしの茹で方と保存方法は?
上手に茹でることで、甘みを十分に引き出すことができるとうもろこし。
その茹で方を説明します。
とうもろこしは最後の1~2枚を残して、皮を剥きます。
鍋にとうもろこしを入れ、しっかりとかぶるぐらいに水を入れます。
水1.5Lに対して、塩大さじ2の割合で塩を入れると、ちょうどいい塩茹でになります。
水を入れると、とうもろこしが浮いてきますので、小皿などを乗せて、浮かないようにします。
水の状態から茹で始め、沸騰後8分ぐらい茹でると、食べやすい固さになります。
そのまま食べる場合は8分程度茹でた方がいいですが、一度、冷凍保存する場合は再加熱を考えて、茹で時間は3分程度にしておくとよいでしょう。
茹でたとうもろこしは瑞々しくジューシーなのですが、時間が経つと水っぽくなり、腐敗しやすくなってしまうのが欠点です。
食べない分は冷ましたら、ラップで包み、密封できる袋に入れて、冷凍保存しましょう。
冷凍すれば、2週間から1か月程度日持ちします。
茹でとうもろこしは冷凍できる?
とうもろこしは生のままでも冷凍保存できるのですが、茹でてから冷凍保存した方が食べる時にとってもラク!
解凍する時の加熱時間を短縮できて、すぐに食べられます♪
それに、生で冷凍するより、茹でてから冷凍すると甘さが残るとも言われています。
ただし、1本のままで冷凍したものは解凍すると水っぽくなってしまうという意見もあります。
そこで、おすすめなのが粒だけ切り落として冷凍する方法です。
生のとうもろこしの実を包丁などでそぎ落とし、沸騰したお湯で2分程度塩ゆでし、冷ましてから、キッチンペーパーなどで水分を拭き取り、密封できる袋に入れて冷凍庫保存。
これなら、急速冷凍されやすいので、品質を保ちやすく、解凍しても美味しいと評判です。
とうもろこし一本丸かじりも美味しいですけど、粒のとうもろこしは料理の彩りに使いやすく、ラーメンやチャーハンの具にしたり、炒め物に混ぜたりと幅広い料理に利用できます。
冷凍保存しておけば、使いたい時に本当に便利ですね。
1本で冷凍したものも、粒で冷凍したものも、絶対してはいけないのは常温解凍。
水っぽくなってしまいますので、必ず再加熱してください。
茹でるのが面倒であれば、フライパンで炒めたり、トースターやレンジで加熱したりでもOKです。
まとめ
とうもろこしは大変鮮度が落ちやすい野菜です。
腐敗すると変色したり、異臭がしたりします。
水から茹でることで甘さが引き立ちますが、食べきれない分は冷蔵保存しても2~3日しか持たないので、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存すれば、2週間から1か月日持ちします。
食べる時は常温解凍ではなく、茹でたり、炒めたり、トースターやレンジなどで再加熱したりする水っぽくならずに美味しく食べられます。