部屋の天井をあまりじっくり見る機会はないですよね。
横になる寝室は別かもしれませんが・・・。
だけど、エアコンの掃除でフィルターを外そうとしたら、天井が黒ずんでいることに気づいて、ビックリ!
なんで?、どうしたらいい?
ここでは、エアコン上の天井が黒くなる理由、黒ずみの掃除方法、黒い汚れを防ぐ方法について説明します。
エアコンの上の天井が黒い
白い天井なのに、黒ずみが出来てしまって、何としてでも落としたいものです。
引っ越しで、エアコンを外したら、黒ずみが残っていたら、本当に困りますよね。
そもそも、どうして、黒ずんでしまったのかしら?
この黒ずみの原因は室内のちりやホコリです。
エアコンによって、室内の空気が循環し、ちりやホコリが静電気で天井に付着してしまったのです。
このちりやホコリをそのまま放置しておくと、湿気が多い時期にカビの発生を招いてしまうかもしれません。
また、埃やけで天井や壁の素材が黄ばんでくることもあります。
そうなると、掃除の方法も厄介になってしまいますから、早いうちに掃除した方がいいですね。
エアコンの上の天井の黒ずみの掃除方法
ちりやホコリなら、ポリプロピレン製のはたきを2~3回振って、静電気を起こしてから、天井を軽くなでていくと、ちりやホコリを吸着してくれます。
しっかりと大きなほこりが付いているときは、ノズルを長くした掃除機で吸い取りましょう。
天井が高くて、はたきや掃除機を使うにくい時は、フローリングワイパーを使うと便利です。
普段は床のフローリングの掃除に使うものですが、柄を長くして、持ち上げれば、天井にも届くことが多いです。
フローリングワイパーにドライシートやマイクロファイバークロスを取り付けて、天井を拭き掃除します。
床などにほこりが落ちてきますから、十分に部屋を換気し、気になる時はマスクなどを着用しましょう。
部屋の中にあるものは出来るだけ、外に出し、ほこりをかけたくないソファーやベッドなどは、カバーをしておくといいですね。
天井を掃除した後は、床掃除もしてください。
エアコン天井の汚れを防ぐには?
エアコンの風向きを調整して、風が天井に当たりにくくすれば、多少は改善されるでしょう。
天井だけでなく、エアコン周辺の壁もちりやホコリが付きやすいので、定期的に掃除するようにしましょう。
掃除頻度の目安は月1回程度です。
それから、室内のちりやホコリというのは、エアコン内部から吹き出している可能性もありますので、エアコンのフィルターや吹き出し口周辺の掃除も定期的に行いましょう。
この掃除頻度の目安は1~2週間に1回ぐらい。
また、エアコン内部のカビ対策もしっかり行ってください。
冷房や除湿の時、空気を冷却すると、かなりの結露が発生し、内部はとても濡れてしまいます。
そのままにしておくと、高い確率でカビが発生してしまいますので、冷房や除湿の後は送風にして、内部を乾燥させるようにしましょう。
エアコン内部にカビが発生してしまうと、吹き出した風に乗って、カビを室内に撒き散らされてしまいますから、気を付けてください。
ほこりが出やすいものと言えば、カーテンやじゅうたん、布団などです。
とはいうもののこれらを使わないで生活するというのは難しいですから、なるべく、部屋を換気することを心がけましょう。
換気扇や扇風機を使うと、効果的に換気できますよ~。
それから、エアコン本体にホコリ取りフィルターを取り付ける方法もあります。
このフィルターを使うと、ホコリや花粉、ハウスダストなども取り除くことができ、しかも使い捨てなので、簡単に取り換えられるので、とても便利です。
まとめ
エアコン周辺の天井や壁にはちりやホコリが付着しやすく、黒ずんでしまうことがあります。
脚立にのって、ポリプロピレン製のはたきで落とすこともできますが、大きなホコリは掃除機で吸いましょう。
フローリングワイパーで天井の拭き掃除をする方法もあります。
日頃から、部屋の換気を心がけ、ちりやホコリを外に追い出すようにするといいですね。
また、ちりやホコリを部屋に充満させないためには、エアコンのフィルターなどの掃除をすることが大切です。
いつもクリーンな空間でエアコンを使うためには、やはり、定期的な掃除が欠かせませんね。