最近では麦茶を作るにしても、ティーパックタイプのモノが市販されています。
手軽ですし、便利ですよね。
中には節約志向やもったいないということで、何回も使用しているという人もチラホラ。
今回は、麦茶のパックは何回も使えるものなのか、麦茶パックは腐るのか、麦茶の出がらしは再利用できるのかについて綴って行きます。
麦茶のパックは何回使える?
麦茶パックは、基本的に1回使ったらそれでおしまいです。
麦茶を作る時にパック1袋を使う時の目安ですが、
・水出し 水1リットルに1袋を入れて 約2時間
・煮出し 水1~1,5リットルに1袋を入れて 約10分
・急須 1袋にお湯300mlを入れて約60秒
です。
水出しや煮出しの場合は、上記の水の量で使うと、2回目以降はなかなか色や風味が出ないのではないでしょうか。
水を継ぎ足して飲んでいる人もいるようですが、段々と薄くなって味気ないものになるのではないかと。。。
水出しの場合だと、ポットに入れっぱなしという人もいるかもしれません。。
入れっぱなしにしていると、苦みやコゲた香りが強くなること、ありますよねー。
その分、出るモノが出た感じなので、2回以上使うことは不可能でしょう笑
もし「まだイケる」と思って、麦茶のパックを2回以上つかってみて、ぬめり、酸味、えぐみなどを感じた時はすぐに破棄してくださいね。。。
ちなみに麦茶パックの使用回数をアンケートで取ってみたのですが、「1度使って捨てる」と答えた方が一番多かったです。
麦茶のパックは腐る?
水出し・煮出し・急須でも、一度水に浸した麦茶のパックは腐りますね。
水分を含んだ時点で、菌が繁殖しやすい環境になります。
さらに一度濡れると麦茶パック自体がでんぷん質が溶け出ていますし、でんぷんが栄養素となって雑菌・細菌が繁殖しやすいです。。
なので、水出しでパックを入れたままにしてある麦茶は、その日のうちに消費してしまいましょう。
そのパックを沸騰させてもう一度・・・とかは、やめたほうがいいですよ(^-^;
水出しで作って取り出したティーパックも、また使わずに破棄するのがいいでしょうね。
ちなみに使っていない麦茶のパックは、高温多湿・直射日光を避けて保存できていればでなければ、2年くらいは使えます。
傷んでいるかが心配ならば、水出しとしてではなく、煮出しで使ってくださいね。
湿っていることが心配なら、電子レンジを使って水分を飛ばすことができます♪
色を出してみて、色に濁りが出た場合は飲まずに処分するといいですよ~。
麦のパックの出がらしはどうする?
使い終わった麦茶パックの出がらしは、鉢植えやプランターの肥料の替わりとして使えます。
後は、お掃除に使えますよ♪。
水を切ってから、シンクやガスレンジの周りを拭いたり、フライパンや食器を洗う前に、麦茶パックでこすっておおまかな汚れを落としてから本洗いするとか。
あと玄関の土間部分をホウキではく前に、麦茶の中身を撒いてからはくと、土ぼこりが上がりにくい状態でお掃除できますよ♪
ちなみに緑茶の出がらしや濡れた新聞紙も、湿った状態で玄関の土間に撒くことで同じ効果が期待できます。。
それ以外だと、天日干しで水分を乾燥させてから、フライパンで煎ると脱臭剤や消臭剤の代わりとして使えます。
切ったペットボトルの下側などに入れると、冷蔵庫や下駄箱の中なんかで使えますよ~。
麦茶=麦ですし、おやつやおかずにすることもできます。
フライパンで炒めて、しょうゆや塩、砂糖、あるいはシソなどで味付けや風味づけすることで、手軽に食べることができますね(*‘ω‘ *)
まとめ
麦茶のティーパックは、使用限度や衛生的なことも考慮すると、1回使って捨てるのがベストでしょう。
麦からでんぷん質が出ることからも、使ったティーパックは雑菌が増えやすいと考えられます。
一度使った麦茶のパックは、お掃除や消臭剤としても使えます。
おやつやおかずにする人もいるそうですから、一度試してみるのも面白いかもしれませんね。