焼肉を家のフライパンで作っても、どうも美味しさがイマイチ・・・。
やっぱり網でないから、うまくいかない~。
でも、コツをつかめば、フライパンでも美味しい焼肉が出来るのです!
ここでは、失敗しないフライパンで焼肉を作る方法とおいしくするコツを紹介します。
焼肉をフライパンで作るとまずい…
家族みんなが大好きな焼肉。
お店に食べに行きたいけれど、リーズナブルに家で焼肉をしたいものですよね。
でも、うちには焼肉する道具がなくて、フライパンで焼くしかない・・・。
フライパンで作った焼肉は、お店の炭火焼きのようにカリっと香ばしくはならないし、せっかくのいい肉も油まみれになってしまうこともあります。
これは水蒸気が発生してしまうからなんです。。。
それに、自分の食べたいタイミングで肉を焼けません。
網で焼けば、肉から出た余分な脂は落ちてくれますが、フライパンでは脂が溜まって戻ってしまいますよね。
肉に脂がまとわりついて、焼肉というより炒め肉のようになっちゃいます。
これではカセットコンロの上に網を置いて、肉を焼いた方がおいしくなりそうですよね(;^ω^)
でも焼肉をフライパンで作る時のコツってあるんです。
これが分かれば、美味しい焼肉が家のフライパンで出来ますよ~!
焼肉をフライパンで作るおいしい焼き方とは?
フライパンで焼肉をする時は、火加減が非常に大切です。
フライパンを強火でしっかりと熱して、肉を置いた時にジュっと音がするぐらいにして、一気に焼いていきます。
表面を焼き固めることで、肉汁を閉じ込め、旨味を凝縮することができます。
表面に焦げ目がついたら、火を弱めて、弱火~中火で肉の中まで火を通していきます。
あまりダラダラと肉を焼いているとパサパサになってしまいます。
なるべく短時間で焼き上げた方がジューシーな美味しい焼肉に仕上がります。
ここで注意してほしいのは、一度に大量の肉をフライパンに入れないことです。
肉が重なると焼きムラが出来てしまうので、重ならない程度の量の肉を数回に分けて調理した方が上手くいきます。
それから、肉を焼いていると、徐々に肉から油が出てきます。
このままにしていると、肉が油でベトベトになったり、焦げたりしてきますので、小まめに余分な油をキッチンペーパーで拭き取りましょう。
面倒ですが、この作業が焼肉の味に左右します!
キッチンペーパーでなく、ティッシュペーパーでも代用できますが、紙が破けやすく、フライパンに残ってしまいやすいので注意してくださいね。
あと時間がかかってもいいなら、一枚ずつていねいに肉を焼き、そのたびに脂を回収するといいでしょう。
焼肉をフライパンで焼くコツは?
肉の焼き方以外にも、フライパンで焼肉をする時には気を付けておくといいコツがあります。
まず、家にあるフライパンを確認しましょう。
焼肉をする場合、テフロン加工のフライパンより鉄製のフライパンがおすすめ!
高温で肉を焼くので、テフロンを傷めてしまう可能性があるからです。
また、油が飛び散りにくい深めのフライパンを使うと、コンロ周りが汚れにくくて、後片付けがラクになります。
次に、材料の肉は調理する1~2時間前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておきましょう。
冷蔵庫から出したばかりのお肉をすぐにフライパンで焼くと、肉汁がたくさん出てきてしまいます。
肉を常温にしておくと、旨味豊富な肉汁の流出を抑えられますし、短時間で肉の中まで火が通り、表面が焦げ付くことがなくなります。
肉の下味は焼く直前がおすすめです!
早い段階で下味の塩コショウを振ってしまうと、肉に染みこみやすく、味付けが濃くなってしあいがちです。
また、塩コショウが多いと、肉を焼いた時に焦げ付きやすくなってしまいます。
全体的に少量の塩コショウで下味を付けると美味しい焼肉になります。
肉を焼く時は牛脂を使うと、断然、風味がよくなり、いつもの焼肉がワンランクアップします。
お肉を購入した時に牛脂を無料でもらえる場合は、ぜひ、もらいましょう!
牛脂が無い場合はサラダ油、オリーブオイル、ゴマ油を使います。
バターは焦げ付きやすいので、焼肉には向いていません。
フライパンに油を広げた後、スライスしたニンニクを入れるのもおすすめです。
風味が加わり、一層美味しい焼肉に仕上がります。
肉を焼いている最中に、ニンニクが焦げてきそうな時は肉の上に置いてください。
まとめ
ちょっとしたコツをおさえるだけで、家のフライパンでも十分美味しい焼肉が作れます。
火加減が大切なのと、肉を焼く前の準備もぬかりなく行えばバッチリです!
早く食べたい焼肉ですが、肉を焼く1~2時間前から肉を常温に戻し、少しずつ、丁寧に肉を焼いていくことが焦げ付かせないコツです。
あと、時々、キッチンペーパーで余分な油を吸い取るのも、お忘れなく。
フライパンで手軽に美味しい焼肉が作ってくださいね。