ハンバーグって、子供から大人まで大好きな人も多いですよね。
でも見た目は美味しいそうな焼き色がついていても、食べてみると生焼けなんてことも。。。
楽しみにしていた気持ちも、半減してしまいますよね。
今回は、ハンバーグの中まで火を通す作り方や焼き方、生焼けの場合の対処法について紹介していきます。
ハンバーグの火が通りやすいタネの作り方
ハンバーグはその形を形成させる時に、火を通しやすくできます。
ハンバーグに使うひき肉をよくこねる
ひき肉に塩こしょうをかけてから、良くこねてください。
ひき肉をこねる目安は、白っぽくなって粘り気が出てくる状態です。
粘り気が出てくるまで密着させれれば、肉汁も包み込むこむことができますよ。
手の温度で肉の脂が溶けてべたつきやすいですし、短い時間で指先でこねるのがポイントです。
ハンバーグのタネの空気を抜く
手のひらサイズにしたハンバーグのタネを、手に打ち付けるようにして空気をしっかり抜いてください。
ハンバーグの形に整える時にしっかり空気を抜かないと、焼いている途中で割れやすくなります。
焼いている時に割れてしまうと、肉汁が逃げてしまいやすくなります。
しっかり空気を抜くことが重要です。
ハンバーグのタネの真ん中をへこませる
ハンバーグの真ん中部分をへこませておくと、全体に均等に火を通しやすくなります。
真ん中の部分はどうしても日が通りにくいので、へこませることでリスクを解消することができますね。
焼きすぎて、表面が硬くパサパサになる状態を防いでくれる役割もあります。
ハンバーグの中まで火を通す焼き方
ハンバーグをフライパンとふたを使って蒸し焼きして火を通す!
フライパンでハンバーグを焼く際に、フタをすることで蒸すという作業を加えることができます。
いわゆる「蒸し焼き」ってヤツです。
蒸し焼きにする時は、最初に中火~強火で両面を焼いてから、そこからフタをして弱火で焼きます。
ふたをする時に、少量の水を入れてください。
焼く時間はハンバーグの厚さや火の強さで変わりますが、両面を1分ほど焼いてからフタをして弱火で7~8分ほどです。
ワインやお酒を加えたい場合は、ふたをする時に水の代わりに少量入れてくださいね。
表面を最初に焼くことで肉汁が出過ぎないようにし、蒸し焼きにすることで中まで火が通ったふっくらしたハンバーグに仕上がります。
冷凍ハンバーグを焼く時は解凍してから?
冷凍したハンバーグを焼くときは、凍ったまま焼いてください。
解凍してしまうと、肉汁が損なわれますよ。
解凍して焼いてもうまみ成分が減り、ジューシーさが無くなる場合もあります。
ハンバーグが焦げる原因は
ずっと強火で焼くと、焦げてしまいやすくなりますね。
ハンバーグの表面を焼いて固める時だけ、強火にするといいですよ~。
ハンバーグを焼いていてひっくり返すのはいつ?
型側の表面がしっかり焼けてから、ひっくり返してください。
しっかり焼いておかないと、肉汁が出過ぎたり割れる原因になります。
ハンバーグから肉汁が多く出る原因は?
肉汁が出過ぎないように焼くポイントは、なんどもひっくり返さず、表面をしっかり焼いて焦げ目をつけることです。
焼いている途中で割れないようにする工夫も必要ですね。
完全に肉汁が出ないように焼くことは不可能です。
ハンバーグの肉汁が透明になるまで焼く
肉汁が赤い時は、まだ完全に火が通っていない状態です。
肉汁が透明になるまで、ハンバーグを焼きましょう。
肉汁自体はうまみ成分がつまっているので、ソース作りに役立てるといいですよ♪
ケチャップやソースなどを入れて加熱するとOKです。
お好みでバターなどを加えてもいいでしょう。
ハンバーグをオーブンで焼く
フライパンのフタが無くてもオーブンがある場合は、オーブンを活用してみるのもいいですよ。
まずフライパンでハンバーグの両面を焦げ目がつくまで焼いてから、オーブンで焼きます。
始めに焦げ目がつくまで焼くことで、肉汁が逃げづらくなります。
充分に余熱したオーブンで、ゆっくり10分ほど焼いてください。
オーブンの代わりにオーブントースターを使う場合は、アルミホイルで包んで焼くといいですよ。
ハンバーグの生焼けの見分け方
生焼けの確認は、肉汁の色を確認しましょう、
肉汁が赤い状態なら、まだ完全に火が通っていないです。
ハンバーグのもっとも分厚い部分に、爪楊枝や竹串で刺して穴を開けてみてください。
出てくる肉汁が赤ではなく透明の状態だと、火が通っています。
また金串を数秒刺して、中の熱さを確認する方法もあります。
80℃を越えていたら、確実に火が通っていますよ。
ハンバーグの生焼けを食べると危険
生焼けのハンバーグや肉は、食べてしまうと食中毒を起こすリスクがあります。
特に豚肉は、菌を持っている可能性が高いです。
体に症状が出てからでは後悔しますし、食べるのをやめておきましょう。
ハンバーグが焼けたように見えて生焼けな場合がある理由
蓋を使わずに最初に強火で焼いて後から弱火で焼く方法だと、表面が焦げてしまいます。
この焼き方だと、見た目的には火が通ったように見えますが、生焼けになりやすいですね。
中火~強火を使ってハンバーグの表面を焼いてから、ふたを使って蒸し焼きにすることで生焼けを解消できますよ。
ハンバーグの厚みで生焼け?
家でハンバーグを焼くには、ハンバーグの厚さは2cmくらいが最適です。
家庭にある調理器具だと、お店のような厚すぎるハンバーグは生焼けになりやすいです。
ハンバーグの生焼けは電子レンジで加熱!?
生焼けハンバーグは、電子レンジで加熱するのが一番簡単ですよ。
ただし電子レンジで加熱しすぎると、肉汁が抜けて固くなりがちです。
30秒~1分ほどで、状態を確かめながら加熱していくことをおすすめします。
ハンバーグが生焼けの場合のリメイク
火が通り切っていない生焼けのハンバーグは、リスクが高いので食べてはダメです。
リメイクさせるなら
・煮込みハンバーグ
・ハンバーグドリア
・ロールキャベツ
あたりがおススメです。
まとめ
ハンバーグのタネは、良くこね、空気を抜き、中央分をへこませましょう。
ハンバーグを焼くには、強火で表面を焼いから、ふたをして「蒸し焼き」にするのがおススメです。
火が通ったか通っていないかの見極めのポイントは、肉汁の色です。
透明の肉汁の場合は、火が通っています。
豚肉の場合は食中毒を起こす菌を持っている場合もありますし、生焼けのハンバーグを食べないでください。
電子レンジで加熱したり、煮込みハンバーグとしてリメイクし買加熱する方法がありますよ!
火の通ったジューシーで美味しいハンバーグを食べてくださいね♪