旬の時期のたけのこって、食感と香りがなんとも言えず、たまらないですよね~。
しかしあまりたくさん食べられるものでもなく、とりあえず冷凍保存するとスカスカの食感になることも…
こんなにたくさんあるのにスカスカでどうしたらいいの!?
コレ、実はあるあるです。
今回は、冷凍してスカスカになったたけのかは食べれるのか、スカスカにならない冷凍保存方法、たけのこのおかずは冷凍できるのかについて紹介していきます。
たけのこは冷凍してスカスカになっても食べれる?
たけのこは実はたくさんの水分が含まれており、それによってあの食感やほどよい香りを保っています。
ベストな保存方法は確かに「冷凍」することですが、どうしても水分が抜けてしまうんですよね。
その場で食べきれず「冷凍保存」した時点で避けられないことです。
しかし大丈夫。
スカスカになってしまっても、傷んでるわけではないので食べられます。
でもスカスカに変わりはありません。
冷凍のポイントは、調理時にきるだけ細かく切って調理すること。
ざっくり切った大きい形での調理はスカスカが際立ってしまうため、もう小さくしちゃいましょう。
スカスカのタケノコを小さく切って調理しても、食感はちゃんと残っているのでご安心を。
オススメ調理法
・炊き込みご飯
・刻みメンマ
・チャーハン
・餃子
これらなら、スカスカは気にならずおいしくタケノコを食べることができますよ。
私のオススメは「刻みメンマ」です!
醤油・酒・みりん・砂糖・ごま油・唐辛子と家にある調味料で簡単に作れます。
(鶏ガラとラー油を少し足すとより美味しくなります)
ご飯がススム最高のお供です。
たけのこがスカスカにならない冷凍保存方法!
たけのこスカスカ経験者さんは、次はできるだけスカスカにならないように「冷凍保存」したいところですよね。
まずポイントは
①あく抜きをしっかり
②小さめに切る
③水分を飛ばさないようにする
です。
①は基本。
保存するときは面倒ですが、最初にぜーんぶあく抜きをしっかりしておきましょう。
いずれやることなので、一気にやってしまったほうが楽です。
穂先と根元を切り落として、タケノコに大きく盾に切れ目を入れます。
水と米ぬかを使い、約1時間じっくりあく抜き。
終わった後はすぐに取り出さずに、そのまま冷めるまで放置しておきましょう。
②タケノコの繊維が凍ると硬くなったり、スカスカになってしまう原因に。
できるだけ繊維を壊す意味で小さく切るのがベストです。
フリーザーバッグにも入れやすいですし、そのほうが調理するときも切る手間がなくなるので、一石二鳥ですね。
③小さく切ったタケノコをそのまま凍らせている方も多いのではないでしょうか。
水分を閉じ込めておく方法が2つあります。
【砂糖をまぶしてフリーザーバッグに】
タケノコの水分を砂糖が封鎖。
水分が飛ぶ前にキープしてくれます。
調理時は砂糖を洗い流せば甘さは特に気にならないので大丈夫。
気になるようだったら煮物にするといいですよ。
【フリーザーバッグにだし汁と一緒に入れる】
水分が飛ぶならだし汁に漬けてしまいましょう。
解凍時の料理にもよりますが、和食であればそのまま調理もできるし、味もついて一石二鳥です。
これで次からはスカスカにならず、美味しいままタケノコを保存できますね。
たけのこのおかずは冷凍できる?
共働きが多くなっている昨今、「作り置き」が流行っています。
完全に調理して作り置く場合と、味付けのみして保存しておく「半作り置き」。
タケノコ料理は調理後に冷凍できるのでしょうか?
もしできるのであれば、働くママ・奥様にとっては大助かりですよね。
まず、完全に調理したタケノコは、あまり冷凍保存をオススメできません。
水分を保つことが難しいのと、ほかの食材と合わさった時点で傷みやすいです。
保存は「短期」の「冷蔵」のみにして、早めに食べ切りましょう。
もし、冷凍保存をするのであれば「半作り置き」がいいです。
調理する前の「味付け」の段階です。
料理に合わせてだし汁や他の調味料に合わせてフリーザーバッグに入れ冷凍します。
こちらも近いうちに食べたほうがいいです。
タケノコの状態もありますし、味付けなので漬かりすぎる可能性もあります。
長期保存には適しません。
週末に1週間分作って、金曜日までに食べきる。
そんなペースがベストだと思います。
まとめ
たくさんもらったタケノコが冷凍してスカスカになっても、美味しく食べられる方法がありましたね。
とにかく細かくしちゃうこと。
これで、スカスカたけのこさんとも最後まで上手に付き合えますね。
そして次からは、冷凍するときに一工夫すればもうスカスカたけのことは出会うこともないでしょう。
旬の美味しいたけのこを、いつでも美味しく食べられるのはこの少しの工夫で叶います!
長くたけのこを楽しめそうなので、料理のレパートリーもふやしておかないとですね。