生姜焼き、からあげ、とんかつ・・・。
調理してもお惣菜を買ってきても肉料理って野菜が不足してるし、なんだが茶色ばっかりで彩りにも欠ける。
そんな時に大活躍なのが「キャベツ」です。
栄養も豊富だし、黄緑色の千切りがパッ華やかにしてくれますよね。
そんなキャベツの千切りですが、他の野菜を洗うようにちゃんと洗った方がいいのか疑問がわいてきませんか?
今回は千切りキャベツはいつ洗うのか、臭みの対処方法、冷凍できるのかについて紹介していきます。
キャベツの千切りを洗うのはいつ??
結論から言うと、千切りキャベツは切ってから洗うのはNGです。
キャベツの千切りを想像してみてください。
どうやって洗いましょう?
私のように「千切り」ならぬ「百切り」であればまだしも、プロ並みに細ーく切れた「成功千切り」を洗うのは少し難しいですよね。
洗ったときに一緒に流れてしまいそう。
そして一つ大事なことを言うとキャベツの栄養素はほとんど水溶性なので、千切りが流れるどころか、一緒に栄養も流れてしまいます。
キャベツは「切ってから洗うのはNG」なんです。
しかも千切りなんて、切った断面の面積が大く栄養流れ放題。
キャベツを買って調理するとき、いつ洗うか・・・「今でしょ!」
ちょっと古いですね・・・。
「切る前に洗う」のがポイントです。
①買う前、もしくは買った後でも濃い緑の外側の葉は捨てます。
洗っても落ちにくい農薬や虫食いが多くみられるので、スーパーで買う際に置いてあるゴミ箱にポイしてOKです。
②何枚か葉を取って、千切り前に洗う
半玉や1/4玉で買ったキャベツをそのままザクザク切る時はそのまま洗ってしまうかもしれませんが、隙間に虫さんが潜んでいる可能性もあります。
可能な限り、葉をバラシて洗いましょう。
そして外した葉を重ねて千切りするのみ!
千切りされたものを買った場合は、お店で洗って切ってあるはずなのでそのまま食べて大丈夫です。
しかしチョット気になる・・・という方は、ざるに出してサッと水で洗いましょう。
お風呂に浸かるのではなく、朝シャンぐらいのサッとの感覚で。
大事なキャベツの栄養が一緒に流れてしまいますからね。
キャベツの千切りの臭みの対処法!
キャベツを千切りにすると青臭く感じたりすることがありますよね。
鮮度なのか、はたまたそのキャベツの品種の個性なのか・・・。
ちょっと青臭さが気になった時に、いい方法があります。
チョット手間をかけるだけでグッと美味しくなるのでオススメです。
紹介する方法は
①お酢を使う
②レモンを使う
③湯通しする
の3つです。
①、②に関しては千切りしたキャベツをボウルにいれ、水を入れます。
そこにお酢もしくはレモン汁を少量入れてサッと洗います。
臭いの強さによって、お酢やレモン汁の量、浸す時間を調整したほうがいいのですが、先ほども言ったようにキャベツの栄養は水に弱いため、できれば短時間がいいです。
そしてざるにあげて、しっかり水を切れば出来上がり!
レモン汁に関しては、通常の千切りより少しさっぱりして美味しいという方も。
我が家ではその多少のレモン風味が人気で、臭わなくてもサッとレモン水に通してます。
③は少し熱を通す方法。
生のキャベツの千切りのシャキシャキ感が少し失われるのがデメリットですが、臭みは消えやすいです。
焼肉や生姜焼きなど、千切りキャベツの上にドサッとお肉を乗せるパターンにしてしまえば、逆に味が染みて美味しいです。
合わせる食材と、調理方法によって臭みをとる方法も変えてみてくださいね。
キャベツの千切りは冷凍できる?
キャベツの千切りって量の調節が少し難しく、作りすぎてしまうことってないですか?
私は毎回千切りがメインか!ってくらい切ってしまう癖があります。
家族の胃の様子で、美味しく食べきれる日もあれば、どうしても残ってしまう日も。
そのまま冷蔵庫にいれておくとあっという間にしなしなになって、臭みがでてきてしまいます。
そんな時はコレ。「冷凍保存」に限ります!
千切りキャベツも冷凍できるんですよ。
①生のまま冷凍する
千切りを水に浸します。
約1分ほどで大丈夫です。
その後が大事。
よーく水気を切ってください。
水が残っていると、その水分が氷になり冷凍焼けしたり、解凍時にべちゃべちゃになってしまいます。
水分をきった千切りはフリーザーバックに入れて、冷凍庫へ!
保存期間は約1ヵ月になります。
②湯がいてから冷凍する
臭みを消したり、傷むのを防ぐには「熱」が一番です。
熱湯で湯がいたら、ざるにあげ、熱と水気をとります。
よく冷めて、水気もなくなったら同じです。
フリーザーバックに入れて冷凍庫へ。
どちらも冷凍後のキャベツは火を通す調理がオススメです。
凍ったままお味噌汁や炒め物で使えるので楽ですよね。
どうしても生で使いたいときは①のキャベツをざるにあけ、自然解凍してください。
解凍後サッと水で流して、水気を切れば使うことができます。
まとめ
切るのも難しいですが、扱いも悩みがちなキャベツの千切り。
切る前に洗うのがベストです。
キャベツの良さである「豊富な栄養」は切った後に洗うと流れやすいから。
大切な栄養を逃さずに、美味しく食べたいですよね。
そして臭みや保存についてもコツがありました。
もうこれで、いろいろと難しそうな千切りでも悩まない!
あとは千切りにする腕を磨くだけですね。
シャキシャキの栄養満点のキャベツの千切りで、食卓を一気にはなやかにしちゃいましょう。