秋が旬のさんまを冷凍保存しておけば、新鮮でいつでも食べられそうです。
だけど、半年もたってからはどうなのでしょうか?
もう、ダメ?、それとも、全然、大丈夫?
ここでは、さんまは冷凍して半年しても食べれるのか、冷凍さんまの焼き方、さんまの開きも冷凍できるのかについてお応えします。
さんまは冷凍して半年たっても食べれる?
一般的には、さんまを冷凍保存した時、日持ちの目安は約1か月。
半年は長過ぎて、冷凍焼けして、味が落ちている可能性があります。
劣化しにくいように、頭と内臓を取り、しっかりと密封して冷凍保存してあれば、半年たっても食べられないことはないかもしれませんが、ここではおすすめしません。
冷凍さんまはなるべく1か月以内に食べ切るようにしましょう。
それも、新鮮なさんまを冷凍した時の場合。
さんまは秋が旬で、それ以外の季節に出回っているのは解凍したさんまです。
ですから、秋以外に買ったさんまは解凍したさんまですから、家でもう一度冷凍保存してしまうとかなり味が落ちてしまいます。
冷凍保存できるのは、旬のさんまだけと考えてくださいね。
冷凍さんまの焼き方って解凍してから?
解凍しないで、そのまま、魚焼きグリルやフライパンで焼くこともできますが、ムラなく上手に焼けないことが多いです。
やはり、冷凍さんまは一度、解凍してから、焼くようにしましょう。
一番間違いのない解凍方法は冷蔵庫解凍で、5時間ぐらいで解凍されます。
解凍するとドリップが出てきますので、あらかじめ、しっかりとした袋や容器に入れてから解凍し、ドリップが漏れないように注意してください。
急いでいる時は、レンジ解凍や流水解凍でもOKです。
魚焼きグリルで焼く場合、グリルの受け皿に水を入れ、火を付けて、網を温めておきます。
この時、網に酢や油を塗っておくと、魚がくっつきにくいと言われています。
温まってきたら、冷凍さんまをグリルに入れ、中火で7~8分、裏返して、弱火で4分ぐらい焼いていきます。
フライパンで焼く場合、じかにさんまを置いてしまうと、フライパンにくっついてしまいがちなので、クッキングシートを敷いて焼くのがおすすめです。
フライパンにクッキングシートを敷き、その上に解凍したさんまを並べ、中火で7~8分、裏返して4~5分焼いていきます。
焼いていると、さんまから脂が出てきますが、クッキングペーパーで拭き取ると、さんまが油まみれにならず、美味しく焼き上がります。
解凍する時間がない時は、フライパンにホイルを敷いて、冷凍さんまに酒を振りかけ、蒸し焼きにしていきます。
中火でスタートして、酒が沸騰してきたら、蓋をして、弱火で15分ぐらい焼き、こんがり焼けたら、ひっくり返して、反対側も弱火で10分ほど焼いていくと、中までしっかり火が通っていきます。
酒が無い時は、ただ、そのまま、冷凍さんまをひたすら弱火で30分ぐらいかけて焼いてもよいでしょう。
解凍しないで焼く時は、とにかく、弱火で時間をかけて焼くと生焼けを防ぐことができます。
さんまの開きも冷凍できる?
はい、さんまの開きも冷凍できます。
さんまの塩焼きは美味しいけれど、内臓や骨などがあって、食べにくいのが気になる人もいますよね。
それに、焼くのに時間がかかるし、もうもうと煙が出て、家が臭くなるのが嫌という人もいませんか?
その点、開きなら、さんまの内臓は取り除かれていますし、骨も簡単に取れるから食べやすいです。
焼いても、そんなに臭いも煙も出ないので、家でも調理しやすいです。
でも、さんまの開きも、冷凍保存できるのでしょうか?
生の開きも、干物と開きも、家で冷凍保存できます。
日持ちの目安は約1か月!
但し、旬のさんまは脂がのっているので、長期に冷凍保存しておくと、脂の酸化が心配です。
冷凍保存しても、早めに食べ切ることをおすすめします。
まとめ
冷凍さんまの日持ちは約1か月ですから、半年たったものは冷凍焼けなどの心配があります。
冷凍さんまは冷蔵庫解凍してから焼いた方が、ムラなく焼けて、失敗がありません。
時間がない時は、レンジ解凍や流水解凍でもよいでしょう。
解凍しないで焼く時は、弱火で30分ぐらい、じっくりと時間をかけて焼いていくと、中までしっかりと火が通ります。
さんまの開きも、冷凍保存可能で、日持ちはやはり1か月程度です。
美味しい旬のさんま、新鮮なうちに冷凍保存しておくといいですね。