おでんの具、いろいろありますけど、餅巾着も美味しいですよね。
中からトロッとした餅が出てきて、もう、たまりません~!
でも、たまに、餅巾着を食べても、餅が固いままの時があって、そんな時は本当にガッカリ・・・。
餅巾着は早くから鍋に入れてしまうと、餅が溶けてしまうし、いつ、入れるのがいいのか迷います。
今回は、おでんの餅巾着を入れるタイミング、餅巾着に下ごしらえは必要なのか、餅巾着を美味しくする方法について紹介していきます。
おでんに餅巾着を入れるタイミングはいつ?
市販の餅巾着を使う時は、食べる直前に入れるのがおすすめです。
それは、市販の餅巾着に使われている餅はコーンスターチが使われていることが多く、すぐに柔らかくなりますし、煮込むと溶けてしまうからです。
餅巾着を手作りする場合は、使う餅をよく確認してください。
保存中に餅の表面が硬くなってしまっていたら、あらかじめ、1センチぐらい切り落としましょう。
手作りの餅巾着は、市販品より少し長く、鍋に入れておいても大丈夫です。
火が通りにくい大根などが煮えた後、練り物などと一緒のタイミングに入れてください。
おでんの餅巾着には下ごしらえが必要?
餅巾着の美味しさは餅の柔らかさだけではありません。
巾着に味がよく染み込んでいるのも大切ですよね。
それには、巾着の湯通しをして、巾着の表面をコーティングしている油を流しましょう。
この油があると、おでんで煮込んでも、味が染み込むのを妨げてしまいます。
湯通しをした巾着なら、味がしっかりと染み込んでくれます。
市販品の餅巾着なら、そのまま、湯通しします。
鍋に熱湯を入れて、湯がいてもいいですけれど、餅が柔らかくなってきやすいので、注意してください。
手作りの餅巾着の場合は、餅巾着を作る前に油揚げの状態で湯通ししておくといいですね。
湯通しではなく、油揚げをキッチンペーパーで挟んで、少し押すようにして、余分な油を吸収させる方法もあります。
この方法ですと、自然と油揚げの袋が開きやすくなり、餅を入れやすくなります。
湯通しをした餅巾着は2~4分ぐらいで味が染み込み、茹で上がります。
餅の大きさや厚さにもよりますけど、子供や高齢者が食べる場合は小さめの方が食べた時に喉に詰まりにくいでしょう。
巾着の上からお箸でつまんで、餅の弾力を確認したら、一度、鍋から取り出すのがおすすめです。
いつまでも煮込み続けていると、餅が溶けてしまうことがありますし、一度、冷ますことで、さらに、味が染み込んでいきます。
餅巾着は手間をかけることで、より一層、美味しくなります。
おでんの餅巾着のカロリーはどれくらい?
おでんって、鍋料理ですから、低カロリーで、ダイエット中でも安心して食べられそうなメニューのような気がしますよね。
たしかに、おでんの大根やこんにゃく、白滝、昆布巻きなどは1個20キロカロリー以下ですから、とても低カロリーです。
でも、具によっては、高カロリーなものもあるのです。
それは、ウインナーや厚揚げ、それから、餅巾着などは、1個80キロカロリー以上ありますから、何個も食べてしまっては、食べ過ぎになってしまいます。
しかし、温かい鍋料理を食べることで、血行を促進し、いろいろな具を食べられるので、栄養のバランスを取りやすいので、ダイエット中におでんを食べること自体はおすすめです。
こんにゃくや白滝などは食物繊維やミネラルが摂取できますし、練り物や卵、牛すじ、豆腐などからはタンパク質を補給することができます。
但し、具によって、摂取カロリーの差が大きいので、どの具を食べるのか選んでください。
まとめ
おでんの餅巾着、その魅力は中から出てくるとろっとした餅ですけれど、長く煮込むと溶けてしまうことがあります。
ですから、鍋に入れるのは最初からではなく、後半~最後にしましょう。
餅巾着は短時間で煮込まないといけませんから、味が染み込みやすくするために、事前に湯通しをして、巾着の油を取り除くのがおすすめです。
おでんはダイエット向きな料理と思われがちですが、具によっては高カロリーで、餅巾着も1個で80キロカロリー以上あります。
ですから、特にダイエット中は食べる具材や量について気を付けてください。