家で作るおでん、定番の具に少し飽きてきたので、今回はロールキャベツを入れてみることに!
だけど、どのタイミングで鍋に入れていいのか迷います・・・。
早くては煮えない感じがするし、遅くては煮え過ぎてドロドロになりそうですし。
ここでは、おでんのロールキャベツを入れるタイミング、冷凍したままで入れていいのか、おすすめの中身について紹介していきます。
コツをつかんで、一味違うおでんを楽しんでくださいね。
おでんにロールキャベツを入れるタイミングはいつ?
おでんにロールキャベツを入れる場合は、最初に入れましょう!
基本的に、おでんに入れる具の順番は煮えにくい物からです。
大根やこんにゃく、玉子など、味が染み込むのに時間がかかるものから鍋に入れていきます。
その後、長く煮ると硬くなってしまう練り物などを入れて、最後にはんぺんなど、すぐに火が通るものを入れたら完成です。
ところで、ロールキャベツはどのタイミングで鍋に入れたらいいのでしょうか?
中身はひき肉ですから、しっかり火を通したいけれど、キャベツは長く煮込むと柔らかくなりすぎそうですよね。
ロールキャベツはやはり、最初から鍋に入れていきます。
この時、なるべく、鍋にきっちり詰めるようにロールキャベツを入れると、動かないので、型崩れしにくいです。
他の具を入れる時も、あまりかき混ぜないようにしましょう。
どうしても型崩れが気になる場合は、ロールキャベツだけ別の鍋で煮込んで、最後におでんの鍋に入れてもよいでしょう。
おでんにロールキャベツを入れる時は冷凍したまま?
ロールキャベツ作りは結構手間がかかることですから、時間がある時に一気に仕込んで、冷凍保存しておくと便利です。
でも、これをおでんに入れる時は冷凍のままで大丈夫でしょうか?
それは、加熱してから冷凍保存したかどうかによります。
一度、蒸したり、茹でたりしてから冷凍保存してあるものは、冷凍のまま、おでんに入れても大丈夫です。
しかし、加熱しないで、ひき肉をキャベツで巻いただけの状態で冷凍保存したものは、解凍してから鍋に入れましょう。
解凍しないで、鍋に入れても大丈夫なこともありますが、よっぽど注意して、煮込んでいかないと、ロールキャベツの中のひき肉に火が通りきらないうちに、周りのキャベツが煮え過ぎでドロドロになってきてしまうことがあります。
また、ロールキャベツの大きさにもよります。
市販の冷凍ロールキャベツなどはとても小ぶりに出来ているので、解凍しないで鍋に入れても、じっくり煮込めば、中まで火が通ることが多いです。
ですが、大きさのあるどっしりとしたロールキャベツですと、中まで煮えるのに時間がかかりますし、その間に周りのキャベツが柔らかくなり過ぎで、煮崩れしてしまうことがあります。
せっかくおでんにロールキャベツを入れるのですから、見た目もきれいに仕上げたいですよね。
煮崩れが心配な時は、解凍してから鍋に入れた方が生煮えにならず、安心です。
おでんのロールキャベツのおすすめの中身は?
いつもはトマトやコンソメスープなどで煮込むロールキャベツですが、今回はあくまでもおでんの具。
大きさは少し小さめの方がよいでしょう。
普段はキャベツの一番外側にある大きな葉をそのまま使いますが、今回は何枚か剥いた後に出てくる中ぐらいの大きさの葉で作った方が、おでんの鍋に入れやすいです。
それから、普段のロールキャベツの中身はひき肉と玉ねぎのみじん切りを混ぜることが多いですよね。
しかし、おでんに入れるロールキャベツは玉ねぎではなく、小葱がおすすめです。
玉ねぎは加熱すると甘みが強く、小葱の方がおでんの汁との相性がバッチリ!
ひき肉も豚と鶏の混合でもいいですが、鶏のミンチだけにすると、鶏団子のような仕上がりになり、よりおでんの汁に合います。
少し、潰した豆腐をミンチに混ぜると、ロールキャベツの中身がふわふわで美味しくなります。
そして、キャベツで包んだら、爪楊枝止めでもいいですが、おでんに入れるなら、かんぴょうを巻いて止めると恰好いいですし、和風のおでんにピッタリです。
まとめ
おでんのロールキャベツは最初から鍋に入れた方がいいですが、煮崩れが心配な時は別の鍋で煮た方が上手くいきます。
冷凍のロールキャベツを使うと便利ですが、そのまま解凍しないで鍋に入れてしまうと、煮えるのに時間がかかり、煮崩れしてしまう恐れがあります。
解凍してから、鍋に入れた方が心配ないですね。
おでんのロールキャベツは小さめに作った方が煮えやすいし、鍋にも入れやすいです。
ロールキャベツの中身は和風のおでんに合わせて、鶏ミンチや小ねぎを使うと、汁との相性がよくなります。
おでんにロールキャベツを入れる時は、コツをつかむとさらに美味しくなりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。