寒い時期にお餅や白玉が入っているおしるこは身体も温まって美味しいですよね。
でもおしるこが残った場合などは冷凍保存できるのでしょうか?
今回は、おしるこの冷凍保存方法や解凍方法、冷凍以外の保存方法についてご紹介します。
おしるこは冷凍保存できる!
おしるこを作る時って、毎回食べる分を作るというよりはまとめて多く作るという家庭が多いのではないでしょうか。
そんな時、保存の仕方に悩んだことはありませんか?
実は、おしるこを多めに作って保存したい時には冷凍保存がオススメなんです。
冷凍保存なら1か月の長期保存が出来るんです!
冷凍保存する時は、タッパーやフリーザーバックに入れてなるべく平らになるようにして入れてください。
この時、空気に触れないようにラップで内蓋をしたり、空気をしっかり抜いて密封するといいですよ!
空気に触れる部分を出来るだけ減らすことで、冷凍保存する時に霜がついておしるこの風味を損なうのを防ぐことが出来ます。
また、完全に固まる前に1回分か1人前分ずつ分けやすいように線などの分かれ目を作っておいたり、小分けにして冷凍しておくと食べる時に便利ですよ!
でも冷凍保存する時、1つ注意したいことがあるんです。
それは、おしること一緒に入っているお餅や白玉は取り出してから冷凍するようにしてくださいね。
お餅や白玉が入ったままで冷凍すると、餅本来の風味を損ないマズくなってしまうんです…
しかも解凍するときに餅が温まりすぎてドロドロに溶けてしまう可能性があるんです。
せっかくなら美味しく食べたいので、冷凍する時には餅や白玉は取り出してくださいね。
もちろん、粗熱をとってから冷凍庫に入れることも大切ですよ。
熱いまま冷凍してしまうと冷凍庫内の温度が上がり、他の食品を傷めてしまいます。
電気代もかさみますよね。
冷却効果を下げないためにも、おしるこを保存容器に入れたら粗熱を取ってから冷凍庫に入れるようにしてくださいね。
おしるこを冷凍した場合の解凍はどうしたらいい?
冷凍したおしるこは基本的に自然解凍でOKです。
食べる前日に冷凍室から冷蔵室に移しておくだけでいいので、ラクチンですね。
しかも解凍出来ていればすぐに食べられるのも嬉しいポイント!
ですが、これだとおしるこの風味を味わうことが出来ません。
おしるこの風味を存分に味わい時は、自然解凍後に鍋や電子レンジで再加熱するのがオススメですよ。
もし自然解凍する時間が無い場合は、流水で解凍し半解凍になったら鍋に移して火を通しましょう。
鍋を火にかけている間に餅を焼くことも出来ますね。
おしるこの保存方法
冷凍保存するほどでもない短期間の保存なら、冷蔵保存でOKです。
短期間だからといって、常温保存するのは絶対にNGですよ!
なぜかと言うと、穀物や豆類に付着している「セレウス菌」が繁殖するからなんです。
おしるこは小豆を使用しているのでセレウス菌が付着している可能性があります。
セレウス菌は耐熱性があるため、加熱調理しても死滅しません。
加熱して作るおしるこにセレウス菌が残っている可能性があるので、常温保存だとセレウス菌を繁殖させてしまうんです。
冷凍保存するほど長持ちさせたいわけではないなら、冷蔵保存しましょう。
冷蔵保存はタッパーやジップロックなどの保存袋に入れたら、空気に触れないようにして冷蔵庫に入れるだけです。
簡単ですよね!
気になる保存期間は、冷蔵保存は2.3日程度にしておきましょうね。
冷蔵保存したおしるこを食べる時は、鍋に移してしっかりと加熱するようにしてください。
冷蔵保存では菌の活動を低下させても、活動停止まではしません。菌の数自体は保存前より増えているので必ず加熱しましょう。
加熱の目安は75℃で1分以上、できれば90℃で1分半以上がいいですね。
電子レンジでも加熱できますが加熱ムラが起きてしまうので、加熱の途中でかき混ぜるようにしてください。
まとめ
おしるこを冷凍保存する時は、タッパーやフリーザーバックに入れて空気に触れないようにして密封しましょう。
1回分ずつ小分けにしたり、分けやすいように線をつけたりすると便利ですよ!
おしるこに入っているお餅や白玉は一緒に冷凍しないようにしてくださいね。
冷凍したおしるこは自然解凍でOKですが、再加熱することでおしるこの風味を存分に味わうことが出来ます。
おしるこは冷凍保存以外だと冷蔵保存がいいですよ。
常温保存は菌が繁殖してしまうので避けましょう。
冷蔵保存でも空気に触れないようにしてタッパーなどで保存するだけです。
食べる時には鍋や電子レンジで再加熱してから食べるようにしてくださいね。
寒い時期に温かいおしるこを食べると、身体が暖まりますね。
適切に保存して、美味しくおしるこを食べましょう!