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石油ストーブは換気扇をまわすだけで空気の入れ替えができている?

寒い冬を乗り越える家電製品の一つである石油ストーブ。

お部屋を暖かくしてくれて便利ですが、適切に使用しないと命の危険があることも…?

今回は、石油ストーブを使用している時に換気扇をまわせば換気できているのか、換気しない場合の影響や換気の頻度についてご紹介します。

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石油ストーブは換気扇をまわすだけで空気の入れ替えができている?

石油ストーブを使いながら換気扇をまわしても、空気の入れ替えはできていません。

 

石油ストーブは部屋を暖めるだけでなく、上にやかんを乗せて加湿したり調理の一役を担ってくれたりするので、とても便利ですよね。

寒い冬には欠かせないアイテムだと感じる人は多いと思います。

私も小さい頃、実家では本格的に寒くなってくると石油ストーブが大活躍でした。

 

石油ストーブを使っている間、換気は必要だと感じていても、どのように換気したらいいのか分からない人は結構多いんですよ。

「換気扇をまわせば換気できているから大丈夫でしょ?」と思っている人も多いんです。

 

実は、換気扇をまわすだけでは換気の効果は全くないんです!

少しは換気できているかと思いがちですが、全く効果が無いなんてビックリですよね。

 

換気は空気を入れ替えることなのですが、空気を入れ替えるためには排気した分の空気を給気(取り入れること)をしなければならないんです。

換気扇は強制的に排気しているだけなので、部屋への空気の入り口を別に確保していないと換気の効果が全くないんです。

 

アパートやマンションの場合は「給気口」がリビングのサッシ横などに設置されています。

ですが、冬は「冷たい風が入ってくるから」という理由で締めきっている家庭が多いんです。

 

給気口が締め切った状態になっていると、外部からの空気を取り込むことが出来ませんよね。

換気扇をまわしても新しい空気を取りこめないので、全く意味がないんですよ。

 

石油ストーブやファンヒーターなどの開放型の暖房器具は、室内の酸素を使って燃焼するシステムです。

ですので、使用中は必ず室内の酸素量が減少しますし排気ガスによる空気の汚染も起きるんです。

換気扇をまわすだけでは全く換気できていないので、寒くても定期的に窓を開けて十分な換気を行うようにしましょうね。

 

石油ストーブで換気しないとどうなる?

石油ストーブやファンヒーターなどの開放型の暖房器具は、燃焼の時に酸素を使用します。

ですので、室内の換気をしないと、酸素量が少なくなってしまうんです。

 

室内の酸素量が少なくなってしまうと、燃焼の時に使用するはずの酸素が足りず不完全燃焼を起こしてしまうんですよ。

 

不完全燃焼を起こすと、一酸化炭素が発生するので非常に危険ですよ。

一酸化炭素は無色無臭の気体ですが、非常に毒性が強い厄介な性質です。

 

一酸化炭素を少しでも吸い込んでしまうと、頭痛がしたり最悪の場合には中毒症状で死に至る可能性もあるくらい非常に危険だということを覚えておきましょう。

不完全燃焼を防いで一酸化炭素を発生させないためにも、適切な換気を忘れずに行うようにしましょうね。

 

また、換気をしないと室内に湿気がこもってしまいます。

湿気がこもると、結露やカビ・ダニが発生する原因となってしまいます。

アレルギーの原因となる可能性もあるんですよ。

石油ストーブを使っている間は、必ず適切な換気をするようにしてくださいね。

 

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石油ストーブの換気の頻度はどれくらい?

石油ストーブを使っている間は、1時間に1~2回程度の換気は必要です。

1回の換気につき、1~2分程度でOKなんですよ。

 

換気する時は対角線上にある2か所以上の窓を開けると、効率よく換気できるので覚えておいてくださいね。

 

国民生活センターの実験によると、1時間に1分間2か所の窓を全開にしたところ、換気しなかった場合と比べて二酸化炭素や二酸化窒素などの燃焼ガスの室内濃度が約4割も低下したという結果が出ています。

 

でも、部屋を暖めるために石油ストーブを使っているので、窓を開けると室温が下がって寒くなると心配になってしまうと思います。

ですが、この実験では室温の低下は約1℃程度にとどまっていたそうなので、そこまで部屋が寒くなると心配しなくてもよさそうですね。

 

定期的な換気は必要ですが、つい忘れてしまいそうだという人は「常に」窓を少しだけ開けておくという方法もありますよ。

これなら定期的にやる必要はないので、一酸化炭素中毒など空気の汚染を気にしなくていいですね。

 

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まとめ

石油ストーブを使っている間の換気は、換気扇をまわすだけでは全く効果はありません。

必ず、対角線上にある2か所以上の窓を開けて換気をするようにしましょう。

アパートやマンションの場合は、給気口を閉め切ったままにせず常に開けている状態にしておくことをおすすめします。

石油ストーブを使っている間に換気をしないと、不完全燃焼をおこし一酸化炭素が発生する危険性があります。

一酸化炭素は非常に危険なガスで、中毒を起こすと最悪の場合には死に至る可能性もありますよ。

また、換気をしないと室内に湿気がこもり、結露やカビの原因になってしまいます。

石油ストーブを使っている間は1時間に1~2回程度、1回に付き1~2分程度の換気を行いましょう。

対角線上にある2か所以上の窓を開けると効率よく換気できますよ。

寒い冬、暖かく過ごすために活用する石油ストーブですが、適切に使用しないと命の危険もあるものです。

定期的に適切な方法で換気をして、健康な身体で冬を乗り越えることができますよ。

 

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