大きなかぼちゃ丸ごと1つ買って、使わない分は冷凍保存できるのはとても便利ですよね。
使いたい時に冷凍庫から取り出して、かぼちゃの煮物にしたり、炒め物にしたりできます。
しかし、いざ冷凍庫から出してみると、いつものかぼちゃと違う時があります。
変な臭いがしたり、ベチャベチャしたりしていて、何かおかしい・・。
せっかく調理に使おうと思っていたのに、ショックですよね。
ここでは、冷凍保存したかぼちゃは臭くなるのか、柔らかくなるのか、冷凍保存できる期間について説明します。
かぼちゃを冷凍すると臭い?
冷凍したカボチャが臭うなんて、どうして?
冷凍していたのに、腐ることがあるのでしょうか?
実は、かぼちゃは生のまま冷凍できますが、臭いが発生してしまうことが多くあります。
これは、冷凍していても、かぼちゃが酸化したり、冷凍焼けしたりすることが原因です。
例えば、種やワタをきちんと取り除かないままに冷凍すると、冷凍していてもかぼちゃが傷んでくることがあります。
また、かぼちゃを密封しないままで冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の臭いが移りやすくなってしまうこともあります。
生でも冷凍保存できるかぼちゃですが、異臭を防ぐためには固ゆでしてから冷凍保存するのがおすすめです。
レンジ加熱でもOKで、簡単で便利でしょう。
また、冷凍庫に入れる時は近くに臭いやすい魚のそばなどは避けましょう。
皮の青臭さが気になる時は、皮をのぞいてから冷凍保存するのも良いでしょう。
臭いが気になるかぼちゃも食べられないことはありません。
かぼちゃサラダやパンプキンスープにアレンジすると、臭いが気になりません。
カレーにいれたり、お菓子にしたりするのもおすすめです。
シナモンや蜂蜜など香りがするものと一緒に、かぼちゃのお菓子を作ったら美味しいでしょう。
かぼちゃを冷凍すると柔らかい?
冷凍したカボチャを解凍するとベチャベチャで、柔らかくなっていることもあります。
これでは水っぽくて、美味しくないですよね。
この柔らかくなってしまう原因は冷凍したカボチャを解凍した時に発生する結露によるものです。
このため、冷凍かぼちゃは解凍しないで、そのまま料理に使うのがおすすめです。
そのためには、料理にすぐに使えるようにかぼちゃを料理に合ったサイズにカットしてから、冷凍保存しましょう。
煮物なら角切り、ソテーなら薄切りが適しています。
ゆでつぶしてマッシュにして、冷凍保存するもおすすめです。
美味しさをキープしたまま冷凍保存でき、スープやかぼちゃコロッケなどに使えます。
かぼちゃを冷凍できる期間は?
スーパーなどで買ってきたかぼちゃは1/2や1/4にカットされていて、あまり日持ちがしません。
日持ちの目安は、冷蔵保存で3~4日程度です。
使い切れない分は冷凍保存しましょう。
冷凍保存することで、約1か月日持ちが伸びます。
冷凍したカボチャはそのまま調理に使うのがおすすめです。
解凍すると、柔らかくなりがちです。
火の通りを考慮して、冷凍前にカットしておきましょう。
使いたい時にパッと冷凍庫から出して、調理に使えるのはとても便利です。
調理してしまったかぼちゃでも、冷凍保存が可能です。
たくさん作り過ぎてしまって、食べ切れない時もありますよね。
冷凍保存することで、2週間ほど日持ちします。
かぼちゃの煮物の場合は、煮汁を切るか、煮詰めて水分を飛ばしてから冷凍しましょう。
かぼちゃのスープも冷凍保存ができます。
粗熱を取ったら、密封できる袋に入れて、空気をしっかり抜きます。
空気が残っていると、空気中の水分が結露して、かぼちゃのスープの味を悪くしてしまいます。
かぼちゃのコロッケやかぼちゃのサラダも冷凍保存できます。
一度にたくさん作っておいて、冷凍ストックしておくと、いつでも簡単に美味しいかぼちゃ料理が用意できて、便利ですね。
美味しく冷凍保存するコツを覚えておきましょう。
冷凍保存する時は1食分ずつ、小分けにしておくのがおすすめです。
まとめ
冷凍保存ができるかぼちゃです。
しかし、美味しく保存するには茹でたり、レンジ加熱したりしてから冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍したカボチャは解凍しないで料理に使う方が美味しいため、冷凍する前に料理に合わせてカットしておきましょう。