気温が高くなるにつれて、持ち歩くおにぎりが悪くならないか心配になりますよね。
保冷剤を入れて持ち歩く人も増えているでしょう。
保冷剤を入れるとしっかりと冷えていますから、安心しておにぎりを食べられます。
しかし、おにぎりが硬くなってしまうのが気になります・・・。
ここでは、おにぎりに保冷剤を使わないと固くなるのか、保冷剤なしだとおにぎりはどうなるのか、常温で夏におにぎりを保存する方法を紹介していきます。
おにぎりに保冷剤をそえると固くなる
おにぎりの横にカチカチに凍った保冷剤を入れておくと、しっかりとおにぎりが冷えて、持ち歩いても悪くなることがないのがいいですよね。
だけど、冷たいおにぎりは硬くなってしまっているのです・・・。
せっかくの美味しいおにぎりも、そこが残念。
保冷剤の真横にラップしたおにぎりを置かずに、おにぎりをタッパーに入れたり、保冷剤を布製の袋やハンドタオルなどで包んだりしておく方法もあります。
100均で売っているおにぎりケースを使うのもいいですね!
直接冷えないので、幾分、おにぎりが硬くならないらしいですが、あまり冷えないのも、おにぎりが悪くなりそうで心配です。
おにぎりが硬くならないようにするには、多めの水で炊いて柔らかいご飯でおにぎりを作ると冷えても硬くなりにくいおにぎりになります。
もち米を入れたご飯で、おにぎりを作るアイデアもあります。
また、菌の繁殖を抑制するお酢を少し入れて、おにぎりを作るやり方もあります。
夏のおにぎりを美味しく持ち歩くには、少し工夫が必要ですね。
おにぎりは保冷剤なしだとどうなる?
いろいろなシチュエーションがあるので、一概には言えませんが、保冷剤なしでおにぎりを持ち歩いた場合、作ってから2~3時間以内なら問題ないでしょう。
菌が活発に増殖し始めるのは気温35度以上と言われています。
例えば、保冷剤がなくても、涼しい部屋に置いたままであれば、35℃以上にならないので、おにぎりを作ってから6~7時間ぐらいまで大丈夫かもしれません。
しかし、外での移動に持ち歩くとか、締め切った車に置きっぱなしとかは大変危険です。
保冷剤なしでも場合によっては大丈夫なこともあるいし、おにぎりが悪くなってしまうかもしれません。
その条件によって、使い分けが必要になります。
おにぎりを常温で夏に保存するには?
おにぎりをそのまま常温で保存するのは大変危険です。
夏は最高気温35℃を超えることもありますし、締め切った部屋や車、直射日光の当たるところでは部分的に35℃以上になるでしょう。
常温でおにぎりを保存するなら、保冷バッグを使いましょう。
保冷バッグは断熱素材で作られていて、外気温を遮断するため、バッグの中は比較的低い温度になります。
クーラーボックスなどであれば、しっかりと密閉できますが、100均などにあるクーラーバッグでも十分役立ちます。
また、最近では保温ジャーや真空タイプのお弁当箱も売られています。
これは主に冬でも温かいお弁当が食べるために使われることが多く、保温ができるアイテムです。
しかし、これらのアイテムが夏でも美味しくおにぎりを食べるのに役立ちます。
外気温を遮断する機能が同じですから、暑い夏におにぎりを持ち歩いても、真空タイプのお弁当箱であれば安全です。
つまり、おにぎりを硬くしないで夏でも持ち歩くには冷やし過ぎないのが肝心です。
目安としては、通勤・通学以外は涼しい部屋で保管できるおにぎりは、小さな保冷剤1個で十分です。
保冷バッグなどに入れて、直接おにぎりに当たらないように保冷剤を入れておけば大丈夫でしょう。
遠足や営業の外回りに持ち歩くなら、小さな保冷剤2~3個がおすすめです。
保冷剤代わりに、凍らせたペットボトル飲料もいいですね。
まとめ
夏はおにぎりと一緒に保冷剤を入れて持ち歩くのが定番です。
しかし、おにぎりが硬くなってしまうのが気になります。
おにぎりと保冷剤を一緒に入れる時は、直接触れないように入れ物やハンドタオルなどを使うのがおすすめです。
また、気温35℃以上にならない状態で持ち歩けるのであれば、保冷剤がなくても、おにぎりが悪くならないこともあります。
保冷バッグや神君タイプのお弁当箱を使って、常温でもおにぎりを安心して持ち歩く方法もあります。
持ち歩く条件に合わせて、冷やし過ぎないのがおにぎりを堅くしないコツですね。