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りんごの保存を発泡スチロールでする方法!バナナと一緒に?

箱いっぱいのりんごをいただいたとき、

「こんなにたくさん、どうやって保存したらいいの?」

「冷蔵庫には全部入らないし、発泡スチロールに入れておけば大丈夫かな?」

 

と困ってしまうことはありませんか?

秋から冬にかけては、りんごを箱でもらったり、まとめて購入したりする機会もありますよね。

数個程度なら冷蔵庫へ入れられますが、10個、20個と増えてくると、野菜室だけでは入りきらないこともあります。

そんなときに思いつくのが、発泡スチロールを使った保存方法です。

 

結論からいうと、発泡スチロールをりんごの保存に利用することはできます。

ただし、

「発泡スチロールに入れておけば、それだけでずっと長持ちする」

というわけではありません。

発泡スチロールは冷蔵庫ではないため、箱そのものがりんごを冷やしてくれるわけではないからです。

 

りんごをできるだけよい状態で保存するためには、

  • 保存するりんごの状態
  • 乾燥対策
  • 保存場所の温度
  • 日当たり
  • 暖房の影響
  • 他の野菜や果物との組み合わせ

なども考える必要があります。

 

また、りんごと一緒に保存する果物にも注意したいところです。

特に気になるのがバナナ。

「りんごとバナナを一緒に置くとよくないと聞いたことがあるけれど、本当?」

と疑問に思っている方もいるでしょう。

りんごは、果物の成熟に関係する「エチレン」という物質を出します。

そのため、バナナを長く保存したい場合には、りんごとは分けておくほうが管理しやすくなります。

一方で、この性質を利用して、まだ熟していない果物の追熟を促すこともあります。

 

この記事では、

「りんごを発泡スチロールで保存するときは、どうすればいい?」

という疑問を中心に、

  • 発泡スチロールへの入れ方
  • 新聞紙やキッチンペーパーの使い方
  • ポリ袋は必要なのか
  • 発泡スチロールのふたはどうするのか
  • どこに置けばいいのか
  • 冬なら常温でもいいのか
  • 冷蔵庫との使い分け
  • 大量にもらった場合の保存方法
  • バナナと一緒に保存するとどうなるのか
  • 保存中のりんごに変化があった場合の考え方

などを、初心者の方にもわかりやすく順番にご紹介します。

 

「りんごをたくさんもらったけれど、傷ませたくない」

という方は、できるところから取り入れてみてくださいね。

 

りんごは発泡スチロールで保存できる?まず知っておきたい基本

たくさんのりんごを前にすると、

「とりあえず発泡スチロールへ入れておけばいいかな」

と思うかもしれません。

発泡スチロールは、りんごをまとめて保管するときの箱として利用できます。

 

ただし、大切なのは、

発泡スチロールを使うことそのものより、りんごに合った保存環境を整えること

です。

まずは、この点から確認していきましょう。

 

発泡スチロールはりんごの保存容器として利用できる

発泡スチロールは軽く、ある程度の厚みがあり、外からの急激な温度変化の影響を受けにくいという特徴があります。

そのため、たくさんのりんごをまとめて置いておく箱として利用することができます。

 

段ボール箱の場合、

「床からの冷えや湿気が気になる」

「箱が傷んできた」

ということもありますよね。

発泡スチロールなら、水分で段ボールのようにふにゃふにゃになる心配は少なく、扱いやすいと感じる方もいるでしょう。

 

ただし、発泡スチロールを使えば保存条件をすべて満たせるわけではありません。

箱の特徴と、りんごに適した保存環境は分けて考えることが大切です。

 

発泡スチロールに入れるだけでは長持ちしない

ここは特に覚えておきたいポイントです。

りんごを発泡スチロールへ入れたからといって、それだけで長期間よい状態を保てるわけではありません。

たとえば、

  • 暖房が効いた部屋
  • 日差しが当たる窓際
  • 床暖房の上
  • 日中かなり暖かくなる玄関
  • 温度変化の大きな場所

などに発泡スチロールを置けば、中のりんごにも影響します。

 

「箱に入っているから大丈夫」

と思っていると、いつの間にかりんごが柔らかくなっていた、ということもあります。

発泡スチロールはあくまでも保存に利用する箱のひとつ。

箱の置き場所まで含めて考えることが大切です。

 

発泡スチロールは冷蔵庫ではない

発泡スチロールについて、

「中がひんやりしているから冷蔵庫みたいなもの」

と思ってしまうことがあります。

 

しかし、発泡スチロールそのものに冷却機能はありません。

冷たいものを入れれば、その温度変化を緩やかにするのには役立ちますが、室温のりんごを入れただけで冷たくしてくれるわけではないのです。

たとえば室温が高い部屋に発泡スチロールを置き続ければ、時間がたつにつれて箱の中もその環境の影響を受けます。

 

そのため、

「発泡スチロールに入れたから保存場所はどこでもいい」

とは考えないようにしましょう。

 

りんごの保存では乾燥にも注意する

りんごを保存するときには、温度だけでなく乾燥も気になります。

そのまま長く置いていると、表面がしわしわしてくることがあります。

そのため、りんごを1個ずつ紙で包んだり、ポリ袋などを利用したりして乾燥を防ぐ方法があります。

 

発泡スチロールへそのまま大量のりんごを入れるのではなく、

りんご一つひとつを守ること

も意識するとよいでしょう。

 

少量なら冷蔵庫のほうが管理しやすい

発泡スチロールを使う方法が便利なのは、主に冷蔵庫へ入りきらないほどりんごがある場合です。

3個や4個程度なら、無理に発泡スチロールを用意しなくても、冷蔵庫で保存するほうが管理しやすいでしょう。

特に室温が高い時期は、発泡スチロールを使った常温保存だけに頼らず、冷蔵庫を利用したほうが安心です。

 

「発泡スチロールと冷蔵庫、どちらが正解?」

と考えるより、

りんごの量や季節、自宅の保存環境に合わせて使い分ける

と考えるとわかりやすいですよ。

 

 

発泡スチロールへ入れる前にりんごを1個ずつ確認しよう

りんごがたくさんあると、

「早く箱へ入れて片づけたい」

と思ってしまいますよね。

ですが、その前にぜひやっておきたいことがあります。

 

それは、

りんごを1個ずつ確認すること

です。

箱の中に状態の違うりんごをすべて一緒に入れてしまうと、あとから確認しにくくなります。

少し手間はかかりますが、最初に分けておくと、その後の管理がぐっと楽になります。

 

いったん全部のりんごを取り出す

箱で届いたりんごは、上にあるものだけを見て、

「全部きれいそう」

と判断しないようにしましょう。

下のほうに入っているりんごは、重みがかかっていることもあります。

 

まずは一度、箱からりんごを取り出してみます。

取り出すときは、落としたりぶつけたりしないように、両手でやさしく扱いましょう。

 

傷やへこみがないか確認する

りんごを一つずつ手に取り、

  • 大きな傷がないか
  • へこんでいるところがないか
  • 強くぶつかったような跡がないか
  • 一部分だけ柔らかくなっていないか

などを確認します。

見た目が少し悪いからといって、すぐに食べられないという意味ではありません。

ただ、長く保存したいりんごと、早めに使いたいりんごを分ける目安にはなります。

 

傷が気になるものは、

「これは先に食べよう」

と別にしておくとよいでしょう。

 

柔らかくなっているものは分けておく

りんごを軽く持ったとき、

「ほかのりんごより少し柔らかいかも」

と感じるものがあるかもしれません。

そのようなりんごは、長期保存用の箱に入れず、早めに状態を確認して使うようにすると管理しやすくなります。

 

ただし、強く押して確認する必要はありません。

何度も指で押すと、かえってりんごを傷める原因になります。

表面をやさしく確認する程度にしましょう。

 

汁やカビなど明らかな異変がないか確認する

保存前には、見た目だけでなく、

  • 汁が出ている
  • カビのようなものが見える
  • 異常な臭いがする
  • 大きく傷んでいる

といった変化がないかも確認します。

明らかな異変があるものを、状態のよいりんごと一緒に長く保存するのは避けましょう。

 

また、

「このくらいなら食べても大丈夫かな?」

と判断に迷う場合は、無理に食べないことも大切です。

 

濡れている場合はそのまま箱へ入れない

りんごの表面が濡れている場合は、そのまま紙で包んで箱へ入れるのは避けましょう。

水分が残ったまま包むと、保存中の状態を確認しにくくなります。

雨などで表面が濡れている場合は、清潔な布やキッチンペーパーなどで水分をやさしく拭き取ってから扱います。

 

保存用と先に食べる用に分ける

すべてのりんごを同じように保存する必要はありません。

たとえば、

先に食べるグループ

  • 傷がある
  • 少し柔らかい
  • へこみがある
  • 状態が気になる

保存用のグループ

  • 傷が少ない
  • しっかりしている
  • 見た目に大きな変化がない

というように分けておくと便利です。

 

たくさんあると、

「どれから食べればいいかわからない」

となりやすいので、最初に順番を決めておきましょう。

 

 

りんごを発泡スチロールで保存する方法を7ステップで解説

ここからは、実際に発泡スチロールを使ってりんごを保存するときの流れをご紹介します。

難しい作業はありません。

ポイントは、

「箱へそのまま詰め込まないこと」

です。

一つずつ確認しながら進めていきましょう。

 

手順1|りんごを1個ずつ確認する

まずは先ほどご紹介したように、すべてのりんごを確認します。

傷やへこみがあるものは、保存用とは分けておきます。

この作業を最初にしておけば、発泡スチロールへ入れたあとに、

「下に傷んだりんごが入っていた」

という失敗を減らせます。

 

手順2|保存前にりんごを洗わない

保存するためだけに、りんごを水洗いする必要はありません。

食べる直前に洗えば十分です。

特に、洗ったあとに水分が残った状態で箱へ入れるのは避けたいところ。

もしすでに洗ってしまった場合は、表面の水分をきちんと拭き取ってから保存しましょう。

 

手順3|りんごを1個ずつ紙で包む

りんごは、新聞紙やキッチンペーパーなどで1個ずつ包みます。

きっちり何重にも巻く必要はありません。

りんご全体をふんわり包むイメージで大丈夫です。

1個ずつ包んでおくと、りんご同士が直接ぶつかるのも防ぎやすくなります。

新聞紙がない場合については、後ほど詳しくご紹介します。

 

手順4|乾燥を防ぐためポリ袋などを利用する

りんごは乾燥すると、水分が失われてしわが出やすくなります。

そのため、ポリ袋などを利用して乾燥を防ぐ方法があります。

りんごを冷蔵庫へ入れる場合にも、乾燥対策を意識しましょう。

 

ただし、発泡スチロールへ入れる場合は、箱の中の状態も確認することが大切です。

内部に水滴がたくさん付いているなど、湿気が気になる場合は、そのまま放置せず保存環境を見直してください。

 

手順5|発泡スチロールへ丁寧に並べる

包んだりんごを発泡スチロールへ並べていきます。

このとき、

「たくさん入れたいから」

と無理に押し込むのは避けましょう。

りんご同士が強く押し合う状態になると、傷やへこみの原因になります。

箱の大きさに余裕がない場合は、別の箱に分けることも考えてください。

 

手順6|温度変化の少ない場所へ置く

りんごを入れ終わったら、発泡スチロールを保存場所へ移動します。

避けたいのは、

  • 暖房器具の近く
  • 日当たりのよい窓際
  • 床暖房の上
  • 日中に高温になる場所

などです。

 

冬でも、暖房の効いた室内は意外と暖かくなっています。

「冬だからどこでも大丈夫」

とは考えず、実際の室温を意識しましょう。

 

手順7|保存したあとも定期的に確認する

箱へ入れたら終わりではありません。

数日に一度など、定期的にりんごの状態を確認しましょう。

特に大量に保存している場合は、

  • 柔らかくなっていないか
  • 汁が出ていないか
  • カビなどの異変がないか
  • 紙が濡れていないか
  • 箱の中に水滴が付いていないか

などをチェックします。

変化のあるりんごを見つけたら、ほかのものとは分けて状態を確認します。

 

「発泡スチロールへ入れたから、1か月後まで開けなくて大丈夫」

という保存方法は避けましょう。

 

 

発泡スチロールの中でりんごを上手に並べるコツ

りんごを発泡スチロールへ入れるとき、

「向きはどうすればいい?」

「2段に重ねても大丈夫?」

「すき間なく入れたほうがいい?」

など、細かい部分も気になりますよね。

 

りんごを並べるときに大切なのは、できるだけ強い圧力や衝撃を与えないことです。

 

りんご同士を強く押し付けない

りんごは見た目以上に、ぶつかったり強く押されたりした部分が傷みやすくなることがあります。

箱へ入れるときは、

「あと1個入るから押し込もう」

と無理をしないようにしましょう。

少し余裕を持って並べたほうが管理しやすくなります。

 

ぎゅうぎゅうに詰め込まない

発泡スチロールの大きさが限られていると、できるだけ多く入れたくなりますよね。

しかし、箱いっぱいに詰め込むと、

  • 下のりんごに重みがかかる
  • 取り出しにくい
  • 状態を確認しにくい

というデメリットがあります。

たくさんある場合は、一つの箱へ無理に詰め込むより、複数の箱へ分けるほうが扱いやすいでしょう。

 

2段以上にする場合は間に紙などを挟む

発泡スチロールが深い場合は、りんごを2段にしたくなることもあります。

その場合は、下のりんごに重みが集中しないように注意しましょう。

1段目と2段目の間に紙や緩衝材などを入れ、りんご同士が直接ぶつかりにくい状態にすると扱いやすくなります。

 

ただし、何段にも高く積み上げるのはおすすめできません。

下にあるりんごの状態も確認しにくくなってしまいます。

 

箱の底にも緩衝材を敷く

発泡スチロールの底に、清潔な紙や緩衝材などを敷いてからりんごを並べてもよいでしょう。

底へ直接置くより、りんごへの衝撃をやわらげやすくなります。

ただし、紙が濡れている場合は交換してください。

保存中は箱の底も、ときどき確認しましょう。

 

軸の向きだけにこだわりすぎなくて大丈夫

「りんごの軸は上にするの?」

「下向きのほうが長持ちする?」

と気になることもあるでしょう。

家庭で保存する場合は、軸の向きだけにこだわるより、

  • りんごを傷つけない
  • 強く押し付けない
  • 乾燥を防ぐ
  • 適切な温度で保存する
  • 定期的に状態を確認する

といった基本を優先したほうがわかりやすいでしょう。

軸が隣のりんごへ当たって傷を付けないようにすることも意識してください。

 

取り出しやすさも考えて並べる

保存するときは、食べるときのことも考えておきましょう。

先に食べたいりんごを箱の一番下へ入れてしまうと、毎回すべて取り出さなければなりません。

比較的早く食べたいものは上側にしておくなど、食べる順番を考えて並べると便利です。

 

「きれいに詰めること」より、

取り出しやすく、状態を確認しやすいこと

を優先しましょう。

 

 

りんごは新聞紙で包む?キッチンペーパーやポリ袋の使い方

りんごの保存方法を調べていると、

「新聞紙で1個ずつ包みましょう」

という方法を見かけることがあります。

でも最近は、

「家で新聞を取っていないから新聞紙がない」

という家庭も多いですよね。

 

新聞紙がなくても、保存できないわけではありません。

ここでは、りんごを包む理由と代用品について見ていきましょう。

 

りんごを1個ずつ包むのはなぜ?

りんごを紙で包む目的の一つは、乾燥を防ぎやすくすることです。

また、りんご同士が直接ぶつかったり、軸が隣のりんごへ当たったりするのを防ぐ役割も期待できます。

箱へそのままゴロゴロと入れるより、一つずつ包んだほうが個別に管理しやすいというメリットもあります。

 

保存中に確認するときも、

「このりんごだけ少し柔らかい」

といった変化に気づきやすくなります。

 

新聞紙を使う場合

新聞紙がある場合は、りんごを1個ずつふんわり包みます。

何重にも厚く巻く必要はありません。

りんご全体が隠れる程度に包めばよいでしょう。

ただし、新聞紙が湿っていたり汚れていたりする場合は使わず、清潔で乾いたものを使用してください。

 

キッチンペーパーでも代用できる?

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーを利用する方法もあります。

りんご全体をやさしく包みます。

「新聞紙がないから保存できない」

と心配する必要はありません。

家にある清潔な紙類を利用し、りんごを傷つけないように扱うことを優先しましょう。

 

ポリ袋は乾燥対策に役立つ

りんごを冷蔵庫で保存するときには、ポリ袋などを利用して乾燥を防ぐ方法があります。

りんごはそのまま冷蔵庫へ入れておくと乾燥しやすいため、1個ずつ包んだうえで袋へ入れると管理しやすくなります。

 

また、りんごから出るエチレンが周囲の野菜や果物へ影響するのを抑える意味でも、袋を利用する方法があります。

 

ラップを使う方法もある

紙がない場合は、ラップなどを利用して乾燥を防ぐ方法もあります。

ただし、表面が濡れたまま包むことは避けましょう。

どの方法を使う場合でも、

清潔な状態で、乾燥を防ぎながら保存する

ことを意識してください。

 

何も包まず発泡スチロールへ入れてもいい?

数日程度ですぐ食べ切るのであれば、

「全部包むのは大変」

と思うこともありますよね。

しかし、長めに保存したい場合は、乾燥対策やりんご同士の接触を減らす意味でも、1個ずつ包んでおくと管理しやすくなります。

特に箱いっぱいにりんごがある場合は、最初に少し手間をかけておくと、その後の状態確認が楽になります。

 

 

発泡スチロールのふたは閉める?穴を開ける必要はある?

発泡スチロールへりんごを入れたあと、

「ふたは閉めたほうがいいの?」

と迷いますよね。

さらに、

「空気穴を開けないと蒸れるのでは?」

と心配になる方もいるでしょう。

 

ここは「必ずこうすれば大丈夫」と一律に考えないことがポイントです。

 

ふたを閉めれば長持ちするとは限らない

発泡スチロールのふたを閉めると、外気の影響を受けにくくなります。

しかし、

「完全に閉めれば、そのぶん長持ちする」

と単純に考えることはできません。

箱の中の状態や、置いている場所の温度によっても変わるからです。

 

大切なのは、ふたの開閉だけではなく、

箱の中がどのような状態になっているか

を確認することです。

 

穴を開ければ長持ちするわけでもない

反対に、

「空気穴をたくさん開ければいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、穴を開けるだけで保存状態がよくなるとは限りません。

発泡スチロールを加工することより、

  • 保存場所が暑くないか
  • りんごが傷んでいないか
  • 乾燥していないか
  • 箱の中に水滴がないか

などを確認するほうが重要です。

 

箱の中に水滴が付いていたら確認する

ふたを開けたとき、

「内側に水滴がたくさん付いている」

という場合は、そのまま放置しないようにしましょう。

りんごや包んでいる紙が濡れていないか確認します。

濡れた紙は交換し、りんごの状態も一つずつ確認してください。

保存環境が合っているかも見直しましょう。

 

発泡スチロールを密閉容器として過信しない

発泡スチロールを使う目的は、

「完全密閉して長期保存すること」

ではありません。

 

家庭では、

りんごを整理して保管する箱の一つ

くらいに考えておくとよいでしょう。

箱そのものよりも、温度・乾燥・りんごの状態のほうが重要です。

 

 

りんごを入れた発泡スチロールはどこに置く?保存場所の選び方

発泡スチロールへの入れ方がわかったら、次に迷うのが置き場所です。

実は、

どこに置くかはとても重要です。

 

せっかく1個ずつ丁寧に包んでも、暖かい場所に置き続ければ、りんごの状態は変化しやすくなります。

自宅の中を見回しながら、保存場所を考えてみましょう。

 

玄関は温度を確認してから利用する

冬になると、

「玄関なら寒いからちょうどよさそう」

と思いますよね。

 

確かに、暖房を使っているリビングより玄関のほうが涼しい家庭は多いでしょう。

ただし、すべての玄関が保存に向いているわけではありません。

最近の住宅は断熱性が高く、玄関まで暖かいこともあります。

また、日差しが入りやすい玄関では、昼間だけ温度が上がる場合もあります。

 

「玄関だから大丈夫」

ではなく、実際にどのくらいの環境なのかを確認してください。

 

廊下や納戸も候補になる

暖房の影響を受けにくい廊下や納戸なども、保存場所の候補になることがあります。

ただし、納戸でも暖かくなる場所はあります。

また、湿気が多い場所では箱の中の状態にも注意が必要です。

 

定期的に発泡スチロールを開けて確認できる場所を選びましょう。

 

ベランダは温度変化に注意する

「家の中より外のほうが寒いから、ベランダに置こう」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、屋外は温度変化が大きくなりやすい場所です。

昼間に日差しが当たれば温度が上がり、夜間は急激に冷え込むこともあります。

地域によっては凍結するほど寒くなることもあります。

雨や雪などの影響も考えなければなりません。

 

そのため、

「冬のベランダなら絶対大丈夫」

とは考えないほうがよいでしょう。

 

車庫や物置も環境によって異なる

車庫や物置についても同じです。

暖房がないから涼しいとは限りません。

日中の日差しや外気温の影響で、想像以上に温度が変化する場合があります。

また、食品を保存する場所として清潔に管理できるかも確認しましょう。

 

暖房器具の近くは避ける

冬に特に注意したいのが暖房です。

ストーブやファンヒーターなどの近くは温度が上がりやすいため、りんごの保存場所には向きません。

 

「少し離れているから大丈夫」

と思っていても、温風が当たっている場合があります。

暖房を使い始めたら、それまで置いていた場所が保存に適しているか改めて確認しましょう。

 

床暖房の上に直接置かない

意外と見落としやすいのが床暖房です。

発泡スチロールを床へ置いていると、

「部屋はそれほど暑くないのに、箱の底だけ暖かい」

ということがあります。

 

床暖房を使用している部屋では、床へ直接置かないよう注意しましょう。

 

直射日光が当たる場所は避ける

窓際や日当たりのよい玄関では、冬でも日中に温度が上がることがあります。

発泡スチロールがあるからと安心せず、直射日光が当たらない場所を選びましょう。

朝は日陰でも、午後になると日差しが入る場所もあります。

一日の中で環境がどう変化するか確認しておくと安心です。

 

毎日確認しやすい場所がおすすめ

保存場所を決めるときは、温度だけでなく、

「状態を確認しやすいか」

も考えてみましょう。

 

家の奥にしまい込むと、存在そのものを忘れてしまうことがあります。

「そういえば、りんごを保存していた!」

と数週間後に思い出すのは避けたいですよね。

ときどき箱を開けて確認できる場所に置き、状態の変化に早く気づけるようにしましょう。

 

 

冬ならりんごを発泡スチロールに入れて常温保存できる?

りんごをたくさんもらう機会が多いのは、秋から冬にかけてですよね。

外の空気が冷たくなってくると、

「冬なら冷蔵庫に入れなくても大丈夫そう」

「発泡スチロールに入れて玄関へ置いておけばいいかな?」

と思うこともあるでしょう。

 

確かに、暑い季節と比べれば、冬は涼しい場所を確保しやすくなります。

ただし、

「冬=家の中のどこでも涼しい」

とは限りません。

最近の住宅は断熱性が高く、冬でも室内が暖かく保たれていることがあります。

さらに、暖房を使えば室温はかなり上がります。

 

そのため、季節だけで判断するのではなく、実際にりんごを置く場所の環境を確認することが大切です。

 

冬でも室温は家庭によって大きく違う

「冬だから常温保存できる」と聞くと、つい自宅でも同じように考えてしまいますよね。

しかし、「常温」といっても家庭によって環境は大きく異なります。

たとえば、

  • 暖房をほとんど使わない部屋
  • 一日中暖房を使っているリビング
  • 日当たりのよいマンション
  • 冷え込みやすい一戸建て
  • 暖かい地域
  • 雪が多く冷え込みの厳しい地域

では、冬の室温がまったく違います。

同じ家の中でも、リビングと玄関では温度が大きく違うこともあります。

 

そのため、

「12月だから大丈夫」

「外が寒いから家の中も大丈夫」

と季節だけで判断しないようにしましょう。

 

暖房を使う部屋は意外と暖かい

冬のりんご保存で特に注意したいのが暖房です。

人が快適に過ごせるよう暖房を使っている部屋は、りんごの保存場所としては暖かすぎる場合があります。

たとえば、

「箱が邪魔にならないからリビングの隅へ置いている」

という場合でも、暖房の温風が届いていることがあります。

また、ストーブの近くでなくても、部屋全体が暖かければ発泡スチロールの中もその影響を受けます。

 

発泡スチロールは保冷庫ではありません。

中へりんごを入れただけで、ずっと低温に保ってくれるわけではないのです。

暖房を使う部屋では、別の保存場所を探したほうが管理しやすいでしょう。

 

玄関でも必ず涼しいとは限らない

冬の保存場所として候補に挙がりやすいのが玄関です。

リビングより涼しく、直射日光も入りにくい玄関なら、りんごを置きやすいことがあります。

ただし、玄関なら必ず適しているとは限りません。

玄関にも暖房が届く住宅がありますし、大きな窓から日差しが入ることもあります。

朝は寒くても、昼間にはかなり暖かくなる玄関もあるでしょう。

また、玄関のドアを開け閉めするたびに外気が入り、温度変化が大きくなることもあります。

 

実際の環境を確認してから利用してください。

 

屋外では冷えすぎにも注意する

「室内が暖かいなら、外へ置けばいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、冬の屋外には別の注意点があります。

地域によっては夜間の気温が大きく下がり、りんごが凍結するおそれがあります。

一度凍ってしまったりんごは、解凍したときに食感が大きく変わることがあります。

 

また、

「発泡スチロールへ入れているから凍らない」

とも言い切れません。

発泡スチロールには温度変化を緩やかにする働きは期待できますが、中身を一定の温度に保つ冷暖房機能はないからです。

特に寒さの厳しい地域では、ベランダや屋外へ置きっぱなしにしないよう注意しましょう。

 

冬から春になる時期は保存場所を見直す

冬の間は問題なく保存できていた場所でも、春が近づくと環境が変わります。

たとえば2月には十分涼しかった玄関が、3月や4月になると日中かなり暖かくなることがあります。

 

「ずっとここに置いていたから」

と同じ場所で保存し続けるのではなく、気温が上がってきたら保存方法を見直しましょう。

必要に応じて冷蔵庫へ移すなど、その時期に合った方法へ切り替えることが大切です。

 

「冬だから大丈夫」ではなく実際の環境で判断する

冬のりんご保存で覚えておきたいのは、

季節ではなく、保存場所そのものを見ること

です。

冬でも暖かい場所はありますし、反対に寒すぎる場所もあります。

発泡スチロールを使う場合も、

「冬+発泡スチロールだから安心」

ではなく、

  • 暖房の影響はないか
  • 日差しが当たらないか
  • 凍結するほど冷えないか
  • 温度変化が大きくないか
  • 定期的に確認できるか

といった点を確認しましょう。

 

 

りんごは常温・冷蔵・発泡スチロールのどれで保存する?

りんごの保存方法を調べていると、

「常温で保存する」

「冷蔵庫に入れる」

「発泡スチロールへ入れる」

など、いろいろな方法が出てきます。

すると、

「結局どれが一番いいの?」

と迷ってしまいますよね。

 

実際には、すべての家庭に共通する一つの方法があるわけではありません。

りんごの量や季節、冷蔵庫の空き具合、自宅の室温などによって使い分けると考えるとわかりやすくなります。

 

少量なら冷蔵庫で管理しやすい

りんごが数個程度なら、冷蔵庫で保存する方法がわかりやすいでしょう。

わざわざ発泡スチロールを用意して保存場所を探す必要がなく、温度管理もしやすくなります。

特に、

  • 暖房を使っている
  • 家の中に涼しい場所がない
  • 日中は室温が高くなる
  • 暖かい季節である

といった場合は、冷蔵庫を利用したほうが管理しやすいでしょう。

りんごを1個ずつ包み、ポリ袋などを使って乾燥を防いで保存します。

 

大量のりんごは保存場所を分けてもいい

箱いっぱいのりんごがあると、

「全部同じ方法で保存しなければ」

と思ってしまうかもしれません。

でも、必ずしも一か所へまとめる必要はありません。

 

たとえば、

  • 傷のあるものは早めに食べる
  • 数個は冷蔵庫へ入れる
  • 状態のよいものを涼しい場所で管理する

というように分ける方法もあります。

冷蔵庫へ20個入らなくても、5個なら入るかもしれませんよね。

保存場所を分散すれば、一つの箱にぎゅうぎゅう詰め込む必要もなくなります。

 

涼しい時期でも室温を確認する

秋や冬なら常温保存しやすい場合がありますが、

「秋だから」

「冬だから」

という理由だけで決めないようにしましょう。

秋でも日中は気温が高くなる日があります。

冬でも暖房を使えば室内は暖かくなります。

反対に、真冬の屋外では冷えすぎることがあります。

 

季節名ではなく、実際の保存環境で判断してください。

 

暖かい季節は冷蔵庫を優先する

春から夏にかけて気温が高くなったら、発泡スチロールを使った室内保存だけに頼らず、冷蔵庫を利用するのが管理しやすいでしょう。

発泡スチロールには冷却機能がないため、暑い部屋へ置いても中のりんごを冷やすことはできません。

 

「発泡スチロールの中なら夏でも涼しいはず」

という思い込みには注意してください。

 

発泡スチロールは保存環境を補助する箱と考える

発泡スチロールは、

「りんごを長持ちさせる魔法の箱」

ではありません。

急激な温度変化の影響を受けにくくしたり、りんごをまとめて保管したりするための箱として考えるとよいでしょう。

発泡スチロールを使う場合でも、りんごそのものの乾燥対策や保存場所の温度確認は必要です。

 

迷ったときは冷蔵保存を基本に考える

「常温でも大丈夫かな?」

「玄関は少し暖かい気がする」

など、保存場所に迷う場合は、冷蔵庫で管理する方法を検討しましょう。

特に少量であれば、冷蔵庫のほうが保存環境を整えやすくなります。

大量にある場合だけ、冷蔵庫へ入る分と、それ以外に分けて考えるとわかりやすいですよ。

 

 

りんごを冷蔵庫で保存する方法!乾燥と他の食品への影響に注意

「発泡スチロールを使わなくても、冷蔵庫へ入れればいいの?」

と思った方もいるでしょう。

りんごが冷蔵庫へ入る量なら、冷蔵保存は取り入れやすい方法です。

ただし、買ってきた袋のまま何となく野菜室へ入れるより、少し工夫して保存すると管理しやすくなります。

 

りんごは1個ずつ包んで保存する

まず、りんごを1個ずつキッチンペーパーなどで包みます。

新聞紙がある場合は新聞紙でも構いません。

一つずつ包むことで、乾燥を防ぎやすくなります。

また、りんご同士が直接ぶつかるのも防ぎやすくなります。

 

ポリ袋や保存袋を利用する

包んだりんごは、ポリ袋や保存袋などに入れて保存すると乾燥対策になります。

冷蔵庫の中は思っている以上に乾燥しやすい場所です。

そのまま長く置いていると、

「表面がしわしわになってきた」

ということがあります。

 

りんごのみずみずしさを保ちやすくするためにも、乾燥を防ぐことを意識しましょう。

 

野菜室を利用する

家庭で丸ごとのりんごを冷蔵保存する場合は、野菜室を利用しやすいでしょう。

ただし、冷蔵庫によって野菜室の位置や設定などは異なります。

使用している冷蔵庫の説明書も確認してください。

 

他の野菜や果物への影響を考える

りんごを冷蔵庫へ入れるときに覚えておきたいのが、エチレンです。

りんごはエチレンを出すため、周囲にある野菜や果物へ影響する場合があります。

 

そのため、りんごをむき出しのまま野菜室へ入れるのではなく、袋などを利用して分けておくと管理しやすくなります。

特に、

「野菜室にはいろいろな野菜や果物が入っている」

という場合は意識しておきましょう。

 

冷蔵庫へ全部入らない場合は分散する

箱でりんごをもらうと、野菜室へ全部入らないこともあります。

そんなときは、

「全部入らないから、冷蔵庫は使えない」

と考える必要はありません。

 

たとえば10個あるなら、冷蔵庫へ入る4個だけ冷蔵保存し、残りを涼しい場所で管理する方法もあります。

食べる順番を決めておき、

「こちらから先に食べる」

とわかるようにしておくと便利です。

 

冷蔵庫へ入れたあとも状態を確認する

冷蔵庫へ入れれば、その後はずっと安心というわけではありません。

ときどき袋を開けて、

  • 柔らかくなっていないか
  • 汁が出ていないか
  • 紙が濡れていないか
  • カビなどの異変がないか

を確認しましょう。

紙が湿っている場合は、新しいものへ交換します。

 

冷蔵庫に入れているからこそ忘れやすいので、古いものから食べることも意識してください。

 

 

箱いっぱいのりんごをもらったら?大量保存で失敗しにくい方法

お歳暮や贈り物などで、大きな箱いっぱいのりんごをいただくことがあります。

最初は、

「こんなにたくさん!うれしい」

と思っても、すぐに、

「でも、どうやって保存しよう?」

と困ってしまうこともありますよね。

 

大量のりんごを保存するときは、

全部を一度に片づけようとしないこと

がポイントです。

 

届いた箱のまま放置しない

箱入りのりんごが届いたら、

「きれいに詰められているから、このままでいいかな」

と思ってしまいがちです。

しかし、長く保存する予定なら、一度すべてのりんごを確認しましょう。

上から見ただけでは、下のりんごの状態まではわかりません。

輸送中にぶつかったり、重みがかかったりしていることもあります。

一度取り出し、一つずつ確認してください。

 

すぐ食べるものと保存するものを分ける

りんごを確認したら、

早めに食べるもの

と

保存するもの

に分けます。

 

傷やへこみがあるもの、少し柔らかくなっているものは、状態を確認しながら先に使うようにします。

状態のよいものは、1個ずつ包んで保存用に回します。

こうしておけば、

「きれいなりんごから食べていたら、下の傷があるりんごが先に悪くなってしまった」

ということを防ぎやすくなります。

 

冷蔵庫と発泡スチロールに分ける

大量にある場合は、保存方法を一つに統一しなくても大丈夫です。

たとえば、

  • すぐ食べるものは取り出しやすい場所
  • 冷蔵庫へ入る分は野菜室
  • 残りは涼しい場所の発泡スチロール

というように分けます。

 

家族が多い場合は、

「今週食べる箱」

「その次に食べる箱」

のように分けても便利です。

 

下にあるりんごも定期的に確認する

発泡スチロールや段ボールに2段以上重ねている場合は、上にあるりんごだけ確認して終わらないようにしましょう。

下にあるりんごほど、

  • 重みがかかっている
  • 取り出しにくい
  • 状態の変化に気づきにくい

ということがあります。

定期的に箱の中を確認し、下にあるものもチェックしてください。

 

保存した時期がわかるようにしておく

複数の箱に分けていると、

「この箱はいつ保存したんだっけ?」

とわからなくなることがあります。

箱やメモなどに、

「○月○日」

と保存を始めた日を書いておくと便利です。

 

日付だけで食べられる・食べられないを判断することはできませんが、どちらを先に確認するかの目安にはなります。

 

食べる順番を家族で共有する

家族でりんごを食べる場合、

「好きなものを取っていいよ」

とすると、見た目がきれいなりんごからなくなってしまうことがあります。

早めに食べたいものを別のかごへ入れ、

「こっちから食べてね」

と決めておくのもおすすめです。

少しの工夫ですが、大量のりんごを無駄なく使いやすくなります。

 

一度に全部を長期保存しようとしない

大量にもらったとき、

「全部をできるだけ長く保存しなきゃ」

と考える必要はありません。

りんごは毎日少しずつ食べてもよいですし、料理やお菓子などに使うこともできます。

 

保存方法だけにこだわらず、

状態の変化が出る前においしく使っていく

という考え方も大切です。

 

 

りんごから出るエチレンとは?他の野菜や果物への影響

りんごの保存について調べていると、

「エチレン」

という言葉を見かけることがあります。

少し難しそうに感じますが、りんごを保存するときには知っておくと便利です。

 

特に、

「どうしてバナナとりんごを一緒に置かないほうがいいの?」

という疑問を理解するためのポイントになります。

 

エチレンは果物の成熟に関係する

エチレンは、植物の成熟などに関係する物質です。

りんごをはじめ、さまざまな果物がエチレンを出します。

このエチレンによって、周囲にある果物の熟成が進むことがあります。

 

そのため、

「りんごそのものをどう保存するか」

だけではなく、

「りんごの近くに何を置くか」

も考える必要があります。

 

りんごはエチレンを出す果物

りんごはエチレンを出す果物として知られています。

りんごを大量に保存している場合、その近くにほかの野菜や果物を置いていると影響を受けることがあります。

特に、

「果物は全部まとめて同じかごへ入れている」

という方は注意したいところです。

 

見た目はすっきりしますが、保存という意味では、必ずしも全部一緒がよいとは限りません。

 

エチレンの影響を受けるものもある

野菜や果物によって、エチレンへの反応は異なります。

そのため、

「りんごと一緒に置けば、すべての食材がすぐ悪くなる」

という意味ではありません。

ただし、成熟が進みやすくなったり、品質の変化につながったりするものがあります。

 

長持ちさせたい野菜や果物がある場合は、りんごと分けて保存するほうが管理しやすいでしょう。

 

りんごを袋へ入れて保存する理由の一つ

りんごをポリ袋などに入れて保存するのは、乾燥を防ぐことに加えて、エチレンが周囲へ広がるのを抑える目的もあります。

特に冷蔵庫の野菜室では、

  • りんご
  • 葉物野菜
  • 果物

など、さまざまな食品を一緒に保存することがありますよね。

りんごを袋へ入れて分けておくと、管理しやすくなります。

 

エチレンは悪いものではない

ここまで読むと、

「エチレンって悪いものなの?」

と思うかもしれません。

しかし、エチレンそのものが悪いわけではありません。

果物の追熟を進めたい場合には、この性質を利用することがあります。

たとえば、まだ硬いキウイなどを早く食べ頃にしたい場合、りんごと一緒に置いて追熟を促す方法があります。

 

つまり、

長持ちさせたいときは離す、追熟させたいときは性質を利用する

と覚えておくとわかりやすいでしょう。

 

 

りんごとバナナは一緒に保存してもいい?熟しすぎを防ぐポイント

元の記事でも気になるポイントだったのが、

「りんごとバナナを一緒に保存してもいいの?」

という疑問です。

果物をまとめて買ったとき、

「果物だから同じかごへ入れておこう」

と、りんごとバナナを並べて置いている家庭もあるかもしれません。

 

しかし、バナナをできるだけ長持ちさせたい場合は、りんごとは分けて保存したほうが管理しやすくなります。

 

長持ちさせたいなら基本的には分けて保存する

バナナをすぐに食べる予定なら、それほど神経質になる必要はありません。

しかし、

「まだ青みがあるから、数日かけて食べたい」

「一房買ったから、できるだけゆっくり熟してほしい」

という場合は、りんごのすぐ近くに置くのは避けたほうがよいでしょう。

 

りんごから出るエチレンによって、バナナの熟成が進みやすくなるためです。

 

りんごと一緒だとバナナが熟しやすくなる

買ってきたばかりのバナナをりんごの近くへ置いていたら、

「思ったより早く黄色くなった」

「すぐに斑点が増えてしまった」

ということがあります。

 

これは、りんごから出るエチレンの影響を受けた可能性があります。

バナナそのものも熟していく果物ですが、りんごの近くでは、その進み方が変わることがあります。

そのため、

バナナを長く保存したいときは、りんごとは別の場所へ

と覚えておきましょう。

 

バナナを早く熟させたいときは利用できる

反対に、

「バナナを買ったけれど、まだ青くて硬い」

「もう少し早く熟してほしい」

という場合は、エチレンの性質を利用できます。

 

りんごと一緒に置くことで、バナナの追熟を促す方法があります。

ただし、そのまま忘れてしまうと、

「気づいたら熟しすぎていた」

ということもあります。

追熟目的で一緒にする場合は、毎日状態を確認しましょう。

 

熟したバナナはりんごから離す

すでに十分黄色くなって食べ頃になったバナナは、りんごから離しておくとよいでしょう。

特に、

「今日全部食べるわけではない」

という場合は、これ以上急いで熟させる必要はありません。

 

食べ頃になったら保存方法を切り替えることが大切です。

 

発泡スチロールへりんごとバナナを一緒に入れない

りんごを発泡スチロールで保存していると、

「空いているところにバナナも入れておこうかな」

と思うかもしれません。

しかし、長く保存する目的なら、同じ箱へ入れないほうが管理しやすいでしょう。

 

特にふたをした発泡スチロールの中では、りんごとバナナが近い状態になります。

それぞれの果物に合った方法で分けて保存してください。

 

間違えて一緒に置いてしまっても慌てない

「昨日からずっと一緒に置いていた!」

と気づいても、すぐに捨てる必要はありません。

まずはバナナの状態を確認しましょう。

 

見た目や硬さなどを確認し、食べ頃になっているなら早めに食べます。

まだ青い状態なら、りんごから離して、その後の変化を確認してください。

一緒に置いたという事実だけで、

「もう食べられない」

と判断する必要はありません。

 

バナナの熟し具合を見ながら置き場所を変える

バナナの保存では、

「ずっと同じ場所に置いておく」

と考えなくても大丈夫です。

 

まだ青く、早く熟させたいときは追熟を促し、食べ頃になったらりんごから離す。

このように、状態を見ながら保存場所を変えると管理しやすくなります。

りんごとバナナを一緒にするかどうかは、

「今、バナナを早く熟させたいのか、それともできるだけ長持ちさせたいのか」

で考えるとわかりやすいですよ。

 

 

りんごと他の野菜・果物を一緒に保存するときの注意点

りんごとバナナの関係がわかると、

「じゃあ、みかんは?」

「梨やキウイは一緒でも大丈夫?」

と気になってきますよね。

 

果物を買うたびに置き場所を完全に分けるのは大変ですが、りんごから出るエチレンの性質を知っておくと保存方法を考えやすくなります。

 

みかんとりんごは分けておくと管理しやすい

冬になると、りんごとみかんを同時にもらうこともありますよね。

どちらも箱入りだと、

「同じ場所にまとめて置いておこう」

と思うかもしれません。

 

しかし、長く保存したい場合は、それぞれ別の箱で管理するほうが状態を確認しやすくなります。

みかんとりんごでは保存中に確認したいポイントも異なるため、一つの箱へ混ぜ込む必要はありません。

 

梨も別に保存する

梨とりんごは形が似ているため、

「同じ果物だから一緒でいいかな」

と思ってしまいがちです。

しかし、保存性や熟し方は同じではありません。

 

梨を長く保存したい場合も、りんごと一緒の発泡スチロールへまとめて入れるのではなく、それぞれ分けて管理したほうがわかりやすいでしょう。

 

キウイは追熟にりんごを利用できる

まだ硬いキウイは、りんごと一緒に置くことで追熟を促す方法があります。

「キウイを買ったけれど、硬くてなかなか食べ頃にならない」

という場合には、りんごのエチレンを利用できることがあります。

 

ただし、ずっと一緒に置いたままにするのではなく、キウイの状態をこまめに確認しましょう。

食べ頃になったら、りんごから離して保存します。

 

長持ちさせたい野菜とは分けておく

りんごを冷蔵庫の野菜室へ入れる場合は、果物だけでなく野菜への影響も考えておきたいところです。

野菜によってはエチレンの影響を受けやすいものがあります。

そのため、

「野菜室に空いているところがあるから」

と、裸のりんごをそのまま大量に入れるのではなく、袋などに入れて分けておくと管理しやすくなります。

 

「果物は全部一緒」で考えない

見た目をすっきりさせるために、

「果物かご」

を用意している家庭もありますよね。

もちろん、すぐ食べる果物なら大きな問題にならないこともあります。

 

ただし、数日からそれ以上保存したい場合は、

果物によって熟し方や保存方法が違う

ことを意識しましょう。

特にりんごはエチレンを出すため、長持ちさせたいものとは分けておくほうが管理しやすくなります。

 

追熟させたいのか長持ちさせたいのかで考える

りんごとほかの果物を一緒にするか迷ったら、

「その果物を早く熟させたいのか、できるだけ長持ちさせたいのか」

を考えてみましょう。

 

追熟させたい場合は、りんごの性質を利用できることがあります。

反対に、すでに食べ頃になっていて長持ちさせたい場合は、りんごとは分けておく。

この考え方を覚えておけば、バナナ以外の果物を保存するときにも役立ちます。

 

 

夏・秋・冬・春でりんごの保存方法は変える?季節ごとのポイント

りんごを発泡スチロールで保存するとき、

「一度保存場所を決めたら、ずっとそこに置いておけばいい」

と思ってしまうことがあります。

 

しかし、日本は季節によって気温や湿度が大きく変わります。

冬には涼しかった場所が、春になると日中かなり暖かくなることもありますよね。

そのため、りんごを上手に保存するためには、

季節の変化に合わせて保存場所を見直すこと

も大切です。

発泡スチロールに入れているからと安心せず、その時期の気温や室内環境を確認しましょう。

 

夏は発泡スチロールだけに頼らず冷蔵庫へ

夏は気温が高くなるため、発泡スチロールへ入れて室内に置くだけの保存方法には向きません。

発泡スチロールには冷却機能がないからです。

たとえば、

「発泡スチロールのふたを閉めているから、中は涼しいはず」

と思うかもしれません。

 

しかし、長時間暑い部屋へ置いていれば、箱の中も外気温の影響を受けます。

特に、

  • エアコンを切ったあとの部屋
  • 日当たりのよい部屋
  • 窓際
  • 車庫
  • 物置
  • ベランダ

などは、日中かなり暑くなる場合があります。

暑い季節は、できるだけ冷蔵庫を利用して保存しましょう。

 

秋は日中の気温上昇に注意する

りんごがおいしい季節というと、秋を思い浮かべる方も多いですよね。

秋は夏より涼しくなるため、

「そろそろ常温で保存してもいいかな」

と思うことがあります。

 

ただし、秋の初めはまだ気温が高い日もあります。

朝晩は涼しくても、昼間には室温が上がることがあります。

特に日当たりのよい部屋や玄関では、

「朝はひんやりしていたのに、午後はかなり暖かい」

ということも珍しくありません。

秋だからと決めつけず、一日の温度変化を確認してください。

 

冬は暖房と冷えすぎの両方に注意する

冬はりんごを常温で保存しやすい季節ですが、暖房には注意が必要です。

リビングやキッチンなど、一日中暖房を使う部屋では室温が高くなります。

発泡スチロールへ入れていても、暖かい部屋に置き続ければ、その影響を受けます。

 

一方、屋外やベランダなどは冷えすぎることがあります。

地域によっては氷点下まで下がることもあります。

つまり冬は、

「暖かすぎない・冷えすぎない場所」

を探すことがポイントです。

 

春は気温が上がってきたら保存場所を変更する

冬の間、玄関や廊下で問題なく保存できていても、春になると状況が変わります。

気温が上がり始めたら、

「今までここだったから」

と同じ場所へ置き続けないようにしましょう。

 

特に日当たりのよい玄関や部屋は、春になると日中の温度が上がりやすくなります。

保存しているりんごが残っている場合は、冷蔵庫へ移すことも考えてください。

 

季節より実際の保存環境で判断する

季節別のポイントをご紹介しましたが、最終的には、

「何月だからこの方法」

ではなく、

「今、りんごを置いている場所がどんな環境なのか」

で判断することが大切です。

 

同じ冬でも、北海道と暖かい地域では気温が違います。

同じ地域でも、一戸建てとマンションでは室内環境が違うことがあります。

さらに同じ家の中でも、リビングと玄関では温度が違います。

カレンダーだけで判断せず、実際の環境を見ながら保存方法を変えていきましょう。

 

 

保存していたりんごがしわしわ・柔らかい!こんなときどうする?

発泡スチロールや冷蔵庫でりんごを保存していると、

「表面がしわしわしてきた」

「買ったときより柔らかい気がする」

という変化に気づくことがあります。

そんなとき、

「もう食べられないのかな?」

と心配になりますよね。

 

りんごは保存している間にも少しずつ状態が変化します。

ただし、見た目だけで安全性を断定することはできません。

一つの変化だけを見るのではなく、全体の状態を確認することが大切です。

 

りんごがしわしわになるのは乾燥が原因のことも

りんごの表面にしわが出てきた場合、水分が失われて乾燥していることがあります。

保存中に袋へ入れていなかったり、長く冷蔵庫へ置いていたりすると、乾燥しやすくなります。

少ししわがあるだけで、

「絶対に食べられない」

と判断する必要はありません。

 

ただし、ほかにも異変がないか確認しましょう。

 

少し柔らかくなった場合は全体を確認する

りんごを触ったとき、

「前より少し柔らかい」

と感じることがあります。

保存期間が長くなるにつれて、食感が変わってくる場合があります。

ただし、

  • 一部分だけ極端に柔らかい
  • 押すと大きくへこむ
  • 汁が出ている
  • 異臭がする

など、ほかの変化がある場合は注意が必要です。

一つの特徴だけで判断しないようにしましょう。

 

切ったら中が茶色かった場合

見た目は普通でも、切ったときに果肉の一部が茶色くなっていることがあります。

ぶつかったことによる変色など、さまざまな原因が考えられます。

 

ただし、変色の状態だけから食べられるかどうかを一律に判断することはできません。

広い範囲に変化がある、異臭がする、果肉が崩れているなど、ほかにも異変がある場合は無理に食べないようにしましょう。

 

表面に傷や変色がある場合

保存中に表面の一部が変色することがあります。

小さな傷と明らかな傷みは見分けにくいこともあります。

まずは、

  • 傷の範囲
  • 柔らかさ
  • 臭い
  • 汁が出ていないか
  • カビがないか

などを確認してください。

 

汁が出ている場合は注意する

発泡スチロールを開けたとき、

「箱の底が濡れている」

という場合は、そのままふたを閉めないようにしましょう。

 

どのりんごから水分が出ているのか確認します。

汁が出ている、形が崩れている、異臭があるなど明らかな異変が見られるりんごは、ほかのりんごから分けてください。

箱の中もきれいにし、濡れた紙などは交換しましょう。

 

カビが見られる場合は無理に食べない

表面にカビのようなものが見られる場合は、

「そこだけ取れば大丈夫かな?」

と考えず、食べるのは避けましょう。

 

また、同じ箱に入っていたほかのりんごも状態を確認します。

発泡スチロールの内側が汚れている場合は、そのまま別のりんごを戻さず、清潔にしてから使用してください。

 

異臭がある場合も注意する

新鮮なりんごには特有の香りがあります。

しかし、

「いつものりんごとは違う嫌な臭いがする」

という場合は注意しましょう。

見た目だけでは判断できない変化が起きていることもあります。

 

保存期間にかかわらず、状態に不安があるものは無理に食べないことが大切です。

 

いつから保存しているかわからない場合

大量のりんごを保存していると、

「このりんご、いつからあったっけ?」

となることがあります。

だからこそ、保存を始めた日を箱やメモに書いておくと便利です。

 

ただし、

「○日以内なら絶対に大丈夫」

という判断はしないようにしましょう。

保存状態やりんごの状態によって変わるため、実物を確認することが大切です。

 

 

食べ切れないりんごは冷凍できる?余ったときの保存方法

たくさんりんごをもらったものの、

「どう考えても全部食べ切れそうにない」

ということもありますよね。

 

そんなときは、無理に常温や冷蔵で長く保存し続けるのではなく、冷凍する方法もあります。

ただし、冷凍すると生のりんごとは食感が変わります。

その変化を理解したうえで利用しましょう。

 

冷凍するときは切っておくと使いやすい

りんごを冷凍する場合は、食べやすい大きさに切ってから保存すると便利です。

まずりんごを洗い、必要に応じて皮をむきます。

芯を取り除き、くし形や薄切りなど、使いやすい大きさに切りましょう。

その後、冷凍用の保存袋などへ入れて冷凍します。

 

1回で使う量に分けておく

大量のりんごを一つの袋へまとめて冷凍すると、

「少しだけ使いたいのに全部くっついている」

ということがあります。

 

一度に使う量を考え、少量ずつ分けておくと便利です。

袋へ入れるときは、できるだけ平らにしておくと冷凍庫でも場所を取りにくくなります。

 

冷凍すると食感は変わる

りんごは冷凍・解凍すると、シャキシャキした食感が失われやすくなります。

そのため、

「生のりんごとまったく同じ食感で食べたい」

という場合には向きません。

 

冷凍前と同じものだと思わず、

冷凍したからこその食感を楽しむ

と考えると使いやすいでしょう。

 

半解凍で食べる方法もある

冷凍りんごは、完全に解凍せず、少し凍った状態で食べる方法もあります。

ひんやりとした食感になり、生のりんごとは違った楽しみ方ができます。

ただし、小さなお子さんや噛む力が弱い方が食べる場合は、硬さに注意してください。

 

加熱料理へ使う

冷凍したりんごは、加熱料理へ使う方法もあります。

たとえば、

  • りんごジャム
  • コンポート
  • アップルパイ
  • 焼きりんご
  • ケーキ

などに使えます。

冷凍によって食感が変わっていても、加熱する料理なら気になりにくいでしょう。

 

食べ切れないとわかったら早めに冷凍する

「もっと長く常温で保存できるかも」

と粘っているうちに状態が悪くなってしまうより、

「この量は食べ切れそうにない」

と思った段階で冷凍へ回すのも一つの方法です。

 

状態のよいうちに冷凍しておけば、あとから料理などに活用できます。

 

 

りんごを発泡スチロールで保存するときに避けたい8つのNG行動

ここまで、発泡スチロールを使った保存方法について詳しくご紹介してきました。

最後に、

「これは避けたい」

という行動をまとめて確認しておきましょう。

 

保存方法をすべて覚えるのが大変でも、NG行動を知っておくだけで失敗を減らしやすくなります。

 

NG1|発泡スチロールへ入れただけで安心する

最も注意したいのが、

「発泡スチロールに入れたから大丈夫」

と思ってしまうことです。

発泡スチロールには冷却機能がありません。

暖かい部屋へ置けば、時間とともに中もその環境の影響を受けます。

 

箱だけではなく、保存場所までセットで考えましょう。

 

NG2|傷んだりんごを確認せず一緒に入れる

箱でもらったりんごを、そのまま発泡スチロールへ移すのは避けましょう。

まずは一つずつ状態を確認します。

傷やへこみがあるもの、柔らかくなっているものなどは、保存用とは分けて早めに使うようにしましょう。

 

NG3|りんごをぎゅうぎゅうに詰め込む

たくさん入れたいからといって、無理に押し込まないようにしましょう。

りんご同士が強く押し合ったり、下のりんごへ重みがかかったりします。

箱に入りきらない場合は、複数に分けてください。

 

NG4|暖房の効いた部屋へ置く

冬は外が寒いため、

「家の中ならどこでも大丈夫」

と思ってしまいがちです。

 

しかし、暖房の効いた部屋はりんごの保存には暖かすぎることがあります。

特にストーブやファンヒーターの近く、温風が当たる場所は避けましょう。

 

NG5|直射日光の当たる場所へ置く

冬でも日差しが強い日はあります。

窓際や日当たりのよい玄関などは、昼間だけ温度が上がることがあります。

発泡スチロールを置くなら、直射日光の当たらない場所を選びましょう。

 

NG6|バナナなどを何となく一緒に入れる

箱にすき間があると、

「バナナも入れておこう」

と思うかもしれません。

しかし、りんごから出るエチレンによってバナナの熟成が進みやすくなります。

 

バナナを長持ちさせたい場合は、別に保存しましょう。

 

NG7|一度入れたら長期間確認しない

発泡スチロールはふたをすると中が見えません。

そのため、

「存在を忘れていた」

ということが起こりやすくなります。

保存中も定期的にふたを開け、一つずつ状態を確認しましょう。

 

NG8|季節が変わっても同じ場所へ置き続ける

12月には涼しかった玄関でも、3月になれば暖かくなることがあります。

保存場所は固定ではありません。

気温や暖房の使用状況が変わったら、その都度見直しましょう。

 

 

大量のりんごを保存するときの簡単チェックリスト

ここまでたくさんのポイントをご紹介してきたので、

「結局、何を確認すればいいんだっけ?」

と思った方もいるかもしれません。

 

そんなときは、次のチェックリストを使ってみてください。

 

保存する前のチェック

りんごを箱へ入れる前に、次の項目を確認します。

  • りんごを1個ずつ確認した?
  • 傷やへこみのあるものを分けた?
  • 柔らかくなっているものはない?
  • 汁やカビなどの異変はない?
  • 先に食べるものを決めた?
  • りんごの表面は濡れていない?
  • 1個ずつ紙で包んだ?
  • 必要に応じて乾燥対策をした?

すべて完璧にする必要はありません。

特に大切なのは、

状態の悪いものをそのまま長期保存用に混ぜないこと

です。

 

保存場所のチェック

次に、発泡スチロールを置く場所を確認します。

  • 暖房の温風が当たらない?
  • 床暖房の上ではない?
  • 直射日光が当たらない?
  • 昼間だけ暖かくならない?
  • 凍結するほど寒くならない?
  • 雨や雪の影響を受けない?
  • 定期的に確認しやすい?
  • バナナなどほかの果物を一緒に入れていない?

保存場所は季節によって変わります。

今は問題なくても、数週間後には環境が変わっていることもあります。

 

保存後のチェック

りんごを保存したあとも、ときどき次の項目を確認します。

  • 柔らかくなっているりんごはない?
  • 汁が出ていない?
  • カビなどの異変はない?
  • いつもと違う臭いはしない?
  • 包んでいる紙が濡れていない?
  • 発泡スチロールの中に水滴が付いていない?
  • 早く食べたほうがよさそうなものはない?
  • 保存場所が暖かくなっていない?

「保存したら終わり」ではなく、

保存中も様子を見る

ことを習慣にしましょう。

 

 

りんごの発泡スチロール保存でよくある疑問Q&A

最後に、りんごを保存するときに迷いやすい疑問をQ&A形式でまとめます。

ちょっとした疑問が出てきたときに参考にしてください。

 

発泡スチロールに保冷剤を入れたほうがいい?

基本的には、保冷剤を入れ続けることで家庭用の発泡スチロールを冷蔵庫代わりにするのはおすすめできません。

保冷剤は時間がたつと温度が上がりますし、交換するたびに箱の中の温度が変化します。

また、結露によって水分が発生することもあります。

 

一定の低温で管理したい場合は、冷蔵庫を利用するほうがわかりやすいでしょう。

 

発泡スチロールに穴を開ける必要はある?

「必ず穴を○個開ける」と一律に決める必要はありません。

穴を開けることだけで保存状態がよくなるとは限らないからです。

それよりも、

  • 保存場所の温度
  • りんごの乾燥対策
  • 箱の中の湿気
  • りんごの状態

などを確認しましょう。

 

発泡スチロールのふたは閉めっぱなしでもいい?

ふたを閉めたまま長期間放置するのは避けましょう。

定期的に開けて、りんごの状態や箱の中の水滴などを確認してください。

発泡スチロールは中が見えないため、知らないうちに変化が起きていることがあります。

 

新聞紙がない場合はどうする?

新聞紙がなくても大丈夫です。

清潔なキッチンペーパーなどを使って、りんごを1個ずつ包む方法があります。

新聞紙そのものにこだわるのではなく、

乾燥を防ぎ、りんご同士が直接ぶつかりにくくする

という目的を考えるとわかりやすいでしょう。

 

キッチンペーパーでも包める?

はい。

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーを利用できます。

ただし、保存中に濡れてきた場合は新しいものへ交換してください。

 

段ボールと発泡スチロールならどちらがいい?

どちらも保存用の箱として利用できます。

重要なのは箱の素材だけではありません。

りんごを置く場所の温度や乾燥対策、りんごの状態を確認することのほうが大切です。

 

「発泡スチロールだから絶対長持ちする」

「段ボールだから保存できない」

と考える必要はありません。

 

玄関でりんごを保存してもいい?

玄関が涼しく、直射日光や暖房の影響を受けにくいのであれば、保存場所の候補になります。

ただし、住宅によって玄関の温度は大きく異なります。

日中に暖かくならないか確認してください。

 

ベランダへ発泡スチロールを置いてもいい?

ベランダは外気温の影響を強く受けます。

日中は日差しで暖かくなり、夜は急激に冷えることがあります。

冬は凍結する可能性もあります。

雨や雪などの影響もあるため、

「冬のベランダなら大丈夫」

とは決めつけないほうがよいでしょう。

 

箱入りりんごは届いたまま保存できる?

長く保存する予定なら、一度箱から出して状態を確認することをおすすめします。

上のりんごがきれいでも、下に傷やへこみのあるものが入っている場合があります。

先に食べるものと保存するものを分けてから、改めて保存しましょう。

 

冷蔵庫へ入れるときも1個ずつ包んだほうがいい?

乾燥を防ぐためにも、1個ずつキッチンペーパーなどで包み、ポリ袋や保存袋などを利用すると管理しやすくなります。

また、りんごから出るエチレンが周囲の野菜や果物へ広がるのを抑える意味でも、袋を利用するとよいでしょう。

 

りんごとバナナを一緒にするとどうなる?

りんごから出るエチレンによって、バナナの熟成が進みやすくなります。

バナナを早く熟させたい場合には、この性質を利用できます。

一方、

「できるだけ長持ちさせたい」

という場合は、りんごとは分けて保存したほうがよいでしょう。

 

りんごとキウイを一緒にしてもいい?

まだ硬いキウイを追熟させたい場合は、りんごから出るエチレンを利用する方法があります。

ただし、食べ頃になったあともずっと一緒に置く必要はありません。

キウイの状態を確認し、食べ頃になったら保存方法を変えましょう。

 

りんごとみかんを同じ箱に入れてもいい?

長く保存するのであれば、それぞれ別に管理するほうがわかりやすいでしょう。

同じ箱へ混ぜると、どちらかに変化があったときに確認しにくくなります。

箱に空きがあるからという理由だけで、違う果物を詰め込む必要はありません。

 

途中から冷蔵庫へ移してもいい?

もちろん構いません。

むしろ、気温が上がってきたら保存場所を見直すことが大切です。

冬の間は玄関で保存し、春になって暖かくなったら冷蔵庫へ移すなど、季節や環境に合わせて変更しましょう。

 

りんごを毎日確認したほうがいい?

毎日すべてを細かく確認しなければならないわけではありません。

ただし、大量に保存している場合は、定期的に箱を開けて状態を見ることをおすすめします。

特に、

  • 傷のあるりんごが混ざっていた
  • 箱の中に水滴がある
  • 保存場所の気温が変わった

という場合は、こまめに確認するとよいでしょう。

 

柔らかくなったりんごは食べられる?

柔らかさだけで、食べられる・食べられないを断定することはできません。

保存によって食感が変化しているだけの場合もあります。

一方で、汁が出ている、カビがある、異臭がするなど、ほかにも異変がある場合は注意が必要です。

判断に迷う状態であれば、無理に食べないようにしましょう。

 

発泡スチロールなら何日保存できる?

「発泡スチロールなら○日」と一律に決めることはできません。

りんごの品種や熟し具合、購入時の状態、保存場所の温度などによって変わるためです。

箱だけを基準に保存期間を決めるのではなく、定期的にりんごの状態を確認してください。

 

 

まとめ|りんごの発泡スチロール保存は「箱」より保存環境が大切

りんごを箱でもらったとき、

「冷蔵庫に入りきらないから、発泡スチロールへ入れて保存したい」

ということがありますよね。

発泡スチロールは、たくさんのりんごをまとめて保管するときに利用できます。

ただし、

発泡スチロールへ入れれば、それだけでりんごが長持ちするわけではありません。

発泡スチロールには冷却機能がないため、暖かい部屋へ置けば箱の中もその環境の影響を受けます。

 

りんごを保存するときは、まず一つずつ状態を確認しましょう。

傷やへこみがあるもの、柔らかくなっているものなどは分け、早めに食べるようにします。

状態のよいりんごは、新聞紙やキッチンペーパーなどで1個ずつ包みます。

冷蔵庫で保存する場合は、ポリ袋や保存袋なども利用して乾燥を防ぐと管理しやすくなります。

 

発泡スチロールへ入れるときは、りんごをぎゅうぎゅうに詰め込まないことも大切です。

2段以上に重ねる場合は、下のりんごへ強い重みがかからないよう注意しましょう。

保存場所については、

  • 暖房器具の近くを避ける
  • 床暖房の上へ置かない
  • 直射日光を避ける
  • 昼夜の温度変化にも注意する
  • 屋外では凍結にも注意する

といった点を確認してください。

 

冬だからといって、家の中のどこでも保存できるわけではありません。

暖房を使っている部屋は意外と暖かくなっています。

反対に、ベランダや屋外は冷えすぎることがあります。

「冬だから」「発泡スチロールだから」と決めつけず、実際の保存環境を見ることが大切です。

 

また、少量のりんごなら、冷蔵庫で保存するほうが管理しやすいでしょう。

箱いっぱいにある場合でも、

「全部同じ方法で保存しなければ」

と考える必要はありません。

冷蔵庫へ入る分は冷蔵し、残りを涼しい場所で管理するなど、保存場所を分ける方法もあります。

 

さらに覚えておきたいのが、りんごから出るエチレンです。

りんごとバナナを一緒に置くと、バナナの熟成が進みやすくなります。

バナナを早く熟させたいときには利用できますが、

バナナをできるだけ長持ちさせたい場合は、りんごとは分けて保存しましょう。

キウイなど、追熟させたい果物については、りんごのエチレンを利用できる場合もあります。

つまり、

早く熟させたいときはエチレンを利用し、長持ちさせたいときは分ける

と覚えておくとわかりやすいですね。

 

そして何より大切なのが、保存したあとも定期的に確認することです。

発泡スチロールはふたをすると中が見えなくなるため、つい存在を忘れてしまいます。

ときどきふたを開けて、

  • 柔らかくなっていないか
  • 汁が出ていないか
  • カビなどの異変がないか
  • 紙が濡れていないか
  • 箱の中に水滴がないか

を確認しましょう。

気温が上がってきたら、保存場所も見直してください。

 

りんごを上手に保存するポイントは、

「発泡スチロールに入れること」ではなく、「りんごに合った環境を整えて、その後も状態を見ること」

です。

たくさんのりんごをもらったときも慌てず、

状態を確認する → 先に食べるものを分ける → 1個ずつ包む → 保存場所を決める → 定期的に確認する

という順番で進めてみてください。

少し手間をかけて保存しておけば、箱いっぱいのりんごも最後までおいしく楽しみやすくなりますよ。

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