家のカレーがいつも同じ味で飽きていませんか?
隠し味にヨーグルトがおすすめらしいけれど、本当に合うのか気になりますよね。
スパイシーなカレーと、酸味のあるヨーグルトの組み合わせに半信半疑です。
ここでは、カレーにヨーグルトを入れたらまずくなるのか、カレーとヨーグルトの食べ合わせ、カレーにヨーグルトを入れるタイミングついて紹介していきます。
カレーにヨーグルトを入れたらまずい??
カレーにヨーグルトを入れると、意外にも合うのです!
辛いカレーもヨーグルトを加えると、さっぱりとまろやかな味になります。
ヨーグルトに含まれる乳脂肪が、カレーに含まれるスパイスの辛みを和らげ、コクをプラスしてくれます。
でも、ヨーグルトの入れすぎは禁物です。
ヨーグルトを入れすぎると、カレーの中でヨーグルトの味が強く出てしまい、違和感が出てしまいます。
隠し味に使うヨーグルトの適量は、1人前のカレーに対し、小さじ1杯です。
使うヨーグルトの種類で違いがありますので、少しずつカレーに入れて味見しましょう。
もし、ヨーグルトを入れすぎてしまった時はハチミツでリカバリーできます。
ハチミツの甘みは酸っぱくなったカレーを中和してくれます。
ハチミツを少しずつ入れて、味を調えましょう。
ハチミツを入れてから20分ぐらい煮込むと、味がまとまってきます。
また、カレーに使う肉をヨーグルトに漬け込んでから料理すると、とてもやわらかく仕上がります。
肉でも、鶏肉とヨーグルトはとても相性が良いです。
肉をヨーグルトに漬け込む時は、密封できる袋に入れて、袋の外からよく揉みこみます。
そして、冷蔵庫に1~2時間入れておきます。
肉をヨーグルトから取り出すときは、よく水気を切りましょう。
肉をヨーグルトに漬け込まなくても、煮込む時や炒める時にヨーグルトを使っても、肉が柔らかくなります。
カレーとヨーグルトの食べ合わせって大丈夫?
カレーとヨーグルトの相性がいいことが分かりました。
カレーの辛みを乳脂肪が和らげてくれるのです。
ということは、乳製品なら、他の物でもカレーの隠し味になるのでしょうか?
おすすめは乳脂肪が多く含まれるバターです。
牛乳でもカレーの隠し味になりますが、ヨーグルトよりも牛乳は乳脂肪が少ないです。
バターチキンカレーというメニューもあるくらいですから、バターとカレーの相性はばっちりです。
ヨーグルトをカレーに加えた時、ダマになることがあります。
しかし、バターを隠し味に使っても、ダマになる心配がありません。
食材同士の相乗効果で、さらに美味しくなんて、料理も科学ですね。
カレーにヨーグルトを入れるタイミングはいつ?
カレーの隠し味にヨーグルトを入れる時、一体、いつのタイミングがいいのでしょうか?
それは、カレールーを使う時とカレー粉を使う時で変わります。
カレールーを使う時は、ルーよりも先にヨーグルトを入れます。
炒めたカレーの具になる野菜や肉などに、ヨーグルトをよく混ぜてから、水やカレールーを入れます。
ヨーグルトを全体になじませてから、カレールーを入れると、まろやかな仕上がりになります。
カレー粉やスパイスを使う時は、カレー粉の後にヨーグルトを入れます。
カレー粉やスパイスを使ったカレーを作る時は、具材とカレー粉やスパイスを一緒に炒めるので、そのあとにヨーグルトを入れた方が味がなじみやすいです。
ヨーグルトを入れたら、弱火でじっくりと具材にヨーグルトを混ぜていきます。
カレーにヨーグルトを入れると、ダマができてしまうことがあります。
これは、ヨーグルトのかき混ぜ不足が原因です。
カレーに加えるヨーグルトはよくかき混ぜて、滑らかにしておきましょう。
また、酸味が強いヨーグルトはカレーに加えた時にダマになりやすいです。
カレーにヨーグルトを加える時は、少しずつ加えるのがおすすめです。
強火で加熱すると、ヨーグルトがダマになるので注意が必要です。
コクがあるのに、さっぱりと食べられるカレーになります。
隠し味のヨーグルトを使い忘れたと思ったら、煮込み終わったカレーにヨーグルトを混ぜたり、お皿にカレーと一緒にヨーグルトを添えたりしてもOKです。
この方がより酸味が強く出るので、煮込む時にヨーグルトを入れるより好きという人もいます。
まとめ
カレーの隠し味にヨーグルトは、意外にもよく合います。
カレーの辛みをヨーグルトの乳脂肪がまろやかにしてくれます。
ヨーグルトをカレーに入れる時は少しずつ入れて、味見で調整しましょう。
ヨーグルトの代わりにバターを使うのもおすすめです。