おしゃぶり昆布って、病みつきになりますよね~。
低カロリーで食物繊維たっぷりでヘルシーだから、毎日食べたい!
あの小袋では足りないので、大袋のだし昆布をそのまま食べても大丈夫なのでしょうか?
ここでは、だし昆布はそのまま食べていいのか、出汁昆布は水出しできるのか、使用後の出汁昆布は再利用できるのかついて紹介していきます。
だし昆布をそのまま食べるのは大丈夫?
水に戻していない、固いままのだし昆布も食べられないことはないですよ。
実際わたしは食べていました笑
親からは、「おなかの中で膨張するから、あまりたくさん食べるのはダメだよ」とは言われましたけどね。
表面の埃などを固く絞った布巾などで拭き取ってから食べましょう。
表面の白い粉は昆布の旨味成分なので、水洗いしてしまうと流れてしまうので、拭き取るのがおすすめです。
するめのようにかなり固いので、顎がかなり鍛えられます。
ただ、昆布は海の中で育ったものなので塩分が高い可能性があります。
また、おしゃぶり昆布のように味付けされていないので、味が薄く感じられるかもしれません。
おしゃぶり昆布やおやつ昆布などは、昆布の塩気を抜いてから甘酢などで味付けされています。
それから、昆布の食べ過ぎはヨウ素の過剰摂取になり、場合によっては甲状腺に影響を及ぼす可能性があります。
だし昆布を食べるなら、そのままより、出汁昆布を調理した物の方がおすすめです。
出汁を取った後の昆布の調理法については後で説明します。
出汁昆布って水出しできる?
昆布で出汁を取るのは手順が難しそうで、面倒に感じますよね。
けれども、細かいことを省いて、ただ一晩、昆布を水に浸けるだけでも簡単に出汁が取れます。
やり方はとっても簡単!
出汁昆布20gに対して、水1.5Lを用意します。
昆布は買ってきたままでもいいし、細く切ってからでもOK!
昆布を水に浸け、3時間以上、出来れば一晩そのままにしておきます。
たったこれだけで昆布出汁の出来上がり!
作り置きしておき、冷蔵庫で1週間程度保管できます。
味噌汁、お吸い物や煮物などにさっと使えて、すごく便利!
この昆布出汁は活性酸素を除去するフコイダンやダイエット効果のあるアルギン酸などの栄養が豊富なので、毎朝コップ1杯飲むのも健康や美容に役立ちそうです。
出汁昆布の使用後って再利用できる?
出汁を取った後の昆布って、もう美味しくないし、捨ててしまっていませんか?
そんな、もったいない!!
出汁昆布もカリウムやマグネシウムなどの高血圧予防に欠かせない栄養が十分残っていますし、食物繊維も豊富ですから便秘解消にも役立ちそうです。
出汁を取った後の昆布もアレンジすれば、まだまだ美味しく食べられます!
例えば、1~3センチ角に出汁昆布を切り、醤油・酢・砂糖・みりんで炒め、最後に鰹節を混ぜたら、昆布の佃煮の出来上がり!
お好みでゴマ・煮大豆・山椒・生姜などを入れても美味しいです。
ごはんのおともにもピッタリの一品になります。
上記の作り方ではしっとりなふりかけになりますが、パラパラのふりかけにするなら、昆布を乾燥させてミキサーやフードプロセッサーで細かくして粉末状にしてくださいね。
また、細切りの出汁昆布に醤油・砂糖・みりんなどを混ぜて煮て、汁気がなくなったら、鰹節やいりごま、七味などを加えると、昆布のふりかけになります。
昆布を電子レンジで加熱して塩などを振ると、お手軽な昆布チップスが出来上がります。
ダイエット中でも安心して食べられるヘルシーなチップスです。
加熱し過ぎると焦げてしまうので注意してくださいね。
それから、大豆や野菜、切り干し大根などと一緒に煮て昆布の煮物にしたり、出汁昆布を細かく刻んで五目御飯の具に使ったりするのもおすすめです。
出汁をとった後の昆布でも調味料で味付けすれば、味が薄いということはなく、美味しく頂けるのですね。
出汁昆布をすぐに使わない時は冷蔵庫や冷凍庫で保管しておいて、まとめて調理することも可能です。
ぴっちりとラップでくるんで、冷蔵庫でなら3日程度、冷凍庫でなら1カ月程度もちます。
まとめ
使いにくそうなイメージのある昆布ですが、水に浸けるだけで簡単に昆布だしが取れます。
昆布で取った出汁は化学調味料とは違い、香り豊かで上品な味わいがあり、本格的なお料理に仕上がります。
出汁昆布も簡単にアレンジ出来て、美味しく食べられ、しっかり栄養も摂取できます。