秋の味覚である栗をたくさん使って、栗ご飯を作りましょう。
しかし、作ってみると、なぜか甘くない・・・。
ここでは、栗ご飯が甘くない原因、栗ご飯に切り餅を入れるとおいしくなるのか、栗ご飯の冷凍保存方法について紹介していきます。
栗ご飯を作ったけど甘くない…
栗の皮を剥いて、すぐに栗ご飯にしたのに、栗がおいしくないのです。
それはショックですよね。
実は、栗を甘くするひと手間をかけてから、ご飯に混ぜるのがコツです。
皮を剥いたくりに砂糖をまぶして、一度、冷凍するのです。
不思議に感じる、魔法のようなコツです。
使う砂糖の量は栗の量の2割ぐらいです。
栗と砂糖を入れた袋をしっかりと密封して、袋の外側から揉みこみましょう。
手が汚れずに、簡単な作業です。
栗全体に砂糖がまぶされれば、OKです。
すぐに栗ご飯を作る時は、半日程度冷凍したら、栗が甘い栗ご飯になります。
このまま冷凍保存しておいて、食べたい時に栗ご飯を作るのもいいですね。
砂糖をまぶしたからと言って、ものすごく甘くなるわけではありません。
栗が変色するのを防ぎ、自然な黄色がやや濃くなったような感じになります。
そして、栗本来が持つ甘さをより引き出せるでしょう。
売られている甘栗を使っても、栗ご飯が作れます。
皮を剥く手間が省けて、簡単に作れます。
甘栗はスーパーやコンビニで1年中販売されていますから、いつでも食べたい時に作れるでしょう。
甘栗ですから、栗の甘みは安定しています。
甘栗を使った栗ご飯は、賛否両論あります。
やっぱりご飯との一体感がなく、イマイチと口コミしている人がいます。
しかし、栗の下処理は時間と手間がかなりかかるため、手軽に甘栗で栗ご飯が作れるのは嬉しいとも口コミされています。
甘栗は炊きあがった時に、しゃもじで細かく砕くと、ご飯に混ざりやすくなります。
栗の風味も栗ご飯に全体に広がります。
忙しい人には、甘栗を使った栗ご飯はおすすめのレシピです。
今すぐ栗ご飯を食べたい人は、甘栗をご飯に混ぜましょう。
栗とごはんを一緒に炊きこまなくても、栗ご飯が出来上がります。
甘栗はご飯に混ぜる前に、4~6等分にカットします。
味付けは塩と鰹節を一つまみずつ入れれば、OKです。
甘栗のまぜごはんで、おにぎりを作ったら、学校や職場へも持って行かれます。
栗ご飯を作る時に切り餅を入れるとおいしくなる?
栗ご飯もおいしいけれど、もちもちとした栗おこわもおいしいですよね。
でも、もち米がないと作れないですよね?
実は、切り餅を入れて、栗ご飯をもちもちと美味しくする方法があるのです。
切り盛りは1㎝角に切って、ご飯や栗と一緒に炊飯器に入れます。
炊きあがったら、全体を大きく混ぜましょう。
簡単にもっちりとした栗ご飯ができあがります。
お正月を過ぎて、おせち料理に飽きた頃にぴったりなレシピです。
食べきれなかった栗の甘露煮と、お雑煮で余った切り餅を使って、手軽にもちもちした栗ご飯を作りましょう。
栗ご飯の冷凍保存の仕方!
栗ご飯って、たくさん作りがちですよね。
栗が多い方が美味しそうなので、たくさん入れると、大量の栗ご飯が出来上がります。
もち米や切り餅を使った栗ご飯は食べ応えがあり、栗ご飯が食べきれないことがあります。
そんな時は、栗ご飯を冷凍保存しましょう。
冷凍保存した栗ご飯は、少し栗がやわらかくなります。
食感が気になる人は、冷蔵保存で早めに食べきるのがおすすめです。
冷蔵保存の場合は2~3日日持ちします。
栗ご飯を冷凍保存するときは、1回に使う量に栗ご飯を小分けにします。
そして、ラップでぴったりと包みます。
さらに、密封できる袋に入れて冷凍保存します。
これで、約1か月日持ちします。
冷凍保存する時のポイントは、なるべく空気を入れないようにすることです。
食べる時は冷蔵庫解凍や常温解凍では、栗ご飯がべちゃっとしてしまいます。
美味しく解凍するには、レンジ解凍や蒸し器で温め直すのがおすすめです。
まとめ
栗ご飯を作る時、栗に砂糖をまぶして冷凍保存すると、栗の甘みを引き出せます。
甘栗を使って、栗ご飯を作ることもできます。
切り餅を細かくカットして、栗ご飯に混ぜると、もちもちとした美味しい栗ご飯になります。
栗ご飯は冷凍保存することもできます。
栗ご飯はアイデア次第で、1年中食べられるメニューです。