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おでんの鶏の胸肉を柔らかくするコツ?いつ入れる?下ごしらえは?

寒くなってくると、食べたくなるのがおでん。

大根やこんにゃく、卵、練り物など定番の具材もおいしいですが、

「お肉も入れてボリュームを出したい」

というときに、鶏胸肉を使ってみようと思うこともありますよね。

 

ところが、鶏胸肉をおでんに入れようとすると、

「長く煮たらパサパサにならない?」

「鶏肉はいつ鍋に入れればいいの?」

「下茹でしてから入れたほうがいい?」

「柔らかく仕上げるにはどうしたらいい?」

など、意外と迷うポイントがたくさんあります。

 

結論からいうと、おでんに鶏胸肉を入れるときは、下ごしらえ・切り方・入れるタイミング・火加減を意識することが大切です。

おでんというと、長時間コトコト煮込むイメージがあります。

しかし、すべての具材を最初から最後まで一緒に煮ればよいわけではありません。

大根のように時間をかけたい具材もあれば、鶏胸肉のように長く加熱しすぎると食感が変わりやすい食材もあります。

そのため、鶏胸肉は大根などと同じタイミングで入れるのではなく、ある程度おでんができてから加えるのがひとつのポイントです。

 

また、鍋へ入れる前に少し工夫しておくと、食べやすい仕上がりを目指しやすくなります。

この記事では、

  • おでんの鶏胸肉を柔らかく仕上げるコツ
  • パサパサ・硬くなりやすい原因
  • 鶏胸肉の下ごしらえ
  • 下茹でや焼いてから入れる方法
  • 鶏肉を入れるタイミング
  • 具材を入れる順番
  • 切り方や火加減
  • 硬くなってしまった場合の対処法

などを、初めて鶏胸肉入りのおでんを作る方にもわかりやすくご紹介します。

「鶏胸肉を入れてみたいけれど失敗しそう」と迷っている方は、ぜひ作るときの参考にしてみてくださいね。


おでんの鶏胸肉を柔らかく仕上げる7つのコツ

おでんに鶏胸肉を入れるとき、一番気になるのは、

「硬くならないかな?」

ということではないでしょうか。

鶏胸肉は、調理方法によって食感が変わりやすい食材です。

おでんの場合は特に、ほかの具材につられて長時間煮込みすぎないことがポイントになります。

 

まずは、柔らかく食べやすく仕上げるために意識したいことを見ていきましょう。

 

下ごしらえと加熱方法の両方を意識する

鶏胸肉を柔らかくしたいとき、

「何か特別な下ごしらえをすれば大丈夫」

と思うかもしれません。

 

しかし、下ごしらえだけではなく、その後の加熱方法も大切です。

せっかく丁寧に準備しても、鍋に入れてから強火で長時間グツグツ煮続ければ、思っていた食感にならないことがあります。

反対に、

「煮込みすぎない」

ことだけ意識していても、鶏胸肉を大きさがバラバラの状態で入れると、火の通りに差が出やすくなります。

 

そのため、

切り方→下ごしらえ→入れるタイミング→火加減

という一連の流れで考えるのがおすすめです。

一つだけ特別なことをするというより、それぞれを少しずつ丁寧にするイメージですね。

 

フォークで穴を開けておく

鶏胸肉を下ごしらえするときは、フォークを使う方法があります。

切る前、または大きく切り分けた鶏胸肉へフォークを数か所刺しておきます。

力いっぱい何度も刺す必要はありません。

全体にまんべんなく行う程度で大丈夫です。

 

この方法なら特別な調理器具も必要なく、

「家にあるもので簡単に下ごしらえしたい」

というときにも取り入れやすいでしょう。

ただし、フォークで穴を開けたからといって、その後どれだけ煮込んでも柔らかいままというわけではありません。

あくまでも下ごしらえのひとつとして考え、加熱しすぎにも注意してください。

 

繊維を意識して切る

鶏胸肉を切るときは、繊維の向きも見てみましょう。

鶏胸肉をよく見ると、部分によって筋肉の繊維が走っている方向が違います。

その繊維を断つように切ることで、食べたときに噛み切りやすくなります。

 

「繊維なんてよくわからない」

という場合も、難しく考える必要はありません。

まず鶏胸肉をいくつかの大きなかたまりに分け、それぞれの繊維がどちらへ伸びているのかを確認してみてください。

その線を短く断ち切るような方向で切ります。

おでんの場合は煮汁と一緒に食べるため、極端に薄くする必要はありません。

食べやすさと煮込みやすさのバランスを考えて切りましょう。

 

砂糖水に漬ける方法もある

鶏胸肉の下ごしらえとして、砂糖を溶かした水に漬ける方法もあります。

やり方はシンプルです。

水に少量の砂糖を溶かし、鶏胸肉をしばらく漬けておきます。

 

ただし、

「砂糖をたくさん入れれば、もっと柔らかくなるのでは?」

と量を増やしすぎないようにしましょう。

おでんは煮汁の味とのバランスも大切です。

濃い砂糖水を使ったり長時間漬けっぱなしにしたりすると、仕上がりへ影響する場合があります。

砂糖水を使う場合も、それだけに頼るのではなく、煮込みすぎないことと組み合わせて考えるとよいでしょう。

 

大きさをできるだけそろえる

鶏胸肉を切るときは、一つ一つの大きさをそろえることも大切です。

たとえば、

大きなもの
小さなもの
薄いもの
厚いもの

が混ざっていると、同じ時間煮ても火の通り方に差が出ます。

 

小さいものはすでに十分加熱されているのに、大きなものはまだ確認が必要という状態になりかねません。

そうなると、

「念のため、もう少し煮よう」

と全体を追加加熱し、小さな鶏肉が硬くなってしまうことがあります。

完璧に同じサイズにする必要はありませんが、なるべく近い大きさにそろえておくと調理しやすくなります。

 

長時間煮込みすぎない

おでんは長く煮込む料理というイメージがあります。

そのため、

「鶏胸肉も長く煮たほうが味が染みて柔らかくなるのでは?」

と思うかもしれません。

 

しかし、鶏胸肉の場合は長く煮込めば必ず柔らかくなるとは限りません。

むしろ加熱しすぎることで、パサつきや硬さが気になる場合があります。

大根などは先に煮て、鶏胸肉は後から加えるようにすると調整しやすくなります。

 

強火でグツグツ煮続けない

早く火を通したいからといって、強火で激しく煮続ける必要はありません。

鍋の中が常に大きくグツグツしている状態では、鶏胸肉だけでなく、ほかのおでん種も崩れやすくなります。

鶏肉を加えた後は鍋の状態を確認し、沸騰したら火加減を調整しましょう。

 

おでんは、

「強火で一気に仕上げる」

というより、

「具材の状態を見ながら加熱する」

ことを意識すると失敗を防ぎやすくなります。


おでんの鶏胸肉がパサパサ・硬くなるのはなぜ?

鶏胸肉入りのおでんを作ったとき、

「思ったより硬かった」

「噛むとパサパサする」

ということがあります。

 

原因は一つとは限りません。

調理中のちょっとした行動が重なっている場合もあります。

よくある原因を知っておけば、次に作るときの改善ポイントも見つけやすくなります。

 

最初から最後まで煮込んでいる

まず見直したいのが、鶏胸肉を鍋へ入れるタイミングです。

大根と一緒に最初から入れ、そのままおでんが完成するまで煮込んでいないでしょうか。

大根など時間をかけて火を通したい具材と、鶏胸肉を同じように扱う必要はありません。

 

「おでんだから全部一緒に煮込む」

のではなく、具材によって入れるタイミングを変えましょう。

 

強火で長く煮続けている

時間がないときは、

「強火にすれば早く完成するかも」

と思ってしまいますよね。

しかし、強火で激しく沸騰させ続けると、鶏胸肉の仕上がりを調整しにくくなります。

鍋の中で具材が大きく動き、豆腐や練り物なども崩れやすくなるため注意しましょう。

 

小さく切りすぎている

鶏胸肉を小さく切れば、

「すぐに火が通るし食べやすそう」

と思うかもしれません。

確かに小さな肉は火が通りやすくなります。

 

ただし、おでんのようにある程度煮込む料理では、小さすぎると加熱しすぎになりやすくなります。

細かな角切りにするのではなく、食べやすい一口大程度から試してみるとよいでしょう。

 

大きさがバラバラになっている

反対に、切った鶏胸肉の大きさがバラバラなのも困りものです。

小さいものに合わせれば大きいものの加熱が足りず、大きいものに合わせれば小さいものを加熱しすぎる可能性があります。

火の通りを確認しやすくするためにも、大きさをそろえておきましょう。

 

何度も鍋の中で動かしている

火の通りや味の染み方が気になって、

「こっちをひっくり返して……」

「今度はこちらを動かして……」

と何度も具材を触っていませんか。

 

おでんは頻繁にかき混ぜる必要はありません。

鶏胸肉だけでなく、大根や豆腐、練り物なども崩れる原因になります。

必要なときだけ、やさしく動かすようにしましょう。

 

硬いからとさらに煮込んでいる

一度食べて、

「少し硬いかも」

と感じると、

「もっと煮込めば柔らかくなるはず」

と思ってしまうことがあります。

 

しかし、すでに十分火が通っている鶏胸肉の場合、さらに長時間煮れば必ず柔らかくなるわけではありません。

硬くなった原因が加熱しすぎなら、追加加熱することでさらにパサつく可能性があります。

鶏胸肉だけ取り出すなど、別の方法を考えましょう。


おでんに入れる鶏胸肉の下ごしらえ方法

ここからは、実際におでんへ入れる前の準備を見ていきます。

「下ごしらえ」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本的な流れはシンプルです。

初めて作る場合は、一つずつ進めていけば大丈夫ですよ。

 

まず鶏胸肉の状態を確認する

パックから取り出したら、最初に鶏胸肉全体を確認します。

使う食材は適切に保存されていたものを使用し、表示されている保存方法や期限なども確認してください。

冷凍していたものを使う場合も、適切に解凍してから調理します。

 

表面の水分を取る

鶏胸肉の表面に水分が多く付いている場合は、キッチンペーパーなどでやさしく押さえます。

ゴシゴシこする必要はありません。

表面を軽く押さえるイメージで十分です。

 

特に焼いてからおでんへ入れる場合は、表面に水分が多いと焼きにくくなることがあります。

 

食べやすい大きさに切る

次に、鶏胸肉を食べやすい大きさに切ります。

おでんは箸で取り分けて食べることが多いため、一口で無理なく食べられるくらいを意識するとよいでしょう。

ただし、小さくしすぎる必要はありません。

ある程度厚みを残しつつ、大きさをそろえます。

 

繊維の方向を確認する

切る前に、鶏胸肉の表面を少し観察してみましょう。

繊維が伸びている方向がわかれば、それを断つように切ります。

初めは難しく感じても、一度意識すると少しずつ見分けやすくなります。

 

「きれいに切らなければ」

と神経質になる必要はありません。

食べやすくするためのひと工夫として覚えておけば十分です。

 

フォークで数か所刺す

必要に応じて、フォークで数か所穴を開けます。

このときも、ボロボロになるほど何度も刺さなくて大丈夫です。

全体にほどよく行います。

 

砂糖水を使う場合は漬けておく

砂糖水を使う場合は、この段階で鶏胸肉を漬けておきます。

漬け込みが終わったら、その後の調理へ進みます。

 

ただし、長時間常温に置いたままにしないよう注意してください。

食品を扱うときは、

「あとで調理するから大丈夫」

とキッチンへ長時間放置せず、適切に扱うことが大切です。

 

下ごしらえが終わったら調理へ進む

下ごしらえが終わったら、下茹でをする、表面を焼く、そのままおでんへ加えるなど、予定している方法で調理します。

準備だけ済ませて長く放置するのではなく、できるだけスムーズに次の工程へ進みましょう。


鶏胸肉は下茹でしてからおでんに入れたほうがいい?

「おでんに鶏胸肉を入れるなら、先に茹でたほうがいい?」

と迷う方も多いでしょう。

 

結論からいうと、必ず下茹でしなければならないわけではありません。

ただ、仕上がりの好みによっては下茹でが便利な場合があります。

 

下茹では必須ではない

鶏胸肉は、おでんの鍋の中でしっかり加熱する方法もあります。

そのため、

「下茹でしないとおでんに入れられない」

というわけではありません。

大切なのは、最終的に中心まで十分に加熱することです。

 

煮汁の濁りが気になるときは下茹でも選択肢

鶏肉をそのまま煮汁へ入れると、加熱中にアクなどが出ることがあります。

「できるだけおでんの汁をすっきり仕上げたい」

という場合は、先に下茹でする方法があります。

下茹でした後に表面を軽く整えてから、おでんへ加えます。

 

下茹でしすぎない

注意したいのは、

「どうせ後で煮るから、先にしっかり茹でておこう」

と長時間加熱してしまうことです。

 

下茹での段階で加熱しすぎ、その後さらにおでんの中で長く煮ると、トータルの加熱時間が長くなります。

下茹でと本調理を別々に考えるのではなく、全体でどのくらい加熱することになるかを意識しましょう。

 

下茹でしない場合はアクを確認する

生の状態からおでんへ加える場合は、加熱中の鍋を確認します。

アクが浮いてきたら、お玉などを使って必要に応じて取り除きましょう。

ただし、アクを取ろうとして鍋の中を何度もかき混ぜる必要はありません。

表面へ浮いてきたものをやさしく取れば大丈夫です。


鶏胸肉を焼いてからおでんに入れる方法もある

鶏胸肉は、下茹でだけでなく、表面を軽く焼いてからおでんへ入れる方法もあります。

「いつもと少し違った仕上がりにしてみたい」

という場合に試しやすい方法です。

 

表面を軽く焼いてから入れる

食べやすく切った鶏胸肉をフライパンで軽く焼きます。

ここでの目的は、長時間かけて中まで完全に焼き上げることではありません。

この後おでんの鍋でも加熱するため、トータルの加熱時間を考えます。

 

焼きすぎに注意する

表面にしっかり焼き色を付けようとして、長時間フライパンで加熱してしまうと、その後のおでんでもさらに火が入ります。

結果として、

「せっかく下ごしらえしたのに硬くなった」

ということになりかねません。

 

焼く工程と煮る工程をセットで考えましょう。

 

下茹でと焼く方法は好みで選ぶ

「下茹でと焼くのは、どちらが正解?」

と思うかもしれません。

どちらか一方だけが正しいわけではありません。

 

汁をすっきり仕上げたい場合は下茹でを検討し、焼いた香ばしさを加えたい場合は表面を焼く方法を試すなど、好みに合わせて選べます。

毎回同じ方法にする必要もありません。

作りながら、自分や家族が好きな仕上がりを見つけてみてくださいね。


おでんに鶏肉はいつ入れる?タイミングを確認しよう

鶏胸肉のおでんで特に迷いやすいのが、

「鶏肉はいつ入れるの?」

という問題です。

大根と一緒?

練り物と一緒?

最後?

と迷ってしまいますよね。

 

基本的には、大根など時間のかかる具材を先に煮て、鶏胸肉は後半に加えると調整しやすくなります。

 

大根などを先に煮る

まずは大根など、火が通るまで時間がかかる具材から調理します。

こうした具材と鶏胸肉を最初から一緒にすると、鶏肉だけ必要以上に長く加熱することになりやすいためです。

 

「具材によって入れる時間を変える」

という考え方を覚えておくと、おでん作りがぐっとわかりやすくなります。

 

鶏胸肉はおでん作りの後半へ

大根などがある程度煮えてきたら、下ごしらえした鶏胸肉を加えます。

この方法なら、

「大根がまだ硬いから、鶏肉も一緒にあと30分……」

といった状況を避けやすくなります。

 

最初から入れっぱなしにしない

鶏肉の旨みを出したいからと、最初から入れて長時間煮込む方法を考える方もいるでしょう。

ただ、鶏胸肉の柔らかな食感を重視するなら、長時間の加熱は避けたほうが調整しやすくなります。

 

「おでん=全部長時間煮込む」と考えないことがポイントです。

 

鶏胸肉を入れたら火加減を確認する

冷たい鶏胸肉を入れると、鍋の温度が一時的に下がることがあります。

だからといって、すぐ最大火力にする必要はありません。

鍋の状態を見ながら加熱し、沸騰した後は火加減を調整しましょう。

 

最後は中心まで火が通ったことを確認する

鶏胸肉は、

「○分煮たから大丈夫」

と時間だけで判断しないようにします。

 

肉の大きさ、厚み、下ごしらえ、鍋の温度などによって火の通り方は変わります。

最後は中心部まで十分加熱できていることを確認してから食べましょう。


鶏胸肉入りおでんの具材を入れる順番

鶏胸肉をいつ入れるかわかったところで、おでん全体の順番も整理しておきましょう。

順番がわかると、

「今は何を入れればいい?」

と調理中に迷いにくくなります。

最初は時間のかかる具材から

大根など、火が通るまで時間がかかる具材を先に入れます。

必要な下ごしらえを済ませてから、煮汁で加熱していきましょう。

こんにゃくなどを加える

こんにゃくなども、下ごしらえをしたうえで加えていきます。

使用する具材によって必要な準備が異なるため、それぞれに合った方法で処理してください。

 

鶏胸肉は後半に

時間のかかる具材がある程度仕上がってきたら、鶏胸肉を入れます。

ここで、

「もう大根はかなり柔らかい?」

「鶏肉を入れた後、どれくらい加熱が必要そう?」

と鍋全体を確認します。

 

練り物は煮込みすぎに注意

練り物も最初から長時間煮続ける必要はありません。

種類によって入れるタイミングを調整します。

鶏胸肉とまったく同時に入れなければならないわけではありません。

 

崩れやすい具材は後のほうへ

はんぺんなど、煮込むことで形や食感が変わりやすい具材は後のほうに加える方法があります。

おでんの具材はすべて同じ性質ではありません。

それぞれの特徴に合わせて順番を変えましょう。

 

全部を一度に入れなくて大丈夫

おでん初心者の方ほど、

「最初に全部鍋へ並べないといけない」

と思いがちです。

でも、そんなことはありません。

 

むしろ、

時間のかかるものから順番に入れる

と考えたほうが簡単です。

鶏胸肉もその流れの中で、後半に加える具材として考えてみてください。


おでんの鶏胸肉はどのくらいの大きさに切る?

鶏胸肉をおでんに入れるときは、切り方にも少し気を配りたいところです。

大きすぎても、小さすぎても調理しにくくなることがあります。

 

食べやすい一口大を目安にする

基本は、箸で取りやすく食べやすい一口大を目安にします。

ただし「一口大」は人によってイメージが違います。

大切なのは、無理なく食べられて、なおかつ小さくなりすぎないことです。

 

小さく切りすぎない

早く火を通したいからと細かく切ると、ほかの具材を煮ている間に加熱しすぎる場合があります。

特に、

「大根がまだだから、もう少し」

と煮込んでいるうちに、鶏胸肉だけ硬くなってしまうことがあります。

 

大きすぎる場合も注意する

反対に、かなり大きなかたまりにすると中心部まで火が通るのに時間がかかります。

外側は十分加熱されているのに、

「中はどうだろう?」

と確認しづらくなることもあります。

初めて作る場合は、極端に大きくしないほうが扱いやすいでしょう。

 

大きさをそろえる

最も意識したいのは、一つ一つを近い大きさにすることです。

同じくらいのサイズなら、火の通り方もそろいやすくなります。

料理に慣れていなくてもできる簡単な工夫なので、ぜひ意識してみてください。

 

おでんの鶏胸肉は何分煮る?

鶏胸肉をおでんに入れるとき、

「何分くらい煮ればいいの?」

と気になる方も多いのではないでしょうか。

できれば具体的な時間がわかったほうが、作るときも安心ですよね。

 

ただし、鶏胸肉の加熱時間は、

肉の大きさ
厚み
下ごしらえの方法
下茹でしているか
焼いてから入れるか
鍋の温度

などによって変わります。

そのため、「必ず○分」と時間だけで決めるのではなく、最後は鶏肉の状態を確認することが大切です。

 

加熱時間だけで判断しない

レシピに、

「○分煮る」

と書かれていると、その時間を守れば大丈夫と思ってしまいますよね。

 

しかし、同じ鶏胸肉でも切り方によって厚みが違います。

また、大きな鍋いっぱいにおでんを作る場合と、小さな鍋で少量作る場合でも条件は変わります。

鶏胸肉を入れたことで煮汁の温度が下がることもあるため、時計だけを見て判断しないようにしましょう。

 

肉の大きさによって変わる

小さく切った鶏胸肉と、大きなかたまりでは火が通るまでの時間が違います。

だからこそ、下ごしらえの段階で大きさをそろえておくことが大切です。

大きさがバラバラだと、

「小さいものは火が通っているけれど、大きいものはまだ心配」

という状態になりやすくなります。

 

下茹でした場合もおでんで加熱する

下茹でしている場合も、

「一度茹でたから、ほとんど煮なくても大丈夫」

と決めつけないようにしましょう。

 

下茹での程度によって、鶏胸肉へどのくらい火が入っているかは変わります。

おでんに入れた後も状態を確認しながら加熱します。

 

焼いてから入れた場合も同じ

表面を焼いてからおでんへ入れた場合も同様です。

表面に焼き色が付いていると、中まで火が通っているように感じることがあります。

しかし、表面だけを短時間焼いた場合は、中まで十分に加熱されているとは限りません。

焼き色だけで判断しないことが大切です。

 

生の状態から入れる場合

下茹でや焼く工程を省き、生の状態から入れることもできます。

その場合は、鍋の中で十分に加熱する必要があります。

鶏胸肉を加えた後の鍋の温度や火加減を確認し、中心までしっかり火を通しましょう。

 

中心部まで十分に加熱する

鶏肉は中心部まで十分に加熱することが重要です。

見た目だけで判断しにくい場合は、厚みのある部分を確認します。

 

農林水産省は、肉料理について中心部まで十分加熱することを案内しており、目安として中心部を75℃で1分以上加熱することを示しています。

おでんでも、

「煮汁が熱いから大丈夫」

ではなく、鶏肉そのものが十分加熱できているかを確認してください。


鶏胸肉を入れた後のおでんの火加減は?

鶏胸肉を柔らかく仕上げたい場合、入れるタイミングと同じくらい大切なのが火加減です。

「弱火だと火が通らないのでは?」

「強火のほうが早く完成するのでは?」

と思うかもしれません。

 

ですが、強火で激しく煮続ければよいわけではありません。

 

強火でグツグツ煮続けない

鶏胸肉を入れた後、鍋がずっと激しく沸騰している状態は避けましょう。

強い沸騰を続けると鶏胸肉の食感が変わりやすくなるだけでなく、おでんのほかの具材にも影響します。

大根がぶつかったり、豆腐や練り物が崩れたりすることもあります。

必要以上に激しく沸騰させないようにしましょう。

 

鶏胸肉を入れた直後は鍋の状態を見る

冷たい鶏胸肉を入れると、一時的に鍋の温度が下がります。

特に鶏胸肉をたくさん入れた場合は、

「さっきまで煮立っていたのに静かになった」

ということもあるでしょう。

 

その場合は、鍋の状態を確認しながら温度を戻します。

ただし、

「早く元の温度に戻さなきゃ」

と最大火力にする必要はありません。

 

温度が戻ったら火加減を調整する

鍋が再び十分温まったら、火を弱めて調整します。

おでんは、常に激しく煮立たせる必要はありません。

具材が静かに煮汁へ浸かっている状態を意識するとよいでしょう。

 

何度もかき混ぜない

鶏肉を入れた後、

「全部に同じように火を通したい」

と思って何度も混ぜたくなるかもしれません。

 

ですが、おでんは炒め物ではないため、頻繁にかき混ぜなくても大丈夫です。

必要なときだけ、お玉や箸などを使ってやさしく位置を調整しましょう。

 

煮汁の減り具合も確認する

長く加熱していると、おでんの煮汁が少なくなることがあります。

特に火が強すぎると水分が減りやすくなります。

 

鶏胸肉だけを見続けるのではなく、

煮汁の量
ほかの具材の状態
鍋全体の温度

も確認しましょう。


おでんの鶏胸肉の臭みが気になるときの対策

鶏胸肉をおでんに入れたとき、

「鶏肉のにおいが気になる」

ということもあります。

せっかくのおでんなので、煮汁もおいしく仕上げたいですよね。

 

 

臭みが気になる場合は、鍋へ入れる前の下処理から見直してみましょう。

 

まず鶏胸肉の状態を確認する

調理前には鶏胸肉の状態を確認します。

保存方法や期限なども確認し、適切に保存されていたものを使いましょう。

明らかに状態がおかしいものを、

「下茹ですれば大丈夫」

「長く煮れば大丈夫」

と考えて使うのは避けます。

 

表面の水分を取る

パックから取り出した鶏胸肉の表面に水分が多く付いている場合は、キッチンペーパーなどでやさしく押さえます。

ちょっとしたことですが、下ごしらえとして取り入れやすい方法です。

 

気になる部分を整える

鶏胸肉に余分な部分が付いていて気になる場合は、調理前に整えておきます。

皮を使うかどうかについては好みで決めて構いません。

 

下茹でしてから入れる

煮汁への影響が気になる場合は、鶏胸肉を下茹でしてからおでんへ加える方法があります。

下茹でによって出たアクなどをおでんの鍋へ直接入れずに済みます。

ただし、先ほど説明したように、下茹での段階で加熱しすぎないことも大切です。

 

アクが出たら取り除く

鶏胸肉を直接おでんへ入れた場合は、加熱中にアクが出ることがあります。

表面に集まってきたら、必要に応じて取り除きます。

鍋の中をぐるぐる混ぜてアクを探すのではなく、浮いてきたものをやさしく取れば十分です。


おでんの鶏胸肉は皮を取る?そのまま使う?

鶏胸肉を買うと、皮が付いていることがあります。

そこで迷うのが、

「おでんにするとき、皮は取ったほうがいい?」

ということです。

 

 

これは、必ずどちらかにしなければならないものではありません。

好みの仕上がりに合わせて選んで大丈夫です。

 

皮付きでも皮なしでも作れる

鶏胸肉は、皮を付けたままでも、外してからでもおでんに使えます。

「皮を取らないと失敗する」

ということではありません。

食感や煮汁の仕上がりの好みで決めましょう。

 

皮付きで使う場合

鶏皮が好きな方は、そのまま残して使う方法があります。

皮の食感も一緒に楽しめます。

ただし、加熱すると皮が縮んだり形が変わったりすることがあります。

食べやすいサイズに切っておきましょう。

 

皮なしで使う場合

「鶏皮の食感が苦手」

「すっきりした仕上がりにしたい」

という場合は、皮を外して使う方法があります。

取り外した皮を無理におでんへ入れる必要はありません。

 

皮付きなら焼いてから入れる方法も

皮を残す場合は、皮の面をフライパンで軽く焼いてからおでんへ加える方法もあります。

ただし、ここでも焼きすぎには注意します。

フライパンとおでん鍋の両方で長く加熱すると、鶏胸肉全体に火が入りすぎる場合があります。

 

好みで選べばOK

皮については、

「取るのが正解」「残すのが正解」

と決める必要はありません。

一度両方試して、家族が食べやすいほうを選んでもよいですね。


おでんには鶏胸肉と鶏もも肉のどちらがいい?

鶏肉を使ったおでんを作ろうとすると、

「胸肉ともも肉、どちらを使えばいいの?」

と迷うことがあります。

どちらも使えますが、食感などに違いがあります。

 

鶏胸肉を使った場合

鶏胸肉は比較的あっさりした味わいが特徴です。

おでんの煮汁を活かしながら鶏肉を加えたい場合にも使いやすいでしょう。

一方で、長時間加熱するとパサつきや硬さが気になる場合があります。

 

そのため、

下ごしらえ
切り方
入れるタイミング
火加減

を意識して調理します。

 

鶏もも肉を使った場合

鶏もも肉は胸肉とは食感や脂の量などが異なります。

鶏肉らしいコクのある仕上がりを楽しみたい場合に使うこともできます。

ただし、もも肉だから何も気にせず煮続けてよいわけではありません。

こちらも適切に下ごしらえし、中心まで十分加熱しましょう。

 

あっさり仕上げたい場合

比較的あっさりした鶏肉を合わせたい場合は、胸肉を選ぶ方法があります。

大根やこんにゃく、練り物などのおでん種とも組み合わせやすいでしょう。

 

柔らかな食感を重視する場合

食感を重視するなら、それぞれの肉の特徴だけでなく調理方法も大切です。

胸肉でも下ごしらえや加熱方法を工夫できますし、もも肉でも加熱しすぎれば仕上がりは変わります。

「どちらを使うか」だけで結果が決まるわけではありません。

 

好みで使い分ける

初めてなら、普段よく使っている鶏肉から試してもよいでしょう。

そのうえで、

「次は胸肉にしてみよう」

「今回はもも肉にしよう」

と使い分けると、おでんの楽しみ方も広がります。


鶏胸肉を入れるとおでんの汁はどうなる?

おでんでは具材だけでなく、煮汁の仕上がりも気になりますよね。

鶏胸肉を入れることで、煮汁にも鶏肉の風味が加わります。

一方で、アクや濁りが気になることもあります。

 

鶏肉から旨みが加わる

鶏胸肉をおでんに入れると、加熱中に鶏肉からも旨みが出ます。

そのため、いつものおでんとは少し違った味わいを楽しめます。

「お肉を具として食べる」

だけではなく、煮汁への変化も鶏肉入りおでんの楽しみのひとつです。

 

アクが出ることがある

生の鶏胸肉を鍋へ入れると、アクが浮いてくることがあります。

その場合は、表面へ浮いたものをお玉などで取り除きましょう。

 

汁の濁りが気になるなら下茹でを

「できるだけ澄んだ感じの煮汁にしたい」

という場合は、鶏胸肉を下茹でしてから加える方法もあります。

毎回必ず下茹でしなければならないわけではないため、好みで使い分けましょう。

 

煮汁が減ったら味を確認する

長く煮込んで煮汁が減ると、味が濃く感じる場合があります。

そんなときに、

「汁が少ないから調味料を追加しよう」

とすぐ調味料を足さないようにしましょう。

 

 

まず味見をして、現在の濃さを確認します。

必要に応じて水分などを調整し、全体の味を整えます。


おでんの鶏胸肉に味を染み込ませるコツ

鶏胸肉をおでんに入れるなら、

「中までおでんの味が染みたほうがおいしそう」

と思いますよね。

ただし、味を染み込ませたいからといって長時間煮込むと、鶏胸肉が硬くなることがあります。

味と食感の両方を考えて調理しましょう。

 

長く煮込めばいいわけではない

「味を染み込ませる=長時間煮る」

と考えがちですが、鶏胸肉では加熱しすぎに注意が必要です。

味を染み込ませることだけを優先して、柔らかさを失ってしまってはもったいないですよね。

 

煮汁に浸かるようにする

鶏胸肉の一部が煮汁から大きく出たままになっている場合は、位置を調整します。

ただし、鍋の底へ無理に押し込む必要はありません。

ほかの具材との間に余裕を持たせながら、煮汁に浸かるようにします。

 

食べやすい大きさに切っておく

大きな鶏胸肉を一枚そのまま入れるより、食べやすい大きさに切っておいたほうが扱いやすくなります。

火の通りも確認しやすくなります。

 

柔らかさとのバランスを考える

「もっと味を染み込ませたい」

と思ったときは、追加で長時間加熱する前に鶏胸肉の状態を確認してください。

すでに十分火が通っているなら、食感を優先して加熱を終えることも大切です。


鶏胸肉を入れる場所にもコツはある?

おでんは具材が多いため、鍋の中がいっぱいになりやすいですよね。

大根、こんにゃく、卵、練り物などを入れていると、

「鶏胸肉を入れる場所がない!」

ということもあります。

 

しかし、無理に押し込むのは避けましょう。

 

鍋いっぱいに詰め込まない

具材をぎゅうぎゅうに詰め込むと、煮汁が全体へ回りにくくなります。

また、具材を取り出すときにも崩れやすくなります。

鶏胸肉を追加する予定なら、その分のスペースも考えておきましょう。

 

鶏胸肉同士を重ねすぎない

鶏胸肉をまとめて一か所へ入れると、肉同士が重なることがあります。

できるだけ煮汁に触れやすいよう、少し分散させて入れましょう。

 

鍋底へ無理に押し込まない

空いている場所がないからといって、大根などを持ち上げて鶏胸肉を鍋底へ無理に押し込む必要はありません。

具材を動かしすぎると、形が崩れることがあります。

 

火の通りを確認しやすくしておく

鶏胸肉をどこへ入れたかわからなくなるほど具材を詰め込むと、後から状態を確認しにくくなります。

「このあたりに鶏肉がある」

とわかる程度に配置しておくと便利です。


おでんの鶏胸肉が硬くなったときの対処法

気をつけていても、

「鶏胸肉がちょっと硬くなってしまった」

ということはあります。

そんなときも、すぐに失敗だと諦めなくて大丈夫です。

状態に合わせて食べやすくしてみましょう。

 

 

さらに長時間煮込まない

まず避けたいのが、

「硬いからもっと煮れば柔らかくなるかも」

と、そのまま煮続けることです。

 

すでに加熱しすぎて硬くなっている場合は、さらに煮ても改善しにくいことがあります。

 

いったん鍋から取り出す

ほかの具材をまだ煮込みたい場合は、鶏胸肉だけ先に取り出す方法があります。

たとえば、大根がまだ少し硬いのに鶏肉は十分仕上がっているなら、すべてを一緒に煮続ける必要はありません。

鶏胸肉を別にして、大根などを仕上げましょう。

 

食べやすい厚さに切る

大きな鶏胸肉が硬く感じる場合は、食べる前に薄めに切ると食べやすくなることがあります。

無理に鍋の中で切らず、いったん取り出してから切りましょう。

 

煮汁と一緒に盛り付ける

パサつきが気になる鶏胸肉は、煮汁と一緒に食べると食べやすくなります。

器へ鶏胸肉を盛り、温かいおでんの煮汁も一緒によそいます。

 

次回は入れるタイミングを遅くする

一度硬くなってしまったら、

「なぜ硬くなったんだろう?」

と振り返ってみましょう。

もし最初から長時間煮込んでいたなら、次回は入れるタイミングを遅くします。

強火だったなら、次は火加減を弱めます。

失敗の原因がわかれば、次のおでん作りに活かせますよ。


鶏胸肉入りおでんで避けたい8つのNG行動

ここまでのポイントを、今度は「避けたいこと」という視点から整理します。

初めて作る方は、調理前に一度確認してみてくださいね。

 

NG1.最初から最後まで鶏胸肉を煮込む

大根などと同じタイミングで鶏胸肉を入れ、完成するまでずっと煮込むと、加熱時間が長くなりやすくなります。

鶏胸肉は後半に加える方法を検討しましょう。

 

 

NG2.強火でグツグツ煮続ける

「早く火を通したい」

と強火で煮続ける必要はありません。

温度が十分上がったら火加減を調整します。

 

NG3.鶏胸肉を小さく切りすぎる

小さすぎる鶏肉は火が通りやすい反面、ほかの具材を待っている間に加熱しすぎることがあります。

食べやすい一口大を意識しましょう。

 

NG4.大きさをバラバラにする

小さい肉と大きな肉が混在していると、火の通りを判断しにくくなります。

なるべく同じくらいの大きさに切りましょう。

 

NG5.鍋いっぱいに具材を詰め込む

たくさん作りたいからと、鍋の上まで具材をぎゅうぎゅうに詰めるのは避けましょう。

鶏胸肉を入れるスペースがなくなり、煮汁も回りにくくなります。

 

NG6.何度もかき混ぜる

鶏胸肉の火の通りが気になっても、頻繁にかき混ぜる必要はありません。

ほかのおでん種が崩れる原因にもなります。

 

NG7.硬くなった鶏胸肉をさらに長時間煮る

すでに十分火が通っている場合は、追加加熱すれば必ず柔らかくなるわけではありません。

必要なら鶏胸肉だけ取り出しましょう。

 

NG8.加熱時間だけで判断する

「15分煮たから大丈夫」

など、時間だけで火の通りを決めつけないようにします。

肉の厚みや大きさ、鍋の状態などによって変わるため、中心まで十分加熱できていることを確認しましょう。


初めてでも迷わない!鶏胸肉入りおでんの作り方

ここまで細かく説明してきましたが、

「結局、どんな順番で作ればいいの?」

と思った方もいるかもしれません。

そこで、鶏胸肉入りおでんを作る基本的な流れをまとめます。

使用するおでんの具材や煮汁によって調理方法は変わるため、具体的な分量などは普段使っているレシピに合わせてください。

 

 

STEP1.おでんの具材を準備する

まずは、大根やこんにゃく、卵、練り物など、使いたい具材を準備します。

それぞれ必要な下ごしらえを済ませておきましょう。

 

全部を一度に鍋へ入れるのではなく、

「先に入れるもの」

「後から入れるもの」

に分けておくと調理しやすくなります。

 

STEP2.鶏胸肉を準備する

鶏胸肉の状態を確認し、表面の余分な水分をキッチンペーパーなどで取ります。

皮を外す場合は、この段階で処理します。

 

STEP3.食べやすい大きさに切る

鶏胸肉を食べやすい一口大に切ります。

なるべく同じくらいの大きさにそろえましょう。

繊維の向きも意識して切ると、より食べやすくなります。

 

STEP4.必要な下ごしらえをする

フォークで穴を開けたり、砂糖水を使ったりと、好みの下ごしらえを行います。

下茹でする場合や表面を焼く場合も、この段階で準備します。

 

STEP5.大根などから先に煮る

おでんの煮汁を用意し、まずは火が通るまで時間のかかる具材から煮ます。

ここでは、まだ鶏胸肉を入れなくても大丈夫です。

 

STEP6.後半に鶏胸肉を加える

先に入れた具材がある程度仕上がってきたら、鶏胸肉を加えます。

鍋の中にスペースを作り、鶏胸肉が煮汁に浸かるように入れましょう。

 

STEP7.練り物などを加える

使用する具材に合わせて、練り物や崩れやすい具材を加えていきます。

すべてを同時に入れる必要はありません。

 

STEP8.火加減を調整する

鍋の温度が戻ったら、強火で激しく煮続けないように火加減を調整します。

必要以上にかき混ぜず、静かに加熱しましょう。

 

STEP9.鶏胸肉の火の通りを確認する

最後に、鶏胸肉の中心部まで十分に火が通っていることを確認します。

厚みのある部分は特に注意してください。

 

STEP10.全体の味を確認する

最後に煮汁を味見します。

鶏肉やほかの具材から味が出ているため、最初とは味わいが変わっていることがあります。

必要があれば調整して完成です。


鶏胸肉入りおでんを温め直すときのポイント

おでんは多めに作ることも多いため、

「翌日も食べたい」

ということがありますよね。

鶏胸肉入りの場合は、温め直すときも加熱しすぎに注意しましょう。

 

温め直しでも加熱しすぎない

一度火を通した鶏胸肉は、温め直すことでさらに加熱されます。

そのため、

「昨日のおでんだから長時間煮直そう」

と考える必要はありません。

必要な分をしっかり温めることを意識します。

 

強火で一気に温めない

冷えたおでんを早く食べたいからと、最初から最後まで強火にするのは避けましょう。

鍋の状態を見ながら温めます。

 

必要な分だけ温める方法もある

鍋いっぱいのおでんを何度も温めるのではなく、食べる分だけ別の鍋などへ移して温める方法もあります。

鶏胸肉を何度も加熱する回数を減らしやすくなります。

 

煮汁の量を確認する

翌日になると、具材が煮汁を吸っていたり、前日の加熱で煮汁が減っていたりする場合があります。

温める前に煮汁の量を確認しましょう。

少なくなっている場合は、味も確認しながら調整します。

 

保存状態にも注意する

おでんは鍋ごと室温へ長時間置きっぱなしにしないようにします。

残ったものは適切に保存し、食べる際には十分に再加熱してください。

特に大きな鍋は冷めるまで時間がかかるため、

「冬だからそのままでも大丈夫」

と判断しないようにしましょう。


鶏胸肉入りおでんを作る前のチェックリスト

最後に、作り始める前に確認したいポイントを簡単にまとめます。

 

 

鶏胸肉の大きさはそろっている?

大きさがバラバラになっていないか確認しましょう。

同じくらいのサイズにすると、火の通りを確認しやすくなります。

 

下ごしらえはできている?

表面の水分を取ったり、必要に応じてフォークを使ったりなど、予定している下ごしらえを済ませます。

 

先に煮る具材を確認した?

大根など時間のかかるものは先に調理します。

鶏胸肉と全部一緒にスタートしなくても大丈夫です。

 

鶏胸肉を早く入れすぎていない?

柔らかく仕上げたいなら、鶏胸肉は後半に入れることを意識しましょう。

 

鍋へ詰め込みすぎていない?

後から鶏胸肉を入れられるスペースがあるか確認します。

具材で鍋をいっぱいにしないようにしましょう。

 

火加減は強すぎない?

鶏胸肉を入れた後は、強火で激しく煮続けないようにします。

この6つを確認しておくだけでも、初めて作るときの失敗を減らしやすくなりますよ。


おでんの鶏胸肉についてよくある質問

ここからは、鶏胸肉入りのおでんを作るときに迷いやすい疑問をQ&A形式でまとめます。

 

Q1.鶏胸肉は生のままおでんに入れてもいい?

生の状態からおでんの鍋へ入れて加熱する方法もあります。

ただし、鶏肉は中心部まで十分加熱することが大切です。

厚みのある部分まで火が通っていることを確認してください。

煮汁のアクや濁りが気になる場合は、下茹でしてから入れる方法もあります。

 

Q2.鶏胸肉は最初から入れてもいい?

最初から入れること自体はできますが、大根などと一緒に長時間煮込むと、鶏胸肉が硬くなったりパサついたりすることがあります。

柔らかな食感を重視するなら、時間のかかる具材を先に煮て、鶏胸肉は後半に加える方法がおすすめです。

 

Q3.下茹では必ず必要?

必須ではありません。

生の状態から鍋へ入れて十分に加熱することもできます。

ただし、煮汁のアクや濁りが気になる場合は、下茹でしてから加える方法があります。

 

Q4.鶏胸肉は何分くらい煮ればいい?

一律に「○分」と決めるのは難しいです。

鶏胸肉の大きさや厚み、下茹での有無、鍋の温度などによって変わります。

時間だけで判断せず、中心部まで十分加熱できているか確認しましょう。

 

Q5.砂糖水にはどのくらい漬ければいい?

砂糖水を使う場合は、使用する方法に合わせて漬け込みます。

長く漬ければ漬けるほどよいわけではありません。

特に常温で長時間放置するのは避け、衛生面にも気をつけましょう。

 

Q6.鶏胸肉を入れるとおでんの汁が濁る?

鶏胸肉をそのまま入れると、加熱中にアクなどが出て煮汁が濁ることがあります。

気になる場合は、アクを取り除いたり、あらかじめ下茹でしてから加えたりする方法があります。

 

Q7.鶏皮は取ったほうがいい?

必ず取らなければならないわけではありません。

皮の食感が好きなら残し、苦手なら外すなど、好みに合わせて決めて大丈夫です。

皮を残す場合は、表面を軽く焼いてから入れる方法もあります。

 

Q8.冷凍していた鶏胸肉でも使える?

適切に冷凍・解凍した鶏胸肉であれば、おでんに使うことができます。

ただし、凍った大きなかたまりをそのまま鍋へ入れるのではなく、適切に解凍して状態を確認してから調理したほうが、切り分けや火の通りを管理しやすくなります。

 

Q9.鶏胸肉を一枚そのまま入れてもいい?

一枚そのままでは厚みがあり、中心部の加熱状態を確認しにくくなることがあります。

初心者の場合は、食べやすい大きさに切ってから入れたほうが扱いやすいでしょう。

取り分けるときも簡単です。

 

Q10.鶏胸肉を薄切りにしてもいい?

薄く切ることもできます。

ただし、薄い肉は火が通りやすいため、長時間煮込むと加熱しすぎになりやすくなります。

薄切りにする場合は、入れるタイミングをさらに後ろへずらすなど調整しましょう。

 

Q11.途中から鶏胸肉を追加してもいい?

追加できます。

むしろ、鶏胸肉は後半に加える方法が使いやすい食材です。

ただし、途中で追加した場合も、その鶏肉が中心部まで十分に加熱されていることを確認してください。

すでに完成しているほかの具材を必要以上に煮込まないようにすることもポイントです。

 

Q12.鶏胸肉だけ硬くなったらどうする?

ほかの具材をまだ煮たい場合は、鶏胸肉だけ先に取り出す方法があります。

食べるときに薄めに切り、煮汁と一緒に盛り付けると食べやすくなります。

次回は入れるタイミングを遅くしたり、火加減を見直したりしてみましょう。

 

Q13.翌日温め直すときは鶏胸肉を取り出したほうがいい?

必ず取り出さなければならないわけではありません。

ただし、何度も長時間加熱すると鶏胸肉の食感が変わりやすくなります。

食べる分だけ温めるなど、必要以上に加熱を繰り返さない工夫をするとよいでしょう。

 

Q14.鶏胸肉と鶏もも肉を一緒に入れてもいい?

一緒に使うこともできます。

ただし、胸肉ともも肉では厚みや大きさ、食感などが違います。

同じ時間加熱すれば必ず同時にちょうどよく仕上がるとは限りません。

それぞれの状態を確認しながら調理しましょう。

 

Q15.柔らかくするために長時間煮込んでもいい?

鶏胸肉の場合、

「長く煮れば煮るほど柔らかくなる」

とは限りません。

加熱しすぎることで硬さやパサつきが気になることがあります。

下ごしらえや切り方を工夫し、必要以上に長く煮込まないことを意識しましょう。


まとめ|おでんの鶏胸肉は下ごしらえと入れるタイミングがポイント

おでんに鶏胸肉を入れたいと思っても、

「パサパサになりそう」

「硬くならない?」

「いつ入れればいいのかわからない」

と迷ってしまいますよね。

 

 

ですが、鶏胸肉は少しポイントを押さえておけば、おでんにも取り入れやすい食材です。

特に覚えておきたいのは、鶏胸肉を最初から長時間煮込まないことです。

おでんには大根など、じっくり時間をかけて調理したい具材があります。

そのため、すべての具材を最初から一緒に鍋へ入れると、鶏胸肉だけ加熱時間が長くなりやすくなります。

 

まずは大根など時間のかかる具材を煮て、鶏胸肉はおでん作りの後半に加えると調整しやすくなります。

鶏胸肉を柔らかく食べやすく仕上げたい場合は、下ごしらえも大切です。

表面の水分を取り、食べやすい大きさにそろえます。

繊維を意識して切ったり、フォークで穴を開けたり、砂糖水を利用したりする方法もあります。

また、好みによっては下茹でや表面を軽く焼いてから加えてもよいでしょう。

 

 

ただし、下ごしらえをしたからといって、

「その後はいくら煮ても大丈夫」

というわけではありません。

鶏胸肉を入れた後は強火でグツグツ煮続けず、鍋の状態を見ながら火加減を調整します。

鶏肉の大きさをそろえておけば、火の通りも確認しやすくなります。

 

そして最後は、時間だけで判断せず、鶏胸肉の中心部まで十分に加熱されていることを確認することが大切です。

もし鶏胸肉が硬くなってしまった場合も、さらに長時間煮続ける必要はありません。

ほかの具材をまだ煮たいなら鶏胸肉だけ取り出し、食べるときに薄めに切ったり、煮汁と一緒に盛り付けたりすると食べやすくなります。

 

 

次に作るときは、

入れるタイミングを少し遅くする
火加減を弱める
鶏肉を小さく切りすぎない
長時間煮込みすぎない

といった点を見直してみましょう。

おでんは具材によって、ちょうどよい入れ方や加熱方法が違います。

「全部一緒に長く煮込まなければいけない」

と考えなくても大丈夫です。

 

鶏胸肉は鶏胸肉に合ったタイミングで加えれば、いつもの大根やこんにゃく、練り物とはまた違った楽しみ方ができます。

初めて作るときは、まず少量から試してみるのもおすすめです。

下ごしらえと入れるタイミング、そして火加減を意識しながら、好みに合った鶏胸肉入りおでんを作ってみてくださいね。

-美味しいモノ♪
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