温かいおでんは冬の定番メニューですね。
具を増やすと作り過ぎてしまうこともありますが、具が足りなくなることもあります。
汁はたっぷり残っているから、具を足して、明日もおでんを食べるのもいいですよね。
今回は、おでんの具を足すのはアリなのか、おでんの変わり種の具材と糖質の低い具材について紹介していきます。
おでんの具を足すのってアリ?
おでんを作ったら、意外と家族がよく食べて、汁だけ残ってしまうことがありませんか?
そんな時は、具を足して、明日もおでんにしたくなりますよね。
でも、大根なんて、今更、鍋に入れても煮えないでしょうし、どんな具なら足してもいいのでしょうか?
ちくわやさつま揚げなどの練り製品、がんもどきや厚揚げなどは湯通しして油を切ったら、鍋に追加して大丈夫です。
家に油揚げがあれば、餅を詰めて、自家製餅巾着を入れるのもおすすめです。
家の鍋で作ったおでんでなくても、袋に入ったレトルトおでんでも、具を足すことができます。
家にある豆腐やウインナー、餃子なども、おでんに加えると美味しいですよ。
おでんの大根も、実は追加することができます!
厚みのある輪切りにした大根をラップで包み、さらに密封できる袋に入れて、冷凍庫で凍結させます。
5~6時間冷凍させる必要があるため、前日に準備するのがおすすめです。
冷凍すると大根の細胞壁が破壊され、味が染み込みやすくなります。
翌日は凍結したまま、おでんの鍋に入れます。
弱火で煮込めば、美味しいおでんの大根になるでしょう。
しかし、凍結し過ぎると、大根の食感が悪くなりますので、注意してください。
おでんの具を追加して、煮込むと、今度は煮汁が足りなくなってくるでしょう。
市販の汁や汁の素があれば、簡単に追加できます。
しかし、自分でもおでんの汁を作れますよ。
だしに、お好みの味付けをするだけで、簡単です。
鰹節や昆布から取ってもいいし、時間が無い時はだしの素やだしパックを使ってもOK。
味付けは地域や家庭によって違い、関東風のおでんの場合は塩味がメインですが、関西風ですと、砂糖が入ることがあります。
それに、醤油・みりんなどで味を調えるレシピが多いです。
名古屋おでんは八丁味噌などの甘めの味噌を加えますし、静岡おでんは出汁粉が入った黒い汁が特徴です。
いろいろありますので、自分の好みに合ったおでんの汁を作ってくださいね。
ごく一般的なおでんの汁のレシピを紹介しておきます。
水1000ccに対して、だしの素小さじ3、砂糖小さじ1.5、塩小さじ1.5、醤油大さじ1を鍋に入れて、沸騰手前まで温めます。
味が薄そうに見えるかもしれませんが、温めていくと徐々に醤油の味が出てきます。
また、おでんの具からも旨味が出てきますので、ちょうどよい味になっていきます。
おでんの具の変わり種?
おでんの味付けや具は、地域や家庭によって違います。
いつものおでんに飽きたら、こんな変わり種を加えてみてはいかがでしょうか?
最近、SNSで話題になっているのがおでんに厚焼き玉子です!
コンビニエンスストアで販売されてから、あっという間に人気になっています。
ゆで卵をおでんに入れるのは従来からありますが、厚焼き玉子は画期的です。
ふんわりとした厚焼き玉子におでんのだし汁がよく染みます。
鍋に入れたら、厚焼き玉子が崩れないように15分ほど煮込みましょう。
女性に人気のアボカドも、おでんの具になります!
とても意外過ぎますけれども、アボカドを皮のまま煮込みます。
皮を剥いて入れても大丈夫です。
おでんの具になったアボカドは、濃厚な豆腐のような食感と好評です。
ぜひ、試してみてくださいね。
それから、ありそうでなかった組み合わせがおでんにタコ焼きを入れることです。
大阪の居酒屋さんでは、おでんにタコ焼きを入れることがあるそうです。
おでんに入ったタコ焼きは、だし汁につけて食べる明石焼きのような感じになるそうですよ。
おでんの糖質の低い具材とは?
どんな時でも、ダイエッターはカロリーが気になるものです。
比較的、低カロリーのおでんを食べていても、とにかく糖質の低い具材を選びたいでしょう。
糖質の摂取量をコントロールしている人におすすめの具材は、白滝やこんにゃく、昆布です。
それから、大根やロールキャベツも糖質が控えめです。
厚揚げやがんもどきも、豆腐から作られたものなので、糖質が低いです。
意外なのは、ソーセージやつくね串、たこ串です。
これらは高たんぱく質でありながらも、糖質は低く、ダイエット中の人におすすめです。
まとめ
おでんは具を追加して食べられます。
すぐに煮える練り製品などは湯通しするだけで、鍋に追加できます。
おでんはいろいろな具材が楽しめますので、アボカドや厚焼き玉子などの変わり種にも挑戦してみましょう。
白滝やこんにゃくなど、ダイエット中の人にもおすすめな具もたくさんあります。
暖かいおでんで、寒い冬を乗り切ってくださいね。