家の中にヤモリがいて困っている、天井から落ちてきた、などヤモリにまつわるお悩みはありませんか??
ヤモリは夜行性なので暗がりからパッと突然現れるとびっくりしてしまいますね。
苦手な人ならなおの事、ヤモリのせいでビクビクしながら生活しなければならないのはストレスが溜まるばかりです。
ここではヤモリを家の中で退治する方法、ヤモリには毒があるから家の中では危険か? ヤモリ用のペットボトルトラップの作り方についてご紹介していきたいと思います。
ヤモリを家の中で退治する方法とは?
夜、電気をつけたら壁や窓にヤモリが張り付いていてびっくりした経験はありませんか?
一瞬ハッと息を呑むほどびっくりしてしまいますね。
ヤモリは日中は壁の隙間や通気孔等で眠っているので、ほとんど見かけることはありません。
しかし、夜になると活動を開始し、明かりのあるところで蚊や蛾などの捕食をします。
ですから夜遭遇することが多いのですね。
人に害を与えるようなことはありませんが、あまりに沢山いたり、しょっちゅう天井から落ちてくるようなことがあれば、退治(駆除)することを考える必要が出てきます。
ヤモリを瞬時に退治したいのであれば、殺虫剤を使用します。
特にヤモリ専用というものはなく、市販で売られている「凍らして退治する」殺虫剤が効果があります。
害虫を駆除する時のようにシューっと噴霧して使用します。
また、蚊取り線香を焚くことでも駆除が出来ます。
こちらは殺虫剤のように瞬時に撃退するというよりも、徐々に寄せ付けなくなるようにする方法です。
それから外部からの進入ルートを塞ぐことも必要です。
隙間や穴があればネズミ捕り用の粘着シートを設置しておくのも効果的ですよ~。
それから照明は、LEDのほうが電球に比べて虫が寄って来にくいです。
虫が寄って来なければヤモリの出現率も下がるので、LED電球に照明変えることは間接的に撃退につながりますね。
家から追い出すにはこちらが参考になるかもです
⇒ヤモリを寄せ付けない方法。嫌いなモノは?部屋から追い出すには?
ヤモリを家で見つけても毒があるから危険??
ヤモリは危険な生き物かといえば、どちらかといえば人間にとっては無害と言えます('ω')
噛み付いたりするわけでもないですし、触ったからと言って怪我をしたりするわけでもありません。
日本の家屋に生息するヤモリは「ニホンヤモリ」がほとんどで、春先から秋の終わり頃まで活動し、寒い時期はあまり動きません。
そしてニホンヤモリは毒を持っていません。
毒を持っているヤモリは「メキシコドクトカゲ」と「アメリカドクトカゲ」の2種類だけで、ほとんどのヤモリは無害です。
もしかしたら「イモリ」と間違いやすいので、ヤモリには毒があると思われているのかもしれませんね。
ちなみに、両生類のイモリは、ほとんどの種類が毒を持っています(;^ω^)
フグと同じ毒をもっているものもいるんですよ。。。
ただし、触ったからと言って、すぐに害があるものではないんです。
口にして食べてしまわない限り害はないですし、イモリが家の中に突然現れることはないので、その点はご安心くださいね。
ヤモリ用のペットボトルトラップの作り方は?
退治と言っても殺虫剤はさすがにちょっと・・・という場合は生きたまま屋外に追い出すしかありません。
しかし、ヤモリはけっこう素早い生き物でそう簡単には捕まえられないのです。
そこでおすすめなのが「仕掛け」です。
ペットボトルで簡単に作れるので捕獲に挑戦してみたい場合は、ご参考にしてみて下さい。
ただし、ヤモリの好物である虫を仕掛けに使いますので、苦手な方にはややハードルが高いかもしれません(;^ω^)
〇ペットボトルトラップの作り方
準備するもの
・大きめ(1.5~2L)の空のペットボトル
・カッター はさみ キリ
・餌となる虫(コオロギやバッタなど)
作り方
①ペットボトルを下から2/3位のところでカッターやはさみでカットします。
②キリで数箇所穴を開けて酸素が取り込める様にしておきます。
③そこへコオロギなどの虫を生きたまま入れます。
④キャップを外した状態のペットボトルの上部を逆さまにして、虫が入っているボトルに差し込みます。
あとはヤモリとよく遭遇するポイントにいくつか仕掛けを設置しておけばOKです。
※ペットボトルの口は小さい方が一度入ったら出にくいので、ペットボトルの口を切り落として縦に切り込みを入れておくと出口が狭くなり逃げられにくいと思います。
材料費はそんなにかかりません。
問題は、エサの確保ですな。。。(;´・ω・)
まとめ
いかがでしたか?
ヤモリの撃退方法についていくつかご紹介させていただきましたが、これならできそう!!という方法が見つかりましたでしょうか?
ヤモリは「家守り」とも言われ縁起が良い生き物とされているのですが、繁殖しすぎたり糞の害などで縁起が良いとばかりは言えない場合もあります。
そういった時にお役に立てていただければ幸いです。