昨今の異常気象をしのぐには、もうエアコンをフル稼働させるしかありません。
電気代が気になるけど、命には代えられないですよね。
でも、本当にエアコンのつけっぱなしは大丈夫なのでしょうか?
ここでは、エアコンをつけっぱなしで使うと火事になることはあるのか、大丈夫なのか、電気代はハネ上がるのかについて説明します。
エアコンをつけっぱなしにしていると火事になる??
ぶっちゃけ 普通の使い方をしている範囲なら、エアコンをつけっぱなしにしているくらいでエアコン本体が火事になることないです!!
在宅中に使用していれば、異臭や異変に気付けるので、あまり心配にはなりませんよね。
でも留守中にエアコンを付けておいて部屋を快適な温度にしておいたり、室内干しした洗濯物を乾かしたりしていると、不安な気持ちになるかもしれません。
また、真夏の蒸し暑い夜や、氷点下まで下がる真冬の夜などもエアコンをつけっぱなしで就寝されることもあるでしょう。
でもエアコンの室内機にも室外機にも、いくつものセンサーが付いていますので、機器に不具合が出ると停止するようになっています。
運転を止め、センサーをピコピコ点滅させて、点滅の色や回数や仕方で、故障原因や不具合の場所を知らせてくれるんです('ω')
あともし漏電したとしても、ブレーカーが落ちて電気が流れないようになっていますしね。
コンビニなど24時間営業をしているような店舗や事務所では、ずっとエアコンは稼動しています。
エアコンを消し忘れて帰省したり、旅行に出かけた時に切り忘れたくらいでは、エアコンが原因で火事になることはないですよ~(*‘ω‘ *)
ただし、すこし注意が必要なこともあります。
それはエアコンを動かすのに必要な、電気を供給するコンセントまわりです。
コンセントにホコリがのっている場合は、ホコリに火花が燃え移って、火事の原因となることがあります。
あとエアコン周辺から出火する火事の原因はとされるのは、電源コードのねじり接続や延長コード使用、タコ足配線などが原因の異常発熱です。
また、エアコン洗浄中に洗浄液が機器内部に侵入したことによる発煙・発火、小動物(ゴキブリ・ナメクジなど)が機器内部に侵入したことによるショート・異常発熱も原因に挙げられています。
正しく使用しないと火事になりますし、定期的にエアコンのプラグにたまる埃を払い、特に室外機の周りはきれいにしておきましょう。
エアコンのつけっぱなしで、本体が原因で火事になることはないですよ!
暖房のつけっぱなしで火事が不安な場合はこちらをどうぞ
⇒暖房をつけっぱなしだと火事になる?温度は?外出する時の注意点
エアコンをつけっぱなしにしていても大丈夫?
猛暑の時期や雪が降る季節には、エアコンを止めるタイミングがないこともあるでしょう。
少しの外出ならエアコンをつけっぱなしということもありますよね。
でも、こんなにエアコンをつけっぱなしで故障しないか気になるのではないでしょうか?
一般的に家庭用のエアコンは一日8時間を目安に製品寿命を計算されていて、およそ10年と言われています。
普段のお手入れに加え、年1~2度の業者によるメンテナンスをすることが条件です。
また、エアコンは付け始めが一番電力を使いますし、最も製品寿命にも影響があると言われています。
エアコンを止めて、再度つけるたびにエアコンには負荷がかかりますから、つけっぱなしの方が故障しにくいと言えるかもしれません。
しかし、特にエアコンの必要がない時期までつけっぱなしにするのは、やはり電気の無駄使いになってしまいます。
時には扇風機やストーブなどを使い分け、快適にお過ごしくださいね。
エアコンをつけっぱなしにしていると電気代は跳ね上がる?
エアコンのつけっぱなしで故障の心配の他に、気になるのが電気代。
やはり、エアコンのつけっぱなしが増える真夏と真冬の電気代は他の時期に比べて、すごく跳ね上がりますよね。
あとつけっぱなしにすることで、フィルターにホコリが付きやすくなって、モーターに負担がかかりやすいかもしれません。
一般的に、電気代全体の58%がエアコン代と言われていますから、電気代を抑えるにはエアコンの使い方が非常に大切なようです。
真夏や真冬の場合、外気温と快適な室温との差がとても大きいので、エアコンのつけ初めには特に多くの電気を消費します。
ですから、少しの外出なら、エアコンをつけっぱなしにしておいた方が節電になるでしょう。
目安としては外出1~2時間です。
長時間の外出の際はエアコンを止め、タイマー機能で帰宅1時間前からエアコンをオンにしておくようにするとよいでしょう。
また、エアコンの風量調節も節電に役立ちます。
なんとなく風量は「弱」の方が節電になりそうな感じがしますが、これでは設定温度になるまで時間がかかり、電力を消費してしまいます。
それならば、エアコンを付けた直後は風量を「強」にした方が短時間で設定温度になり、節電になります。
ただし、設定温度になった後も「強」のままでは電力を無駄に消費してしまいますから、その後は「弱」で十分ですし、このような調節は自動運転にしておくと便利です。
フィルタ―のお掃除方法については、こちらが参考になりかもしれません
⇒エアコンのフィルタを掃除機なしでキレイにする。水洗い?洗剤は?
まとめ
快適な暮らしに欠かせないエアコン。
電力の消費が大きいので火事や電気代が気になりますが、正しい使い方をすれば、さほど問題ではないことが分かりました。
ただし、エアコンも使いっ放しは禁物です。
時々、点検したり、お手入れしたりすることが火災や故障の予防になりますし、節電にもつながります。
▼参考記事▼