昨今の真夏は尋常ではない暑さで、お年寄りはもちろん、小さな子供まで水分補給がとにかく大切です。
そんな水分補給にぴったりな麦茶。
一日に何リットルも作るご家庭も多いのではないでしょうか。
実はこの麦茶のパック、麦茶を作った後も掃除などにも使えるらしいのです。
それから、なんと、食べることもできるみたい!
ここでは、、麦茶1パックで何リットル作れてどうやって食べるのか、そして出がらしの麦茶のパックの利用方法について説明します。
麦茶のパックを食べる?
出がらしでも、まだまだ捨てるにはもったいない!
麦茶のパックを再利用している人は、たくさんいるようです。
例えば、入浴剤代わりとして、麦茶のパックをお風呂に入れると、お湯がまろやかになり、美肌やあせもの改善に役立つそうです。
ふんわりと麦茶の香りがして、湯上りはさっぱりするみたい!
なお、麦茶のパックは破けやすいので、使い古しのストッキングなどに入れてから使用すると安心です。
それから、麦茶のパックを軽く絞って水気を切り、キッチンのシンクやレンジ台を磨くと、洗剤がなくても、油汚れが取れてきます。
麦茶には油を分解する成分が含まれているから、キッチンの掃除にとっても役立つのです。
油ぎったフライパンや鍋を一度、麦茶のパックで拭いてから洗うと、一回で汚れを落とすことも出来るようです。
洗剤の節約にもなって嬉しいですね。
電子レンジ内に飛び散った油を落とすにも、麦茶のパックが使えます。
湿った麦茶のパックを数秒、電子レンジで温めれば、麦茶の成分がレンジ内に飛び散り、油をふき取りやすくなります。
温めた麦茶のパックを取り出す際には、大変熱くなっていますから注意してくださいね。
また、麦茶のパックをしっかり天日干しで乾燥させると、消臭剤としても利用できます。
靴の中に入れておくと、こもり臭を吸収してくれそうですね。
さまざまな日用品の代わりに麦茶のパックが使えるようですが、次章では食べる方法について説明します。
麦茶のパックの中身を食べるには?
なんと、麦茶のパックの中身はいろいろな料理に使えるのです。
麦茶パックの中身って、大麦の種子なんです。
例えば、ハンバーグやコロッケ、お好み焼きに混ぜたり、マフィンやクッキー、シフォンケーキにも入れたりできます。
ほんのり麦の香りが漂いますし、麦茶の水溶性食物繊維も摂取できます。
一押しメニューは麦茶のパックの中身をフライパンで乾煎りし、そこにツナ・塩昆布・鰹節・白ごま・塩を加えた麦茶ふりかけ。
ふりかけとして、ご飯にかけたり、おにぎりに混ぜたりしてもいいですし、お茶漬けに使ってもとっても美味しいです。
どちらかと言えば、煮出し用の麦茶パックの方が食べるには向いています。
パックの中は粒の大麦が入っていて、細かく砕いてから、料理に加えます。
水出し用や水出し・煮出し両用の麦茶パックの中身は麦が砕かれた状態ですが、栄養価が低めで、食用よりお掃除で使った方がよさそうですね。
麦茶のパックを何リットル作ってから?
一般的に、麦茶のパックは水出しなら、1パックで1リットル作れるようになっています。
煮出しなら、1パックで1.5リットルまで作れます。
もったいないので、それ以上の水を入れて麦茶を作る人もいるようですが、やっぱり味も色も薄くなり、味気ない感じになってしまっているようです。
水出しの場合、ボトルに麦茶のパックを入れっぱなしにしてしまいがちですが、それも衛生的にあまりよくないみたいです。
麦茶のパック自体が劣化しやすいので、麦茶が出来上がったら、すぐに取り出し、作った麦茶も冷蔵庫で3日以内に飲み切るのが理想的です。
麦茶のパックにあるデンプン質が水に浸けることで溶け出し、細菌や雑菌が増殖しやすくなりますので、水出しした麦茶のパックを煮出しで再利用するのもおすすめできません。
無理に使い切るより、掃除に利用したり、消臭剤代わりにしたりする方が無難でしょう。
まとめ
麦茶のパックは麦茶を作った後も、いろいろなことに使えます。
入浴剤や消臭剤として使えるし、油汚れの掃除にも大変便利です。
麦茶のパックを開けて、中身を様々な料理にも混ぜることもできます。
廃棄しないで、しっかり最後まで利用したいものですね。
使い切るために、麦茶のパックをいつまでも浸けこむのは不衛生になることがありますKら注意しましょう。