軽食として定番の焼きそば。
お昼やおやつ、小腹が空いた時によく食べますよね。
大人も子供も大好きで、手軽に作れるからママも嬉しいメニューです。
しかし、家で作ると、麺がべちゃべちゃした感じだったり、麺が切れてしまったり、失敗してしまうことがあります。
ここでは、麺を洗うと焼きそばがおいしくなると言われている理由、焼きそばのおすすめの隠し味、その他焼きそばを美味しくするコツを説明します。
焼きそばは麺を洗うとおいしくなる?
初耳の方も多いかもしれませんが、最近、話題になっている焼きそばを美味しくするコツです。
市販の焼きそばの麺はほぐれやすいように油が塗られていますが、麺を洗うことで油が流れ、ソースが馴染みやすくなります。
それに、油を除去することでカロリーダウンにもなって、一石二鳥!
また、洗う際に麺がほぐれるので、通常の作り方で行う少量の水で蒸す工程を省くことができ、仕上がりがベタベタすることがなくなります。
通常の作り方ではフライパンに麺がくっついてしまったり、麺がほぐれなかったりすることがありますが、先に麺を洗っておくとそういった心配もありません。
麺を洗う時はゆっくりとほぐし、麺が切れないように注意しましょう。
あらかじめ、麺をほぐす方法としてはレンジで1分ほど加熱することもできますが、レンジの出力によっては加熱し過ぎで麺が固くなってしまうことがありますので、ご注意ください。
焼きそばを作るときの隠し味のおすすめとは?
市販の焼きそばに添付されている粉のソースだけでは物足りないと感じている方に、おすすめの隠し味を紹介しましょう。
添付されているソースを少し減らして、代わりに隠し味を加えてみましょう。
オイスターソースを使うと、味にコクが出ます。
ケチャップを入れると、甘みと酸味が加わり、味に深みが増します。
おろし生姜を入れると、さっぱりした感じに仕上がります。
和風にするならかつおやいわしの粉末やすりゴマを入れ、東南アジア風にするならターメリックやコリアンダーがいいでしょう。
鷹の爪やニンニクを使うと、ピリ辛のスパイシーな味になります。
お好みによりますが、焼肉のたれやカレーパウダーを隠し味に使う人もいます。
ちなみに、ご当地グルメで有名な岡山の「ひるぜん焼そば」では味噌ダレやジンギスカンのタレが使われていて、北海道塩焼きそばでは白だしとオイスターソースが使われているそうです。
色々試してみて、自分好みの隠し味を見つけたいですね!
美味しい焼きそばの作り方とコツとは?
一番のポイントはフライパンをしっかり熱くすること。
そうしないと、フライパンに麺がくっつきやすくなってしまいます。
くっつかないようにと油を多めに入れると、焼きそばがベタベタになってしまうので、量は少なめに。
テフロン加工のフライパンなら油をひかなくて大丈夫。
ゴマ油を使うと香りがいいと言われますが、ソース味に仕上げる時はサラダ油の方がソースの風味が楽しめそうです。
それから、具を炒める時は中火で!
具の野菜は細切りにすると、火の通りも早いし、麺と一緒に食べやすいです。
焼きそばの具に肉を入れるなら、豚バラ肉を使いましょう。
最初にカリっと豚肉を炒めて、出てきた油でその他の具を炒めると旨味が倍増します。
強火で野菜を炒めると火が通らないうちに焦げ付いてしまいますから、中火でしっかり火を通しましょう。
しかし、野菜のシャキシャキとした歯ごたえを楽しみたいなら、炒め過ぎにも注意してください。
通常の作り方では具を炒めてから、麺を投入しますが、炒めた具は一旦取り出して、麺と具は別々に炒めると麺がベタベタしません。
麺を炒める際にはお好みで、うっすらと焦げ目がつくぐらいしっかり焼くと香ばしさが楽しめます。
まとめ
たかが焼きそばといっても、簡単に作れそうで失敗してしまうことがありました。
だけど、先に麺を洗っておけば大丈夫!
隠し味を加えて、火加減に注意すれば美味しく焼きそばが作れます。
焼きそばのよくある失敗例、ぺちゃぺちゃの原因は麺を蒸す時の水分と炒めた野菜から出てくる水分でした。
焼きそばは家だけでなく、バーべキューやキャンプなどでも定番メニューですから、コツを覚えて美味しく作ったら女子力が高いと言われそうですね!