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さつまいもの保存は野菜室がいい?切った場合は?甘みが増す?

 

さつまいもを買ってきたとき、

「とりあえず野菜室に入れておけばいいのかな?」

と迷ったことはありませんか?

 

じゃがいもや玉ねぎなどと一緒に常温で置いている方もいれば、野菜だから冷蔵庫に入れたほうが安心なのでは、と考える方もいるでしょう。

さらに困るのが、一本だけ使って半分残ったときです。

 

「切ったさつまいもも常温でいい?」

「ラップをして野菜室に入れれば大丈夫?」

「すぐ使わないなら冷凍したほうがいい?」

など、丸ごとの状態とは違った疑問も出てきますよね。

 

また、さつまいもについて調べていると、

「少し保存すると甘くなる」

という話を目にすることもあります。

せっかくなら、おいしい状態で上手に保存したいところです。

 

 

結論からいうと、丸ごとのさつまいもは何でもすぐ冷蔵庫へ入れればよいわけではありません。

基本的には、そのときの室温やさつまいもの状態を見ながら、常温保存を考えます。

ただし、暑い季節など、室内で適した保存環境を確保するのが難しい場合には、野菜室を利用する方法もあります。

一方、切ったものや加熱したものは、丸ごとのさつまいもとは保存方法が異なります。

 

この記事では、

  • さつまいもは野菜室で保存していいのか
  • 常温保存するときの方法
  • 夏と冬の保存場所の違い
  • 切った後の保存方法
  • 洗ってしまった場合の保存方法
  • 冷凍保存の方法
  • 加熱した後の保存方法
  • 保存期間を考えるときのポイント
  • 保存すると甘くなるのか
  • 傷んでいるか迷ったときの確認ポイント

などを、初めての方にもわかりやすくまとめます。

さつまいもをたくさん買ったときや、芋掘りなどでたくさんもらったときにも役立ててくださいね。

 

 

さつまいもの保存は野菜室でいい?まず結論

 

最初に一番気になる、

「結局、さつまいもは野菜室に入れればいいの?」

という疑問から整理していきましょう。

 

丸ごとのさつまいもであれば、まずは常温で保存できる環境があるかを確認するのが基本です。

さつまいもは、寒すぎる環境が必ずしも向いている野菜ではありません。

 

そのため、

「野菜だから冷蔵庫」

と考えて、何でも冷蔵室へ入れてしまう必要はないのです。

ただし、真夏のように室温が高くなる時期には、常温保存に適した場所を確保できないことがあります。

そのようなときは、野菜室を選択肢にするとよいでしょう。

 

丸ごとのさつまいもは常温保存を基本に考える

まだ切っていない丸ごとのさつまいもなら、まず常温保存を検討します。

新聞紙などで一本ずつ包み、直射日光が当たらず、温度変化の少ない場所で保存する方法があります。

 

ただし、「常温」という言葉だけで判断しないことが大切です。

たとえば夏の締め切ったキッチンと、秋の涼しい部屋では環境がまったく違います。

同じ家でも、

  • 季節
  • 部屋の位置
  • 暖房や冷房の有無
  • 日当たり
  • 湿気

などによって保存環境は変わります。

 

「常温保存と書いてあったから一年中ここで大丈夫」と考えるのではなく、その時期の室温を見ながら判断しましょう。

 

暑い時期は野菜室も選択肢になる

夏場など室温が高くなりやすい時期は、常温で置いておくことにこだわる必要はありません。

 

特に、

「日中は留守にしていて冷房を切っている」

「キッチンがかなり暑くなる」

「涼しい場所が家の中にない」

という家庭もありますよね。

 

その場合は、野菜室を利用する方法も考えられます。

ただし、野菜室へ入れる場合も、さつまいもをそのまま裸で放り込むのではなく、新聞紙などで包んでから保存すると扱いやすくなります。

 

冷蔵室と野菜室は同じではない

冷蔵庫の中なら、どこへ入れても同じと思ってしまいがちですが、冷蔵室と野菜室では環境が異なります。

さつまいもを冷蔵庫で保存する必要がある場合は、一般的な冷蔵室へそのまま入れるのではなく、まず野菜室を検討しましょう。

ただし、冷蔵庫によって野菜室の設定や環境は異なります。

使用している冷蔵庫の取扱説明書なども確認してください。

 

切ったさつまいもは丸ごとの場合とは分けて考える

ここで注意したいのが、一度切ったさつまいもです。

丸ごとの状態なら常温保存を考えられますが、切ると断面が露出します。

 

そのため、

「半分使ったから、残りも新聞紙で包んで常温へ」

という考え方はおすすめできません。

切った後は冷蔵保存を基本に考え、なるべく早めに使い切りましょう。

 

長く保存したい場合は冷凍も便利

すぐには使わないことがわかっているなら、冷凍保存も選択肢です。

特に、

  • たくさんもらった
  • 一人暮らしで一度に食べ切れない
  • 大きなさつまいもを切った
  • 料理用に少量ずつ使いたい

という場合は、冷凍しておくと使いやすくなります。

生のまま冷凍する方法だけでなく、加熱してから冷凍する方法もあります。

 

迷ったときの保存方法早見表

大まかな考え方を整理すると、次のようになります。

 

さつまいもの状態保存方法の考え方
丸ごと・未カット常温保存を基本に考える
夏など室温が高い野菜室を検討する
切った後冷蔵して早めに使う
加熱した後冷蔵または冷凍を検討する
長く保存したい冷凍を検討する
大量にある状態を確認しながら常温と冷凍を使い分ける

 

あくまでも大まかな目安です。

実際には季節や室温、さつまいもの状態を確認して保存方法を選びましょう。

 

 

なぜさつまいもは常温保存が基本なの?

 

「野菜は冷蔵庫へ入れるもの」というイメージを持っていると、さつまいもを常温で置くことに少し不安を感じるかもしれません。

しかし、野菜によって保存に向いている環境は違います。

 

さつまいもは寒すぎる環境が得意ではない

さつまいもは暖かい地域で育つ作物です。

そのため、寒すぎる場所での長期保存には注意が必要です。

 

冬だからといって、

「玄関が寒いから、ここなら長持ちしそう」

と考えるのも注意したいところです。

冷蔵庫だけでなく、冬場の玄関や物置なども想像以上に冷え込む場合があります。

 

冷蔵庫なら何でも長持ちするわけではない

食品を長持ちさせたいとき、冷蔵庫はとても便利です。

そのため、

「迷ったらとりあえず冷蔵庫」

となりやすいですよね。

 

しかし、すべての食材に同じ保存環境が適しているわけではありません。

さつまいものように低すぎる温度に注意したいものもあります。

保存するときは、単純に「冷たいほど安心」と考えないようにしましょう。

 

温度だけでなく湿気や乾燥にも注意する

保存環境で見るべきなのは温度だけではありません。

湿気がこもる環境や、反対に乾燥しすぎる環境にも注意します。

 

たとえば買ったときのビニール袋に入れたまま置いていると、袋の内側に水滴がつくことがあります。

「袋に入っているから乾燥しなくてよさそう」

と思うかもしれませんが、湿気がこもっているなら保存環境を見直したほうがよいでしょう。

 

季節や家の環境に合わせることが大切

同じ「常温保存」でも、家庭によって環境はかなり違います。

秋なら涼しかった場所でも、冬になると暖房が当たるかもしれません。

反対に、冬になると急激に冷え込む場所もあります。

 

保存方法を一度決めたら終わりではなく、季節が変わったら置き場所も見直してくださいね。

 

 

さつまいもを常温保存する方法

 

ここからは、丸ごとのさつまいもを常温で保存するときの方法を見ていきます。

 

保存前に一本ずつ状態を確認する

箱や袋に何本も入っている場合は、まず一本ずつ状態を見ます。

傷があるものや、やわらかくなっているものがないか確認しましょう。

状態が気になるものを、そのまま長期保存用のさつまいもと一緒に入れておくのは避けたほうが安心です。

先に使えるものは早めに使います。

 

基本的には洗わずに保存する

土付きのさつまいもを見ると、

「保存する前にきれいに洗っておこう」

と思うかもしれません。

 

しかし、すぐに使わないのであれば、無理に水洗いする必要はありません。

土が気になる場合は、乾いた状態で軽く落とす程度にしておきます。

料理するときに必要な分だけ洗うと扱いやすいでしょう。

 

新聞紙などで一本ずつ包む

保存するときは、一本ずつ新聞紙などで包みます。

一本ずつ包んでおくと、さつまいも同士が直接触れにくくなり、状態も確認しやすくなります。

たくさんあるからといって、何本もまとめて一枚の新聞紙で包むより、一本ずつ分けたほうが管理しやすいでしょう。

 

紙袋や段ボールを利用する

包んださつまいもは、紙袋や段ボールなどへ入れて保存する方法があります。

大量にある場合は段ボールが便利ですが、ぎゅうぎゅうに詰め込まないようにします。

下にあるさつまいもが見えなくなるほど重ねると、途中で状態を確認しにくくなります。

 

直射日光を避ける

日当たりのよい窓際などは避けます。

 

保存場所は、

「明るくて見やすいところ」

よりも、

「直射日光が当たらず、環境が安定しているところ」

を意識しましょう。

 

暖房器具の近くには置かない

冬場に見落としやすいのが暖房器具です。

秋にはちょうどよかった置き場所でも、冬にヒーターやストーブを使い始めると環境が変わります。

暖房の温風が当たる場所や、熱源のすぐ近くは避けましょう。

 

保存中も定期的に状態を見る

常温保存したからといって、そのまま何週間も忘れてしまわないようにします。

ときどき新聞紙を開き、

  • やわらかくなっていないか
  • 傷が広がっていないか
  • カビのようなものがないか
  • いつもと違うにおいがしないか

などを確認しましょう。

 

 

家の中ならさつまいもをどこに保存する?

 

「常温保存がおすすめ」と聞いても、

「それで、家のどこに置けばいいの?」

と思いますよね。

常温保存は、場所選びが大切です。

 

キッチンで保存する場合

料理するときにすぐ取り出せるので、キッチンは便利な保存場所です。

ただし、コンロやオーブン、暖房器具などの近くは温度が上がりやすくなります。

シンク下も家庭によって湿気がこもる場合があります。

キッチンならどこでもよいわけではなく、熱や湿気の影響が少ない場所を選びましょう。

 

パントリーや食品庫で保存する場合

食品庫やパントリーがあるなら、保存場所の候補になります。

ただし、閉め切った空間は季節によって温度が上がることもあります。

夏場は一度、中の温度を確認してみるとよいでしょう。

 

玄関や廊下で保存する場合

秋などは玄関や廊下が涼しく、保存しやすい場合があります。

しかし、冬は注意が必要です。

暖房のない玄関は、夜間や早朝にかなり冷え込むことがあります。

「家の中だから大丈夫」と思い込まず、その場所の温度変化を考えましょう。

 

床下収納を使う場合

床下収納を使いたい方もいるでしょう。

こちらも住宅環境によって温度や湿度が異なります。

ほかの食品を保存できているからといって、必ずさつまいもにも適しているとは限りません。

湿気や温度を確認したうえで利用します。

 

ベランダや屋外での保存は慎重に

ベランダなら家の中より涼しそうですが、屋外は気温の変化を直接受けます。

日中は暖かくても、夜に急激に冷え込むことがあります。

直射日光や雨の影響もあります。

そのため、単純に「涼しいからベランダ」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

 

季節が変わったら保存場所も見直す

大切なのは、

「さつまいもの置き場所はここ」

と一年中固定しないことです。

秋には快適だった場所が、真冬には寒すぎたり、真夏には暑すぎたりします。

季節が変わったタイミングで保存場所を見直しましょう。

 

 

さつまいもを野菜室で保存するときの方法

 

暑い時期など、常温保存できる場所が見つからない場合は、野菜室を利用することがあります。

ここでは野菜室へ入れる場合のポイントを整理します。

 

野菜室を利用したほうがよいのはどんなとき?

たとえば、

  • 夏で室温が高い
  • 日中に室内がかなり暑くなる
  • 涼しい場所がない
  • 常温保存に適した場所を確保できない

という場合です。

「さつまいもは絶対に常温でなければならない」と考えず、家庭の環境に合わせて選びます。

 

そのまま裸で入れない

野菜室へ入れるときも、そのまま置くのではなく、新聞紙などで包んでおきましょう。

冷気や乾燥から守りやすくなります。

 

一本ずつ包む

複数本ある場合は一本ずつ包んでおくと、状態を管理しやすくなります。

途中で一本だけ気になる変化が出た場合にも見つけやすくなります。

 

袋を使う場合は密閉しすぎない

新聞紙で包んだあと袋へ入れる場合、密閉しすぎないようにします。

袋の内側に水滴がついているなら、湿気がこもっている可能性があります。

ときどき状態を確認してください。

 

詰め込みすぎない

野菜室いっぱいにさつまいもを押し込むのは避けましょう。

奥に入れたものが見えなくなり、そのまま忘れてしまう原因にもなります。

取り出しやすく、確認しやすい状態にしておくことも大切です。

 

入れっぱなしにしない

野菜室へ入れると、

「冷蔵庫だから安心」

と思ってしまいがちです。

しかし、保存していることを忘れないようにしましょう。

野菜室に入れた場合でも、ときどき状態を確認します。

 

 

スーパーで買ったさつまいもは帰宅後どうする?

 

スーパーで買ったさつまいもは、袋に入っていることも多いですよね。

帰宅したら、そのまま置いておくのではなく一度状態を確認しましょう。

 

まず袋から出して状態を確認する

複数本入った袋なら、一度取り出して一本ずつ見ます。

袋の中に水滴がついていないかも確認しましょう。

 

土付きと洗浄済みの状態を確認する

売られているさつまいもには、土が残っているものと、きれいに洗われているものがあります。

どちらの場合も、表面に傷がないか、やわらかくなっている部分がないかなどを確認します。

 

すぐ食べる場合

数日以内に料理する予定なら、必要以上に手間をかける必要はありません。

ただし、直射日光が当たる場所や高温になる場所へ放置するのは避けましょう。

 

まとめ買いした場合

たくさん買った場合は、全部を同じように保存する必要はありません。

早めに使うものと、少し長く置いておきたいものを分けておくと便利です。

食べ切れそうにない分は、後から慌てないよう早めに冷凍を検討してもよいでしょう。

 

 

夏のさつまいもはどう保存する?

 

夏は、さつまいもの常温保存で特に迷いやすい季節です。

 

夏は室温が高くなりやすい

「常温保存」と書いてあっても、真夏の室内はかなり高温になる場合があります。

特に日当たりのよいキッチンや、日中に冷房を切っている部屋では注意が必要です。

 

暑い部屋なら常温保存にこだわらない

家の中に涼しい場所がないなら、無理に常温保存を続ける必要はありません。

野菜室など、より適した環境を検討しましょう。

 

冷房のない部屋へ長期間置かない

夏場は、

「廊下なら少し涼しいかな」

と思って置いていても、日中にはかなり暑くなる場合があります。

朝や夜だけでなく、日中の環境も考えて保存場所を決めます。

 

夏はこまめに確認する

気温が高い季節は、保存中の状態をいつも以上にこまめに見ましょう。

大量にある場合も、

「箱に入れたから終わり」

にせず、定期的に中を確認してください。

 

 

冬のさつまいもを保存するときの注意点

 

夏とは反対に、冬は寒さに注意します。

 

冬ならどこでも常温保存できるわけではない

室温が低いから保存に向いていると思いがちですが、冷え込みすぎる場所には注意します。

特に寒い地域では、室内でもかなり温度が下がる場所があります。

 

寒すぎる玄関や廊下に注意する

玄関や廊下は暖房が効いていないことが多く、夜間にかなり冷える場合があります。

秋にはちょうどよかった場所でも、真冬には環境が変わります。

 

暖房の効きすぎた部屋にも注意

反対に、暖房がよく効いているリビングなどでは温度が上がりすぎることがあります。

ストーブやヒーターのすぐそばなども避けましょう。

 

昼夜の温度差も考える

昼は暖かく、夜は急に冷える場所もあります。

一日の中で温度差が大きい場所より、なるべく環境が安定している場所を選ぶと管理しやすくなります。

 

 

さつまいもの保存に新聞紙がないときは?

 

保存方法を調べると、

「新聞紙で包みましょう」

とよく書かれています。

でも最近は新聞を取っていない家庭も多いですよね。

新聞紙がなくても、そこで困る必要はありません。

 

新聞紙で包むのは何のため?

新聞紙には、さつまいもを直接外気や冷気にさらしにくくしたり、余分な湿気を調整しやすくしたりする役割があります。

大切なのは「新聞紙そのもの」でなければ絶対に保存できない、ということではありません。

 

キッチンペーパーを使う場合

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーなどを利用する方法もあります。

ただし薄いものは破れやすいため、保存中に状態を確認してください。

 

紙袋を利用する

紙袋があるなら、その中へ入れて保存する方法もあります。

何本もぎゅうぎゅうに詰め込まず、取り出して確認できる程度に余裕を持たせましょう。

 

ラップでぴったり包めばいい?

丸ごとのさつまいもを長く常温保存する目的で、ラップをぴったり巻いて密閉する方法は慎重に考えましょう。

新聞紙などとは性質が異なります。

保存するものの状態に合わせて使い分けることが大切です。

 

ビニール袋を使う場合

ビニール袋へ入れる場合は、中に湿気がこもっていないか確認します。

水滴がついている場合は、そのまま放置しないようにしましょう。

 

 

切ったさつまいもはどう保存する?

 

料理をしていると、

「半分だけ使って、半分残った」

ということがありますよね。

切ったさつまいもは、丸ごとのものとは保存方法を分けて考えます。

 

切った後は常温保存に戻さない

一度切ると中身が露出します。

そのため、残った半分を新聞紙で包んで元の段ボールへ戻す、といった保存方法は避けましょう。

切った後は冷蔵保存を基本に考えます。

 

半分だけ残った場合

半分に切っただけなら、切り口が乾燥しないように包んで冷蔵庫へ入れます。

できるだけ早めに使い切りましょう。

「冷蔵庫へ入れたから何日でも大丈夫」というわけではありません。

 

輪切りや角切りにした場合

料理の途中で多く切りすぎた場合も、冷蔵保存を考えます。

ただし、細かく切るほど断面が増えます。

翌日など早めに使う予定がないなら、冷凍保存を検討すると便利です。

 

水にさらしたまま保存してもいい?

変色を防ぐために水へさらすことがありますが、そのまま長時間放置することを前提にしないようにします。

レシピに必要な下処理と、保存方法は分けて考えましょう。

 

すぐ使わないなら冷凍を検討する

「残り半分をいつ使うかわからない」

という場合は、冷蔵庫の奥へ入れて忘れるより、早めに冷凍する方法もあります。

料理に使いやすい大きさに切って冷凍しておけば、後日使いやすくなります。

 

切った後はできるだけ早めに使う

大切なのは、丸ごとのさつまいもと同じ感覚で長く保存しないことです。

切った後は保存状態を確認しながら、なるべく早めに使い切ってください。

 

 

洗ったさつまいもはどう保存する?

 

さつまいもを使おうと思って洗ったものの、

「やっぱり今日は使わなかった」

ということもありますよね。

 

また、スーパーでは最初から土が落とされたきれいなさつまいもが売られていることもあります。

ここで覚えておきたいのは、洗ったさつまいもと土付きのさつまいもでは、同じ感覚で保存しないほうがよいということです。

特に自宅で水洗いした場合は、表面に水分が残っていないか確認しましょう。

 

洗う前と洗った後では保存の考え方が変わる

土付きのさつまいもを長く保存したい場合、すぐ使わないのであれば無理に洗う必要はありません。

必要な分だけ料理の前に洗うほうが、保存中の管理もしやすくなります。

 

一方、すでに洗ってしまった場合は、

「洗ったけれど、また土付きのものと同じように箱へ戻せばいい」

と考えないようにしましょう。

水に触れた後は、表面の状態を確認して保存することが大切です。

 

水分がついたまま放置しない

洗ったさつまいもの表面に水滴が残っている場合は、そのまま袋へ入れないようにしましょう。

水分がついたまま密閉すると、袋の中に湿気がこもりやすくなります。

洗った後は表面の水分を確認します。

特にくぼみなどには水が残りやすいので、全体を見ておきましょう。

 

洗った後は状態を確認して保存する

洗うことで、それまで土に隠れていた傷や変色に気づくこともあります。

保存する前に、

  • 深い傷がないか
  • やわらかくなっていないか
  • 気になる変色がないか
  • いつもと違うにおいがしないか

などを確認しましょう。

状態が気になるものは、長期間保存するものとは分けて考えます。

 

すぐ使わないなら最初から洗わない方法もある

たくさんのさつまいもがある場合、

「最初に全部洗っておけば、料理するとき楽なのでは?」

と思うかもしれません。

 

確かに調理前の手間は減りますが、保存のしやすさを考えるなら、使う分だけ洗う方法もあります。

特に大量に保存する場合は、全部を一度に洗わず、必要な分から使っていくほうが管理しやすいでしょう。

 

購入時からきれいなさつまいもは?

スーパーなどで販売されているものは、すでに土が落とされている場合があります。

その場合も、

「洗ってあるからすぐ傷む」

「土付きだから必ず長持ちする」

と単純に判断するのではなく、購入時の状態を確認してください。

買ってきたら袋の中も見て、水滴などがついていないか確認すると安心です。

 

 

さつまいもは切ってから保存したほうが便利?

 

大きなさつまいもを見ると、

「最初に全部切っておいたほうが料理しやすそう」

と思うこともあるでしょう。

確かに下ごしらえを済ませておくと便利ですが、保存だけを考えるなら、必ずしも先に切る必要はありません。

 

長く保存したいなら丸ごとのほうが扱いやすい

まだ使う料理が決まっていないなら、丸ごとの状態で保存しておくほうが使い道を選びやすくなります。

後から、

「今日は焼き芋にしよう」

「煮物に使おう」

「さつまいもご飯にしよう」

と決められます。

切ってしまうと、丸ごとの場合とは保存方法が変わる点にも注意しましょう。

 

使う予定が決まっているならカット保存も便利

一方、

「来週は煮物に使う」

「少量ずつ汁物へ入れたい」

など、使い方が決まっているなら、食べやすい大きさに切って冷凍しておく方法も便利です。

忙しい日に包丁とまな板を出す手間を減らせます。

 

料理に合わせて切って冷凍する方法もある

冷凍するなら、

  • 輪切り
  • 半月切り
  • 角切り

など、使う料理に合わせて切っておくと便利です。

ただし、すべてを一種類の切り方にしてしまうと、後から別の料理に使いにくくなることがあります。

用途が決まっていない場合は、いくつかに分けて保存する方法もあります。

 

大きなさつまいもを使い切れない場合は?

一本が大きすぎて一度に食べ切れない場合もありますよね。

その場合は、

「半分は近日中に使うので冷蔵」

「残りは後日使うので冷凍」

というように分けてもよいでしょう。

すべて同じ方法で保存しなければならないわけではありません。

 

 

さつまいもは冷凍保存できる?

 

さつまいもは冷凍保存することもできます。

特に、

「たくさんもらって常温だけでは食べ切れそうにない」

「切ったものが余った」

「料理するときの手間を減らしたい」

という場合に便利です。

冷凍方法には、生のまま冷凍する方法と、加熱してから冷凍する方法があります。

 

生のまま冷凍する方法

生の状態で冷凍するなら、まず使いやすい大きさに切ります。

切った後に必要な下処理をして、水分が残っている場合は確認してから冷凍します。

一度に使う量ごとに分けておくと便利です。

冷凍用の保存袋などへ入れ、できるだけ空気を抜いて保存しましょう。

 

加熱してから冷凍する方法

あらかじめ加熱してから冷凍する方法もあります。

加熱後に食べやすい大きさへ分けておけば、後から温めて使いやすくなります。

忙しい日に、

「一からさつまいもを調理する時間がない」

というときにも便利ですね。

 

焼き芋を冷凍する方法

焼き芋が余った場合も、冷凍保存を検討できます。

一度に食べ切れない大きな焼き芋なら、一回分ずつ分けておくと使いやすくなります。

粗熱など、保存する際の基本的な扱いにも気を配りましょう。

 

マッシュして冷凍する方法

さつまいもをつぶしてから冷凍する方法もあります。

マッシュしておけば、後から料理やお菓子作りなどに使いやすくなります。

一回に使う量ごとに薄く分けておくと、必要な分だけ取り出しやすくなります。

 

一回分ずつ小分けにする

冷凍するときに意外と大切なのが、小分けです。

全部まとめて一つの袋に入れてしまうと、

「少しだけ使いたいのに全部くっついている」

ということがあります。

普段一回に使う量を考えながら分けておきましょう。

 

空気に触れにくい状態にする

冷凍中の乾燥を抑えるため、保存袋などを使う場合はできるだけ空気を抜きます。

容器を使う場合も、冷凍保存に対応しているものを選びましょう。

 

冷凍した日を書いておく

冷凍庫へ入れると、

「これ、いつ冷凍したんだっけ?」

となりがちです。

保存袋などへ冷凍した日を書いておくと管理しやすくなります。

特に複数回に分けて冷凍する場合は、日付を書いておくと古いものから使えます。

 

冷凍すると食感が変わることもある

冷凍したさつまいもは、生の状態とまったく同じ食感に戻るとは限りません。

解凍方法や料理によっても感じ方が変わります。

そのため、

「冷凍したら失敗した」

とすぐ判断せず、煮物やスープ、マッシュ料理など、食感の変化が気になりにくい使い方を試すのもよいでしょう。

 

 

冷凍したさつまいもはどうやって使う?

 

上手に冷凍できても、

「食べるときはどうすればいい?」

と迷いますよね。

冷凍さつまいもは、料理によって使い方を変えるのがポイントです。

 

料理によって解凍方法を変える

すべての冷凍さつまいもを同じ方法で解凍する必要はありません。

たとえば煮込み料理に使うものと、そのまま食べたい焼き芋では適した扱い方が違います。

保存するときに用途を考えておくと便利です。

 

凍ったまま調理できる場合もある

料理によっては、完全に解凍せず、そのまま加熱調理できる場合があります。

特に小さく切って冷凍していると使いやすくなります。

ただし、大きさや料理によって加熱時間が変わるので、中まで十分に温まっているか確認しましょう。

 

電子レンジで温める場合

加熱済みのさつまいもなら、電子レンジで温め直す方法もあります。

一度に長時間加熱するより、状態を見ながら少しずつ調整すると仕上がりを確認しやすくなります。

容器やラップを使う場合は、電子レンジ対応かどうかも確認してください。

 

自然解凍する場合

冷凍したものによっては自然解凍を利用することもあります。

ただし、長時間室温に放置することを前提にしないようにしましょう。

用途に合った方法で解凍してください。

 

煮物や汁物に使う場合

角切りや輪切りで冷凍しておくと、煮物や汁物などに使いやすくなります。

忙しい日は下ごしらえの時間を短縮できるのもうれしいところです。

 

解凍後に食感が変わった場合は?

解凍したら、

「少しやわらかい」

「水っぽく感じる」

ということもあります。

そんなときは、無理にそのまま食べるのではなく、つぶして使ったり、スープなどへ加えたりする方法もあります。

冷凍前と同じ食感だけを求めず、状態に合った使い方を考えてみてください。

 

 

加熱したさつまいもはどう保存する?

 

蒸したり焼いたりしたさつまいもが余ることもありますよね。

加熱した後は、生の丸ごとのさつまいもとは別に考えます。

 

蒸したさつまいもの保存

蒸したさつまいもが余った場合は、室温へ長時間置いたままにしないようにします。

保存するなら、食べやすい量に分けて冷蔵や冷凍を検討しましょう。

 

ゆでたさつまいもの保存

ゆでたものも同様です。

水分が多い状態になっている場合もあるため、保存するときは状態を確認します。

近日中に使わないなら冷凍も検討しましょう。

 

焼き芋の保存

焼き芋を多めに作った場合は、食べる分と保存する分を早めに分けておくと便利です。

翌日など近いうちに食べる分は冷蔵、それより長く保存したい分は冷凍、と使い分けてもよいでしょう。

 

電子レンジで加熱した場合

電子レンジで加熱したさつまいもも、加熱済みの食品として扱います。

「もともと生の野菜だから常温で大丈夫」

とは考えず、余った場合は適切に保存しましょう。

 

マッシュした場合

つぶしたさつまいもは、小分けして保存すると後から使いやすくなります。

料理に使う予定があるなら、一回分ずつ分けて冷凍しておくと便利です。

 

食べ切れない分は早めに保存する

加熱したさつまいもを、

「あとで食べるかもしれない」

と長時間テーブルへ置いたままにするのは避けましょう。

食べ切れないことがわかった段階で、早めに保存へ切り替えると管理しやすくなります。

 

 

さつまいもの保存期間はどれくらい?

 

保存方法を決めると、次に気になるのが、

「いつまで食べられるの?」

ということですよね。

ただし、さつまいもの保存期間は、購入時の状態や保存環境によって変わります。

そのため、日数だけを見て判断しないことが大切です。

 

常温保存の場合

丸ごとのさつまいもを適した環境で保存できれば、比較的長く保存できる場合があります。

ただし、

  • 部屋の温度
  • 湿度
  • さつまいもの状態
  • 傷の有無
  • 季節

などで変わります。

「常温なら○週間絶対大丈夫」という考え方は避けましょう。

 

野菜室の場合

野菜室を利用した場合も、入れた日を忘れないようにします。

冷蔵庫へ入っているからといって、状態がずっと変わらないわけではありません。

新聞紙などを開いて、ときどき確認してください。

 

切ったさつまいもの場合

切った後は、丸ごとのものより早めに使うことを考えます。

「まだ数日しか経っていないから大丈夫」

と日数だけで判断せず、使う前に状態を確認しましょう。

 

加熱した場合

加熱済みのさつまいもも長期間の冷蔵保存を前提にせず、早めに食べることを考えます。

食べ切れないことがわかっているなら、冷凍を活用するのも一つの方法です。

 

冷凍した場合

冷凍すれば保存しやすくなりますが、いつまでも品質が変わらないわけではありません。

冷凍した日を記録し、古いものから使っていきましょう。

 

保存期間はあくまで目安として考える

インターネットやレシピなどでは、

「○日程度」

「○週間程度」

といった保存期間が紹介されていることがあります。

しかし、家庭の保存環境はすべて同じではありません。

保存期間は一つの目安として考え、実際の状態と合わせて判断してください。

 

日数だけでなく状態を確認する

食べる前には、

  • 見た目
  • におい
  • 触ったときの状態
  • 切った中身

なども確認します。

「期限内だから絶対大丈夫」

「一日過ぎたから必ずダメ」

というように、日数だけで機械的に判断しないことが大切です。

 

 

さつまいもは保存すると甘くなる?

 

さつまいもについて調べていると、

「収穫してすぐより、少し置いたほうが甘くなる」

という話を聞くことがあります。

元の記事でも気になるポイントですが、ここは少し丁寧に考えてみましょう。

 

収穫直後と時間が経ったさつまいもには違いがある

収穫したばかりのさつまいもと、適切な環境で一定期間置かれたものでは、食べたときの印象が違う場合があります。

そのため、家庭菜園や芋掘りで収穫したばかりのさつまいもについて、

「すぐ食べるより少し置いたほうがおいしい」

といわれることがあります。

 

保存によって甘みを感じやすくなることがある

収穫後に適切な環境で保管される過程で、さつまいもの状態は変化します。

そのため、収穫直後と比べて甘みを感じやすくなる場合があります。

ただし、

「家で長く放置すればするほど甘くなる」

という意味ではありません。

 

「追熟」という言葉だけで判断しない

さつまいもについて「追熟」という言葉が使われることがあります。

ただ、果物の追熟とまったく同じイメージで、

「置いておけば勝手にどんどん甘くなる」

と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

大切なのは、適切な環境で保存することです。

 

長く保存すればするほど甘くなるわけではない

甘くしたいからといって、必要以上に長期間保存するのはおすすめできません。

保存中には乾燥したり、芽が出たり、傷みが進んだりすることもあります。

「甘みを増やしたいから限界まで保存する」

という考え方ではなく、おいしく食べられる状態のうちに使いましょう。

 

家庭で保存すれば必ず甘くなるわけではない

家庭の常温保存と、収穫後に適切な環境で管理されることは同じではありません。

そのため、

「買ったさつまいもを家に置いておけば必ず甘くなる」

とは考えないようにしましょう。

保存環境によっては、甘くなる前に状態が悪くなる可能性もあります。

 

保存環境が悪ければ状態が落ちることもある

暑すぎる部屋、寒すぎる場所、湿気がこもる環境などに置いていると、保存状態が悪くなることがあります。

甘さだけを気にするのではなく、まず適切に保存することを優先してください。

 

甘さには加熱方法も関係する

さつまいもの甘さを感じるうえでは、保存だけでなく調理方法も関係します。

同じさつまいもでも、加熱方法によって食感や甘みの感じ方が変わることがあります。

そのため、

「甘くない=保存期間が足りなかった」

とは限りません。

 

「保存」と「加熱」は分けて考える

おいしいさつまいもを食べたいときは、

「どう保存するか」

と

「どう加熱するか」

を分けて考えるとわかりやすくなります。

保存では状態を保つことを優先し、食べるときに好みの仕上がりになるよう調理方法を工夫しましょう。

 

 

家庭菜園や芋掘りでもらったさつまいもはどう保存する?

 

秋になると、家庭菜園で収穫したり、芋掘りでもらったりして、一度にたくさんのさつまいもが家にやってくることがあります。

「スーパーで2本買ったときとは量が違いすぎる」

と困ってしまいますよね。

大量にある場合は、最初の仕分けが大切です。

 

掘りたては市販品と同じ状態とは限らない

スーパーで販売されているさつまいもと、畑から掘ったばかりのさつまいもでは、収穫後の経過や状態が異なる場合があります。

掘りたての場合は、まず表面をよく確認しましょう。

 

土付きなら無理に全部洗わない

たくさん土がついていると、

「家に入れる前に全部きれいにしたい」

と思うかもしれません。

しかし、長く保存する予定なら、すべてを水洗いする必要はありません。

土が乾いてから軽く落とし、使う分から洗う方法もあります。

 

傷があるものを確認する

芋掘りでは、掘るときに道具が当たって傷がつくことがあります。

また、細い部分が折れていることもあります。

大量にある場合は、傷のあるものと状態のよいものを分けておきましょう。

傷が気になるものは、長期保存用にせず早めに使うことを考えます。

 

一箱に詰め込みすぎない

段ボールいっぱいにもらうと、そのまま箱を閉じて保存したくなりますよね。

しかし、ぎゅうぎゅうに詰まっていると下のものを確認できません。

必要に応じて箱を分け、一本ずつ確認しやすい状態にしましょう。

 

定期的に箱の中を確認する

大量保存では、

「一度箱に入れたら春までそのまま」

としないことが大切です。

定期的に開けて、状態が変わっているものがないか確認します。

早めに変化へ気づけば、ほかのものと分けて管理できます。

 

 

大量のさつまいもを長持ちさせるコツ

 

さつまいもが10本、20本とある場合は、少量保存とは少し考え方を変えると管理しやすくなります。

 

全部を一度に洗わない

使う予定がないものまで一度に水洗いする必要はありません。

必要な分から取り出して洗うほうが、残りを管理しやすくなります。

 

一本ずつ状態を確認する

大量にあると、どうしても、

「全部きれいに見えるから大丈夫」

とまとめてしまいがちです。

しかし、一本ずつ見ると、小さな傷などに気づくことがあります。

保存前のひと手間が、その後の管理を楽にしてくれます。

 

傷のあるものから先に使う

状態がよいものと、少し傷があるものがあるなら、傷のあるものから使うようにします。

「大きくて立派なものから食べよう」

ではなく、保存状態を考えて順番を決めましょう。

 

重ねすぎない

段ボールの中に何段も重ねると、下のさつまいもが見えなくなります。

大量の場合は箱を複数に分けるなど、途中で確認できる状態にしておくと便利です。

 

常温保存と冷凍を使い分ける

大量にあるからといって、全部を常温で保存し続ける必要はありません。

食べ切れそうな分は常温で保存し、それ以外は加熱やカットをして冷凍する方法もあります。

「全部同じ方法で保存する」という考えから離れると、使い切りやすくなります。

 

食べる順番を決めておく

箱が複数ある場合は、

「こちらから先に使う」

と決めておくと便利です。

保存した日などを書いておけば、どれが古いのかわからなくなるのを防げます。

 

 

さつまいもが保存中に傷みやすくなるのはなぜ?

 

きちんと保存したつもりなのに、

「思ったより早く状態が悪くなってしまった」

ということもあります。

その場合は、保存方法だけでなく保存環境も振り返ってみましょう。

 

保存場所の温度が合っていない

暑すぎる場所や寒すぎる場所では、さつまいもの保存に適さない場合があります。

季節が変わっていないかも確認してください。

 

湿気がこもっている

ビニール袋や密閉した容器などの中に湿気がこもっていると、保存環境が悪くなることがあります。

袋の内側に水滴がついていないか確認しましょう。

 

水分がついたまま保存している

洗った直後など、水分が残った状態で保存していないでしょうか。

表面が濡れている場合は、そのまま長期保存しないようにします。

 

傷のあるものを一緒に保存している

傷があるさつまいもを、状態のよいものと一緒に長期間入れておくのも避けたいところです。

保存前に一本ずつ確認しておきましょう。

 

袋に入れっぱなしになっている

スーパーから帰って、そのまま袋ごと棚へ置いて忘れていませんか?

袋の中は外から状態がわかりにくく、湿気がこもっていても気づきにくくなります。

一度取り出して確認する習慣をつけると安心です。

 

長期間状態を確認していない

どんな保存方法でも、

「正しく保存したから、もう確認しなくていい」

とは考えないようにしましょう。

ときどき状態を見ることが大切です。

 

季節が変わっても同じ場所で保存している

秋に保存を始め、そのまま冬になった場合は注意します。

気温が大きく変われば、同じ場所でも保存環境が変わります。

季節の変わり目には置き場所を見直しましょう。

 

 

さつまいもを保存するときに避けたいNG行動

ここまでの内容を踏まえて、保存時にやりがちな行動をまとめておきます。

 

買った袋のまま長期間放置する

買ってきた袋のまま置いておくと、中の状態に気づきにくくなります。

特に袋の内側に水滴がついている場合は、一度取り出しましょう。

 

とりあえず冷蔵室へ入れる

野菜だからといって、何でも冷蔵室へ入れればよいわけではありません。

丸ごとのさつまいもなら、まず常温保存できる環境があるか確認します。

 

洗って濡れたまま保存する

きれいに洗うこと自体が悪いわけではありません。

問題なのは、水分が残った状態で長く置くことです。

洗った場合は表面の状態を確認しましょう。

 

切ったものを常温へ戻す

半分使った残りを、

「元は常温保存だったから」

と段ボールへ戻さないようにします。

切った後は冷蔵または冷凍を考えましょう。

 

傷んだものを一緒に入れておく

状態が明らかに違うものを見つけたら、ほかのさつまいもと分けます。

大量保存では特に重要です。

 

保存したことを忘れる

パントリーや床下収納など、普段あまり開けない場所へ入れると忘れやすくなります。

カレンダーなどに確認日を書いておく方法もあります。

 

確認せずにそのまま調理する

長く保存していたさつまいもは、調理前にも確認しましょう。

外側だけでなく、切った中身も見てから使います。

 

 

保存したさつまいもの状態を見分けるポイント

 

保存していたさつまいもを取り出したとき、

「これってまだ使えるのかな?」

と迷うことがあります。

見た目の変化だけで一律に判断できないものもあるため、複数のポイントを確認しましょう。

 

表面が黒くなっている

表面に黒い部分がある場合は、その部分だけを見るのではなく全体を確認します。

傷による変色なのか、やわらかくなっているのか、においに変化がないかなども見ましょう。

 

切ったら中に黒い部分がある

外からは普通に見えても、切ったら黒っぽい部分が見つかることがあります。

原因は一つとは限りません。

広がり方や質感、においなども合わせて確認します。

明らかに状態がおかしい場合は無理に使わないようにしましょう。

 

切り口が変色している

切ったさつまいもの断面は、時間が経つと色が変わることがあります。

色だけで即座に「腐っている」と判断するのではなく、保存状況やにおい、触った状態なども確認してください。

 

白い液体が出ている

さつまいもを切ると、白っぽい液体が出ることがあります。

切った直後に見られる白い液体については、それだけで傷んでいると判断する必要はありません。

ただし、長期間保存していたものから普段と違う液体が出ている、異臭がするなど、ほかにも気になる変化がある場合は慎重に判断します。

 

表面がしわしわになっている

保存中に水分が抜けると、表面がしわしわになることがあります。

少ししなびているだけなのか、やわらかく崩れているのかを確認しましょう。

 

やわらかくなっている

購入時より明らかにやわらかくなっている場合は注意します。

特に一部がぐにゃっとしている、液体が出ている、異臭がするなどの変化がある場合は、無理に食べないほうが安心です。

 

芽が出ている

保存期間が長くなると芽が出てくることがあります。

じゃがいもの芽と同じものだと思って驚く方もいるかもしれませんが、さつまいもとじゃがいもは同じ扱いではありません。

ただし、芽が出るほど長く保存していたということでもあります。

さつまいも本体の状態もよく確認しましょう。

 

カビのようなものが見える

表面に明らかなカビが見られる場合や、広い範囲に異常がある場合は注意します。

「その部分だけ切れば大丈夫」と自己判断せず、状態に不安があるものは無理に食べないようにしましょう。

 

いつもと違うにおいがする

見た目と同じくらい確認したいのが、においです。

普段のさつまいもとは違う強いにおいや、不快に感じるにおいがある場合は使用を控えます。

 

判断に迷ったら無理に食べない

保存状態は家庭によって違うため、

「この写真と同じだから大丈夫」

と完全に判断できるわけではありません。

見た目、におい、触った状態、保存していた期間などを総合して確認します。

少しでも不安が大きい場合は、無理に食べないことも大切です。

 

 

冷蔵庫に入れてしまったさつまいもはどうする?

 

この記事を読んで、

「もう普通の冷蔵室に入れてしまった!」

と焦っている方もいるかもしれません。

でも、入れたという事実だけで慌てて処分する必要はありません。

まず状態を確認しましょう。

 

どこにどのくらい入れていたか確認する

まず、

  • 冷蔵室なのか
  • 野菜室なのか
  • いつ入れたのか

を思い出します。

数時間入れただけの場合と、長期間忘れていた場合では状況が違います。

 

見た目・におい・触った状態を確認する

取り出したら、

  • 表面
  • 硬さ
  • におい
  • 変色

などを確認します。

長く保存していた場合は、切った中身も確認しましょう。

 

取り出した後の保存方法を見直す

状態に問題がなく、まだ保存したい場合は、その後どこに置くか考えます。

ただし、何度も冷たい場所と暖かい場所を行き来させるような保存は避け、早めに使うことも検討しましょう。

 

調理するときにも確認する

外から見ただけで終わりにせず、切ったときにも中身を確認してください。

普段と違う状態があるなら、無理に使用しないようにします。

 

 

さつまいもの保存についてよくある質問

 

最後に、さつまいもの保存で迷いやすい疑問をまとめます。

 

さつまいもは冷蔵庫に入れてはいけない?

必ず入れてはいけないということではありません。

丸ごとのさつまいもは常温保存を基本に考えますが、真夏など常温保存に適した場所がない場合は野菜室を検討します。

切った後は冷蔵保存を考えましょう。

 

野菜室なら長期間入れっぱなしでも大丈夫?

野菜室だからといって、入れっぱなしでよいわけではありません。

保存した日を忘れず、ときどき状態を確認してください。

 

新聞紙がない場合はどうすればいい?

キッチンペーパーや紙袋など、家庭にある紙類を利用する方法があります。

新聞紙そのものにこだわるより、さつまいもをむき出しにせず、湿気がこもっていないか確認しながら保存することが大切です。

 

キッチンペーパーでも包める?

新聞紙がない場合の代用品として利用できます。

薄いものは破れやすいので、保存中に状態を確認してください。

 

ラップで包んでもいい?

切ったさつまいもの断面を乾燥させないためにラップを利用することはあります。

一方、丸ごとのさつまいもを長期の常温保存目的で密閉する場合は、新聞紙などとは性質が違うことを覚えておきましょう。

 

ビニール袋のまま保存してもいい?

買ったときのビニール袋へ入れたまま長期間放置するのは避けたいところです。

袋の中に水滴がないか確認し、必要に応じて取り出して保存方法を整えましょう。

 

切ったさつまいもは常温保存できる?

切った後は常温保存ではなく、冷蔵保存を基本に考えます。

すぐに使わない場合は冷凍も検討しましょう。

 

洗ってしまった場合はどうする?

表面に水分が残っていないか確認します。

洗ったものは土付きのものと同じ感覚で長期間保存せず、状態を見ながら早めに使うことを考えましょう。

 

芽が出た場合はどうする?

芽が出ている場合は、まずさつまいも本体の状態を確認します。

長く保存していた可能性があるため、やわらかさや変色、においなども見てください。

 

しなびたさつまいもは食べられる?

少し水分が抜けてしわがある場合と、全体がやわらかく傷んでいる場合では状態が違います。

見た目だけではなく、においや硬さ、切った中身も確認しましょう。

 

冷凍すると味や食感は変わる?

冷凍前とまったく同じ状態にならないことはあります。

特に食感が変わったと感じる場合があります。

気になるときは、煮物、スープ、マッシュなど、食感の変化を生かせる料理に使うとよいでしょう。

 

さつまいもは保存すればするほど甘くなる?

長く保存すればするほど甘くなる、という単純なものではありません。

適切な環境で保存することが大切です。

甘さだけを目的に必要以上に長期間置かないようにしましょう。

 

 

さつまいもの保存方法に迷ったときのチェックリスト

 

ここまでいろいろな保存方法をご紹介しましたが、

「結局、自分のさつまいもはどうすればいいの?」

と迷ったら、次の順番で確認してみてください。

 

丸ごとか切ってあるか

まず確認したいのは、切ってあるかどうかです。

丸ごとなら常温保存を基本に考えられます。

切ってあるなら冷蔵または冷凍を検討しましょう。

 

洗ってあるか

土付きなのか、自宅で洗った後なのかも確認します。

洗った後なら表面に水分が残っていないか見てください。

 

部屋の温度や季節を確認する

丸ごとだからといって、一年中同じ場所へ置く必要はありません。

夏は暑すぎないか、冬は寒すぎないかを確認します。

 

いつ食べる予定なのか考える

数日以内に食べるのか、しばらく予定がないのかによっても保存方法を変えられます。

使う予定がかなり先なら冷凍も便利です。

 

大量なら傷のあるものを分ける

たくさんある場合は、最初に一本ずつ確認します。

傷が気になるものは分け、早めに使うことを考えましょう。

 

長く保存するなら冷凍も検討する

常温保存だけにこだわる必要はありません。

食べ切れないことがわかっているなら、状態のよいうちに冷凍へ切り替える方法もあります。

 

 

まとめ|さつまいもは季節と状態に合わせて保存方法を選ぼう

 

さつまいもを買ったとき、

「野菜だから、とりあえず野菜室に入れよう」

と思う方も多いかもしれません。

しかし、丸ごとのさつまいもなら、まずは常温保存できる環境があるかを考えてみましょう。

直射日光が当たらず、暑すぎたり寒すぎたりしない場所が確保できるなら、新聞紙などで包んで常温保存する方法があります。

 

一方、真夏など室温が高くなりやすく、家の中に適した場所が見つからない場合は、野菜室を利用する方法もあります。

その際も、さつまいもをそのまま裸で入れるのではなく、新聞紙などで包み、ときどき状態を確認してください。

 

そして、一度切ったさつまいもは丸ごとの場合とは別です。

半分だけ残ったものや、輪切り・角切りにしたものは冷蔵保存を基本に考え、早めに使い切りましょう。

すぐに使う予定がないなら、冷凍保存も便利です。

生のまま切って冷凍したり、加熱してから小分けにしたり、マッシュして保存したりと、普段の料理に合わせた方法を選べます。

 

保存方法を簡単に整理すると、

  • 丸ごとのさつまいもは、まず常温保存を考える
  • 暑い時期など常温保存が難しい場合は野菜室を検討する
  • 切った後は冷蔵し、なるべく早く使う
  • 長く保存したい場合は冷凍を活用する
  • 洗った後は水分が残っていないか確認する
  • 大量にある場合は一本ずつ状態を確認する
  • 夏と冬では保存場所を見直す
  • 保存中も定期的に状態を確認する
  • 保存期間だけで食べられるかを判断しない
  • 甘くしたいからと必要以上に長く保存しない

というのがポイントです。

 

特に覚えておきたいのは、「さつまいもの保存方法は一つではない」ということ。

同じさつまいもでも、

「丸ごとなのか」

「切ってあるのか」

「洗ってあるのか」

「加熱してあるのか」

「夏なのか冬なのか」

によって、適した保存方法は変わります。

 

また、たくさんもらったからといって、すべてを同じ方法で保存する必要もありません。

近いうちに食べる分は常温で保存し、使い切れそうにない分は冷凍するなど、上手に分けても大丈夫です。

 

保存した後も、

「この方法なら絶対に大丈夫」

と思い込まず、ときどき見た目やにおい、触った状態を確認してください。

 

さつまいもは焼き芋だけでなく、ご飯や煮物、汁物、お菓子など、いろいろな料理に使える食材です。

せっかく買ったり、たくさんもらったりしたさつまいも。

そのときの季節や状態に合わせて保存方法を選び、最後まで無理なくおいしく使い切ってくださいね。

 

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