忙しい人にとって、お米をといでご飯を炊く作業はなかなか大変です。
賞味期限がどれくらいなのかを把握しておくと、ご飯を炊く量や炊くタイミングを把握することができますよね。
場合によっては、保存していたご飯をサッと食べることもできます。
今回は、ご飯の賞味期限やご飯の保存方法について紹介していきます。
ご飯の賞味期限はどれくらい?
ご飯の賞味期限を知っておくと、食事を作る段取りもしやすくなりますよね♪
ちなみに「炊き込みご飯」「わかめご飯」なんかの場合は、保存方法によっても「白ご飯」に比べて賞味期限は短くなります
ご飯を常温保存した場合の日持ちは?
ご飯は炊けた後から劣化が始まりますし、正直常温での保存はおすすめできません。
参考として常温での日持ちの目安を挙げてみると
・春 半日~1日ほど
・夏 持って半日まで
・秋 半日~1日ほど
・冬 持って2日
くらいです。
木製の「おひつ」があると、水分の調節をしてくれるので美味しさを保つことができます。
最近だと、あまり見かけませんけどね。
ご飯をご飯を冷蔵保存した場合の日持ちは?
冷蔵庫でご飯を保存した場合は2日~3日ほど日持ちします。
粗熱をとって冷ましてから、ラップで包むなり、タッパーに入れるなりしてください。
熱いまま包んでしまうと、雑菌やカビなどを繁殖させる原因になってしまいます。
ご飯を冷凍保存した場合の日持ちは?
冷凍してご飯を保存する場合は、1ヶ月ほど日持ちします。
でも、美味しさを損なわないためにも、なるべく早く食べた方がいいですよー。
冷凍していても、少しずつ水分が蒸発して抜けていきます。
ご飯を炊飯器の中で保温した場合の日持ちは?
機種によって違いますが、炊飯器で保温を続けた状態で持って約1日ほどです。
ご飯は3時間ほどで味の劣化が分かりますし、早めに食べた方がいいですよー。
炊飯器の中で保温機能を使って保存しておけば雑菌の繁殖を防げますが、長時間の保存は向きません。
水分が蒸発することで、ご飯が黄ばんだり固くなったりしますし、臭いが出ることもあります。
保温機能をオフにしたまま炊飯器の中に放置した場合は、しばらくはご飯も温かいままなので蒸気で炊飯器のフタに水滴が溜まり、それがカビの原因にもなります。
炊いたご飯が硬い時はどうする?
ご飯を炊いて仕上がりが硬いと感じた時は、水をかけて保温を続けるといいでしょう。
マイコン炊飯器の場合は、水を入れてもう一度炊飯スイッチを押しておくのも手です。
硬く炊きあがったご飯だと、冷蔵庫に入れたり冷凍した場合にさらに水分が抜けてしまいます。
食べてもおいしくないですよ。
ご飯が腐るとどうなる?
腐ったご飯の見た目は?
腐ったご飯は「べちゃっ」とすることが多いので、水が多そうに見えることがあります。
黄色く変色しても、腐ったとは限らないです。
時間が経つことによって、ご飯は黄色く変色していきます。
しゃもじを使うと、糸が引いているのが分かることもありますね。
腐ったご飯の臭いは?
すぐわかるニオイが、「酸っぱいニオイ」です。
あとは菌の繁殖から納豆のニオイや、ぞうきんぽいニオイがすることがありますね。
腐ったご飯の味は?
こちらも臭い同様、酸っぱい味になることが多いです。
ただ口に入れた時点で、「???」と感じます。
そういう私は、実は経験者です(笑)
私の場合は、口当たりで「ぬるっ」というか違和感を感じました。。。
ご飯の保存方法ってどうしたらいい?
プラスチック製の保存容器はニオイを吸い込みやすいので、あまりおススメは出来ないです。
重曹を使えばプラスチックの消臭もできない事は無いんですけど、正直面倒くさいですよね。。
ご飯の冷蔵保存の仕方!
ご飯は冷蔵庫で保存できますが、パサパサになることが多いです。
冷蔵庫での保存方法は、ご飯の粗熱を取って空気が入らないようにラップに包んで保存してください。
粗熱を取ることが重要です。
熱いままラップで包んでしまうと、湯気でできる水滴も一緒に包んでしまい雑菌やカビの繁殖原因になってしまいます。
ご飯のおいしさをなるべく維持させたい場合は、冷蔵庫で保管するより冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存したご飯の調理するには?
冷蔵庫で保存したご飯は、水分が逃げてパラパラになることが多いです。
逆に考えると、パラパラにした方がおいしいピラフやチャーハンには最適なんですよね(笑)
冷たいままで調理するより、レンジで加熱してから調理するのがおすすめです。
ピラフの延長でチキンライス、そこからオムライスもいけますし、雑炊などで水分を含ませるのもアリですね。
雑炊、おじや、お茶漬けなんかは水分を吸ってくれます。
おこげを作って、上からあんかけをかけるのもおいしいですよ~。
いかに詰めていかめしにしたりにも適しています。
ご飯の冷凍保存の仕方!
冷凍保存するには、炊いたご飯を1食分ずつ小分けにしてラップで包みましょう。
おにぎりの様な塊にするより、平たくするのがいいですよ♪
塊より平たい方が、解凍するときに熱が伝わりやすくなります。
ラップで包んだ上から、アルミホイルで包んだりジップロックに入れるとより良いです。
冷凍専用の容器があると便利です。
そのまま電子レンジで加熱できるものも多いですし。
あとご飯は冷凍の時に時間がかからない方が、解凍した後ご飯をおいしく食べるとができます。
金属トレーに載せて冷凍庫に入れると、冷凍時間を短縮することができますよ。
ちなみに急速冷凍ができるなら、熱いうちに冷凍してしまうのがいいです。
急速冷凍できないのなら、熱いままだと霜の原因になるので、粗熱を取ってから冷凍庫へ入れてください。
冷凍ご飯の解凍のコツ
おいしく仕上げるのなら、手間はかかりますが蒸すのがいいです。
ご飯の水分が抜けませんしね。
手早く解凍するのなら、凍ったままの状態で電子レンジで加熱してください。
目安としては600Wで3分ほどの加熱です。
ゆっくり解凍でよいのなら、食べる前日に冷蔵庫に移して解凍させるのもアリですよー。
冷凍保存したご飯を調理するには?
凍ったままではなく、解凍してから使ってくださいね。
冷蔵庫で保存したほどは水分が抜けないので、冷凍ご飯の用途は広がります。
ドリア 混ぜご飯 リゾット そばめし ピザ お好み焼き ビビンバ
いろいろ使えますよ♪
ご飯の真空パック
ごはんをなるべく傷ませたくないのなら、真空パックするという方法もあります。
カビや雑菌の繁殖には
・水
・栄養
・温度
・酸素
が必要なんですけど、空気に触れないようにすることで菌の繁殖を抑えることができます。
小分けにできるタイプは、あると便利です。
おひつタイプもありますよ。
炊飯器の中でご飯を保温し続けてもいい?
炊飯器は、ご飯の保存にはあまり向いていないです。
多く残ったご飯は、早めに冷凍保存することをおすすめします。
炊飯器での保温は、多くの機種が70℃くらいとなっています。
60℃以下の温度は雑器が繁殖しやするなる温度なので、ご飯も60度以下になると傷みやすくなりますね。
ただし炊飯器のは70℃ほどで保温してくれるので雑菌の繁殖は抑えられますが、その代わりご飯が黄色くなったりニオイの原因になりやすいです。
コンセントを抜いて電源が入っていない状態でご飯を入れたままにしておくと、蒸発した水分やあたたかさがあることから、ご飯は腐りやすくなります。
まとめ
炊いたご飯を常温で保存すると、春と秋だと半日~1日ほど、夏だと数時間~半日、冬は1日~2日あたりが賞味期限の目安になります。
冷蔵庫でご飯を保存した場合は、2日~3日ほど日持ちします。
冷凍してご飯を保存する場合は、少しずつ水分が抜けますが、1ヶ月ほど日持ちします。
炊飯器で保温を続ける場合は、機種によって違いますが10時間~24時間ほどになります。
ステキなご飯LIFEに役立ててくださいね♪