甘いとうもろこしに出会うと病みつきになります。
次に食べる時も、あの甘いとうもろこしであってほしいもの。
でも、甘いとうもろこしの見分け方って知っていますか?
ここでは、とうもろこしの甘い部分ってどの部分なのか、見分け方や甘さを引き出す方法を説明します。
とうもろこしの甘い部分ってどの部位?
そもそも、とうもろこしの中で一番甘い部分はどこでしょう?
ひげに近い方?、真ん中の部分?、それとも、茎の切り口に近い方?
一般的には切り口に近い方が甘いと言われています。
それは、とうもろこしが根元からひげのある穂先に向かって成長するので、根元に近い粒の方が熟しているかららしいです。
とうもろこしで甘いの見分け方
スーパーや八百屋さんでとうもろこしを選ぶ時、どこを見ていますか?
とうもろこしの粒の色?
でも、葉っぱを剥いていない状態で売られている時もありますよね。
そこで、チェックすべきポイントは茎の切り口!
切り口が白いのは収穫したばかりの証拠です。
収穫して時間が経ってくると、この切り口が黒ずんできます。
ここが、見分けるポイントです。
新鮮なとうもろこしの方が甘いです。
それから、もう一つのチェックポイントはとうもろこしのひげ!
このひげの色は茶褐色ですが、色が濃いものほど、とうもろこしが熟していて、甘くなっています。
また、ひげの本数だけ、とうもろこしの粒があると言われており、ひげが多いものを選ぶと、とうもろこしの粒もぎっしり詰まっていることになります。
皮を剥かなくても、ひげを見て、甘いとうもろこしを見分けることができるのですね。
また、とうもろこしの皮やひげが湿っぽいものの方が新鮮です。
乾燥しているものは収穫から時間が経っているもの。
店頭で、甘いとうもろこしをきちんと見分けられると、食べた時にがっかりしないですみますよね。
とうもろこしを甘くする方法
甘いとうもろこしを入手できたら、あとは美味しく食べるだけ!
畑のもぎたてなら、生のままかぶりつきたいですけれど、多くの場合は茹でたり、蒸したり、焼いたりと調理しますよね。
一体、どの調理方法が一番とうもろこしを甘くできるのでしょうか?
おすすめの調理方法はじっくりと水から茹でる方法です。
とうもろこしに含まれるでんぷんはゆっくりと加熱することで、しっかりと糖に変化させると、甘さを十分に引き出すことができます。
また、茹でる前に、とうもろこしの皮を全部剥いてしまうのではなく、最後の薄皮一枚を残すのが大事なポイント!
薄皮を残すことで、とうもろこしの旨味が流れてしまうのを食い止めてくれるのです。
皮ごと茹でてしまうと、緑色の青臭さがとうもろこしの粒に移ってしまうので、薄皮だけ残すのがおすすめです。
水に入れると、とうもろこしが浮かんでくるので、落し蓋をすると、とうもろこし全体に熱がじんわりと伝わっていきます。
また、時々、とうもろこしを菜箸で転がして、ムラなく上手に茹でていきましょう。
薄皮からうっすらと見える粒が鮮やかな黄色になったら、出来上がりの合図です。
とにかく、とうもろこしが新鮮なうちに、早めに、茹でておくと、美味しいとうもろこしを保存することができます。
茹で上がったとうもろこしは薄皮を剥かないで、常温まで冷めるのを待ちます。
冷蔵庫に入れたり、冷水に浸したりして、急速冷却させると、粒がシワシワになってしまいます。
冷めてから、薄皮を剥き、ラップにくるみ、冷蔵庫で1~2日、冷凍庫で2~3週間保存できます。
冷凍したとうもろこしは自然解凍か、解凍しないで調理に使えます。
保存しておけば、あとで手軽に甘いとうもろこしが食べられますね。
まとめ
とうもろこしの甘い部分は根元に近い方らしいです。
甘いとうもろこしの見分け方は根元の切り口が白く、ひげがしっとりフサフサなもの。
葉っぱも乾燥していないものの方が新鮮で甘いはずです。
とうもろこしの甘さをさらに引き出すには、水からじっくり茹でること!
薄皮を残して、ゆっくりと茹でることで、さらに甘みが増してきます。
新鮮なうちに茹でておけば、冷蔵庫や冷凍庫で保存可能です。
甘いとうもろこしに目がない人は、見分ける方法と甘くする方法は覚えておいた方がいいですね。