コーヒーを飲む時はかかさず、クリープを入れるという人は多いですよね。
でも、たまには紅茶を飲もうかなと思ったけど、ミルクティーにするなら、牛乳を入れますよね。
だけど、牛乳は賞味期限が短いこともあるので、買い置きしてなかったり、うっかり切らしていることもあったりします。
もしかして、牛乳の代わりにクリープを入れても、ミルクティーになるのかしら?
ここでは、紅茶にミルクの代わりにクリープを入れるとどうなるのか、レモンと一緒に入れるのは、砂糖とどちらを先に入れたらいいのかを説明します。
紅茶に入れるミルクとしてクリープを入れても大丈夫?
紅茶にクリープを入れても大丈夫ですよ~♪
そもそも、クリープは粉状のコーヒーミルクでしょ?
コーヒーにコーヒーミルクの代わりに牛乳を入れることもあるから、紅茶にクリープを入れても、美味しいミルクティーになるのでは?
そうです! 紅茶にクリープを入れても美味しいです!
紅茶に牛乳を入れる時は、牛乳も温めないと紅茶が冷めてしまいますが、クリープなら粉末だから紅茶を冷ますことはありません。
また、たくさんの牛乳を入れると紅茶の味が薄まってしまいますが、クリープは牛乳の成分を濃縮したものなので、ミルクの美味しさも味わえそうです。
ただし、日本紅茶協会のホームページによると、紅茶に入れるミルクは牛乳がふさわしく、コーヒー用のクリームは避けてくださいと書かれています。
紅茶にクリープを入れても大丈夫かどうかは、意見が分かれることになりそうですね。
紅茶にミルクとレモンを一緒に入れるのは?
ミルクとレモンを一緒にいれるのは、あまりおすすめできません。
紅茶を飲む時、ミルクティーにしようか、レモンティーにしようか、結構迷いませんか?
喫茶店などで紅茶をオーダーすると、必ず、ミルクかレモンかを聞かれますよね。
ミルクとレモンを一緒に紅茶に入れるのはダメなのかしら?
ミルクとレモン、実は2つの相性はとてもよくないのです。
レモンの酸っぱい成分がミルクに含まれる乳成分(タンパク質)を固まらせてしまいます。
ミルクとレモンを一緒に入れると、紅茶の中で白いツブツブが出来上がってしまうのです。
人の好みは千差万別なので、それでもミルクとレモンを一緒に入れたい人はお好きにお飲みください。
ただし、個人的には、やはり、ミルクか、レモンか、どちらかだけにした方が絶対に美味しいと思いますよ。
余談ですが、栃木県には「レモン牛乳」というのが有名です。
なーんだ、ミルクとレモンを混ぜられるのか!と思われそうですが、このレモン牛乳にはレモン果汁は使われていません。
牛乳に着色料を配合して、レモン色にし、甘味料などを加えて、甘酸っぱい味のミルクに仕上がっているそうです。
これはこれで、かなり美味しくて、栃木県の名物になっているそうですから、旅行などで立ち寄った際には試してみてはいかがでしょうか。
紅茶に入れるミルクと砂糖はどちらを先に?
美味しいミルクティーを追求する時、ミルクを入れてから砂糖?、砂糖を入れてからミルク?、どちらが正解なのでしょうか?
一般的には、紅茶が温かいうちに砂糖を入れて溶かし、それから、ミルクを入れる人が多いでしょう。
砂糖が溶け切らなくて、底に残ってしまうのは嫌ですからね。
アイスティーの場合はガムシロップとミルクの順番にこだわりはなさそうです。
そもそも、紅茶の本場、イギリスではティーカップにミルクを注ぎ、それから、お好みの色になるまで、紅茶を注ぐ方法が正しいとされています。
イギリスでは100年以上前に一度、紅茶が先か、ミルクが先かで大論争になったそうですが、科学的な検証によると、冷えているか、常温のミルクを最初に注ぎ、それから、沸騰したてのお湯で淹れた紅茶を注ぐのが一番美味しいとなったらしいです。
ミルクは温まると独特の香りが出てしまい、紅茶の香りを損ねてしまうので、先にカップに入れておくと温度変化が緩やかになり、ミルクの香りが出にくくなるみたいです。
そうなると、砂糖を入れる順番は最後になり、結果としてはミルクが先で、砂糖が後になります。
イギリスの正式な紅茶の淹れ方では、沸騰したてのお湯を使いますから、砂糖が溶けないという問題は無いのかもしれませんね。
まとめ
おうちで美味しいミルクティーを淹れて、ほっと一息したい時もありますよね。
牛乳の代わりにクリープを入れても大丈夫かどうかは、好みの違いもあるようです。
レモンとミルクを同時に入れるとミルクの成分が固まって、白いツブツブができてしまいますので、おすすめではありません。
日本では紅茶を入れてから、砂糖、ミルクの順番でミルクティーにする人が多いようですが、本場イギリスの正式なミルクティーはミルクを入れてから、紅茶、砂糖の順番に入れるのが一番美味しいとされています。
細かいことを気にせずミルクティーを味わいたい方はクリープを使ってもいいでしょうし、本格的なミルクティーを淹れたい方はやっぱり牛乳を用意して、入れる順番にもこだわってみてはいかがでしょうか。