最近は自宅で花や野菜を育てて家庭菜園を楽しんでいる方が多いですよね。
でも、天候などに左右されるので管理が大変という声も多く聞かれます。
台風の時、プランターをそのままにしておくと飛んでしまうって本当なのでしょうか?
今回は、台風が来るときにプランターをそのままにしておくと飛んでしまうのか、プランターの固定方法や、台風の直撃によって野菜がどうなるのかについてご紹介します。
台風でプランターが飛ぶ??
台風の力はすごく、プランターなんかは飛んでいくことも想定しないといけません。
野菜などを育てているプランターや植木鉢などは、外に置いている家庭が多いと思います。
でも、台風などの強風が吹く時ってそのままにしていいのか不安になりませんか?
台風が来て暴風雨が予想される時には、ベランダや庭に置いているプランターや植木鉢などは必ず屋内にしまっておくことが重要なんです。
なぜかというと、プランターや植木鉢が暴風によって飛んでしまう危険性があるからなんです。
さらに、プランターや植木鉢が飛ぶだけでなく、倒れたり転がったりして割れてしまい割れてしまうと、その破片が飛んで窓ガラスを割る危険性があるんです。
実際に、ベランダに置いておいた植木鉢が台風による暴風で飛んでしまい、電線を切ったり落ちてきて人に直撃したという事故も起きています。
夜間は街灯などが無ければ暗いですし街灯があっても停電していたら辺りは真っ暗になってしまいます。
また、台風が来ている時は外でも薄暗い感じになるので自分が居る周辺の状況を把握するのが困難になりますよね。
そんな状況でプランターや植木鉢が落ちてきても気づくことが出来ず、事故になってしまうというわけなんです。
プランターや植木鉢だけではありません。
いつも外に置いているような「剪定はさみ」や「スコップ」などの園芸用品も屋内にしまっておくことが重要ですよ。
これらの園芸用品も暴風によって飛んでいき、人や家屋を直撃する危険性が高いです。
台風の暴風だけでなく強風が吹く時には、物の大きさに関係なく飛んで行ってしまいます。
また、プランターや植木鉢はそもそもが重いものもありますし、土も入っているのでかなり重くなっているものが多いです。
「重くて人が動かすのに大変だから飛んでいくことは無いだろう」と考えがちですが、これは間違いです。
硬いものや重いものほど、飛ばされると人は物に当たった時の衝撃は大きくなるため、非常に危険です。
かなり重量のある物でも、台風の暴風ではとても簡単に飛んで行ってしまうので、外に出ている物は可能な限り屋内にしまっておくようにしましょう。
ただし、屋内にしまっておく時は玄関に置いておくのはやめてください。
万が一、居住する自治体に避難指示や避難命令が発令された時に邪魔をする可能性がありスムーズに避難することが出来なくなるので危険ですよ。
台風の時のプランターの固定方法
大きすぎたり重すぎたりして屋内にしまえない場合もありますよね。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
大きすぎたり重すぎたりする場合は、屋外でもなるべく風の影響をうけないような場所に1か所にまとめて、ロープなどで固く縛って動かないように固定しておきましょう。
葉などが広がっているものは、ビニール紐などでくくって少しでも風の抵抗を少なくなるようにしましょう。
背の高い植物などは、横に寝かせておくといいですよ。
プランターの野菜は台風が直撃するとどうなる??
プランターの野菜が台風の直撃を受けると、プランターが飛ばされる危険性があるだけではありません。
せっかく今まで丁寧に育ててきた野菜がダメになってしまう可能性があるんです。
「収穫まであと少し」という状況であっても、暴風や雨によって茎ごとなぎ倒されたり、苗がダメになったりして実が傷ついてしまう可能性があります。
ピーマンやナスのように実が付く野菜では、特に風にあおられやすいので注意しなくてはいけません。
台風の直撃を受けて実を全てダメにしてしまう前に、早めに収穫するようにしてくださいね。
まとめ
台風などの暴風雨が予想される時には、ベランダや庭に置いてあるプランターや植木鉢は屋内にしまっておきましょう。
暴風によって飛んでしまい、窓ガラスを割ったり人に直撃して事故を起こす危険性が高いです。
大きすぎたり重すぎて屋内に運ぶことが難しい場合には、風の影響をなるべく受けないような場所に1か所にまとめておき、ロープなどで固く縛って固定しておきましょう。
葉などが広がっているものは、ビニール紐などでくくって少しでも風の抵抗を少なくなるようにしてください。
背の高いものは横に寝かせておくと安心ですよ。
プランターの野菜が台風の直撃を受けると、プランターが飛ばされる危険性があるだけでなく、育ててきた野菜をダメにしてしまう可能性があります。
暴風などによって傷がついたり倒れたりすると、食べられなくなってしまいます。
台風で傷がついて食べられなくなる前に、収穫しておくといいでしょう。
私達の手では重たいプランターでも、台風の暴風雨による力ではとても簡単に飛んでしまいます。
近年では、台風などの暴風雨による被害が増えているため、可能な限りの対策はしておくことが安心です。
台風が来そうな時に慌てて対策を講じるのではなく、すぐに対策がとれるように日ごろから準備しておくようにしましょう。