ゆで卵は栄養もあるし、見映えもあり、日頃の食事に大活躍です。
しかし、気になるのがその茹で加減。
人によって好みが違うし、使い方によってもゆで加減を変えたいものです。
半熟といっても、形がないほどトロトロだったり、白身は固まり気味ぐらいが良かったりなど、本当にさまざまな茹で加減があります。
また、それが自分の狙い通りに茹でられないのが難しいところです。
ここでは、ゆで卵を作る時に火を止めるとどうなるのか、ゆで卵を作る時の火加減、火を使わないゆで卵の作り方について紹介していきます。
ゆで卵を作る時火を止めるのは?
ゆで玉子なんて本当にシンプルな料理ですが、茹で加減も難しいし、火が強いと殻が割れてしまうこともあります。
そこで、最近話題なのが、沸騰したら火を止めるゆで卵の作り方です。
キッチンタイマーで細かく茹で時間を計る必要ナシ!
沸騰したら火を止めて、お湯が冷めるまで鍋に放置するだけの余熱で作るゆで卵が、黄身がねっとりしていて美味しいと評判です。
完全に固まっているけれど、ゆで卵特有の臭いや臭みもなく、簡単で美味しく作れます。
しかも、省エネで手間がかからないといいことづくめの作り方です。
放置時間を短くして、5分ぐらいで鍋から取り出せば、半熟玉子も作れます。
外食を控える昨今は、自炊を始める人が増えています。
ゆで卵が簡単に作れれば、料理のレパートリーが広がるでしょう。
ゆで卵を作る時の火加減ってどうしたらいい?
ゆで卵の作り方、調べれば調べるほどいろいろあります。
水から茹でたり、お湯から茹でたり、卵は冷蔵庫から出しておいた方がいいとか、沸騰したら弱火にして〇分とか、細かくあります。
しかし、卵を割ってみないことには、中の固まり度合いが分からないから、難しいものです。
目で見て確認できれば、火を止めるタイミングが分かるのに・・と思いませんか?
結局、卵自体も大きさがさまざまで、目安としか言いようがないのです。
おすすめの茹で方は、お湯から茹でて時間を計る方法です。
水から茹でると時間がかかりますし、鍋の大きさなどが茹で時間を左右してしまいます。
沸騰したお湯に卵を入れたら、静かに転がして、茹でていきます。
火加減は大きな泡が出ない程度に調節しましょう。
弱火と中火の間ぐらいで、細かい泡が静かに出ているぐらいです。
大きな泡がブクブクと出ると、卵の殻が割れてしまうことがあります。
沸騰から6分ほどで、黄身がトロトロの半熟玉子ができ上がります。
沸騰から12分ほどで、完全にかたゆで卵になります。
ゆで卵を火を使わないで作れる?
ゆで卵があれば、料理の彩りがきれいになったり、栄養バランスが取れたりします。
急に作りたくなっても、コンロは他の料理で使っていることもありますよね?
そんな時、便利なのが火を使わないでゆで卵を作る方法です。
その1つが、炊飯器でゆで卵を作る方法!
耐熱性のあるビニール袋に生卵を入れて、いつも通りの水加減をした米の上に置きます。
そして、炊飯ボタンを押すだけです。
ご飯が炊きあがった頃には、しっかり固まったゆで卵ができ上がります。
ゆで卵を1~2個だけ作るなら、この方法が便利です。
他にも、コーヒーメーカーなどでゆで卵を作る方法もあります。
また、ゆで卵メーカーというものも人気です。
ゆで卵メーカーには、卵をセットしたら電子レンジで加熱するものや、コンセントにつないで電気で加熱するものがあります。
お湯を入れるだけのゆで卵メーカーもあり、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでの調理に使えると話題です。
しかし、このタイプのゆで卵メーカーで作れるのは固ゆでではなく、温泉卵になります。
ところで、単純に電子レンジでゆで卵は作れないものかと思いませんか?
実は、生卵を電子レンジで加熱すると爆発してしまいます。
電子レンジで卵を加熱する場合は、必ずゆで卵メーカーを使いましょう。
まとめ
ゆで卵には、本当にさまざまな作り方があります。
とても手間がかからないのが、沸騰したら火を止めて放置するだけで作る方法です。
早めに鍋から取り出せば、半熟玉子も作れると人気です。
鍋でゆでる時は静かに沸騰するぐらいに、火加減を調節することが大切です。
炊飯器やコーヒーメーカーを使えば、火を使わずにゆで卵を作ることもできます。
ゆで卵メーカーを使っても、コンロを使わずに作れます。