は味噌汁とご飯が基本ですよね。
でも、一人暮らしだと、味噌汁はフリーズドライやレトルトのお湯をかけるだけで作っていることも多いのでは?
なかなか、一人分の味噌汁を作るのは難しいものです。
今回はは、一人前の味噌汁の味噌の量、味噌を入れるタイミング、味噌だけで味噌汁を作るのはどうなのかについて紹介していきます。
節約のためだったり、自分好みの味噌汁が作りたかったりする人の参考になれば幸いです。
味噌汁の味噌の量は一人前だとどれくらい?
大手の味噌メーカーによると、味噌汁一杯を200mlと考えて、それに対して使う味噌は大さじ1杯(18g)と設定されているようです。
もちろん、好みがありますから、これを基準に多少調節しても良いでしょう。
実際に、計量スプーンを使って、味噌をすくうと、くぼみに味噌がこびりついて、使いにくいし、正しく軽量しにくいこともあります。
そのため、計量スプーンで味噌の量を測るのではなく、秤を使った方が使いやすいです。
でも、味噌1杯を計量するために、秤を出すのも面倒に思うかもしれません。
そんな時は、計量味噌マドラーを使うと、とても便利!
計量みそマドラーとは、泡だて器をすごく小さくしたようなもので、針金が丸くなっている部分に味噌を入れると、ちょうど一人分の味噌が取り出せるようになっています。
そのまま、鍋に入れて、くるくるかき混ぜると、味噌が溶かしやすいので、本当におすすめです。
そんなにきっちり計量しなくても、大体の味噌の量が分かればいいと人は、おたまで味噌をすくうのが簡単です。
一人分の味噌の量は、大体、梅干し1個分の大きさと言われていますから、お玉の先で軽く味噌をすくって、見た目で判断しましょう。
あとは、鍋に味噌を溶かしてから、味見をして調製してもいいですね。
また、味噌の種類によって、一人分の味噌汁に使う味噌の量が変わることがあります。
一般的には大さじ1杯でも、味噌によって使われている塩分量が異なるので、塩分が多い味噌の時は量を少なめに、塩分が少ない時は量を多めにすると、失敗がありません。
味噌汁に味噌を入れるタイミングはいつ?
よく言われているのは、味噌を入れるタイミングは煮えばなです。
つまり、出汁を取って、具材を煮込んで、一番最後に沸騰する直前に味噌を溶かし入れ、すぐに火を止めることで、香り豊かな味噌汁に仕上がります。
根菜類など、味噌の味を具材に染み込ませたい時は、使う味噌の半量を先に入れて煮込み、その後で、残りの半量を加えるという方法もあります。
味噌は90℃以上で加熱し続けると、どんどん香りが飛んでしまいますので、火加減にはくれぐれも気を付けてください。
味噌汁を味噌だけでだしを入れずに作るのは?
味噌汁作りというと、だしを取るのが難しく、面倒に感じますよね。
最近では、だしの素やだしパックもありますけど、分量が3人前ぐらいなので、一人分にするのが大変です。
そこで、一人分の味噌汁づくりを驚異的に簡単にしてくれるのが、だし入り味噌。
これを使えば、だしを取らず、最後にだし入りみそを使うだけで、本当に便利です。
だし入り味噌を使わずに、味噌汁を作る方法もあります。
それは、だしが出てくる具材を使うこと!
例えば、一番最初に鰹節を入れ、その後、肉類や魚介類を煮込むと、グッと旨味が出てきます。
手軽なところでは油揚げを入れるだけでも、旨味があります。
青のり、あおさ、とろろ昆布、すりごまなどを入れても、風味がいいです。
鯖缶を使えば、缶の汁がそのままだし代わりになってしまいます。
毎日の味噌汁づくり、きちんとした作り方でなくても、意外と美味しく作れるものです。
作り方にこだわるよりも、味噌汁を飲んで、熱中症対策や健康維持に役立てられたらいいですよね。
まとめ
一人分の味噌汁を作る時、味噌の量は大さじ1杯ですが、おたまで梅干し1個分ぐらいの味噌をすくってもいいでしょう。
味噌を入れるタイミングは、具材を煮込んで、一番最後です。
味噌は沸騰させると香りが飛んでしまいますので、沸騰する前に火を止めます。
だしが無くても、便利なだし入り味噌を使えば、美味しい味噌汁が作れます。
また、だしが出る具材を使えば、わざわざだしを取らなくても、香り豊かな味噌汁になります。