古いお米って普通に炊いてもパサパサしたりして美味しくないなぁと感じることはありませんか?
食べきれず捨てるのはもったいないし、どうすればいいのか困ってしまいますね。
今回は、古くなったお米の使い道ってあるのか、古いお米の処分方法、寄付できるのかについてご紹介します。
古い米の使い道ってある?
古くなったお米は食べられる状態であれば食べても問題ありません。
ただし、古いお米はパサパサしがちなので普通に炊いても美味しくないんですよね。
古いお米を炊いて食べるのであれば、パエリアなどにすると美味しく食べられますよ。
また、おかきにして食べるのもアリです。
通常通りお米を炊いたらボウルに移して潰し、クッキングシートなどで平たく伸ばしてから電子レンジで加熱するだけで作れますよ。
カリカリのお煎餅になってしまえば、古いお米独特のパサパサ感を感じることなく美味しく食べられます。
食べるのはちょっと…という場合には、野菜のゆで汁に使うのがオススメです。
たけのこのアク抜きにぬかを使うのと同じで、古米のとぎ汁で下茹ですると簡単にアク抜きが出来てえぐみを取ることが出来ます。
たけのこだけでなく、大根や人参、里芋なども下茹でに使えますよ。
さらに、とぎ汁は下茹でに使うだけでなくいろいろな使い道があるんです!
拭き掃除や植物の水やり、洗い物など使い道がたくさんあるんですよ。
拭き掃除はただの水でやるよりも床がピカピカになります。
しかも、自然の物なので市販のワックスなどを使うのに抵抗がある小さな子供が居る家庭では、安心して使うことが出来ますね。
とぎ汁に含まれる豊富な栄養が肥料代わりになって植物を元気にすることが出来ますし、鍋やカレーなどの油汚れにはとぎ汁を浸けておくと油が浮いて洗いやすくなるんです。
洗剤を節約することが出来ますし、洗い物の手間が省けてラクチンな片付けが出来るのは嬉しいですね。
古い米を処分するには?
当然ですが、古いお米にカビが生えていたり虫がわいている状態だと、食べたり他の方法で活用することが出来ません。
残念ですが、使い道が無いと廃棄処分するしかないですね…
廃棄処分する場合は生ごみとして破棄しましょう。
ビニール袋などに入れてしっかりと空気を抜いて口を縛り、燃えるゴミの日に捨てるようにしてくださいね。
古い米は寄付できる?
実は、古いお米の寄付を受け付けている企業や団体があるんですよ。
食べきれないほどの大量の古いお米がある場合には、寄付するのも一つの方法です。
寄付を受け付けている企業や団体は、いろいろあります。
バルーンギフトのお店では、バルーンの重りに使うために古いお米を募集しています。
また、白鳥のエサにするためや、食べ物に困っている人へ支援する目的で活動している団体(フードバンク)でも古いお米の寄付を受け付けているところもありますよ。
食べきれない古いお米が誰かのために役に立つのは嬉しいですよね。
ただし、いずれもカビや虫の発生が無く、食べられる状態のお米が募集の対象になります。
また、配送料は送り主負担になっていることが多いので、必ず条件などを問い合わせて確認してから送るようにしましょう。
自宅近くなどに募集しているところがあれば、持参できるかもしれないので探してみるのもいいでしょう。
まとめ
古いお米は「おかき」を作ってカリカリのお煎餅のようにしてしまえば独特のパサパサ感を感じることなく美味しく食べられますよ。
食べることに戸惑いがある場合には、野菜の下茹でに使ってアク抜きをすると良いでしょう。
たけのこや大根、人参、里芋など下茹でしたい時にぜひ使ってみて下さいね。
他にも、拭き掃除や植物の水やり、洗い物などにも使うことが出来ますよ。
カビが生えたり虫がわいているような古いお米は廃棄処分するしか方法がありません。
生ごみと同じなので、ビニール袋などに入れてしっかりと口を縛り、燃えるゴミの日に捨てましょう。
カビや虫などがなく食べられる状態の古いお米は、フードバンクなどに寄付することも出来ます。
古いお米の寄付を受け付けている企業や団体があるので、探してみるといいですよ。
古いお米は美味しくなかったりするので、食べる気持ちになれない場合があります。
食べなくても活用方法はたくさんありますし、寄付などで誰かの役に立つこともできるのは嬉しいですよね。
古いお米が眠っているのを見つけた時には、さまざまな活用方法を試してみてくださいね。