僕は幼い頃に、柏餅の葉を母に取ってもらった記憶があります。
そして大人になった今でも、端午の節句には柏餅をおいしく食べています。
でもこの柏餅、包んでいる柏の葉っぱを食べるという話を聞くことがあります。
今回は、柏の葉っぱを食べる?食べれる?食べない?について綴って行きます。
柏餅の葉っぱは食べるモノ!?
僕は子供の頃、母親から柏餅の葉っぱは取って食べるモノだよ~と教えられました。
えぇ、柏餅の葉の部分を取ってから、あんこが入っているお餅の部分を食べるといことを意味しています。
なんでこんなことを書くのかと言いますと・・・
柏餅は葉っぱを取ってを食べるモノだという固定概念を持っていたのですが、葉っぱを取らずにそのまま柏餅を食べる人がいることを知ったからなんです。
正直ビックリしました( ゚Д゚)
僕の甥っ子くんは、赤ちゃんの頃に離乳食として砂糖が入っていないヨーグルトやレモンを好んで食べていました(*^-^*)
慣れということもあったのでしょう、保育園に入る年頃になっても「レモンと梅干ししゅき~(好き)♪」と言いながら、酸っぱいモノをバクバク食べていました(笑)
レモンにしろ梅干しにしろ、大人が食べてもかなり酸っぱいモノなのですが、味覚が鋭い子供でも酸っぱいモノに慣れちゃうと、普通に食べれるものなんだな~と当時思ったのものです。
もしかして、柏餅の葉っぱを食べるという人も・・・育った家の環境で慣れていて、食べるのが普通になっているのかもしれませんね。
柏餅の葉っぱは食べれるのか?
まぁ桜餅の葉っぱなら、食べるのはわかるんですよね~。
少し塩味がついていて、桜の香りがして春を感じさせてくれます。
ウチは、母親に「桜餅の葉っぱも食べちゃダメ!」と育てられましたが・・・
柏餅については、葉っぱについたお餅が取りにくくて…間違えて少しだけ食べちゃったことがあります。
まぁね、、、おいしいとは思えなかったです・・・
表面が固くて、筋が気になっちゃって、、そして味が葉っぱ(笑)
「こりゃ食べちゃダメだなぁ~」というのが、柏餅の葉っぱを食べてしまった時の僕の感想です㊙
葉っぱが食べられるのかを考えると???となる柏餅ですが、柏餅を作る際に柏の葉ではなく、違う葉っぱを使って包む地域もあります。
柏の葉の代わりに使う葉っぱは、サルトリイバラが有名ですがが、他にはミョウガ、ホオノキなどが使われています。
サルトリイバラは茎の先端に解毒作用、ホオノキの葉には胃腸の動きを活発にするなど、実際に口にしても害がない葉っぱでお餅を包んでいる場合もあるんですよ~。
もしかしたら柏餅の葉っぱを食べる人は・・・柏の葉以外で作られた「柏餅のようなおもち」の葉っぱを食べていたことが、そのまま習慣のような形で残っているのかもしれませんね~。
ちなみに、柏餅の葉っぱの代用になりそうなものって、他にもありますよ~
⇒柏餅の葉っぱの保存方法は?どこで買える?代用できるものは?
柏餅の葉っぱは食べない!?
柏の葉は新しい芽が伸びてこないと古い葉が落ちないことから、家系が途絶えない→子孫繁栄の象徴とされ、そこから柏餅を食べるようになったと言われています。
子孫繁栄を願うことから端午の節句に柏餅を食べる風習があるのですが、、、縁起の意味や香りづけで、柏の葉を使う場合が多いんだろうなぁと考えられます。
僕は祖母に昭和20年代の頃の話を聞いてみたのですが、山に取りに行ったり柏の木がある家からもらった葉っぱに、餅をつつんで蒸していたそうです。
蒸すことで柏の葉の香りが餅について、風味がよくなるそうです。
祖母には「葉っぱはニガいし、飾りなので食べちゃダメだ」と言われました(笑)
ニガい!?と知っているなら、ばぁちゃんも食べたことがあるってこと??(;^ω^)
最近売られている柏餅に使う葉っぱは、中国や韓国の輸入品が多いです。
もしかしたら、日本の農薬取締法で規制されていない農薬が使われている場合も考えられますよね。
葉の表面だけならキレイにすることはできるのかもしれませんが、残留しているものがあるかもしれないことを考えると・・・
柏餅の葉っぱを食べることは、なんだか怖いなぁと感じてしまいますね。。。
まとめ
柏餅の葉っぱが食べられるかについて書いてみました。
実際の柏餅に使われている葉っぱは、味や食感的ににおいしいとは思えないモノです。。。
口にしても害のない葉っぱで包まれた柏餅の葉っぱならば、食べても大丈夫ですよ!
ただし、あまり見慣れない光景でびっくりされることも多いでしょうし、人前では食べない方がいいかもしれませんね㊙