昔からあるこたつ、今でも愛用している人が多いですよね。
空気が乾燥しにくいし、それでいて十分温まることができますから、本当にやみつきなります。
そこに、アルミシートを敷いたら、もう最強ではないでしょうか。
アルミシートで床からの冷えを抑えたら、完璧ですよね。
でも、不安な点がいくつかあります。
今回は、こたつにアルミシートを敷くとカビが生えるのか、実際のアルミシートの効果と使い方について紹介していきます。
こたつにアルミシートを敷くとカビが生える?
フローリングにアルミシートを敷いて、その上でこたつを使うと、フローリングにカビが生えることもありますね。。。
最近の住宅は畳やカーペットの部屋よりも、ダントツに多いのがフローリングの部屋です。
そこに、こたつの敷布団を敷いて、その上に、こたつを設置しても、座ると冷たいですよね。
そこで、キャンプなどのアウトドアでレジャーシートと組み合わせて使うことが多いアルミシートを利用すると、フローリングからの冷えを抑えられるわけです。
敷布団を使用しないで、直接、こたつを設置している場合は、床材へのダメージも心配です。
こたつの脚が床を傷つけることもありますので、アルミシートを敷けば、傷の防止にもなります。
アルミシートは薄くても断熱効果がありますが、厚みがあるものを利用すれば、冷たさを感じにくくしてくれます。
厚手のアルミシートはクッション性がありますから、座り心地もよくなります。
また、防音効果も期待できそうです。
100円ショップのアルミシートしか用意できなくても、薄手ですが、断熱効果はあります。
アルミシートを敷いていない時に比べると、その差は歴然です。
アルミシートはこたつの下に敷くだけではなく、掛け布団と同じように使う方法もあります。
この場合は、薄手の方が使いやすいですね。
暖房器具がこたつではなく、ヒーターやストーブなどでも、アルミシートを床に敷いたり、窓に貼ったりしますと、外気を断熱してくれます。
省エネ、節約にも一役買ってくれそうですね。
でも、こたつにアルミシートを敷くと心配な点があります。
それは、アルミシートを敷くと、その下にカビが生えそうな気がするのです。
たしかに、アルミシートを窓に貼ると、たしかに窓からの冷気は防げるのですが、びっしりと結露してしまいますよね。
小まめに掃除しないと、結露によるカビが発生してしまうこともあります。
それと同じような現象が、こたつの下で起きているかと想像すると、やっぱり、カビが心配です。
こたつにアルミシートを敷いた時の効果は実際どう?
こたつの中には熱線(赤外線)を発するヒーターが付いていて、アルミシートを敷くと、その熱線が反射し、温まる効果は絶大です。
ただし、アルミシートには吸水性がないので、若干、蒸れた感じになりますし、表面がつるつるしているので、転倒などに注意してください。
その点、アルミシートの上にこたつ用敷布団やラグなどを被せて、こたつを使用するのもおすすめです。
赤外線の反射がないので、温まる度合いは下がりますけれども、床からの冷えを抑えることには変わりませんし、温まったこたつの中も冷めにくいです。
使用感としては、この方が快適と感じるかもしれません。
こたつでのアルミシートの使い方!
こたつの下にアルミシートを敷くのは効果があると分かりましたが、カビを発生させないようにするにはどうしたらいいでしょうか?
そこでおすすめなのが、吸湿シートです。
本来、これは押し入れなどの下に敷いて、こもってしまいがちな湿気を吸い取るものですけれども、こたつの下の床とアルミシートの間に挟んでおくと、同様の効果が得られます。
敷布団やマットレスなどの下に敷いて使う吸湿パットでも代用可能です。
また、小まめにこたつをどかして、床を掃除することもカビ対策になります。
天気がいい日はこたつ布団を天日干しするのもカビ対策になりそうです。
温まるこたつの下がカビだらけでは気持ちが悪いものですから、日中の温かい時間などに定期的に掃除できるといいですね。
まとめ
こたつの下にアルミシートを使えば、床からの冷えを抑えることができます。
しかし、心配なのがカビのこと。
アルミシートの下に吸湿シートや吸湿パットなどを使って、カビの原因となる湿気を吸収するようにしましょう。
また、時々、こたつをはずして、床を掃除することで、カビさせないようにしてくださいね。