いろいろな暖房器具がある中でも、比較的、電気代がかからないと言われているこたつ。
しかし、さらに節電したいものですよね。
布団がかかっていて保温効果もあるから、こたつを頻繁に消せば電気代が下がるかしら?
何か、こたつを使いつつ節電する方法はないかしら?
今回は、こたつの電気代はつけたり消したりで変わるのか、つけっぱなしだといくら位かかるのか、電気代の節約方法について紹介していきます。
こたつの電気代はつけたり消したりで変わる?
まず、一般的なこたつの商品電力は600wで、東京電力の基本プランで算出すると、こたつを1時間つけた時にかかる電気代は15.54円です。
しかし、こたつは掛布団や敷布団がありますから、最初に暖まってしまえば、消しても暖かさが保たれますよね。
頻繁につけたり、消したりすれば、電気代が安くなるかしら?
それとも、つけっぱなしの方がお得?
エアコンなどは、あまり頻繁なオンオフは推奨されないですよね・・・。
実は、こたつは適度につけたり消したりすることで、電気代を節約できます。
既に、多くのこたつには自動的にオンオフする、サーモスタット機能が搭載されています。
この機能によって、通常の電気代よりも40%も節電できているそうです。
40%の節電は大きいですよね!
たかが1時間16円程度でも、1日12時間以上使う家庭もあるでしょうし、1シーズンのトータルで考えると、大きな節約なるでしょう。
さらに、暖まったこたつの内部が冷えないようにする工夫をすると、1時間1~4円しか電気代がかからないようにもできるそうです。
その工夫については、後半で紹介しますね。
コタツのつけっぱなしは電気代はいくらくらいかかる?
工夫次第では1時間に1~4円しか電気代がかからないコタツ。
24時間つけっぱなしでも、電気代は100円以下です。
コタツでテレワーク、食事、仮眠など、24時間使っている人もいるでしょう。
コタツに家族が交代で入るから、1日中電源入れっぱなしの家庭もありますよね。
それでも、100円以下は素晴らしいですが、1か月で考えると3000円です。
最近では、布団レスコタツというものがあるのは知っていますか?
コタツは好きだけれど、布団をかけるとかさばるし、見映えがよくないなどの理由で、布団レスコタツを選ぶ人も増えています。
インテリアに映えるとか、掃除しやすいというメリットもあります。
しかし、布団レスコタツの場合、1時間あたりの電気代は7~8円です。
24時間つけっぱなしでは、1日200円近く電気代がかかりそうです。
人気の布団レスコタツでも、やっぱり寒いということで、ひざ掛けなどを使う人も多いようです。
自分のライフスタイルに合わせて、節約方法を選びましょう。
こたつの電気代を節約する方法!!
暖房器具によって、電気代はかなり変わります。
電気ストーブなら、1時間当たり約26円もかかります。
ホットカーペットでも、1時間当たり約7円かかります。
さて、おまちかねのこたつの電気代をさらに節約する方法を紹介します。
この方法を実行すれば、こたつの電気代が1時間あたり1~4円になるそうです。
あくまでも目安ですが、電気代をかけずに、寒い冬もしっかりと暖まりましょう!
まず、こたつを使う時は掛布団を使いましょう。
インテリアの関係で、こたつの下にラグを敷くけれども、掛布団を使いたくない人もいるようです。
しかし、それではちっとも保温性がありません。
節約するなら、掛布団は必須です。
そして、こたつの下に敷いたラグや敷布団の下には、さらに断熱材を敷きましょう。
断熱材を使って、床からの冷えをシャットアウトするのです。
さらに、こたつの中に湯たんぽを置くのが裏技です。
湯たんぽはこたつ内に使える素材かどうか、確認してから使ってくださいね。
湯たんぽを入れておくと、こたつの中が冷えにくくなります。
このような工夫を実行すると、こたつの設定温度は常に弱でも十分暖かくなります。
サーモスタット機能搭載のこたつであれば、本当に必要な時だけオンになり、オフの時間が長くなるでしょう。
あとは、こたつに出入りする時に密閉性に注意することです。
掛布団がめくれたままでは、暖まった空気が逃げてしまいます。
出入りする時に、隙間を作らないように気を付けます。
このような節約方法で、1シーズン約1000円以上、電気代を下げた例もあります。
こたつの使い方次第で、節約ができるのですね。
まとめ
こたつの電気代はつけたり消したりすることで、減らすことができます。
最近のこたつにはサーモスタット機能があり、自動でオンオフするようになっています。
こたつは24時間つけっぱなしでも、電気代は100円以下です。
しかし、掛布団がないと、電気代が約2倍かかります。
こたつはさらに断熱材を敷いたり、湯たんぽを入れたり、使い方を工夫すると、さらに節電できます。
電気代をかけずに、こたつでしっかりと暖まりたいものですね。