雪が降り積もって、すっかり様変わりした外の様子に見とれてしまいます。
しかし、それもつかの間。
外へ出るには雪かきが必要になってきます。
雪国の方は慣れたものでしょうが、年に数回しか雪が積もらない都心部では滅多にしない雪かき。
ここでは、雪かきする時のおすすめの服装について綴っていきます。
雪かきの時の服装って?
雪が積もっていますから、当然、かなり寒いですが、雪かきは結構、重労働!
ほどほどに防寒しつつ、動きやすい服装をします。
まず、水がしみにくい防水加工された上着やズボンを用意しましょう。
スキーウエアが一番妥当ですが、なければ、レインスーツを着て、中に厚着しても良さそうです。
それから、やはり防水性のある手袋や長靴も用意しましょう。
スキーのグローブが最適ですが、無い場合は、軍手にナイロン製の手袋やキッチングローブでも代用可能です。
靴もスノーブーツなら滑り止めもあり、雪が上から入らないように縛れるので最適ですが、無い場合は雨用の長靴も大丈夫です。
雪が深く積もっているところは踏まないようにして、上から雪が入らないように作業してください。
寒さ対策に、毛糸の帽子や耳当て、ネックウォーマー、靴下2枚履きもおすすめです。
雪かきの時間帯にもよりますが、雪かきをしているうちに暑くなってくることもありますので、防寒対策は控えめにしておいた方が無難です。
あと雪の上を歩く際、意外なモノで滑り止めの代用ができますよ~
雪かきで汗だくになる?
ふわふわで軽そうな雪ですが、降り積もったり、凍って固くなったりすると、雪かきは予想以上に大変になります。
その運動量はウォーキングなどよりもハードなバスケットボール並みとも言われています。
実際、スコップやママさんダンプを使っての雪かきは、翌日に筋肉痛になることも(^-^;
玄関から自宅前、車の上や周辺など、雪かきする範囲は広く、30分以上かかる場合もあるでしょう。
最初は寒くても、次第に汗だくになってくることがあります。
防寒のために着たジャンパーが、逆に体から出た熱や汗を閉じ込めてしまう作用があるんですよね~。
場合によっては、長靴やブーツの中まで汗で湿ることも。。。
ですから、下着は防寒のヒートテック素材より、吸水性の良い素材のものがおすすめです。
ヒートテックでは熱が逃げないので、かえって身体を冷やしてしまう可能性があります
。
中に着るものも、セーターなどより、ジャージなど、汗をかいたら洗濯しやすいものが良いでしょう。
背中に手ぬぐいやフェイスタオルなどをあらかじめ入れておいて、雪かきを終えたら、後ろ襟から汗を吸ったタオルなどを引き抜く方法もあります。
ネックウォーマー替わりに、首にタオルを巻いて、汗拭きも兼ねるのも良さそうです。
とにかく、汗をかいたら、早めに着替えて、身体を冷やさないようにご注意ください。
雪かきで腰痛予防になるものって?
雪かきというと、掃除の部類に捉えがちかもしれません。
だからといって、日頃運動していない主婦に押し付けないでください。
見た目よりハードな雪かきは家で一番体力に自信のある方、できれば2名以上で行いましょう。
一人より大勢で行った方が短時間で終えられます。
まず、雪かきを始める前に、5分程度、準備運動を行いましょう。
寒さで筋肉が固くなっていますから、肩回し,腰回し、屈伸などをして、身体を温めます。
それから、雪かきする際には、腰をしっかり低くして、身体全体で雪を持ち上げましょう。
腰を低くしないで雪を持ち上げると、腰を痛める危険があります。
一気に雪を動かしたいところですが、少しずつ雪かきをした方が腰を痛めません。
腰をひねって、雪を遠くに投げるのは腰に負担がかかりますので、姿勢に十分注意しましょう。
腰痛対策に、ベルトやコルセット、さらしなどを腰に巻くのもおすすめです。
適度に休憩を入れ、水分補給して、身体に負担がかからないように気を付けてください。
まとめ
事故を防ぐために、雪かきはとても大切なことです。
十分に雪かきされていないと、歩いていて滑ったり、車が通行できなくなったりすることがあります。
でも、雪かきと簡単に言っても、それなりの準備が必要です。
わざわざ、たまにしかしない雪かきのためにあれこれ買う必要はありませんので、家にある物を工夫して使いましょう。
ポイントを抑え、風邪や腰痛にならないように注意して、雪かきを行ってくださいね♪